調整マニュアル - クボタSBN SITE

5489−00133−5
汎 用 重 量 指 示 計
7200シリーズ
調整マニュアル
対応機種
KL−D7200/7220
KL−D7201/7221
KS−C7200/7220
電装機器事業部
1.
概略 .............................................................................................................................................. 3
2.
注意事項....................................................................................................................................... 3
3.
調整モードへの入り方 .................................................................................................................... 3
3.1
3.2
ハード封印仕様.......................................................................................................................3
ソフト封印封印仕様 ...............................................................................................................4
4.
調整モードの終了方法......................................................................................................................... 4
5.
調整モードメニュー......................................................................................................................... 6
6.
調整ファンクションの設定 .......................................................................................................................... 7
6.1
調整ファンクションでの特殊機能.........................................................................................8
6.1.1
6.1.2
設定初期化......................................................................................................................8
計量法対応......................................................................................................................8
7.
秤量調整 ........................................................................................................................................... 9
8.
直線性補正 ..................................................................................................................................... 10
9.
D-LC 関連 ...................................................................................................................................... 11
9.1
9.2
9.3
D-LC 調整手順.......................................................................................................................... 11
D-LC アドレス書き込み........................................................................................................... 11
4隅調整 ....................................................................................................................................12
9.3.1
9.3.2
9.3.3
9.3.4
9.3.5
手動4隅調整 ................................................................................................................12
自動4隅調整 ................................................................................................................13
D-LC アドレス読み込み ..............................................................................................14
全 D-LC アドレス読み込み .........................................................................................14
D-LC モニタ .................................................................................................................15
10.
設定印字..................................................................................................................................... 16
11.
調整ファンクション設定一覧.................................................................................................... 17
2
1. 概略
本書は、重量指示計 KL-D7200/7220、7201/7221、KS-C7200/7220 を調整するためのマニュアルです。
調整以外の内容については、重量指示計の取扱説明書をご参照ください。
2. 注意事項
検定を受け、封印箇所のある計量器は、封印を外して取引証明用に使用することはできません。 一旦、
封印を外した場合は、再検定が必要です。
3. 調整モードへの入り方
調整を行うには、指示計を「調整モード」にする必要があります。
封印方法によって2種の方法があります。
3.1
ハード封印仕様
操 作
重量表示部
設定表示部
1
背面のマイナスネジの付いた小窓を開け、
CAL(調整)スイッチをONにします。
※
2
電源をONにします。
<<調整モードメニュー>>
CAlmd
kg
!S "C #L
「QUITOK」
(quit ok?)と表示されるものがありま
※プログラムバージョンにより、1と2項の間で
す。
この場合は、
キーを押さなければ2項へ進めません。
3
3.2
1
ソフト封印仕様
(((((( kg
キーを押します。
(((((((((
指示計が起動
PSWD ] kg ----
フラッシング中に
2
と
を同時に押します。
調整パスワード(4桁)を入力し、
3
パスワード(PSWD)
を押
します。
PSWD ] kg
OOOO
パスワード(PSWD)
調整モードメニューが表示されます。
<<調整モードメニュー>>
4
CAlmd
kg
!S "c #L
☆ 調整パスワードは、クボタにて認定されたサービスマンにのみ通知いたします。
☆ 調整パスワードの代わりに1234を入力すると、チェックモードに入ります。
チェックモードは、調整モードとまったく変わらない操作が可能ですが、調整結果や、設定変更
の内容を一切記憶できません。機能確認にご使用ください。
4. 調整モードの終了方法
1
調整や、設定変更が終了し、調整メニューに戻っ <<調整モードメニュー>>
た状態とします。
CAlmd
kg
<<書込確認>>
2
SAVeOK kg
キーを押します。
(Save OK?)
*1
3
キーを押す。
(YES)
4
!S "C #L
!Y #N )R
1:保存する
3:保存しない
9:初期メニューに戻る
SAVING kg
WAIT
FINISH kg
PLEASeOFF
(FINISH)
(Please OFF)
数秒待ちます。
4
5
(((((( kg
キーを押します。
ハード封印の場合には、先にCALスイッチをO 指示計が再起動
FFにします。
*1)チェックモードや、設定に変更がなければこの画面は下記となります。
QUITOK
(Quit OK?)
