今小通信 No.3 平成27年5月29日

今小鬼重の合言葉
F 元気なあいさつ笑顔いっぱい今金小
J
学校教育 B様
O自ら学びとるカを育てる
0ゆたかな情操を培う
O ,~吋カを養う
0たくましい身体を育てる
今金町立今金小学校
学校だより
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平成27年 5月29日
『すべての子に適切な指導と必要な支援を・・・』
今金小学校長谷口光伸
4月に比べ少し肌寒く感じられた 5月でしたが、木々の葉も、
少しずつ若葉から青葉へ緑が濃く鮮やかになり、季節は着実に初
夏に向かっています。日の出も早〈自然に目覚める爽やかな季節
ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。週が明けますと運動
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会用の特別時間苦手l
も始まり、しばらくは運動会一色となります。
運動会では、すべての子が、仲間と共に精一杯のカを発揮する姿
を期待したいものです。
さて、今号では少し『特別支援教育』についてお話しします。
実は私、五稜郭養護学校(現北海道函館五稜郭支援学校)の第 1回卒業生なんです。中学 1
年の時に「ネフローゼ症候群」を発症して 3年 10ヵ月の入院生活を経験しました。発病当
初は市立函館病院に入院していたのですが、入院が長期にわたることから翌年、五稜中学校
特殊学級「みどり学園 Jのある五稜郭病院に転院しました。当時、養護学校教育は義務化さ
れておらず、病状や障がいによっては就学が猶予・免除されていた時代です。そのままでも
中学 2年へ進級できたようですが、留年して中学 1年をもう一度行いました。病棟内では 1
年留年はあたり前で、 2年
、 3年留年の方も居ましたので、あまり抵抗なく留年を決めました。
丁度中学 3年になる年、昭和 54年、養護学校教育が義務化され、「みどり学園 J も北海道五
稜郭養護学校となりましたので、第 1回卒業生なんです。 この年は先に義務化されていた聾、
盲学校に加え養護学校も含め、すべての子どもが就学可能になったという意味で『全員就学』
と呼ばれています。教育の機会均等の理念からも日本の教育史において画期的な年となりま
した。
その後、障害者の権利等に関し国連・ユネスコ等の様々な動きがあるのですが、障害者に対
する長年の権利侵害に「健常者と障害者が共に生きる社会を構築する J といった国際的なノ
ーマライゼーションの理念のもと。それまで 120年余り続いてきた「特殊教育 Jは、平成
19年 4月から「特別支援教育」に転換しました。変更点は大きく 2点です。 1点目は、「特
殊教育」は障がいの種別や程度に応じて“特別の場"で指導・支援を行ってきました。つま
り特殊教育は「特殊学級や通級指導教室、養護学校、聾、盲学校 J (特別な場)で行われる教
育であり、通常の学級に在籍する児童生徒は対象ではありませんでした。しかし「特別支援
教育」では、児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じて適切な教育的支援を行います。つま
り障がいの程度に応じて f
特別支援学級、及び通常学級、特別支援学校 J (あらゆる場)で指
導・支援が行われ“通常の学級の児童生徒"も 対象となりました。 2点目は、従来の特殊教
育の対象の障がいに加え、通常の学級で・十分な'
教育的支援や配慮を受けずにきた学習障害
(LD) や注意欠陥多動性障害 (ADHG)、高機能自閉症などの発達障がいのある子ども、
通常学級併で困難をかかえている子どもたちも対象となりました。
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平成 24年 12月に文部科学省から通常の学級に在籍する「知的発達に遅れはないものの学
習面又は行動面で著しい困難を示す児童生徒の割合は 6
. 5%J と公表されました。(本校の
場合、現在児童数 193名ですから、数値上では通常学級内に 12名程が在籍する計算とな
発達障がいのある子Jは、「物事のとらえ方 J r
感じ方」が独特で認められること
ります。) r
も多い反面、コミュニケ}ションや対人関係をつくるのが苦手です。その行動や態度は時と
して「自分勝手 J r
我がまま J r
変わった人J r
因った人J と解され、敬遠されることもありま
す。さらには、その原因が「親のしつけの問題 J r
家庭環境の問題 J r
親の甘やかし j と誤解
されることが少なくありません。しかし発達障がいは脳機能の発達が関係する生まれっきの
障がい(残念ながら要因は未だ解明されておりません。)であり子育てや家庭の問題ではあり
ません。この点については是非、保護者・地域の皆様にもご理解いただきたいところです。
本校は今年度、通常学級 7学級、特別支援学級 5学級を開設
しておりますが、障がいのある子も障がいのない子にも、教職
員が自信と誇りをもって適切な指導と必要な支援にあたれるよ
う教育委員会をはじめとする関係機関とより一層の連携を図
議欝院 w A
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施喝監
りながら努力して参ります。そこで保護者・地域の皆様には、
様々な教育活動場面をご覧いただきながら、ご理解とご協力、
