2015年1月 - 国際ロータリー 第2800地区・山形

GOVERNOR'S
MONTHLY LETTER
Rotary International District 2800
1
2014-2015
vol.7
CONTENTS
ガバナー月信
第7号
2015年1月1日
・ 新年ごあいさつ
ガバナー、各パストガバナー
ガバナーエレクト、ガバナーノミニー
・第1ブロックI.M.報告
・前期報告会について
・ 国際ロータリーゾーン1・2・3第43回報告
・ GE第1回地区チーム研修
・ 低出生体重児の
セミナー報告
音楽療法セミナー開催
・第1・2回地区チーム研修セミナー、・クラブ会員数・出席率
酒井ガバナーエレクトご夫妻歓送会 ・ 新入会員、米山功労者紹介
・2015学年度 米山奨学生 ポールハリスフェロー、訃報
選考試験報告・感想
・1月の地区スケジュール
日本海洋上から見た鳥海山の横に昇る朝日
国際ロータリー第2800地区
2014 ▶ 2015年度
ガバナー:池田德博
R.I.会長:ゲイリーC.K.ホァン
R.I.理事:北 清治・杉谷卓紀
謹 賀 新 年
ごあいさつ
新年明けましておめでとうございます
国際ロータリー第 2800 地区 ガバナー
池 田 德 博
( 鶴岡西 RC)
2014 - 2015 年度も半期が過ぎ、ガバナー補佐並
命題ではありますが、「質」 が維持されなければ、
びに各大小委員長及び、地区関係者の皆さんの、素
やがては、このことによって、組織は弱体化します。
晴らしいご活躍には、敬意とともに、心から感謝申
現在のメンバー数を嘆かず、少数精鋭の心意気を持
し上げます。
ち、まず、2 人、そして 3 人と、着実な、会員増強
年度前半におきましては、ゲイリー C.K. フォア
を望みます。ロータリークラブが入会者を、権威を
ン RI 会長による、当年度のテーマ、「ロータリー
もって選ぶという、やり方を取り戻さなければなり
に輝きを」 に基づく、各クラブ、各委員会において
ません。ロータリークラブも、その国、その地域の、
の具体的な、活動方針のご活躍をしていただくこと
相対的独自性が認められてこそ、生きいきとした、
に重点を置き、各セミナー、卓話、委員会の開催、
活動ができるように思えます。
そして、公式訪問を進めて来ました。
私は、年度後半は、青少年活動に力に入れて参り
この活動の中で、強く感じとれたことは、「増強」
ます。青少年育成は、ロータリーおける、大きな目
という、縛りの中で、苦しみながらも独特かつ、多
的です。インターアクト、ローターアクト、青少年
彩な活動を、しているということでした。ロータリ
交換プログラムなど、各クラブでも、ぜひ、取り組
アン同士の強絆と信頼、そして、相互に尊敬の念を
んでいただきたいと思います。東日本大震災復興支
持ってのロータリー活動がなされているということ
援としての資金援助も続けております。是非、お申
です。
し込み下さい。
私は、思います。ただ増やすというだけの増強は、
では、この一年が、皆さまにとって、素晴らしい
もうやめましょう。組織である以上、増強は、至上
年になりますように!
直前ガバナー
新関彌一郎
天童東RC
2
パストガバナーになってまだ半年なのに、
ガバナーエレクトは国際協議会に、ガバナー
は折り返し点を過ぎ胸をなでおろす。新年
は地区をあづかる者の思いが交差するとき
です。
明けましておめでとうございます。2800
地区 1640 名の皆様がクラブを中心に健やか
に、そして仕事に社会に、奉仕の心を添え、
ご活躍の年になりますことをご祈念いたし
ます。ノーベル平和賞の素晴らしいマララ
スピーチにロータリーの一路が見えたよう
に思います。
GOVERNOR’S MONTHLY LETTER
あけましておめでとうございます。
2800 地区の各クラブが元気に活動で
