異物検査 検査の流れ 外観・性状観察 細 菌 昆 虫 昆虫・寄生虫 無機質 有機物 有機物 その他 その他 実体顕微鏡、光学顕微鏡等による構造観察 培養・同定検査 動物性異物 植物性異物 鉱物性異物 その他 形態観察 定性試験 FT-IR(赤外分光分析) 異 物 鑑 定 人髪、歯、爪、昆虫、寄生虫、骨、獣毛、ネズミの糞、他 植物片、木片、種子、紙片、木綿、細菌、カビ・酵母、他 金属片、ガラス片、陶器、貝殻片、プラスチック片、ゴム、化学繊維、他 食品原材料由来異物、製造工程由来異物、他 1.外観・性状観察 検査の方向性を決定する ①異物が目視で確認できる場合 → 異物鑑別検査 ②異物が固体で存在しない場合 → 官能検査、培養検査、その他の検査 2.顕微鏡観察 実体顕微鏡、光学顕微鏡を用いて異物の特徴的な構造を確認する 3.各種定性試験 試 験 ヨウ素デンプン反応 ニンヒドリン反応 オイルレッド反応 アスロン-硫酸反応 リグニンの定性 カルシウム反応 内 容 デンプンの有無の確認 タンパク質の有無の確認 脂質の有無の確認 糖類の有無の確認 木片か否かの確認 カルシウムの有無の確認 試 験 カタラーゼ試験 ルミノール反応 バイルシュタイン反応 燃焼試験 溶解試験 スンプ法 内 容 加熱の有無の推定 血液か否かの確認 ハロゲン元素の確認 燃焼性の有無、臭・煙の確認 水、酸・アルカリ等の溶解性 毛髪キューティクルの確認 4.FT-IR(フーリエ変換赤外分光光度計)を用いた赤外吸収スペクトルの測定 異物の構成成分や官能基等の特定を行なう。有機物が対象 5.異物鑑定 最終判定は外観・性状観察、顕微鏡観察及び各種定性試験等により同定する 株式会社日本食品エコロジー研究所 TEL. (078) 321 - 2311 〒651-0082 神戸市中央区小野浜町1番9号 FAX. (078) 321 - 3066 E-mail: [email protected] URL : http://jife.co.jp KC2014002
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