平成27年度 館邑会 事業計画

平成27年度
館邑会
事業計画
1.基本理念
館邑会は、誰もが人としての尊厳が保たれ安心して共に生きる社会を目指し、館林・
邑楽地区を拠点に障がい福祉を展開する社会福祉法人として、地域における役割と責任
を充分に自覚し、より専門性・質の高い事業展開を図ります。
また、多様なニーズに応えるべく、計画的な人材育成とコンプライアンスの推進、事
業運営の透明性の確保、関係機関との連携等により信頼される組織運営を図り、もって
地域福祉の推進に努めます。
2.事業運営(設置順)
①
陽光園(障害者サービス事業)の運営
②
第二陽光園(障害者支援施設)の運営
③
てんしゃば(共同生活援助事業)の運営
④
ほっと(相談支援事業)の運営
⑤
ふらっぐ(就労支援事業)の運営
⑥
ういず(障害児通所支援事業)の運営
3.事業経営方針
障害者総合支援法の理念に則り、主に知的障害者・障害児を中心に、その心身の状態、
多様なニーズに応じて必要とされる福祉サービスの提供に努力します。また、現在法人
内の施設やサービスの利用者はもとより、地域で暮らす多くの障がいを持った方々に福
祉サービスを提供できるよう事業を企画していきます。
(1)平成27年度の重点項目
◯安定した事業運営。
〇施設・設備等の整備。
〇人事管理の充実。(欠員募集の求人から計画的な求人、採用と育成の体制整備。)
〇地域連携
(2)事業の長期重点項目
〇日中活動支援事業の充実、利用者の高齢化・重度化に対する支援事業の充実に向け
た準備。
4.法人事業
・理事会の開催
(年4回予定)
・業務会計監査
・評議員会の開催
(年3回予定)
・第三者委員会の開催(年2回予定)
・秋まつりの開催(平成27年10月17日(土)予定)
・研修会の開催及び各種研修会への参加
(年1回予定)
平成27年度 陽光園
事業計画
障がいを持った方の日中活動を支えていくために、より一層事業内容に特色を持たせ、
利用者さんが自分らしい暮らしや生き方を選んでいけるよう、支援を組み立てなければ
なりません。
具体的には事業の目的にそった運営にあたり、働くことを中心にしながらもより充実し
た豊かな活動が出来るよう支援内容に工夫をこらし、また個々のニーズに合った個別支
援プログラムを作成しその実施に努めていきます。
1. 基本理念・方針
・ 明るく楽しい園をめざし、一人ひとりの個性を大切にし、能力・特性の進展に努め
る。
・ 一人ひとりの能力・特性に応じ、生活支援・作業活動を通して、人間性豊かな人づ
くりに努める。
・ 専門職としての自覚を持ち常に研鑽に努め、変遷する社会情勢に適応すると共に、
事業所の運営・管理を円滑にし利用者の支援に努める。
・ 障害者総合支援法に基づき、生存権と生活権の保証を基礎として労働・福祉・保健・
医療・教育等の分野と連携し、ノーマライゼーションの推進と共に、社会生活の資
源を活用しながら社会自立をめざす支援に努める。
2. 事業内容
・生活介護事業
(1) 利用者の意思及び人格を尊重し、常に利用者の立場に立ったサービスの提供
に努める。
(2) 利用者が自立した日常生活又は社会生活を営むことが出来るよう、創作的活
動又は生産活動の機会を提供する。
(3) 介護を要する利用者に対しては、排せつ又は食事の介助、その他の便宜を適切
かつ効果的に行うとともに、安心して過ごせる空間の提供に努める。
(4) 事業を運営するにあたっては、地域との結びつきを重視し、市町村、他の障害
福祉サービス事業者その他の保健医療サービス及び福祉サービスを提供する
者との密接な連携に努める。
※ 作業種:
請負・・・・・秀和ダンボール組み立て・旅行タグ・玉川繊維・
エコトライ
自主生産・・・陶芸・創作活動他
平成27年度
第二陽光園
事業計画
第二陽光園は障害者総合支援法に則った障害者支援施設として、施設入所支援と生活
介護・短期入所を行っています。社会情勢が大きく変化する中、障害者福祉の推移を見
定めながら障害者支援施設が果たすべき役割を自覚して、家族や地域との結びつきを大
事にし、安心して利用していただける施設運営を目指します。
また、利用者にとってより良い生活の場であるための工夫と、職員にとっても働きや
すい職場環境作りに努めます。
1.基本理念・方針
利用者の笑顔と健康を第一とした支援、安全で清潔な生活を提供することができるよ
う、虐待の防止や防災、健康管理等の対策の強化並びに情報公開に取りくみます。また、
利用者の高齢化・重度化が進む中、ぬくもりのある生活の場を作ることを心がけます。
職員は、広く社会情勢に関心を持ち、社会の変化に対応できる常識と感謝の心を持っ
て、利用者・保護者・関係者との協力を進めます。
①利用者の自己選択・自己決定を大事にし、利用者主体の支援に務めます。
②個別支援計画は、利用者本人や家族の希望に添ったものをわかりやすい言葉と文章で
作成し、本人や家族、成年後見人等への説明と同意のもとで支援を行います。
③高齢化による二次的な障害の予防、早期対応に努めます。
④短期入所は、緊急時のご利用だけでなく家族の高齢化や介護疲れなどにも応じられる
ような体制づくりに努めます。
⑤住環境として、また職場環境としての施設設備等の点検整備を行います。
