2015年度 事業計画 大森北六丁目保育園 2014年度重点

2015年度 事業計画 大森北六丁目保育園
2014年度重点目標の達成に関する評価と今後の課題
1,目標に対する成果と足りなかったこと
a今年度の保育園の重点目標
①環境を生かした保育
大田区から移管して7年が過ぎました。昨年は園児の対応を1年かけ見直し確認をしてきました。
昨年の外部研修参加で保育内容の中で子どもの力を引き出さすことや職員の対応によっては自主性
や想像性の発達を妨げる事になることも分かってきました。この園ならではの自然を生かした体験
をたくさん取り入れていくことが大切であると再確認しました。遊び込める環境、自分からやって
みたいと思える環境設定など指導計画の見直しも行っていきます。
園内の各場所で虫探しやムシムシハウスの虫の観察やお世話をしたり、1 年を通して野菜・果実を
子どもたちと一緒に収穫したり、味わう体験を取り入れていき給食担当者とともに食育を普段の保
育に取り入れ食に関心が持てるようにしていきたいと思います。そのための、計画、準備、手入れ
を誰が見ても分かるように記録にしていきます。
成
・外部研修参加により園児の自主性や主体性を育てる環境設定を学び実践した。
果
・園児の対応や声掛けなど肯定的に伝えることや声のトーンを一定にするなど意識的な対応を
実践した。
・外部講師を招き園児の対応も学び職員が共通理解のもと園児対応を心掛けた。
・果実は園庭に実った杏子でジャムをつくり、給食やおやつで食べることが出来た。すももが
豊作で家庭におすそ分けをした。
・子どもたちの栽培では、土づくりから始め、オクラ、ピーマン、枝豆などを植え収穫し給食
で食べることが出来た。小玉スイカは 7 個実りスイカ割をし、保育参観や園だよりで保護者
へ活動内容を伝えることができた。
・ ム シ ム シ ハ ウ ス は 今 年 10 匹 く ら い 成 虫 に な っ た 。保 護 者 か ら 成 虫 を 頂 き 観 察 を し た 。ま た 、
クワガタも3匹頂き保育室や玄関で冬の間もお世話をし観察している。
・給食食材に触れることや、リンゴと梨で水に浮かぶのはどちらか実験なども行い、実体験か
ら発見や理解することが出来た。
・ 平 和 の 森 で オ タ マ ジ ャ ク シ を 捕 ま え て 年 長 児 が お 世 話 を し た 。カ エ ル に な り 名 前 も 付 け た が 、
突然いなくなった。子どもたちと考える材料になり、劇遊びへ繋がりお楽しみ会で保護者の
前で発表した。
課
・夏の間の野菜の栽培が水やりなど子どもも交え難しい時期がある。
題
・ サ ツ マ イ モ を 10 月 中 に 収 穫 し 11 月 の 焼 き 芋 会 で 焼 い て 食 べ る 予 定 だ っ た が 収 穫 量 に よ っ て
は、土づくりや肥料など見直しが必要である。土づくりに落花生が有効ということで植えて
いたが、ピーナツアレルギー児がエピペン対応になり、今後アレルギーも考慮に入れる
・環境を生かす保育について準備段階から計画に盛り込む。
②異年齢交流
幼児クラスは朝・夕と異年齢で過ごすことが自然の流れで行われています。大きい子は小さい子に
優しく接し、小さい子は大きい子に憧れを抱いています。乳児クラスも初めは乳児クラス同士の交
流から始め、幼児クラスと散歩に出かけたり、クラス間で交流をしていきます。交流をすすめるこ
とで子どもの様子を把握したり、遊びの幅を広げていきます。行事等に計画的に取り入れていくこ
とといつでも声の掛け合いで自然に交流ができる雰囲気を今まで通り続けていきます。
-1-
成
・幼児クラス 3 クラスを分け縦割りグループをつくり、月 1 回の誕生会は一緒に活動し、給食
果
も一緒に食べている。
・散歩に行く際は他クラスと一緒に出掛ける。公園では、ゲームなどで交流をし大きい子の真
似をしたり刺激を受けいている。
