4K UHD XJive Player シンプルメニュー 操作説明書

4K UHD XJive Player シンプルメニュー 操作説明書
(Ver 1.14)
2015/08/26
ターボシステムズ株式会社
変更履歴
変更日
変更内容
2014/10/29
初版
2014/11/28
プレイリスト再生および順番クリアに新たなキーが割り当てられました
2014/12/04
プレイリストのファイル名が G4K.lst から PLAYLIST.lst へ変更されました
2014/12/18
タイムコード表示/非表示(XAVC 再生時)機能
2015/01/07
プレーヤ本体の説明を追記
2015/01/23
対応フォーマットの記述を更新しました
2015/01/28
Ver 1.06 リリース対応
早戻し、早送りのキーアサインが変更されました
2015/02/26
XAVC 以外のコーデックでもタイムコードを表示可能になりました
2015/03/03
「*」キーでファイルの情報が表示可能になりました
2015/06/22
ファイルソート(xjive.srt)
2015/07/23
設定ファイル「xjive.cfg」の説明を追加
※ ファイルソート機能(xjive.srt)は「xjive.cfg」へ統合されました
2015/08/17
ジョグホイール「ShuttlePRO v2」の説明を追加
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目次
1. はじめに.............................................................................................................4
1.1. 付属品を確認する...........................................................................................4
1.2. 対応フォーマット...........................................................................................4
1.3. ご用意いただくもの........................................................................................5
2. コンテンツの管理..................................................................................................6
2.1. コンテンツを用意する.....................................................................................6
2.2. USB メモリ/USB ストレージへコピーする...........................................................6
3. 基本操作.............................................................................................................7
3.1. プレーヤ本体(AVC、HEVC、XAVC モデル)......................................................7
3.2. プレーヤ本体(HEVC main10 モデル)..............................................................9
3.3. プレーヤの設置............................................................................................10
3.4. コンテンツの再生.........................................................................................11
3.5. プレイリスト再生.........................................................................................13
3.6. 終了...........................................................................................................14
4. Appendix..........................................................................................................15
4.1. 設定ファイル(xjive.cfg).............................................................................15
4.2. 「ShuttlePRO v2」操作一覧...........................................................................17