きますことが何よりも大切なことと
存じます。
活動するには人材の活用が最大で
パストガバナー
遠藤栄次郎
山形西RC
すので『人材の増強』=会員拡大を
今年も宜敷くお願いいたします。
パストガバナー
安孫子貞 夫
寒河江RC
パストガバナー
藤 川 享 胤
鶴岡RC
パストガバナー
野々村政昭
山形RC
パストガバナー
石 黒 慶 一
鶴岡西RC
パストガバナー
武 田 和 夫
山形南RC
最近のロータリー活動で、その思想の根
幹にある本質について、聴くことが極めて
少なくなった。大いに危惧の念を禁じ得ま
せん。
ロータリーは、己の為になることが基本
で、因って地域社会を豊かにすることにあ
ります。
「人の昇沈は定めて道に在り」と云われる。
その道は、ロータリーに有ることを確と自
覚して頂くことが肝要です。新年を迎え、
ロータリーの価値を一層高め、皆様の人生
が更に豊かに成ることを心から御祈念申し
上げます。
新年明けましておめでとうございます。
ロータリーの世界で私どもが使っている奉仕とい
う言葉の英語の語源はサービスでありヴォランティア
ではございません。ではなぜサーブの名詞サービス
を使うのでありましょうか。
それはロータリーでいう全ての奉仕は、奉仕をす
ることによって他人を潤すこと以上に、自分自身を磨
き、高めるために欠くべからざる大事な修練の行だ
と考えるからであります。
ロータリーが I serve にこだわる理由はここにあり
ます。ロータリアンとして誇り高い高潔なる 1 年をお
くられますことを心よりご祈念申し上げます。
新年あけましておめでとうございます。
「ロータリーに輝きを」RI テーマのもと、池田ガバナーは、
公式訪問を通して、ゲイリー・ホアン RI 会長のテーマ
を
「地域におけるロータリーの存在感」
「新会員の増強」
「ポリオの撲滅」などを、50 クラブの会員に積極的に、
ご自身の考え方を入れながら、分かりやすく、丁寧に、
お話いただき、池田ガバナーの所期の目的が達成され
ることは、間違いないと思います。
本年は、未年、未は絆をもって群をなし、穏やかな
一年になると云われております。2800 地区・50 クラブ
の隆盛・発展をご祈念し新年のあいさつといたします。
平成 27 年の新春を寿ぎ、心よりお慶び申
し上げます。
ロータリーは依然として厳しい環境は続いてお
りますが、明るい兆しも見られて来ているのでは
ないかと思います。それは「会員数」の減少に歯
止めが最近見られることです。
これまで先輩ロータリアンの崇高な奉仕の精神
で「世の中のためになる」奉仕活動をやって来ま
した。我々は自信をもって先輩の築かれたロー
タリーを発展させる責務があります。「不易流行」
の基本理念のもと、新たな発想・発信・行動に期
待致します。
未年の新年、おめでとうございます。
ロータリーも 111 年目です。最初は 4 人
の会員が今は 120 万人です。この大発展の
原点は、P・ハリスが一人での食事は淋し
いと、仲間を求め商売が違う友人の輪を広
め、誠実な仕事をして、地域の人達に良い
ことをしようという考えです。これに賛同
する人々がロータリーを大きくしました。
今年は仲間を増やし親睦を大切にし、しっ
かり職業奉仕をすることを目的に奉仕活動
に努めましょう。
パストガバナー
渡部保太郎
長井RC
明けましてお目出とうございます。
今年は未歳(ひつじどし)であります。未歳
生まれは超運すぎる人が多く、昔から世の
中を変革したりその実力は偉大だと言われ
て来ました。
私達ロータリアンは、夫々の立場で日本
国の景気回復の為に、職業奉仕に一層励み、
特に従業員の福利厚生に目をかけてやりた
いと存じます。
運命学者に依ると、今年は百四十四年ぶ
りの「未の時代」到来だと言われています。
ロータリアン一致団結?して頑張れる年で
はないでしょうか !!