⑥職員は、専門職として援助技術の向上と支援の創意工夫に務めます。また、生活の支
援者としての知識、言動や身だしなみにも留意します。
⑦職員は、実践を通して地域の福祉ニーズを把握し、地域における役割を自覚して業務
に当たります。
2.事業内容
事業名
生活介護
内
容
日中における入浴、排泄または食事の介護、創作活動等の提供、
(定員60名) 支援を行います。
①開所日
月曜~金曜の週5日間
(国民の祝日・お盆休み・
年末年始休業を除く)
②活動内容
施設入所支援
生活支援・パン製造販売・軽作業・余暇支援等
夜間、休日等における入浴、排泄または食事の介護・生活支援・
(定員50名) 余暇支援・創作活動等の提供、支援を行います。
短期入所
(定員4名)
利用中における入浴、排泄または食事の介護・生活支援・余暇支
援・創作活動等の提供、支援を行います。
平成27年度
ふらっぐ
事業計画
障がいのある方とそのご家族、地域の方々のお力添えをいただきながら、事業をはじめて6年目
を迎えます。以来、ふらっぐは、たくさんの人に支えられ、多くのご支援・ご指導をいただきなが
ら成長することが出来ました。30名でスタートした利用者の方も50名を超えました。障がい者
をとりまく制度や状況は、めまぐるしく変化しておりますが、制度に振り回されることなく、これ
からもひとり一人と向き合い、ともに暮らしていく仲間として「働き」と「暮らし」の両側面を支
えていく活動を続けていきます。
【基本理念】『自分らしく働き、自分らしく生きる』
誰もが、障がいの有無にかかわらず個人の尊厳が保たれ、住み慣れた地域で自分らし
い暮らしを最期まで続けることができるよう、就労支援、生活支援、生きがい支援が
連携して提供されるシステムの構築を目指していきます。
【基本方針】
① 笑顔のたえない明るい事業運営を行います。
② 個々の障がいに応じた働きやすい環境づくりを行います。
③ 明るく、楽しく生きる人を育てます。
【事業目標】
就労移行支援事業
1.2名の一般就労を目指します。
2.作業内容・環境の改善に努め、目標をもって取り組める支援体制をつくります。
3.会社見学会・実習を通して就労意識が高まる取り組みを行います。
就労継続支援(B型)事業
1.1か月の平均工賃支給額17,000円を目指します。
2.1名の一般就労を目指します。
3.作業内容・環境の改善に努め、作業に対する達成感や充実感を大切に育てます。
【重点項目】
1.利用者の増員に対応する新たな作業種、作業場所の検討し、開始の準備を始める。
2.群馬県共同受注窓口に加盟し、販路の拡大を行う。
3.「障害者優先調達推進法」の理解、協力を各行政機関に働きかけ受注の確保に努める。
平成27年度
てんしゃば
事業計画
グループホームてんしゃば、そら、あすかにおいて、利用者が地域の一住人として自
らの人生を楽しむことができるような生活の支援を行います。
また、ホームが社会的に孤立してしまうことがないよう、地域や家族との結びつきを
大事にした支援を心がけ、安心して利用していただけるホームの運営を目指します。
1.基本理念・方針
利用者が安らげる生活を、利用者と共に作って行きます。安全で清潔な生活を提供す
るため、虐待防止、防災や健康管理等の対策強化に務めるほか、情報公開にも積極的に
取りくみます。
また、職員は広く社会情勢に関心を持ち、社会の変化に対応できる常識と感謝の心を
持って支援にあたります。
①利用者の自己選択・自己決定を大事にし、利用者主体の支援を行います。
②個別支援計画は、利用者や家族の希望に添ったものをわかりやすい言葉と文章で作成
し、利用者並びに家族、成年後見人等への充分な説明と同意のもとで支援を行います。
③避難訓練を実施するなど、利用者・職員の防災意識を高め、特に防火については設備
機具の設置や取り扱い等について充分に注意を払います 。(各ホームに消火器・自動
火災報知器を設置済み。)
④自治会や隣組に加入し、ゴミ出しや日常的な事柄を順守するだけでなく、地域の行事
や清掃活動にも可能な限り参加し、地域住人としての生活を支援します。
⑤職員は、専門職として援助技術の向上と支援の創意工夫に務めます。また、生活の支
援者としての知識、言動や身だしなみにも留意します。
2.事業内容
主として夜間において、共同生活を営むべき住居において日常生活の支援を行います。
①夜間、休日等における食事の提供、入浴、排泄または食事の介護などの身の回りの支
援の他、生活支援・余暇支援等を行います。
②日常生活上の相談支援を行います。
3.平成27年度
利用者見込み
程度区分
ホーム名
定員
なし
1名
1
2
3
4
1名
5
1名
てんしゃば
(女性)
4名
そら
(男性)
4名
2名
1名
あすかA
(女性)
3名
2名
1名
あすかB
(女性)
5名
1名
3名
1名
1名
平成27年度
ういず
事業計画
事業開設三年目を迎えます。利用児童も少しずつ増え、今年度は毎日十名を満たす利
用児童数を見込んでおります。私たちの続けてきた支援が利用児童はもちろん家族の方
にも受け入れてもらえた結果だと思っています。さらに充実した個別プログラムを提供
し、利用児童が少しでも成長できるように支援を続けていきたいと思っています。
1.