背面のCAL(調整)スイッチをOFFにする。
キーを押せば終了します。
5
(((((((((
5. 調整モードメニュー
調整モードでは下記の内容を実行できます。
1
3.1、または 3.2 の手順で調整モードに入り
ます。
CAlmd
!S "C #L
1:調整ファンクション設定
(Setting)
2:秤量調整
(Calibration)
3:直線性補正
(Liner)
2
… 調整ファンクションの確認や、変更を行います。
… はかりの基本調整を行います。
… 直線性の補正を行います。
KSCタイプ(D-LC)の場合には、
を押すたびに、さらに3つのメニューが順次表示されます。
$C %WRAD
4:4隅調整
(4Corner)
5:アドレス書き込み
(Write Address)
… 4隅調整を実施します。
… D-LC にアドレスを書き込みます。
&RID 'RAL
6:ID読み込み
(Read ID)
7:全ID読み込み
(Read All ID)
… ひとつだけ接続された D-LC IDを読み込みます
… 全 D-LC のアドレスを読み出します。
(MON
8:D-LC モニタ
(Monitor)
… D-LC の出力をモニタします。
6
6. 調整ファンクションの設定
計量器の基本設定を行います。実際の調整を行う前に、下記の項目を正しく設定してください。
重要)
)
はかりの調整を行う前には必ず下記の項目を設定してください。
① FNo.001 アナログオフセット
② FNo.002 アナログレンジ
③ FNo.005 重力加速度 または ④ FNo.021 地区コード (調整地点の値とします。
)
④ FNo.006 間隔
⑤ FNo.007 小数点位置
⑥ FNo.008 ひょう量
(D-LC の場合)
D-LC 接続の場合は、左記の⑦∼⑨
⑦ FNo.040 D-LC 個数
⑧FNo.041 D-LC 定格
の設定を忘れずに行い、9-1 項に示
⑨ FNo.042∼057 D-LC ID
す手順で調整を行ってください。
操 作
重量表示部
調整モードメニューから
<<調整モードメニュー>>
1
キーを押します。(ファンクション設定)
2
CAlmd
kg
2 ~00
kg
設定値
3
設定表示部
内容
!S "C #L
1.
001 AOST
FNo.
ファンクション名
001 AOST
キーを押します。
FNo.が点滅
4
ファンクション NO.を入力。
例) ファンクション NO.=005 (重力加速度)
)8000 kg
設定値
5
6
005 GRAV
FNo.
ファンクション名
)8000 kg
キーを押します。
設定値点滅
新しい設定値を入力します。
例)
)8060 kg
新しい設定
7
もし他のファンクションに変更したい場合は上記 <<調整モードメニュー>>
3.∼6.に戻って操作を繰り返してください。
kg
変更しない場合は
CAlmd
キーを押すと調整モードに戻ります。
7
!S "C #L
2.
6.1 調整ファンクションでの特殊機能
6.1.1 設定初期化
調整ファンクション設定画面を呼び出します。
3 -!2
1
設定値
2
+
kg
内容
FNo.
INITOK kg
を押します
(Init OK?)
を押します。
2 ~00
3
設定値
各ファンクション設定が初期化されます。
001 AOST
ファンクション名
!Y #N )R
1.Yes
2.No
3.戻る
kg
内容
001 AOST
FNo.
ファンクション名
本操作行うことにより、調整ファンクション、通常ファンクション、通信ファンクションの設定がすべて
デフォルト値に戻ります。
6.1.2 計量法対応
1
調整ファンクション設定画面を呼び出します。
ひょう量、最小目の設定を行います。
3 -!2
設定値
2
+
kg
FNo.
内容
LAW OK kg
を押します
001 AOST
(LAW OK?)
ファンクション名
!Y #N )R
1.Yes
2.No
3.戻る
を押します。
2 ~00
下記の設定が、計量法の範囲に修正されます。
FNo.009 表示許容範囲
設定値
9目量
内容
kg
001 AOST
FNo.