・雨の日は室内遊びになるので、乳児・幼児クラスで環境設定をし交流を楽しみ遊んでいる。
・運動会では縦割りグループでの活動を保護者に見てもらうことが出来た。
課
・異年齢ですごしていることの良さを保護者へアピールすること。
題
・異年齢交流の際配慮をしている園児の対応を職員全体で共通理解すること。
・交流の継続を職員が意識すること。
2014 年 度 法 人 重 点 課 題 の 成 果 と 課 題
①「子ども・子育て新システム」の実施を前に、全職員が制度の内容・意義・問題点を正しく理解
した上で新制度の下での法人運営に臨めるよう、職員の積極的な学びの姿勢を育てます。
毎月発行されている情報誌などの内容を読み込み制度変更や内容について職員会議で学習していき
ます。又研修会が開催されている場合は積極的に参加し共有していきます。
保護者へ制度改正や内容変更など分かりやすく伝えていきます。
・職員間で新システムの最新情報や研修参加の内容を職員会議で共有した。
成 ・子ども・子育て新システムの最新情報を収集し、すぐに目が通せるようにMTノートに記載
果
し職員に周知した。
・大田区の動向を把握しながら、提出書類を確実に提出し内容を職員会議で伝える。
・保護者へも運営委員会の中で、説明をし報告書の中で保護者へは伝えた。また、保護者会の
中で、変更点や書類提出について説明をした。
・ 11 月 に 法 人 主 催 の 研 修 会 で 新 シ ス テ ム や 今 後 の 課 題 や 保 育 に つ て 学 ぶ こ と が 出 来 た 。
課 ・保護者に説明や書類提出の内容を理解できるように職員一人一人が確認作業を行う。
題 ・制度改正が不鮮明なため大田区の動向を常に把握し対応する。
② 園の保育力アップのため、全園挙げての学習・実践活動を継続・発展させていきます。
園 内 研 修 の テ ー マ は「 保 護 者 対 応 」 を 1 年 間 か け て ま と め て い き ま す 。 こ れ ま で の 実 践 の な か か ら 、
園児の対応・成長、保護者対応、他機関との連携などをまとめ、職員の共通理解のための資料にし
ていきます。
また、難しい保護者対応については研修参加により、保護者の理解や対応方法を学び、職員間で共
有して対応をしていきます。
・保護者対応について困った内容の対応を職員間で話し合い良い方法を確認した。
成 ・外部講師を招き、保護者の理解や対応方法を学び、日々の保育や保護者対応に反映した。
果 ・外部研修の内容など参加した職員は職員会議で情報共有し事例を出しながら具体的に保護者
対応に反映した。
・これまでの保護者対応で良かったことを出し合い対応の確認を行った。
・育児が困難な保護者へ具体的にどこを手伝えばスムーズになるかなど保護者支援と捉え実践
してきた。
・関係機関と連携し園児の成長に関する対応をすすめてきた。
・保護者の都合で園児の状態を理解せず保育園生活をさせようとすることへの理解をし今後の
対応方法の確認をした。
課 ・保護者へ園児の発達について分かりやすく伝えていく。
-2-
題 ・遊びの大切さを伝えていき、園児の活動を知らせていく。
・保護者により支援・援助の違いがあることや情報の共有など共通理解していく。
③業務目標シートへの理解を深め、全職員のより効果的な研修計画の立案・研修計画を進めます。
①個人研修は昨年度よりステップアップした内容を提示し、計画・実施状況・反映の流れで1年間
の 計 画 を 立 て る 。( 年 度 初 め に 、 別 紙 計 画 表 を 提 出 )
②園見学は全員目標を持ち早めの計画を立て実施する。参加した研修報告も利用し、園内研修の充
実も図る。
③指名研修は受け持ちクラス年齢や職種ごとに必要な研修に参加してもらう。
④園内研修は保護者対応を中心に学習をしていきます。
また情勢学習、予算、決算の学習は年間計画に記載し実施する。