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1. はじめに
本手順書は、「4K UHD XJive Player シンプルメニュー」の操作方法について説明しています。
最新情報は製品のウェブページをご覧ください。
4K UHD XJive Player
http://www.turbosystems.co.jp/xjive.html
1.1. 付属品を確認する
次の付属品がそろっている事を確認してください。
・プレーヤ本体
・AC アダプタ、電源コード(1本)
・テンキー(1個)
【重要】HDMI ケーブル、USB3.0 対応デバイスは製品に付属していません。「1.3 ご用意いた
だくもの」を参照し、必要に応じて用意してください。
1.2. 対応フォーマット
「4K UHD XJive Player シンプルメニュー」で再生可能な対応フォーマットは次の通りです。
対応フォーマットは XJive Player のモデルによって異なります。詳細は Turbosystems ホーム
ページ(http://www.turbosystems.co.jp)の製品情報をご確認ください。
項目
コンテナ
映像コーデック
説明
MPEG2 TS 映像:AVC/HEVC/MPEG2、音声:AAC
MP4
映像:AVC/HEVC、音声:AAC/PCM
MXF(XAVC)
映像:AVC/MPEG2、音声:PCM
MXF(XDCAM)
映像:MPEG2、音声:PCM
AVC 8bit
yuv420/yuv422
200Mbps
AVC 10bit
yuv420/yuv422
600Mbps
HEVC 8bit
yuv420(Main Profile)
50Mbps
HEVC 10bit
yuv420(Main10 Profile)
50Mbps
MPEG2 8bit
yuv420
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音声コーデック
AAC-LC 16bit 48kHz 1ch/2ch/5.1ch
PCM 24bit/16bit
解像度/フレームレート
3840x2160(60/59.94/50/30/29.97/25/23.98 fps)
1920x1080 -> 3840x2160
1440x1080 -> 3840x2160
※HD 解像度は 3840 x 2160 にストレッチ出力可能
1.3. ご用意いただくもの
項目
4K 対応テレビ
説明
4K 対応テレビをご用意ください。PC 用の 4K 対応モニタでは正常に表示
されない場合があります。動作検証済みの 4K テレビは弊社ホームページ
の情報をご覧ください。
HDMI ケーブル
プレーヤと 4K 対応テレビとの接続に必須です。HighSpeed 対応のケー
ブルを用意してください。
USB メモリ
「2.2 USB メモリ/USB ストレージへコピーする」を参照し、USB メモ
USB ストレージ(SSD)
リ、または外付け USB ストレージ(SSD)へコンテンツをコピーしてく
ださい。必ず USB3.0 対応の機器を使用してください。性能面から必須
です。
外付け USB3.0 対応ストレージは、SSD を搭載した機器を使用してください。
HDD を搭載したものは十分なパフォーマンスがでないため推奨しておりません。
HDMI ケーブルはハイスピード対応のものを利用してください。
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2. コンテンツの管理
2.1. コンテンツを用意する
「1.2 対応フォーマット」のコンテナファイルを以下の拡張子で用意してください。
拡張子はコンテナに合わせて必ず以下の通りとしてください。
コンテナ
拡張子規則
TS
ファイル名.ts
MP4
ファイル名.mp4
MXF(XAVC)
ファイル名.mxf
2.2. USB メモリ/USB ストレージへコピーする
以下のとおり、USB3.0 対応メモリ、または USB ストレージ(SSD)を用意してください。
•
USB3.0 対応(性能面から必須)
•
単一パーテーションテーブル(通常、購入時はこの状態です)
•
ファイルシステム:exFat もしくは ext4 形式でフォーマットしてください。
用意した USB デバイスへコンテンツをコピーします。
その他のファイルシステムについても使用は可能ですが性能検証は上記のみです。
USB メモリは購入状態では通常単一パーティションテーブル構成になっています。そのままの状
態でフォーマットを実行してください。フォーマット手順は、ご利用の OS 環境のオンラインヘル
プ等を参照してください。
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3. 基本操作
3.1. プレーヤ本体(AVC、HEVC、XAVC モデル)
XJive Player で使用するスイッチやポートは以下の図のとおりです。その他の端子は利用しません。
■ 本体・ハードウェア
サイズ
165(幅)×190(奥行き)×43(高さ)mm
重量
1.3 kg
電源
90W AC アダプター
■ プレーヤ筐体前面
USB2.0
電源スイッチ
名称
説明
電源スイッチ
XJive Player の電源を ON/OFF します。
USB2.0
製品付属のテンキーボードを接続します。