ファンクション名
FNo.012 パワーONゼロ範囲 ひょう量の 10%
3
FNo.013 ワンタッチゼロ消去範囲
ひょう量の 10%
FNo.014 トラッキング範囲
ひょう量の2%
FNo.015 トラッキング時間
1秒
FNo.016 トラッキング幅
0.4 目量
FNo.017 ゼロ風袋ホールド印字条件
FNo.019 マイナス風袋
バランス
FNo.030 計量法対応が1のときには、計量法に関
不可
FNo.018
プリセット風袋条件
上書不可
FNo.020
最大ホールド時間
1000 秒
FNo.030
計量法対応
1(計量法)
係のある設定は変更できません。
8
7. 秤量調整
操 作
1
重量表示部
調整モード・メニューを呼び出します
基本的な、調整ファンクションは終了している
とします。
また、マルチ D-LC の場合には、アドレス書き込
みも終了しているものとします。
設定表示部
<<調整モ-ドメニュー>>
CAlmd
kg
!S "C #L
<<10 倍精度重量表示>>
~23 kg
キーを押します。(調整を選択 )
2
<<ゼロ調整>>
ハカリの上の物を全て取り除いてください。
WCAL
(WCAL)
~00 kg
重量はゼロになります。
キーを押します。
3
キーの後、
※
キーを押せば
ゼロ調のみで抜けることが可能です。
4
30~26 kg
<<スパン調整>>
分銅をハカリ上に置いてください。
重量を入力します。
30~01 kg
重量は入力された値に
なります。
5
6
3.∼4.を繰り返します。
調整を確認します。
調整終了は
<<調整モードメニュー>>
キーを押します。
CAlmd
調整メニューに戻ります。
kg
!S "C #L
a 上記で調整した場所(地区)の重力加速度が、使用される場所(地区)の重力加速と異なる場合は、調整後、
使用される場所(地区)を設定します。
a
(↑) または
(↓)を押せば、スパンの微調整ができます。
9
8. 直線性補正
操作
重量表示部
調整メニューから
<<調整モードメニュー>>
1
CAlmd
2
設定表示部
kg
SElPNT kg
を押します.(直線補正 )
!S "C #L
3.
~A
(0.調整点追加 add)
a1
10 倍精度重量表示
3
20~23 kg
を押します(測定点追加)
NEW POINT
(NewPoint)
正しい重量を入力します。
20~01 kg
4
入力された値になりま
す。
a2
5
調整後,
7
SElPNT kg
~23
同様に 2.-6.を繰り返します。
最大3点まで補正できます。
完全に調整が終わったら、
を押します。
“調整メニューに戻ります.
a1 すでに調整点が存在する場合には、指定の調整点を選ぶこともできます。
[]内の数値が選択できるポイントです。
a2 ここで
a2
+
(↑) または
,
Point[1]として記憶。
<<調整点選択>>
を押します。
“調整点選択”に戻ります
6
POINT [1]
と押すと調整点を削除できます。
(↓)を押せば、微調整もできます。
調整するポイントは、ひょう量の5%∼95%の範囲でおこなってくだ
さい。
ゼロ点や、ひょう量で直線性補正を行うと、ゼロ点やひょう量での重量
値の動きが不安定になります。
10
~A
[1]
9. D-LC 関連
9.1 D-LC 調整手順
マルチ接続の D-LC の調整は下記の手順で行ってください。
シングル接続の場合には、下記の手順は不要です。アナログと同様に処理します。
① 調整ファンクションの設定 (D-LC 個数とID設定を必ず行う)
② D-LC アドレス書き込み
③ 秤量調整(粗調)
④ 4 隅調整
⑤ 秤量調整
⑥ 直線性補正(必要であれば)
⑦ 終了
9.2
D-LC アドレス書き込み
調整ファンクションに設定した D-LC ID をもとに、各 D-LC に通信アドレスを送信して、指示計と
D-LC が通常の通信可能な状態にします。
操 作
1
重量表示部
調整モードメニューを呼び出します。
D-LC 個数と、D-LC ID は調整ファンクションに
設定済みとします。
設定表示部
<<調整モ-ドメニュー>>
CAlmd
kg
!S "C #L
<<調整モ-ドメニュー2>>
2
を押します
3
を押します
CAlmd
kg
WR-aOK kg
$4C %WRAD
4:4 隅(4Corner)
5:アドレス書込み
(Write Address)
!Y
#N
(WriteAddress OK?)