基本理念
支援を必要とする障がいをもった児童が身近な地域で適切な支援を受けられる場を提
供し、その運営に関する事項を定めると共に利用児童及びその保護者の意思及び人格を
尊重し、一人一人の障がい特性に応じた適切な支援を実施、提供することとする。
2.
基本方針
支援員は、利用児童について解決すべき課題を把握し、支援の具体的内容・サービス等
を個別に計画・作成し、利用児童に対する生活全般の質を向上させるべく個別及び集団
での支援を行うものである。また、運営の実施にあたっては、地域との結びつきを重視
し、学校や他の福祉サービス事業者等との連携につとめる。
3.
事業目標
学校就学中の障がい児を対象として、放課後や夏休み等の長期休暇中において、彼らの
活動の場を設け、遊びや学習や運動を通じ、彼ら一人一人が自信をつけたり、楽しめる
場所であったり、また、安心して過ごせる時間等を提供することを目標とする。
4,事業内容
個別課題・室内外遊び・絵描き・工作・粘土遊び・DVD 鑑賞・散歩・保護者支援等を
行う。
毎週、月~金を営業日とし学校下校時より18:00まで、長期休暇中は午前10:0
0~18:00までを営業時間とする。随時、送迎を行う事とする。
(土日、祝日、年末年始をのぞく)
5. 今年度の重点目標
支援員のスキルアップ
プログラムの充実
(社会ルール・マナーの学習)
平成27年度
相談支援センターほっと
事業計画
社会福祉法人館邑会は、平成19年から館林市と板倉町、明和町、千代田町、邑楽町の4町
から相談事業の委託を受け、「館林市相談支援センターほっと」(市民センター分室)と、「相
談支援センターほっと」
(陽光園)の2か所に群馬県から指定を受け事業を展開しております。
平成27年度は、館林市相談支援センターほっとが、館林市仲町にある市民センター分室か
ら、館林市総合福祉センター内への移転を考えています。これを機に、陽光園内に設置してい
た「相談支援センターほっと」も総合福祉センターへ統合します。事業所がまとまることによ
り、効率的に業務を行うことができ、相談者へのサービス向上につながると考えております。
【重点目標】
・自立支援(一般相談支援)
利用者が、ライフステージのあらゆる段階において、障害の程度にかかわらず、自立した生活
をめざし、生まれ育ってきた地域の中で利用者の希望に沿った生活ができるように支援をして
いきます。
・自己決定の尊重(計画相談支援)
利用者が、自らの生活を自らの意思で選択・決定し、可能な限り本人の意思を尊重したサービ
ス利用計画を作成していきます。
・虐待防止
市町村と連携を図り、虐待の防止、早期発見により、障害者を虐待という権利侵害から守
り、尊厳を保持しながら安定した生活を送ることができるように支援していきます。
1、基本理念
・「障害のある方々が安心して暮らせる地域づくり」
2、運営方針
・事業所は、指定相談支援を利用する障害者(児)が自立した日常生活又は社会生活を
営むことができるよう、当該利用者の身体の状況、その置かれている環境等に応じて、
利用者又はその保護者の選択に基づき、適切な障害福祉サービス等が、多様な事業者
から総合的かつ効果的に提供されるよう、援助を適切に行うものとする。
・指定相談支援の実施に当たっては、利用者に提供される障害福祉サービス等が特
定の種類又は特定の障害福祉サービス事業者に不当に偏することのないよう、公
正中立に行うものとする。
・指定相談支援の実施に当たっては、関係市町村及び障害福祉サービス事業者等、
地域の保健・医療・福祉サービスとの綿密な連携を図り、総合的なサービスの提
供に努めるものとする。
3、事業内容
(1)基本相談支援
(2)地域移行支援
(3)地域定着支援
(4)特定相談支援
(5)障害児相談支援
(6)虐待防止センター
(7)他事業
4、職員配置
相談員9名
(内訳)・相談支援専門員3名、相談員5名
資格:社会福祉主事、社会福祉士、ケアマネージャー
・療育担当相談員1名
資格:社会福祉主事・児童指導員
等