無線センサーネット技術

 1) 観測ノード sNet-920 水位・実効雨量
2) 監視制御装置(PC)
ARIB STD T-108 準拠
パソコン
FAパソコン推奨
通信方式
920MHz帯 アドホック・マルチホップ通信方式
基本OS
Microsoft WindowsXP、Windows7 またはWindows8
送信出力
20mW
メモリ容量
2GB以上
ノード間通信距離
見通しで約1000m
ハードディスク空容量
10GB以上
(環境、天候により、~2000m)
RS-232C 1ポート
通信インターフェース
最大ノード数
30ノード/1アクセスポイント
USB接続(オプション)
最大ホップ数
20ホップ
RS-232Cポートが無いパソコンの場合は、
水位計入力
シリアル 2Ch RS-485
USB - RS-232C変換ケーブルを使用
雨量入力
0.1mm/0.5mm/1.0mm 無電圧接点入力
ディスプレイ
Windows 対応 1024 × 768 ドット以上の解像度を推奨
電源
内蔵電池 リチウム電池 3V 2200mAh×4本
その他
キーボード、マウス
電池寿命
約 2年以上 (入力 1ch) 自動計測:1時間 警報なし
太陽電池
0.6~4.8V 3~4W 約5~8年
4) 監視制御装置(機能)
(オプション)
設置状態表示
PC背景の地図・写真上にノードを配置表示、
環境条件
温度:-20~+60℃ 湿度:10~90% (非結露)
無線リンク状態表示
寸法・重量
160W×110H×60Dmm(アンテナを除く)約1.2kg
ノードをクリックで各ノードの最新計測情報を表示
防水規格
IP65 (防塵、全方向噴流保護)
最新情報表示
無線センサーネット技術
sNet-920 水位・実効雨量
適用規格
水位・雨量(実効雨量),ワイヤーセンサー,土石流振動センサーによる
無線式土石流監視警報システム
土石流振動センサー
監視カメラ
太陽電池
上流の砂防堰堤、危険な沢に設置し、スネーク曲線
を元にCL値、EL値、WL値を超えた雨量を検知する
と無線で通報します。
また水位の急な上昇を検知すると通報します
さらに、ワイヤーセンサの断線、土石流振動を検知
しても通報します。
ワイヤーセンサ
土石流警戒!
水位・雨量ノード
また、現地の状況を静止画で見ることができます。
ノード一覧表示、ノード種別選択表示
(18ノード以上はスクロール表示)
3) アクセスポイント
自動計測
指定された時間間隔で自動計測
適用規格
ARIB STD T-108 準拠
手動計測
指定された複数のノードを、即時計測
通信方式
920MHz帯 アドホック・マルチホップ通信方式
警報判定
各ノードの警報判定条件を設定
送信出力
20mW
警報情報表示
各ノードからの警報をポップアップ表示
ノード間通信距離
見通しで約1000m
中継器
見通し 1000m~
(表示項目:ノード№、発生時刻、警報内容)
(環境、天候により、~2000m)
通報メール機能
メール環境があるシステムでは、メール通報します。
最大ノード数
30ノード/1アクセスポイント
ノード情報取得
設定情報、統計情報、ノード仕様、電池電圧を表示
最大ホップ数
20ホップ
計測情報記録
自動計測により、計測された情報を記録保存
信号出力
RS232C 1量
電源
DC3.6~5.25V
環境条件
温度:-20~+60℃ 湿度:10~90% (非結露)
グラフ表示
計測済みの情報を、各ノードタイプに合った形式で表示
寸法
70W×100H×40Dmm (アンテナを除く)
表示画面印刷
現在表示している画面をプリンターに印刷
重量
約500g
防水規格
IP65 (防塵、全方向噴流保護)
(手動計測情報は記録されません)
雨量計
見通し 1000m~
中継器
ファイル名:<システム名> <年月日時分>.CSV
マルチホップ通信
6)転倒ます型雨量計
5)水圧式水位検出器 ELP-2S
気象庁検定
型式証明取得 (0.1mm計を除く)
精度
3%以下(詳細省略)
測定範囲
0~10m (オプション 5m,20m,50m)
受入口径
200mm ±0.6mm (0.1mm計を除く)
過負荷
20m/H2O以下
1転倒雨量
0.1mm、0.5mm、または1.0mm
デジタル出力
RS485 (4線式、電源共用)
出力
パルス信号(無電圧a接点) リードスイッチ式
精度
±0.1%FS
保安器
サージアブソーバ 定格電圧 200V.DC 150V.AC
電源
電圧 DC12V (8~28V)
融雪機構
上下ヒーター(オプション) AC100V 200W
温度特性
内蔵温度センサにより出力補正処理
使用温度範囲
0~60℃
材料
口金、外筒:SUS 基台:アルミダイカスト
保存温度範囲