WR-A
を押し、約1秒後
kg
(完了 Complete)
4
WR ERR kg
エラーが発生した場合
(WriteError)
5
CMPLETE
書込みが終わったら、
を押します。
“調整メニュー“に戻ります。
11
3
No3 の D-LC
9.3 4隅調整
9.3.1 手動4隅調整
各 D-LC の感度を手動で微調整します。
操 作
1
重量表示部
調整モードメニューを呼び出します。
D-LC 個数と、D-LC ID は調整ファンクションに
設定済みとします。
設定表示部
<<調整モ-ドメニュー>>
CAlmd
kg
<<調整モ-ドメニュー2>>
2
CAlmd
を押します。
!S "C #L
$4C %WRAD
kg
4:4 隅(4Corner)
5:アドレス書込み
(Write Address)
<<調整モ-ドメニュー2>>
3
4CRCAL kg
を押します。
(4 隅)
!M "A
1:手動(Manual)
2:自動(Auto)
4
20~21
を押します。
(手動)
kg
10 倍精度表示
5
6
を押します。
(No.1 D-LC)
(↑)または
(↓)を押して、
セルの感度を調整します。
7
ひとつのセルの調整が終わったら、
を
押します。ロードセル選択に戻ります。
8
9
分銅を移動しながら、5−7を繰り返し、
すべてのセルを調整します。
すべてのセルの調整が終われば、
を2
回押して、調整メニューへ戻ります。
12
SELNo1-4
(SELect No 1-4)
20~21
kg
SELNo1-4
20~21
kg
CAL No1
20~21
kg
SELNo1-4
9.3.2 自動4隅調整
自動的に各 D-LC の感度を微調整して四隅調整を行います。分銅を各 D-LC の付近に載せて調整を行
います。
操 作
1
重量表示部
調整モードメニューを呼び出します。
D-LC 個数と、D-LC ID は調整ファンクションに
設定済みとします。
設定表示部
<<調整モ-ドメニュー>>
CAlmd
kg
<<調整モ-ドメニュー2>>
2
CAlmd
を押します。
$4C %WRAD
kg
<<調整モ-ドメニュー2>>
3
4
4CRCAL kg
を押します。
(4 隅)
~00
を押して自動4隅調整を選択します。
kg
10 倍精度表示
5
はかりの上を空にして
を押します。
~00 kg
(ゼロ点記憶)
6
8
1つの隅に分銅を載せ安定すれば、
1~50 kg
6の操作をセルの数の分だけ分銅を移動しなが
ら繰り返します。
1~40 kg
最後に中央に分銅を移動させ、
1~90 kg
を押
します。
9
調整が終われば、
4:4 隅(4Corner)
5:アドレス書込み
!M "A
1:手動(Manual)
2:自動(Auto)
SET ZERO
(SET ZERO)
POINT 1
(一点目)
を押します。
7
!S "C #L
POINT 2
CENTER
(中央)
COMPLETE
を2回押して、調整
メニューへ戻ります。
☆ 自動4隅調整は、正しく、秤量、最小目量、ロードセル定格値を入力しておかなければ、値が大
きく変動することがあります。また、調整の結果、スパンが変化します。必ず、再度、秤量調整
を行ってください。
13
9.3.3 D-LC アドレス読み込み
IDが判らなくなったセルのIDの確認方法です。必ず、1つだけセルを接続し検査してください。
操 作
1
重量表示部
調整モードメニューを呼び出します。
D-LC 個数と、D-LC ID は調整ファンクションに
設定済みとします。
設定表示部
<<調整モ-ドメニュー>>
CAlmd
kg
<<調整モ-ドメニュー2>>
2
3
CAlmd
を押します
、
DLCID
を押します
kg
kg
(D-LC ID)
4
5
&RID 'RAL
6:ID 読込み(Read ID)
5:全 ID 読込み
(Read All ID)
!23456789
D-LC ID が表示されます。
!23456790
引き続き、他の D-LC の ID を読み取りたければ、
この画面のまま、D-LC の接続を変更します。
確認が終わったら、
!S "C #L
ID の表示が変わります。
を押します。
“調整メニュー“に戻ります。
本機能は、読み込んだ D-LC-ID を自動的にファンクション設定に記録しません。必要であれば読み込んだ値を
メモして、ファンクション設定に入力してください。
9.3.4 全 D-LC アドレス読み込み
指示計の交換など、すでに、D-LC に対して、アドレス書込みが行われている場合に、D-LC ID を読み込
む機能です。
操 作
1
重量表示部
調整モードメニューを呼び出します。
D-LC 個数と、D-LC ID は調整ファンクションに
設定済みとします。
設定表示部
<<調整モ-ドメニュー>>
CAlmd
kg
!S "C #L
<<調整モ-ドメニュー3>>
2
3
を押します
、
を押します
CAlmd
kg
RD-aOK
kg
読込み確認
(Read All OK?)