あけましておめでとうございます。
ロータリーの原点は職業奉仕である
と云われています。奉仕活動に地域
の発展と明るく住みよい社会作りに
パストガバナー
伊藤巳規男
大江RC
パストガバナー
豊 田 義 一
山形西RC
貢献し会員増強に頑張ります。
今年も宜しくお願いいたします。
新年明けましておめでとうございます。
ポール・ハリスは後年「なぜロータリーを
創ったのですか」と問われた時、
「さびし
かったから」と。求めていたのは、心の友―
fellowship であり、これがロータリーの原点
であります。
ロータリーは時代とともに大きく変化して
いますが、fellowship を実感出来るロータリ
アンの幸せを感じています。
本年もよい年でありますようお祈り致しま
す。
新年明けましておめでとうございます。
ロータリー創立 110 年を迎えました。会員
の皆様には、新年に当たっていろいろな想
いをもって迎えられたと思います。とりわ
け池田ガバナーをはじめとして、地区委員
の皆様、各クラブ会長、幹事の皆様、年度
活動の前半を終了されて、後半を年度活動
の仕上げの期間として考えておられること
パストガバナー
と思います。
大 友 恒 則
特にガバナーには、公式訪問もほぼ終了
米沢中央RC
され、安堵されていると同時にもう一度訪
問して、RI会長の年度方針と自分の年度方針を話したいとの
強い思いがあるのではないでしょうか(私がそうでした)
。
ようやくロータリー、RI会長方針、自分の方針を論理的に
話せるような気がしてきているとお感じではないでしょうか。
各クラブ会長もまた然りと思います。
年度後半をロータリアンとしてポール・ハリスのロータリー
創設の精神と今日のロータリー活動の現状を対比しつつ、後半
の時間を通したいと考えております。
絶えず原点を見つめながら、今後のロータリー活動の方向性
を議論しあうことがロータリーの誤りなき発達を担保してくれ
るのではと思います。
年度総括の後半を互いにロータリーを考えていきたいと思い
ます。
vol.7 1/2015 3
パストガバナー
佐 藤 豊 彦
天童RC
パストガバナー
細 谷 伸 夫
山形西RC
ガバナーエレクト
酒 井 彰
米沢上杉RC
新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、お健やかに新年を
迎えられたことと心よりお慶び申し上げま
す。
東北関東大震災を受けて、4 年目を経過し
ます。福島を視察して思うことは、この震
災の復興はまだまだです、風化させてはな
りません。これからも、ロ一タリアンとし
て真剣に考えて行き、頑張っていきたいと
思っています。会員ご家族の皆様が、素晴
らしい年になりますようにお祈りいたしま
す。
明けましてお目出とうございます。思い
やりの心を忘れずに今年も一年頑張りま
しょう。
最近RIは、職業奉仕よりも社会奉仕に
力を入れております。何故か。格差社会の
固定化が原因の一つと考えられます。
21 世紀の米国は、20 世紀と相反し、一生
懸命働いても出世するチャンスはないと考
えている人が 45% に達しています。
仕事のない人、働き場所のない社会、働
いても報われない社会に職業奉仕をどう考
えたらいいでしょうか。
国際ロータリー第 2800 地区の会員の皆さん、
新年明けましておめでとうございます。穏やかな
年をお迎えの事と心よりお慶び申し上げます。
さて、国際化、高齢化、情報化のキーワード実
感する時代に突入して参りました。
こんな時代だからこそ変える事が出来るなら変
える勇気を、変える事が出来ないなら受け入れる
謙虚さを、そしてそれを識別する知恵を、、、、ニー
バの祈りよりの一節が心に重く沁みるのは私だけ
でしょうか?
浅学菲才のガバナーエレクトです。お引き回しの事宜し
くお願い申し上げます。新年の挨拶に替えさせて頂きます。
「森林は過去からの贈り物であり、林業は
未来への返礼である。
」
前段は引用、後段は自作の座右の銘で
す。ロータリーの年次テーマ、地区やク
ラブ目標等に習い、近年自分は、年度や
年次の変わり目に、1 年間のマンネリ化
防止のための努力目標を考案するように
パストガバナー
なりました。
塚 原 初 男
今年もよろしくお願い致します。
鶴岡RC
パストガバナー
和 田 廣
南陽東RC
ガバナ―ノミニー
長 谷川憲 治
山形RC
あけましておめでとうございます
新しい年を迎え、ロータリーの発展の為
に新たな決意をしております。パストガバ
ナーとしての役割を果たしていく事はもち
ろん、自クラブの発展の為に、会員に対す
る指導を徹底して、ロータリーをもっと理