ご支援をよろしくお願いいたします。
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5月 14 8 (木)・ 15日(金〉の 2日間、種川小学校
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と合同の修学旅行に行ってきました。
1日目、ア時に今小前を出発し、種小の一行と合流。
パスは一路札幌を目指して走りました。
テレビ浴で昼食を食べだ後、地下鉄を利用して岡山動
物園に移動しました。地下鉄に乗るために地下街の人混
みをはぐれないように歩き、慣れない券売機や改札機に
一喜一憂しながら動物園に到着。行動班ごとに分かれて、
いろいろな動物たちを男、お土産の買い物を楽しみまし
た
。
その後は大倉山シャシ'yヱを男学。展望台から売る札幌の
大パノラマに歓声を上げる子がたくさんいる中、あまりの
高さにびっくりする子ち。つインタース7I(-'Yミユージアム
でいろいろな冬のスポーツを体験した後、市内のホテルに
入り、おいしい夕食を堪能し、部屋ごとに友達との時闘を
楽しんで、 1日日が終了しました。
2 8Elは禽少年科学館のプラネタリウムで、星について
学習し、宇宙の神秘を感じた後、一番のお楽しみ、 1
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リソートに向かいまし
た。絶叫マシーンゃい
ろいろなアトラクショ
ンを楽しみ、たくさん
の思い出を胸に、家族
の待つ今金に帰ってき
ました。
公共の揚でのマナーや集団行動の約束事ちしっかりと守
り
、 "今金小学校の顔"としてたいへん頼もしい 6年生で
した。
3・
5月、学校の外に飛び出して学望書している
のは、 6年生だけではありません。
3 ・4年生ち種川小学校と合同で、社会科
見学に出かけました。
14日〈月〉には、 4年生が下水処浬場
→ リサイクルセンター → ごみ処理場
→ 消 防 署 を見学。普段、なかなか見るこ
とのできない施設や設備を見たり、触れたり
しながら学習を深めました。
翌 15臼(火〕には 3年生が、光の票学園
→ 伊藤牧渇 → ライスターミナル の見学
に出かけました。光の霊ではパンをお土産に
いただいたり、牧場では大きな牛に驚いたり、
倉庫の中で米はコンビューターで管理されていることなどを学習してきました。
見学先の各施設の皆様にはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。
27日(水〉、 5年生が「ぴりかファーム」
のご協力のもと、田植えの体験をしました。
この日は好天にも恵まれ、 5年生の子ども
たちは素足で水田に入り、泥だらけになりな
がら、米作り作業の大変さを実感していました。
この取組は、 5年生の総合的な学習の時間
の一環で、この後何度か見学に出掛け、軟に
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穂刈り体長」や収穫したお米を使った調
理実習の計画ちあります。
また、米作りや食育についての調べ学習も
行い、まとめたものを発表する学習へとつな
げていきます。
繋急連絡網 f
連絡テスト jへのご協力、
ありがとうございました
み
11日(月)の早朝から実施し 1
たしました緊急連絡網「連絡テスト j こご
協力いただき、ありがとうございました。
今回のテストでは、 6時 3 0分の関始から、 1時間程度で、すべてのご家
庭への連絡を確認することができました。今金小学校の連絡体制は盤石のよ
うです。
ただ、緊急事態はいつ、どのような掲面で発生するか予測は困難です。どのような状況
にあっても、子どもたちの安全を保証できるよう、今後も体制の見直し等を進めて参りま
す
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ま変更になる ζ ともあります.
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平成 27年 6月
鞭離脱仇
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北海道では、青森・岩手・秋田の 3県と共同で、「環境月間」 の 6月、「テレビやゲーム
、
パソコンを消して読書・読み聞かせに
取り組んでいただく」ことを時びかけ
ています。
会議 ;
程品開
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くお知らせ0
6月 2 9日(月)に低学年の参観日
を予定しておりましたが、職員研修の
関係で、変更させていただきます。
今盆小学校大運動会
6月 2 9臼(月)→ 7月 1日(水)
O 日 時 平 成 27年 6月 14日(目)
0時 間 午 前 8時 30分 午後 3時
。場所
会金小学綬クラウッド
ε来湾、
お待ちしております。
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さき年度より、既温時刻を午前 69春 (~'k の
舎関}といたします.ケガの主主いよう、係の鑓
示に従ってください.
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事渇}をと利用ください.学綬前の駐車喝 i
まと利用できません
特別主主理由の怠い掲含 l
ので、 ε注意ください.