RDALID
4
全 ID 読込み
(Read All ID)
を押します
14
&RID 'RAL
6:ID 読込み(Read ID)
5:全 ID 読込み
(Read All ID)
!Y #N
1:Yes, 3:No
kg
READING
読込み中
(Reading)
5
FIND
見つかったローセルアドレスが
表示されます。
kg
1234
アドレス1∼4
(Find)
書込み確認
6
SAVeOK kg
を押します
(Save OK?)
!Y #N
1:Yes, 3:No
を押すと、調整ファンクション設定に
7
D-LC 個数と、ID が記録され、
“調整メニュー“に戻ります。
9.3.5 D-LC モニタ
個別の D-LC の出力値をモニタします。
操 作
1
重量表示部
調整モードメニューを呼び出します。
D-LC 個数と、D-LC ID は調整ファンクションに
設定済みとします。
設定表示部
<<調整モ-ドメニュー>>
CAlmd
kg
!S "C #L
<<調整モ-ドメニュー4>>
2
を押します
、
CAlmd
、
kg
(MON
8:モニタ(Monitor)
<<D-LC No 選択>>
3
DLCMON
を押します
kg
(D-LC Monitor)
モニタしたい D-LC の No を指定します。
4
48655
(Select No. 1-4)
kg
モニタ値の表示
を押します。
SELNo1-4
MON No1
(Monitor No.1)
<<D-LC No 選択>>
確認が終了すれば、
または
DLCMON
5
を押します。
D-LC No 選択に戻ります。
6
7
(D-LC Monitor)
kg
SELNo1-4
(Select No. 1-4)
他の D-LC を確認したければ、4−5を繰り返し
ます
すべて確認が終わったら、
を押します。
“調整メニュー“に戻ります。
☆ D-LC の出力は、無負荷状態で “0”
、D-LC 定格負荷状態で“600000”が出力されます。
15
10. 設定印字
KJ-1000プリンタまたはKJ-1000プリンタがあれば、設定表の印字が可能です。
操 作
重量表示部
設定表示部
<<調整モ-ドメニュー>>
1
調整モードメニューを呼び出します。
CAlmd
kg
!S "C #L
<<印字先選択>>
2
PRINTO kg
を押します。
(Print to)
印字先通信ポートを選択します。
<<印字中>>
PRTING kg
(Printing)
を押します。
3
5
PRINTO kg
(Print to)
通信ポートは下記のとおりです。
ch0: KJ-1000IF
(標準装備端子台)
ch1: RS-232C Port
(標準装備、D サブ9ピンコネクタ)
ch2: オプション用
(RS-422/485 用)
終了すれば、自動的に “調整メニュー“に戻り
ます。
を押せば、印字の中止可能です。
16
WAIT
(Wait)
kg
11. 調整ファンクション設定一覧
<<調整ファンクション設定>>
FNo.
001
ファンクション
アナログオフセット
Analog Offset
説明
設定値
オフセット電圧はロードセルの信号に加算されます。
D-LC 接続時は設定しても無効です。
0
1
2
3
4
18
+ 2.50 mv
+ 1.25 mV
0.00 mV
- 1.25 mV
- 2.50 mV
:
-20.00 mV
ロードセルの信号のレンジを指定します。
D-LC 接続時には、2に固定してください。
0
1
2
5 mV
10 mV
20 mV
調整ゼロ値
分銅調整を行うと値が自動的に決定します。
0-
AOST
002
アナログレンジ
Anarog Range
003
デジタルゼロ
Digital Zero
004
デジタルスパン値
ARNG
999999
ADC 値
DZRO
Digital Span
調整スパン値
分銅調整を行うと値が自動的に決定します。
0.01-9.99999
(0.5)
重力加速度補正値
9.5000-9.9999
(9.8)
重量表示の間隔(一目の大きさ)の設定
0
1
2
3
4
5
1
2
5
10
20
50
重量表示時の小数点位置の設定
0
1
2
3
4
5
None
0.