解していただき、ロータリーの楽しさや社
会に貢献している喜び、そして充実感を持っ
てもらう。その事によって退会者を防ぎ、
会員の増強に努めて、ロータリーの発展に
つなげていきたいと思います。
新年のお慶びを申し上げます。
ガバナ―ノミニーを拝命した昨年来、多
くのセミナー等に参加し、改めてガバナー
職の重みと自らのロータリー知識の乏しさ
を痛感しております。しかし、お引き受け
した以上は地区のため、地区内各クラブの
ため精一杯頑張る所存でありますので、温
かいご理解とご支援をよろしくお願い致し
ます。
第 2800 地区 2014-2015 年度ガバナーノミニー紹介
学 歴
1965 山形県立米沢興譲館高校 卒業
1969 慶應義塾大学 経済学部 卒業
職 歴
1969 ~ 1974 松下電器産業㈱(現パナソニック)
1974 ~ 1988 ㈱マルタニ(1977 ~ 1988 代表取締役)
1988 ~
㈱殖産銀行(現きらやか銀行)
(2000~2008代表取締役頭取、2008~相談役)
長谷川 憲治
(はせがわ けんじ)
所属クラブ/
山形ロータリークラブ
生年月日/
昭和21年
(1946年)
10月15日
住 所/山形市緑町1-1-10
電 話/023-622-2008
FAX/023-622-2008
4
そ の 他
1984
1995 ~
1995 ~
2003 ~
2003 ~
2005 ~
ロータリー歴
GOVERNOR’S MONTHLY LETTER
1986 ~ 1997
1997
2001 ~
2011 ~ 2012
2014 ~ 2015
(社)山形青年会議所 理事長
(公財)山形美術館
(1995 ~ 2010 理事、2010 ~監事)
(公財)エンドー学事振興会理事
(社福)山形いのちの電話
(2003~評議員、2012~理事兼務)
(学)冨澤学園理事
(公財)蟹仙洞理事
山形ロータリークラブ
酒田中央ロータリークラブ
山形ロータリークラブ
山形ロータリークラブ幹事
山形ロータリークラブ会長
第 1 ブロック インターシティ・ミーティング(I.M.)報告
第1ブロックガバナー補佐
大 泉 好
(酒田東RC)
国際ロータリー 2800 地区第 1 ブロックのインター
シティミーティングはホストクラブ酒田東RCにて
11 月 12 日、ご来賓として第 2800 地区ガバナー池
田德博様、地区幹事今間勝見様をお迎えして開催致
しました。(酒田市長本間正巳様にご案内を致しま
したが残念ながら体調不良の為欠席になってしまい
ました。)
ホストクラブ酒田東RC理事、会員の皆様にも相
談に乗って頂き組織表を作成し当日を迎える事が出
来ました。第 1 ブロックロータリアンの方々からは、
登録者数 105 名のご参加を頂きました。
前半は今、問題になっている会員増強について、
第 1 ブロックのロータリアンに少しでも役に立つよ
うにと思いを込めて、会員増強の秘策DVDを約
30 分に短縮して放映を致しました。始めて見られ
る方もいらっしゃったせいか、皆さん方は真剣な目
で見て聴いて下さったようです。
その後基調講演として、
・酒田駅駅長 佐藤一晃様の
『夢それは “ 観光の都 庄内 ”
〜無限の可能性を信じて夢に挑む』
・酒田駅輸送指導係 佐竹貴美子様の
“ 挑戦と成長 ”(平成 25 年度JR東日本社員 意見発表会グランプリ受賞)
のお二人よりそれぞれの演題でご講演をして頂きま
した。
佐藤駅長は今年のディスティネーションキャン
ペーンも無事終わりましたが、これからの観光の都・
庄内の大事さを汗を流しながら迫力ある講演、また
佐竹輸送指導係さんは上司より輸送指導係を命じら
れた時、自分は出来るかと心配だったが責任とその
重さを感じたらむしろ張り切りが出てきた。そして
最後に自分の将来は酒田駅長になる事。と将来に向
かってのユーモアを交えながらのお話しに会場から
は笑いの声と、拍手があがり、お二人のご講演は私
達ロータリアンに仕事の楽しさ未来に向かっての夢
のある、講演をして頂きました。
後半の部は、各クラブ新入会員の紹介、酒田ロー
ターアクト会長挨拶、そして次年度ガバナー補佐上
林直樹君(酒田中央RC)の乾杯のご発声で懇親会
へと入り、第 1 ブロックロータリアンの懇親を十分
深め最後に、今までに活躍してくださった分区代理・
ガバナー補佐全員をステージにご登壇頂き、全員で
エールを送り盛会の内にIMを終了致しました。
大変忙しい中ご出席をいただきました池田德博ガ
バナー、第 1 ブロックロータリアンの皆様へ心より
御礼申し上げます。
前 期 報 告 会について
地区幹事
今 間 勝 見
(鶴岡西RC)