どの USB2.0 ポートに接続しても問題ありません。
■ プレーヤ筐体背面
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電源ポート
HDMI
USB3.0
名称
説明
電源ポート
AC アダプタを接続します。
USB3.0
青色のポートが USB3.0 のポートです。コンテンツをコピーした USB デバ
イスを接続します。
HDMI
4KTV と接続した HDMI ケーブルを接続します。
USB メモリは上下どちらのポートに接続しても問題ありませんが、同時に両方のポートへ USB メ
モリを接続しないでください。
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3.2. プレーヤ本体(HEVC main10 モデル)
XJive Player で使用するスイッチやポートは以下の図のとおりです。その他の端子は利用しません。
■ 本体・ハードウェア
サイズ
350(幅)×205(奥行き)×99(高さ)mm
重量
4.8 kg
消費電力
最大 400W
■ プレーヤ筐体前面
電源スイッチ
名称
電源スイッチ
説明
XJive Player の電源を ON/OFF します。
■ プレーヤ筐体背面
USB2.0
USB2.0 HDMI
USB3.0
電源ポート
名称
電源ポート
説明
電源コードを接続します。
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USB2.0
製品付属のテンキーボードを接続します。
どの USB2.0 ポートに接続しても問題ありません。
USB3.0
青色のポートが USB3.0 のポートです。コンテンツをコピーした USB デバ
イスを接続します。
HDMI
4KTV と接続した HDMI ケーブルを接続します。
USB デバイスは上下どちらのポートに接続しても問題ありませんが、同時に両方のポートへ USB
デバイスを接続しないでください。
3.3. プレーヤの設置
以下の手順に従い、プレーヤを設置してください。
1. プレーヤ背面の電源ポートに AC アダプタを接続し、コンセントへ挿入します。
2. 付属の USB テンキーを USB2.0 ポートに接続します。
3. プレーヤと 4K 対応 TV を HDMI ケーブルで接続します。
4. プレーヤ背面の青色のポート(USB3.0)へ USB デバイスを挿入します。
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3.4. コンテンツの再生
プレイヤの電源を投入します。メイン画面が表示されます。
コンテンツ一覧が表示されます。
「↑」「↓」キーで再生したいコンテンツへカーソルを合わせ、「Enter」キーを押します。
フルスクリーンで再生が始まります。
「Backspace」キーを押すとコンテンツ一覧画面へ戻ります。
コンンテンツ再生中はテンキーで以下の操作が可能です。
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キー
説明
「Enter」
一時停止 / 再生
「7」
前のファイルを再生(プレイリスト再生時)
「9」
次のファイルを再生(プレイリスト再生時)
「4」
早戻し(約 10 秒)
「6」
早送り(約 10 秒)
「1」
早戻し(約 30 秒)
「3」
早送り(約 30 秒)
「0」
早戻し(約 300 秒)
「.」
早送り(約 300 秒)
「5」
スロー再生(1/10 倍速)
「8」
スピード調整(1.11 ⇒ 1.14 ⇒ 1.2 ⇒ 1.33 ⇒ 2 ⇒ 3 ⇒ 4)
※キーを押すたびに再生スピードが変わります。
「5」キーを押すと通常再生へ戻ります。
「2」
スピード調整(0.9 ⇒ 0.8 ⇒ 0.66 ⇒ 0.5 ⇒ 0.33 ⇒ 0.22 ⇒ 0.1)
※キーを押すたびに再生スピードが変わります。
「5」キーを押すと通常再生へ戻ります。
「+」
タイムコード表示
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※ もう一度「+」キーを押すことで表示位置を上下へ変更可能です。
「-」
タイムコード/ファイル情報非表示
「*」
ファイル情報表示
「Backspace」
コンテンツ一覧画面へ戻ります。
AVC モデルは Ver 1.13 からタイムコード/ファイル情報表示に対応しています。
コンテンツ一覧画面で「7」キーを押すと現在のフォルダにある全てのコンテンツを順番に再生し
ます。
Intra frame のみの動画ファイルの場合、コマ送り/コマ戻し、早送り/早戻しといった操作が可能です。
「Enter」キーを押して一時停止状態にした後、以下のキーで操作します。
キー
説明
「1」
コマ戻し
「3」
コマ送り
「4」
早戻し(1/10 ⇒ 1/5 ⇒ 1/2 ⇒ 1 ⇒ 2 ⇒ 5 ⇒ 10)
※キーを押すたびに再生スピードが変わります。
「6」
早送り(1/10 ⇒ 1/5 ⇒ 1/2 ⇒ 1 ⇒ 2 ⇒ 5 ⇒ 10)
※キーを押すたびに再生スピードが変わります。
「5」
早戻し/早送り再生時に押すと一時停止します。
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3.5. プレイリスト再生
プレイリストを設定すると、選択した順番でコンテンツをループ再生させることができます。