-10~60℃(ただし凍結,結露なきこと)
塗装色
N9 G80 (白色ウレタン) 口金部塗装無し
ケーブル
4芯シールド 大気開放用パイプ付
材料
本体,ダイヤフラム:SUS316L
重量
本体:約110g
特定小電力無線
最大20ホップ
最大30ノード
外付け
アンテナ
アクセスポイント
携帯電話へ警報通報
サーモスタット 7℃以下でON 温度ヒューズ
RS232C
ACアダプタ
ケーブルを除く
観測ノード sNet-920 水位・実効雨量
AC100V
水圧式水位計
(堰堤背面設置)
水圧式水位検出器 ELP-2S
転倒ます型雨量計
パトライト点灯
オプション
事務所で監視警報
静止画で現地確認
降雨の土砂災害発生基準線(CL)の
設定は任意に行えます。
1.5時間半減の実効雨量と72時間半減
の実効雨量からスネーク曲線を元に
WL値(警戒基準線)、EL値(避難基準線)
を演算しています。
地形(傾斜)、地質、植生状況で半減計数を
設定できます。
携帯電話への警報メール
オプション
代理店
製造元
株式会社 池田計器製作所
〒174-0054 東京都板橋区宮本町35-10
TEL: 03-3969-6611
FAX: 03-3965-7733
http://www.ikeda-keiki.co.jp e-mail: [email protected]
(EL値、WL値は現在の降雨が1時間または2時間
降り続いたと想定して演算します)
№1のノードから
警報通知!!
株式会社 池田計器製作所
カタログは予告なく変更となることがあります。
'15.05.14
無線センサーネット技術
無線式土石流監視警報システム
ゲリラ豪雨の監視
①「システム構成」画面 ノード設置位置が見てわかりやすい。
CL(土砂災害発生基準線)を任意に設定、実効雨量から
スネーク曲線を元に、EL、WLを越えると自動警報
上段の砂防堰堤、沢の水位の異常上昇を監視警報
ワイヤーセンサ接続、断線検知警報
土石流振動センサーに振動が加わると検知警報
監視カメラの併設で現状を静止画で確認
土石流発生
sNet-920 水位・実効雨量
① 写真または地図を背景にし、ノードの位置
を任意に配置し、
観測箇所を目視確認できます。
水位と実効雨量とワイヤーセンサ
さらに振動検知で
土石流を監視します。
無線式だから設置が容易で、緊急時の
対応も迅速にできます。
カメラを併設すると現状を静止画ですが
見ることができます
無線リンク状態を青色線で表示します。
(赤線はホップ状態)
警報が出るとノード番号が赤色に替わり、
どこのノードが警報を発しているかがわか
ります。
各ノードを右クリックすると最新計測情報
を表示します。
WL値突破!
②「一覧表」画面
② 表形式で計測データを表示する画面で、
システムに接続されたすべてのノード
タイプの最新計測情報を 表示します。
CLを任意に設定
実効雨量からスネーク
曲線を元に、CL、EL、WLを
越えると自動警報
DataフォルダーにCSV形式のデータを
記録します。
(自動計測設定時)
地形(傾斜)、地質、植生状況
で半減計数を設定
できます。
表示ボタンの選択で、選択されたノード
種別ごとの表示項目名を 表示すると共
に、その計測データ
を表示します。
上段の堰堤上流は
急激に
水位が上昇します。
警戒水位変動幅を
任意に設定できます
③ ノードから各種警報判定情報を受信する
と、その内容をポップアップ 表示し、ログ
に記録されます。
③「警報ポップアップ」画面
システム構成表示では、該当するノードが
赤くなり、一覧表表示では、そのノードの
「警報」欄および該当する計測項目が赤く
なります。
メール送信環境が構築されたシステムでは、
登録された通報先にメール通報します。
④ 監視カメラノード 静止画面(例)
平成24年総務省令
920MHz帯を使用
○○堰堤_カメラ(3R373)_
'15年05月12日13時47分09秒
○○堰堤_カメラ(3R378)_
'15年05月12日13時50分30秒
特定小電力無線 20mW出力
晴天時直視 2000m以上を実証
パソコン表示するとともに、指定フォルダに
地点名、カメラナンバー、カレンダー、時刻と
ともに画像を残します。
山間部でも電波が届きやすい
赤外線カメラの使用で、夜間でも 5m先程度
の画像が写ります。
920MHz帯は、2.4GHz帯と比較して減衰が少
なく、障害物を電波が回り込んで届く特性が高いた
め、市街地、山間部での利用に優れています。
また、無指向性アンテナによるマルチホップは自動的に
経路を選択して通信を行うため、さらに障害に強い無線
通信システムといえます。
④ 監視カメラノード
カメラノードを指定し、静止画が撮影ができ
ます。
現在は 1画面ずつしか表示できません。
山林の中からでも電波が届きます。