池田ガバナー年度がスタートしてから6か月目に入りまし
たが、この期間中地区役員の皆さんや地区内クラブの熱いご
支援を受けて支えて頂き、何とか辿り着く事が出来ました。
池田ガバナー・新関直前ガバナー・酒井ガバナーエレクト・
バストガバナーが出席、地区役員である・各ブロックガバナー
補佐と大・小委員長の 37 名が出席し、前期報告会が 12 月6
日(土)に山形市のの々村で午後5時から開催されました。
当日は米山奨学生の試験が山形グランドホテルで8時 45
分から開催されましたので、午前7時前の出発となりました
が、試験官と成られた新関ガバナーとバストガバナー・松村
委員長には長い一日だったのではないかと思います。地区事
務所の菅野さんにも大変お世話になり有難う御座いました。
前期報告会は限られた時間の中で21名の方からこれまで
の報告と反省点や今後の課題等について、明確に報告され有
意義な会に成ったものと感じました。
特に各クラブから卓話の依頼を受けて出向して頂いた委員
長・委員の皆さんには大変なご尽力を頂いたものと改めて感
謝の気持ちを強く持ちました。
又、公式訪問は 48 クラブが終わりましたがガバナー補佐
の皆さんからも、公式訪問までに数回にわたり例会出席をし
て頂き、クラブ協議会での報告が有りカバナーの公式訪問に
大きく貢献して頂きました。
この報告会では皆さんのご活躍とご苦労された事が手に取
る様に理解出来、改めて感謝申し上げたいと思います。その
後、懇親会を開催し、親睦とご苦労を労う会となりました。
新年を迎えての
池田ガバナー年度
の後半も地区運営
にご尽力頂きます
様お願い申し上げ
て前期報告会開催
のご報告と致しま
す。
vol.7 1/2015 5
国際ロータリー ゾーン 1・2・3 第43回報告
ガバナーエレクト
酒 井 彰
(米沢上杉RC)
国際ロータリー ゾーン 1・2・
3 第43回ロータリー研究会が
東京のホテルグランパシフィッ
ク LE DAIBA で 11 月 25 日 よ
り四日間開催された。
25 日はロータリー財団地域
セミナーの六時間勉強会、夜はガバナーエレクト及
び夫人の晩餐会。豪華なホテルの豪華な料理、私の
家内は初めての参加で、少々緊張気味だったが食事
が進みお酒も入り和やかな一夜を楽しませて頂い
た。
26 日 は 午 後 二 時 か ら 研 修 の 分 科 会、 当 然 私 は
GETS に参加、基本的心構え勉強の後で六人に分か
れてのバズセッション、ガバナーエレクトの抱負と
題して熱心な討議、各地区エレクトの心意気を感
じ取る事が出来た。六時からは RI 会長黄 其光ご夫
妻 .TRF 委員長ご夫妻の歓迎晩餐、大宴会場が RI
役員やパストガバナー、ガバナーそれにエレクト達
ご夫婦総勢約五百人のメンバーで満杯状態だった。
ロータリー財団元奨学生による8手連弾のアーティ
スピアノアンサンブルの心打つ演奏、それに引き続
き RI 会長のユーモア溢れるご挨拶に拍手は鳴りや
なず、引き続き乾杯、パストガバナー達は旧交を温
め合い、ガバナー達は行事も終盤に差し掛かり一安
心のご様子、エレクト達は同期の仲間と会話が進み
和気藹々と晩餐会は終了した。
27 日からは本格的ロータリー研修会。流石国際
ロータリー、点鐘の後、国歌斉唱は台湾、スコット
ランド、日本と続いた。RI の近況報告、五カ年の
財務見通し、サンパウロ国際大会のご案内、その後
日本財団の報告と続き、米山記念奨学会、ロータリー
の友、ロータリー文庫運営員会、日本 100 年史編集
準備委員会等の報告、その他の報告で午前中は終
了、昼食後は黄 RI 会長の – ロータリーに輝きを –
の基調講演、孔子の言葉を引用、暗闇に悩むより自
分で灯火を点けましょうや、必要なのは HAND と
HART と HEAD である(私は勇、知、仁と解釈した)
と挨拶された。
まだまだ続きますが原稿の都合上、この辺にさ
せて頂き、私なりに何か手応えを感じると同時に、
ちょっとロータリーの心と原点疎かになっている、
そんな風に考えさせられた研修会でもあった。
GE 第1回地区チーム研修セミナー報告・感想
ガバナーエレクト
酒 井 彰
(米沢上杉RC)
去る、11 月 29 日、エレクトとしての対外的キック
オフ研修セミナーが開催され、池田ガバナーを始め財
団委員長の佐藤PG、研修リーダーお願いした新関P
Gそれにノミニー、ガバナー補佐、各委員長、米沢R
C、米沢中央RC、おしょうしなRC、ホストクラブ
の上杉RCの皆様方に来て頂き感謝と共に大変緊張
の中開始されました。
池田ガバナーの開会点鐘と挨拶、私からの地区委
員の皆様に委嘱状交付され、新関PGからは基調講