プレイリストは「PLAYLIST.lst」へ保存されます。
コンテンツをプレイリストへ追加/削除するには以下のキーで操作します。
キー
「*」
説明
プレイリストへ追加します。
コンテンツの先頭に再生順の番号が表示されます。
「/」
プレイリストから削除します。
「.」
コンテンツの先頭に表示されている番号をすべてクリアします。
「PLAYLIST.lst」へ保存されているプレイリストはクリアされません。
「0」
プレイリスト再生を開始します。「PLAYLIST.lst」へカーソルを合わせて
「Enter」キーを押した場合と同じです。
プレイリストへ追加したコンテンツへカーソルを合わせてもう一度「*」キーを押すと、プレイリストが保
存されます。
プレイリストをクリアするには「PLAYLIST.lst」へカーソルを合わせて「/」キーを押します。
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PLAYLIST.lst ファイルの内容がクリアされます。
プレイリスト再生を開始するには、「PLAYLIST.lst」へカーソルを合わせて「Enter」キーを押します。
「Backspace」キーを押すとコンテンツ一覧画面へ戻ります。
プレイリストへ追加可能なコンテンツの数は99番までの制限があります。
プレイリストが保存されている場合、プレーヤ起動後はプレイリスト再生がはじまります。
3.6. 終了
電源ボタンを押します。シャットダウン処理が開始されます。
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4. Appendix
4.1. 設定ファイル(xjive.cfg)
USB メモリや XJive プレーヤのデータ保存領域へ「xjive.cfg」という名前のテキストファイルを配置する
ことによって XJive プレーヤの動作を変更することができます。
本機能はバージョン 1.12 から利用可能です。古いバージョンをご使用の場合は XJive Player の
アップデートが必要です。また、バージョン 1.11 で実装された「xjive.srt」(ソート設定ファイ
ル)の機能は「xjive.cfg」へ統合されました。
「xjive.cfg」ファイルの設定例は以下のとおりです。
#
#
#
#
#
#
#
sample xjive.cfg
sort = DATAUP/DATADOWN/ALPHAUP/ALPHADOWN
start = PAUSE/NONE
end = PAUSE/NONE
loop = yes/no
sort = ALPHADOWN
start = NONE
end = NONE
loop = yes
先頭が # の行はコメントとして処理されます
■ sort の指定
ファイル一覧の表示方法を指定できます。
指定文字列
説明
ALPHAUP
ファイル名の昇順(A,B,C,D...)でソートし、一覧表示します
ALPHADOWN
ファイル名の降順でソートし、一覧表示します
DATAUP
ファイル日付の昇順(古い日付から新しい日付)でソートし、一覧表示します。
DATADOWN
ファイル日付の降順でソートし、一覧表示します。
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■ start の指定
ファイル再生開始時の POUSE ON/OFF を指定できます。
指定文字列
POUSE
説明
ファイル再生開始時、最初のフレームで一時停止状態になります。「Enter」
キーを押すと再生がはじまります。
NONE
何もせずにファイル再生を開始します。
■ stop の指定
ファイル再生終了時のポーズ ON/OFF を指定できます。
指定文字列
POUSE
説明
ファイル再生終了時、最後のフレームで一時停止状態になります。「Enter」
キーを押すと終了します。
NONE
何もせずにファイル再生を終了します。
■ loop の指定
ファイル再生のループ ON/OFF を指定できます。
指定文字列
説明
yes
ループ再生します。
no
ファイルの再生が終わるとファイル選択画面へ戻ります。
ポーズ機能を ON にした場合、映像が黒の場合は何も表示されていないように見えますので注意し
てください。
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4.2. 「ShuttlePRO v2」操作一覧
XJive Player は、ジョグホイール「ShuttlePRO v2」で操作することも可能です。
動画ファイルのコマ送り/コマ戻しや早送り/早戻しにも対応し、より再生専用機に近い感覚で操作ができま
す。フレーム単位でのコマ送りが可能になったため、確認したい映像にすばやくピッタリとあわすことがで
き作業を効率化します。
本機能は Ver 1.13 からご利用いただけます。古いバージョンの XJive Player をご利用の場合は
プレーヤのアップデートが必要です。アップデートファイルのダウンロード及びアップデート手順
については以下のサポートページをご覧ください。
■ 4K UHD XJive プレイヤー ユーザーサポートページ
http://www.turbosystems.co.jp/xjive/xjive-support.html
1 フレーム毎に移動できるのは、Intra frame のみの映像データになります。
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