2015 年 10 月 1 日 都道府県市教育委員会 英 語 科 担 当 指 導 主 事 小学校・中学校・高等学校長 英 語 科 教 育 担 当 教 員 外国語科・英語科教員 外 国 語 活 動 担 当 教 員 語 学 教 育 研 究 所 会 員 様 様 様 様 様 様 様 一般財団法人 語学教育研究所 所長 小菅 和也 一般財団法人 語学教育研究所 2015 年度 研究大会 一般財団法人 語学教育研究所は、1923(大正12)年、Harold E. Palmer 博士を初代所長として設 立され、日本の語学教育の発展・改善に尽力してまいりました。また、1924(大正 13)年の第 1 回 研究大会以降、1945(昭和20)年を除いて毎年研究大会を開催し、さまざまな実践や提言をしてまい りました。一昨年度は設立から90 周年の節目を迎え、今年度は92年目となります。次の100周年を目 指し、新たな決意で日本の英語教育の向上に取り組んでいます。 現行の学習指導要領への移行もやっと落ち着いたところですが、次の学習指導要領に向けて、小学 校英語の教科化、中学校でも「英語の授業は英語で」といった内容がすでに取り沙汰されています。 このような動きに対して、小中高を問わず一貫して「英語による英語の授業」を推進してきた本研究 所の担う役割は、さらに増大するものと自負しております。今年度の大会でも、実践を核として、様々 な提案を行います。先生方の日常の授業改善、ひいては日本の英語教育全体の改善の一助となれば幸 いです。 ◇期 日: 2015年11月14日(土)・15日(日) ◇会 場: 東京家政大学15号館(東京都板橋区加賀1-18-1) ◇参加費: 会 員 非会員 無料 一般 ……… 両日参加:5,000 円/一日参加:3,000 円 学生・院生… 両日/一日参加:1,000 円 ◇お問合せ先:語学教育研究所 ※会場の東京家政大学にはお問い合わせにならないようお願いいたします。 入構手続き簡略化のため、大会当日は、 「十条門」守衛所にて本プログラムをご提示ください ※事前の参加申し込みは必要ありません。 ※録音およびビデオ・写真等の撮影は固くお断りいたします。 ※学内の食堂および売店はご利用になれませんので、昼食は各自ご用意ください。 ゴミの持ち帰りにもご協力願います。 一般財団法人 語学教育研究所 〒116-0013 東京都荒川区西日暮里 6-36-13 サザンパレス西日暮里 102 TEL 03-5901-9214 FAX 03-5901-9215 URL: http://www.irlt.or.jp/ 一般財団法人 語学教育研究所 2015 年度研究大会プログラム 第 1 日(11 月 14 日) 15 号館 2 階 152B 教室 …………… 受付開始 13:30 (1) 会員総会 …………………………………………………………… 14:00 ~ 14:30 司会:研究所常務理事 小泉 仁(東京家政大学) (2) 開会式 ……………………………………………………………… 14:40 ~ 14:45 挨拶:研究所所長 小菅 和也(武蔵野大学) (3) 贈賞式 ……………………………………………………………… 1) パーマー賞 2) 市河賞 3) 外国語教育研究賞 (4) 公開授業(ビデオ): 高校 1 年生「コミュニケーション英語Ⅰ」 ……… 14:50 ~ 15:20 15:30 ~ 17:30 生徒一人ひとりが自分の考えを英語で伝え合うことを単元のゴールに設定しました。生徒が教科書の題 材を身近な問題として捉えられるようにするために、教科書本文の扱い方、教師の発問の仕方を工夫し ました。また、ペアワークなどで生徒同士が協同的に取り組めるようにすることにも重点を置きました。 司会・解説者:髙橋 一幸 (神奈川大学) 授業者:津久井貴之(お茶の水女子大学附属高等学校) 《学生の部》 ………………………… 15:00 ~ 17:00 (受付開始 14:00) ※学生の参加者のために「公開授業」の特別解説をします。 〈1 階 151A 教室〉解説者:四方 雅之(成蹊中学・高等学校) 〈2 階 152A 教室〉解説者:望月 正道(麗澤大学) 〈2 階 152C 教室〉解説者:矢田 理世(筑波大学附属高等学校) (5) 懇親会 (会場:11 号館 85 周年記念館 食堂) ………………… 17:40 ~ 19:40 どなたでも参加できます。ご希望の方は当日受付でお申し込みください。 (会費:3,000 円) 司会:研究所理事 四方 雅之(成蹊中学・高等学校) 第 2 日(11 月 15 日) 15 号館 1 階・2 階 ……………… 受付開始 9:30 協賛企業(賛助会員)展示・販売 (会場:152B 教室) 9:30 ~ 15:30 (6) 協議会Ⅰ ……………………………………………………………… 10:00 ~ 12:00 談話文法研究:高校1年の教科書を談話的に分析する 協議会 A 1階 151A 教科書本文には、原文を短縮したり書き換えたりした結果として、論理の飛躍と思われるものや繋がりが不自然と 感じられる文章があります。それを談話文法的に分析し、そういう場合の Oral Introduction や Explanation の工 夫について考えます。 