演を佐藤PGからはR財団役割を勉強させて頂いた。
休憩を挟んで私の方針や諸々の説明後閉会となった
事を先ず報告します。
何せ米沢上杉 RC としては設立 53 年を迎え初めて
のガバナー選出された訳で、地区幹事始め大勢にス
タッフと色々ご指導頂いた新関 PG、志田前地区幹事
及び天童東 RC の皆様、池田 PG、今間地区幹事及び
鶴岡西 RC の皆様に心から感謝申し上げたいと思いま
す。お陰様で、不慣れながらようやく船出出来ました。
正直、今回の組織図案を作るに大変苦労しました。
6
GOVERNOR’S MONTHLY LETTER
でもこの事はガバナーの最初の試練で、毎年の歴代P
Gのご苦労も垣間見た感じでした。そんな意味でも、
大役を引き受けて頂いた、カウンセラー、ガバナー補
佐、各委員長始め委員の皆様に本当に頭が下がる思い
でした。
さて、私の次年度の基本理念は、– ロータリーの縁
を活かそう基本方針は友情と奉仕(サービス)の再確
認、スタンドからグランドへ – とさせて頂きました。
私はRCから 16 年程離れてましたのでRCを客観
的、RCの現状、組織の運営等熟考し模索し方針を決
めさせて頂きました。
そしてその後、福岡の広畑富雄PGから、ロータ
リーの心と原点、サブタイトル、基本に返ろうなる本
が届きました。大変感銘を受け貪るように読み終えま
した。ほんのかじりですが、創立者ポール・ハリスに
始めた動機の質問に淋しかったからと答えた有名な
話や奉仕(サービス)とは、職業奉仕とは等、私の方
針と同調する事が沢山ありました。これから、皆様と
議論しながらじっくり行動に移したいと思います。
まだまだ浅学菲才なエレクト、お引き回しの事重ね
て宜しくお願い致します。
第 1・2 回地区チーム研修セミナー・酒井ガバナーエレクトご夫妻歓送会
次期地区幹事
内 藤 文 博
(米沢上杉RC)
11 月 29 日 第 1 回地区チーム研修セミナーが、
米沢サンルートホテルで、池田ガバナー、新関次期
研修リーダー、長谷川ノミニー、パストガバナー佐
藤ロータリー財団委員長の出席の元に開催され、次
期ガバナー補佐、次期大委員長、地元 米沢、米沢
中央、米沢おしょうしな各 RC の会長、会長エレク
トの皆様に、酒井ガバナーエレクトより次年度の地
区方針が説明されました。又、次期 PETS・地区研
修・協議会、今後の日程等の報告がエレクト事務所
よりなされ、雨の中皆様には大変ご苦労をおかけし
ました。
12 月 13 日 夕方より、米沢グランドホクヨウで、
酒井ガバナーエレクトご夫妻の歓送会が、池田ガバ
ナーの元、米沢上杉ロータリークラブがスポンサー
クラブとして開催され、第 6 ブロック 12 クラブよ
り、会長、会長エレクト、そして多数の会員が酒井
エレクトの為に参加していただき、又、当日開催さ
れた諮問委員会のパストガバナー、第 2 回地区チー
ム研修セミナーに参加されたガバナー補佐、大小委
員長にも参加していただき、激励していただきまし
た。本当に心より感謝申し上げます。又、裏方とし
てご協力していただいた米沢上杉ロータリークラブ
の会員には、ご苦労様とお礼と感謝申し上げます。
酒井ガバナーエレクトは、1 月国際協議会に出席
され、研修をして参ります。
12 月 13 日 米沢グランドホクヨウで第 2 回地区
チーム研修セミナーが池田ガバナーの元に開催さ
れ、次期 2800 地区ガバナー補佐、大小委員長(カ
ウンセラーのパストガバナー)の皆様に酒井ガバ
ナーエレクトの次年度の地区方針が説明され、その
後カウンセラー、大小委員長で次年度の計画が検討
されました。
vol.7 1/2015 7
2015 学年度 米山奨学生選考試験報告・感想
米山奨学委員会委員長
松 村 澄 男
(天童RC)
12 月 6 日(土)に米山奨学委員会として最も大
切な「奨学生選考面接試験」が行われましたので報
告します。
今年度も米山奨学委員会は、6 月の指定校選定に
始まり、岩邉事務局長をお迎えして 8 月の米山奨学
セミナー、モンゴルから米山学友ボロルトヤさんを
お迎えした 10 月の地区大会及び米山奨学月間とし
て多くのクラブから卓話の依頼を頂いた。
昨年まで当地区の奨学生の数は 9 名でしたが、15
年度からは 11 名に増員なり、例年の高い競争率が
やや緩和されることが見込まれた。指定校選定も各
大学の担当者に直接電話で確認した。初めて東北公
益文科大からの問い合わせもあったが、学生の準備
が間に合わなく断念、慶応大鶴岡の学生も条件が揃
わないため断念。結果としては、山形大学と東北芸
術工科大学の 2 校から 15 名の応募となり、大幅に