0.0
0.00
0.000
0.0000
ひょう量
0-999999[kg]
DSPN
005
重力加速度
Grav
006
間隔
DIGIT
DGT
007
小数点位置
DOT
DOT
008
ひょう量
CAPA
009
表示許容値
TOLR
表示の許容値
0-99 [目量]
“秤量”+“許容値”×”間隔”を超えた重量は表示し (9)
ません。
“0”設定にて、秤量の 110%まで表示できます。
17
ファンクション
FNo.
010
重量単位
説明
0
1
2
3
Kg
lb
t
g
電源投入時、実行するかどうかを指定します。
0
1
2
None(しない)
する
する(ホッパー含む)
UNIT
011
パワー ON ゼロモード
POZM
012
デジタルゼロ範囲
POZR
013
ワンタッチゼロ範囲
パワーONゼロ、ゼロキーまたはゼロ入力(デジタルゼロ)の 0-100 [%]
有効範囲を設定します。
(10)
ワンタッチゼロを行える範囲を設定します。
OTZR
014
設定値
印字や通信に添付する単位文字を指定します。
ゼロトラッキン ゼロトラッキングの有効範囲
グ範囲゙
0-100 [%]
(10)
0-100 [%]
(2)
TrZR
015
0.0-9.9 [sec]
ゼロトラッキン ゼロドリフトのキャンセル機能
ゼロトラッキング時間の間、重量値がゼロトラッキング幅内に (1.0)
グ時間
あれば、ゼロ点誤差が消去されます。
TrKT
016
ゼロトラッキン
グ幅
0.0-99.9[目量]
(0.4)
TrKL
017
ゼロ・風袋引き・ ゼロ・風袋引き・外部ホールド・手動印字の条件
ホールド・印字の
条件
0
1
常時
バランス時
ZTHP
018
プリセット風袋
モード
PSTM
019
マイナス風袋
許可
0
プリセット風袋(コード登録からの呼び出し)
1
またはテンキー風袋時の条件を決めます。
上書き禁止 … 一旦、風袋解除した後しか、風袋を設定 2
できません。
バランス … バランス時のみ設定できます。
ただし、外部信号によってコードを変更する場合には、
この設定にかかわらず、プリセット風袋が適用されます。
チェックしない
上書き禁止
上書き禁止と
バランス
重量がマイナスの時の風袋引きを許可します。
(V1.17 以降の製品は、真のゼロでも風袋引きが可能です)
禁止
許可
0
1
-TA
020
最大ホールド時 この時間を超過するとホールドを中止します。
間
1∼9999 [sec]
(10)
HLDT
021
地区コード
JARA
地区コードです。
0-16
ここの値を変更すると、重力加速度補正値が自動的に入力 (0)
されます。
18
FNo.
022
CALM
023
-029
説明
ファンクション
調整モード
直線補正用
パラメータ
調整モードの入り方を決めます。
変更しないでください。
直線補正用のパラメータです。
補正を行うと自動的に値が決定します。
設定値
0
1
2
裏面スイッチのみ
パスワードのみ
両方
略
PINT
P1P P1R
P2P P2R
P3P P3R
D-LC 関連(KSCタイプのみ有効)
FNo.
040
ファンクション
D-LC 個数
説明
1~8[個]
(1)
D-LC 単体の定格重量を設定します。
自動四隅調整時の計算に使用します。
0~999999[kg]
(25000)
D-LC IDを上位3桁、下位6桁に分けて設定します。アドレ
ス書き込みに使用します。
上位側
0~999
下位側
0~999999
DLNM
041
D-LC 定格
DCAP
042
D-LC ID
∼
057
ID1HID1L
ID2HID2L
:
ID8HID8L
058
4 隅スパン値
設定値
D-LC の接続個数を入力します。
例)D-LC ID=123456789 の場合
ID1H=123
ID1L=456789
D-LC それぞれの四隅調整値がセットされます。
SPN1
SPN2
:
SPN8
19
0~9.99999
(1.00000)
【製品型式】
【器
番】
KL−D7200、7220
KL−D7201、7221
KS−C7200、7220
【販売店】
TEL:
FAX:
《電装機器部》
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計量器 お客様窓口 (フリーダイヤル)
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京
本
社
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