司会者:八宮 孝夫(筑波大学附属駒場中高等学校) 発表者:馬場 千秋(帝京科学大学) 松原 知子(成蹊大学) 授業研究:中学校1年生 協議会 B 2階 152A 《第 22 研究グループ》 《第5研究グループ》 授業改善をめざした授業研究の過程を紹介します。今年度の授業者は、これまでに何度か研究大会でオーラルイン トロダクションを実演した教歴 5 年目の栖原先生です。伝統の麹町中学校での少人数授業の様子をご覧ください。 司会者:淡路 佳昌(大東文化大学) 授業者:栖原 昂 (東京都千代田区立麹町中学校 ) 助言者:小菅 敦子(元東京学芸大学附属世田谷中学校、東京女子大学等非常勤講師) 小学校英語教育研究:まだまだ知らない「子どもたちの学び方」 協議会 C 2階 152C 《第 10 研究グループ》 「子どもたちの学び方」は、学年によってどのような違いがあるでしょうか。中学年・高学年の学び方を活かした 活動の様子を映像で紹介し、いくつかの活動を実際に体験していただきながら、発達段階に応じた指導内容と指導 方法について考えます。 発表者:相田 眞喜子(田園調布雙葉小学校)(司会) 佐藤 玲子 (亜細亜大学) 新海 かおる(埼玉県春日部市立八木崎小学校) 休 憩 12:00 ~ 13:00 (7) 協議会Ⅱ ……………………………………………………………… 13:00 ~ 15:00 協議会 D 会員実践発表: 1階 (1) 小学校特別支援学級における外国語活動~自立活動と合わせて~ 151A (2) 中学 1~3 学年における即興による発話と論理的な文章構成を目指したスピーキング指導 (3) 高校英語新カリキュラム授業の構築と実践 -英語表現 I・II 授業での文法学習:Power Point の活用 (4) 英語表現 II の授業で無生物主語構文を用いたオリジナル英語ポスターを作る (1)日常に取り入れられているユニバーサルデザイン化にも注目し、特別支援教育での外国語活動の実践を通し て、通常学級にも活用できることがあると考えます。小学校外国語活動の在り方を再考するきっかけにした いと思います。 (2)発話では、最終的に「即興で」話すこと、 「論理的な文章構成」を伴った方略を身につけていくことが目標と されます。中学校 3 年間の授業の中で、帯学習として行うスピーキング活動の実践を発表します。 (3)本来アウトプット中心の構成になるべき英語表現の授業で文法学習を引き取る場合、パワーポイントを使っ て効率的に学習を進める実践例を、授業全体の中での他のアクティビティーとの位置づけに言及しながら報 告します。 (4)今回の発表では、筆者が「英語表現Ⅱ」の授業で実施した「無生物主語構文を用いてオリジナル英語ポスタ ーを作る」活動を、授業指導案、および授業で使用したプリント、さらに生徒たちの優秀作品を用いて紹介 します。 司会者:小松 亜紀(神奈川県横浜市立横浜総合高等学校) 発表者: (1)田中 真理(千葉県佐倉市立根郷小学校) (2)木村 祐太(石川県白山市立北星中学校) (3)松村 香奈(法政大学中学高等学校) (4)柳瀬 学 (兵庫県立武庫荘総合高等学校) 中学高校英語研究:「英語表現Ⅱ」 生徒に自己表現を促す授業 協議会 E 2階 152A 指導法研究:(1) Tense - 色分けカードを使った文法指導 協議会 F 2階 152C 《第26 研究グループ》 高校では「英語表現」という科目が始まって 3 年目となります。文法と活動のバランス、英語による授業の方法な ど課題が多いようです。今回の発表では「英語表現Ⅱ」の授業をご覧いただき、参加者の皆さんと授業の進め方に ついて考えていきたいと思います。 司会者:吉田 章人 (日本女子大学附属高等学校) 授業者:中山 健一 (桐朋高等学校) ※10 月1 日の段階で内容に一部変更が生じ、上記のようになっております。ご了承ください。 《第 3 研究グループ》 (2) 「協調学習」を英語で行うための指導技術 (1)時制・数・人称を表わす定形動詞(finite form)について二色のカードを使った指導方法を提案します。 (2)協調学習で生徒に英語を使用させるために、教師が共有できる指導技術について提案します。 司会者:郷司 雅子(埼玉県立越ヶ谷高等学校) 発表者:砂谷 恒夫(東京都立蔵前工業高等学校) 山崎 勝 (埼玉県立和光国際高等学校) (8) 対談「小学校から見通す日本の英語教育 ~中・高・大との連携を視野に~」 (会場:2 階 152A) ………15:10 ~ 16:40 小学校英語教育は今や傍観できない事態になっています。本研究所は長年にわたり小学校英語教育を 研究してきました。その中心的な役割を担ってきた久埜百合参与に小学校や中学校の現場が直面して いる課題を聞きながら、高等学校、大学へとつながる英語教育の方向性を探りたいと思います。 語り手:久埜 百合(元成城学園初等学校、元中部大学客員教授) 聞き手:小泉 仁 (東京家政大学) (9) 閉会式 ……………………………………………………………… 16:40 ~ 16:45 挨拶:研究所理事長 手島 良(武蔵高等学校中学校)
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