競争率が低下した。
応募者の国籍別は、インドネシア、バングラディッ
シュ、韓国、中国の 4 カ国でした。また、地域別で
は庄内地区(山形大農学部)3 名、村山地区(山形大、
8
GOVERNOR’S MONTHLY LETTER
東北芸工大)7 名、置賜地区(山形大工学部)5 名
となった。
選考試験には面接担当者として、池田 G、新関直
前 G、酒井 GE を中心に大友カウンセラー PG、武
田常務理事 PG, 塚原評議員 PG と松村に、次年度米
山奨学委員長の大久保 AG がオブザーバーとして出
席した。
最初に受験生のオリエンテーションを行い、「小
論文」試験を実施した。その間試験官は「試験官の
手引き」の DVD を基に「試験官のオリエンテーショ
ン」を行った。これは米山記念奨学会が「公益財団
法人」になり、公益性・公平性を担保するために非
常に重要な準備である。
10:00 から面接が始まり、帰りの時間も考慮して、
最初に庄内地区、次に置賜地区という順で実施し
た。緊張する受験生と試験官をリラックスさせるこ
とが大切ですが、試験官の皆さんの配慮でスムーズ
に進めることができた。10 分間予定の面接時間が
最大 30 分近くまで伸びたり、涙を流してアピール
したり、日本語が未熟で英語でやり取りをする受験
生等。一方試験官の皆さんは評価シートに基づいた
的確な質問をして頂き、終了時は大変疲れてしまっ
た。今年も受験生の皆さんはほとんど日本語が完璧
で、大変優秀な学生ばかりで選考には苦労した。今
回の準備・段取り・集計などには G 事務所スタッフ、
米山奨学委員会、地区事務所などから協力を頂きス
ムーズに実施できた、特に地区事務所の協力は大変
助かった。
今後は奨学生の決定、世話クラブ・カウンセラー
の決定、奨学生・カウンセラーオリエンテーション、
奨学生の歓送会などが続きますが皆様のご協力を宜
しくお願い致します。
低 出 生 体 重 児 の 音 楽 療 法 セミナ ー 開 催
る音楽療法の現場を全員が見学。新生児
集中治療室に入院中の低体重児に音楽的
介入を行って成長と発達を促す音楽療法
は日本では数年前に山形県立中央病院で
初めて導入された。
2 日目は公開講座で、若い母親たちが
100 名程出席し、当ロータリークラブは
移動例会のため、多くの会員が参加。子
供連れの母親たちは、うしろの赤い毛セ
ンに座り、楽な姿勢で学んだ。
最初に当クラブの鈴木修次会長が開講
の挨拶をし「今や本県や日本中で人口減
少、少子高齢化が問題視されている。出
2日目午後の公開講座。約100名の若い母親たちが音楽療法のポイントを学んだ。 生率が非常に低下しているのに低出生体
重児が著しく増えており、その成長や発
達に音楽で働きかけることが良い効果を及ぼしま
日本初の
(未熟児)
の
す。しかし、日本で音楽療法を病院のシステムに組
み入れているのは、この県立中央病院だけです。今
後普及すれば健やかに育って、幼児虐待や幼児殺し
― 人口 減 少 問 題に一 石!―
がなくなり、人口問題にも一石を投ずることになり
ます。ここに参加頂いた皆様に感謝し、この音楽療
天童RC社会奉仕委員会
法が広がるよう、期待しています。」と述べた。
副委員長 野 川 幸 吉
呉教授は「胎児期からの子供の発達と音楽」につ
さる 10 月 31 日から 2 日間、当クラブは日本で最
いて、映像を映しながら話した。赤ちゃんが泣きや
初の「未熟児の音楽療法セミナー」を、国内で唯一
まない時は、太鼓をゆっくり打つとか、セロファン
この療法を実施している山形県立中央病院で開催し
をもみくちゃにしたガサガサ音を出せば泣きやむな
た。これは、音楽療法士県代表委員の二瓶明美さん
ど、貴重なアドバイスを次々に披露し、一同は肯き
の「ぜひこのセミナーをやりたいが、資金がなく
ながら聞き入った。
て・・・」との話に、当クラブが 15 万円と地区補
なお、NHK山形放送局長の栗田晴行氏に数日後
助金 15 万円を用意し一緒にやることにしたもの(社
お会いした折「生憎当日は事件が起き、取材できず
会奉仕委員会担当)。
すみません」とコメントされた。また、本セミナー
出生体重 2500g 未満の新生児に心地よい音楽を
は、タウン誌「サンデータイムス」(天童・東根で
歌い、やさしくタッチングし、心身障害の回復、機
全戸配布)の 12 月号に、同病院の広報誌「あおやぎ」
能の改善などをやるのが音楽療法である。
1 月号に掲載予定。
当日の朝、病院長の後藤敏和先生が私たちを迎え
て下さった。ロータリアンは全員が「天童ロータリー
クラブ」のタスキを掛け、2 日間にわたり共催の日
