2014 年度 DOCOMOMO Japan×OZONE 共催セミナー [第1回] 富田

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OZONE
SEMINAR 2014
第1回
2014 年度 DOCOMOMO Japan×OZONE 共催セミナー
[第1回]
富田玲子と象設計集団「人の生きることと風土を建築で味わう」
<セミナー>
講 師:富田玲子(建築家/象設計集団)
進 行:兼松紘一郎(DOCOMOMO Japan 名誉会員)
日 時:2015 年 3 月 6 日(金) 18:30~20:30
会 場:リビングデザインセンターOZONE 8 階セミナールーム
定 員:60 名
参加費:DOCOMOMO 会員 1,000 円 会員外 2,000 円
<見学会>「進修館」
(象設計集団、1980 年)および「宮代町立笠原小学校」(同、1982 年)
日 時:2015 年 3 月 14 日(土) 13:00~16:00
案 内:富田玲子
定 員:30 名
会 費:DOCOMOMO Japan 会員(正会員・フレンズ)2,000 円 会員外 3,000 円
セミナー概要
東武線「東武動物公園前」で降りて少し歩くと、富田玲子氏と象設計集団によって建てられた二つの建築、宮
代町の「進修館」というコミュニティセンター(公民館)と「笠原小学校」が現れます。この地には、富田玲子氏の
叔父齋藤甲馬という名物町長がいましたが、その縁でこの二つの建築が建てられました。この地の風土を形にし
たその特異で魅力的な建築の姿は、宮代町の名物になったと言ってもいいと思います。
「進修館」の小ホールは、コンサートや講演会などに使われていますが、宮代町議会が開催される時期には、
円卓議場となります。
「笠原小学校」の子供たちは「裸足」
。そしてその校舎にはお宮を想起させる形が取り込ま
れたり、随所に昇降口があって子供たちは裸足のまま表へ飛び出し、この校舎群を取り巻く樹木や藤棚、じゃぶ
じゃぶ池と言われるプールを楽しみます。
象設計集団は北海道の十勝に本拠を移しましたが、富田氏の現在の拠点は東京の世田谷にある支所、台湾にも
象設計集団の支所があり、時々出かけています。
本セミナーではこの二つの建築を中心として富田氏の軌跡を振り返り、DOCOMOMO でも選定した「大学セミナ
ーハウス」
(1965 年)や、沖縄の「今帰仁村公民館」や「名護市庁舎」にも触れてもらいながら、師吉阪隆正と
の、そして仲間の樋口裕康、大竹康市、重村力、有村桂子各氏との出会いなどを語っていただき、翌週には興味
深い「進修館」と「笠原小学校」を富田氏と一緒に訪ねます。
■講師プロフィール
富田 玲子(とみた れいこ)/建築家
1938 年東京生まれ。1961 年東京大学工学部建築学科卒業。1963 年同大大学院修了。吉阪隆正が主宰する建築設
計事務所 U 研究室に所属した後、1971 年象設計集団設立に参加。現在象設計集団東京事務所所属。
■申込方法
* OZONE のホームページ内「プロフェショナルセミナー一覧」より
本セミナーを選択し、お申し込みください。
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