本音楽医療研究会の呉東進氏(京都大学教授)や、
同病院の講師の医師がた、二瓶さんと共に、会場の
設営・秩序の維持、受付などに当った。
セミナーの受講者は、北は青森から南は沖縄ま
で、さらに遠く北欧のフィンランドから 1 名の 36
名。全員が女性で、看護師、助産師、音楽療法士な
どで、香港の 1 名は都合で欠席したが、国際的な催
しとなった。
左から鈴木会長、二瓶明美氏、呉東進氏、渡辺副委員長、佐々木幹事、野川副委員長
初日の午後は、同病院の集中治療室で行われてい
「低出生体重児
音楽療法セミナー」
vol.7 1/2015 9
ク ラ ブ 会 員 数 ・ 出 席 率 (11 月)
10
GOVERNOR’S MONTHLY LETTER
新 入 会 員 紹 介
ポール・ハリス・フェロー
(敬称略)
鳥海隆太
所属クラブ/米沢上杉RC
職業分類/重機工事
入会月/2014年12月
木島奈保子
冨塚修男
所属クラブ/米沢上杉RC
職業分類/飲食業
入会月/2014年12月
所属クラブ/天童西RC
職業分類/社会保険労務士
入会月/2014年12月
(敬称略)
米沢上杉RC
米沢上杉RC
小形文太郎
川崎信一
ポール・ハリス・フェロー
ポール・ハリス・フェロー
米沢上杉RC
米沢上杉RC
米 山 功 労 者
(敬称略)
米沢上杉RC
竹前秀夫
山形西RC
鈴木隆一
山形西RC
小松公博
菊地照雄
第6回
米山功労者マルチプル
第11回
米山功労者メジャードナー
第2回
米山功労者マルチプル
ポール・ハリス・フェロー
米沢上杉RC
米沢上杉RC
米沢上杉RC
米沢上杉RC
佐藤雄二
ポール・ハリス・フェロー
情野養一
ポール・ハリス・フェロー
酒田湊RC
南間春子
お詫び
酒田湊RC
月 信 12 月 号 で 紹
介した鈴木一作様
の所属 RC 名が間
違っておりまし
た。お詫びして訂
正致します。
マルチプル
ポール・ハリス・フェロー
佐藤一廣
マルチプル
ポール・ハリス・フェロー
米沢上杉RC
山田浩樹
ポール・ハリス・フェロー
高橋ふさの
ポール・ハリス・フェロー
山形北RC
菱沼充好
マルチプル
ポール・ハリス・フェロー
(誤)
寒河江さくらんぼRC
(正)
髙木茂之
ポール・ハリス・フェロー
小林道雄
ポール・ハリス・フェロー
米沢上杉RC
前山健二
ポール・ハリス・フェロー
ご 逝 去
米沢上杉RC直前幹事
斎藤洋一
様
平成26年12月1日ご逝去
(享年49歳)
謹んで哀悼の意を表しますと
ともに、心からご冥福を
お祈りいたします。
寒河江RC
vol.7 1/2015 11
1
月の地区スケジュール
日 曜日
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主要行事 【ガバナー公式訪問】
木 (元日)
金
土
日
月
火
水
木
金
(山形)
土 多文化交流コンサート
日
月 (成人の日)
火
水
木
金
土
日 全国青少年交換シンポジウム開催(神戸)
月
火
水
日 曜日
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2/ 1
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3
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8
9
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11
主要行事 【ガバナー公式訪問】
木
【酒田東】
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水 ジャパン・ロータリーデーⅡin東京
木
金
土 ローターアクト冬季交流会(蔵王)
日
月
火
水 (建国記念の日)
《表紙写真》
日本海洋上から見た
鳥海山の横に昇る朝日
(この光景は釣り人以外はお目にかかれない)
写真撮影:地区幹事 今間勝見
《裏表紙写真》
鶴岡市立藤沢周平記念館
かつて鶴ヶ岡城があった鶴岡公園のなかに、
みどり豊かな自然に囲まれてたたずんでいます。
藤沢文学に親しんでいただくこと、鶴岡・庄内の
豊かな自然と歴史ある文化に触れながら、作品
を味わい深めていただくためにさまざまな活動
を行っている。
国際ロータリー第2800地区
ガバナー事務所
2014 - 2015年度ガバナー 池 田 德 博
〒997-0034 山形県鶴岡市本町三丁目 2-3 TEL 0235-29-1751 FAX 0235-29-1752
E-mail:[email protected]