⑤保育士のリトミック達成度テストは副主任が評価を行い、手作りおもちゃの発表は1月5~7日
に行う。園内リトミックは責任者を中心に毎月担当を決め全員出勤日に行う。
⑥ 看 護 師 は 職 員 の メ ン タ ル ケ ア の 取 り 組 み を 年 間 を 通 し て 行 い ま す 。( 全 員 出 勤 日 等 を 活 用 )
成 ・年齢別、部署別の指名研修を行った。必要と思われる研修には出来るだけ参加できるように
果
してきた。外部研修は年 3 回以上は参加することとし、参加状況を見ながらの指名研修の参
加を呼び掛けた。
・年度初めのヒヤリングにより、今年度の計画を立案した。9 月にヒヤリングを行い、成果を
確認し、今後の課題を確認した。また、研修計画は別紙に記載し参加確認を行い、対応マニ
ュアルの確認を行った。
・ ア レ ル ギ ー 時 の エ ピ ペ ン を 10 月 か ら 預 か る こ と に な り 、 職 員 会 議 で エ ピ ペ ン 投 与 の 練 習 を 行
い、対応マニュアルの確認を行った。
・1 月5~9日に手作りおもちゃの提出を行い、保育に使用した。また、園だよりで保護者に
も紹介した。
・保育士はリトミックの年間園内研修を行い、達成度を副主任が確認した。
課 ・参加希望の研修があるが、体制上参加できないことや参加者のばらつきがあった。
題 ・リトミック外部研修が全体職員会議と重なり参加可能回数が限定された。
④ 職 種 ・ 年 齢 別 MT を 中 心 と し た 法 人 内 交 流 を 更 に 活 発 に し 、 互 い に 学 び あ っ て 一 層 の 運 営 向 上 を
図ります。
①各年齢別交流の計画に伴い園内資料を作成する。
②園内で反映できる保育内容をリーダー会や職員会議で発表する。
③園内見学では工夫されている点、参考にできる備品等をチェックしてくる。
・年間予定通り、各部署も交流を計り、学習した内容を報告とともに繁栄している
成 ・小学生教室など地域活動など他園の状況を把握することが出来た。
果 ・今までの研修を踏まえ、園児の対応やクラス運営について参考として伝え、できる対応
から取り入れている。
・子どもたちの交流ができるようになり年長児の交流ができた。
・配慮児の対応方法などを知らせたり、対応方法を共有することが出来た。
課 ・今後も他園の状況(施設環境、設立の状況)も踏まえ保育内容の違いを把握していく。
題 ・園児の対応、保護者対応など参考になる対応を学ぶ。
⑤ 新 会 計 基 準 へ 移 行 、 前 年 改 定 さ れ た 業 績 評 価 ・ 業 務 目 標 な ど 、 各 制 度 の 改 定 の 意 義 と 改 定 内 容 WP
全職員が正しく理解し、より効果的な運営が正しく理解し、より効果的な運営が行えるよう、各制
度の周知・理解を進めます。
新会計基準移行について研修等に参加し、職員への周知を行います。園内経理の中では事務担当者
を始め、法人内経理との連絡を密に取りスムーズに移行をすすめる。
予算執行に関しては今年の予算をもとに修繕や備品購入など計画的に行う。また、地域活動やサー
ビス推進費補助金の交付金の実績は予定を下回らないように全職員で取り組む。⑦の表通り。
-3-
併せて「職員の努力で可能な」収入増や支出減の要因についても随時学習を進め、効率的な運営の
ために努力する。
・昨年度からの懸案事項の防犯対策の中で、セキュリティロックの導入が今年度にずれ込み支
成
出が増えた。また、修繕を依頼していたが、同様今年度にずれ込み、消費税が増税に伴い予
果
算がギリギリとなった。
・地域活動やサービス推進費補助金の交付額を下回らないように計画的に取り組んできた。
課 ・新会計基準につていて職員間で内容について共有する
題 ・新制度やサービス推進費の大幅な変更点について把握し対応をしていく。
⑥今年度の「利用者アンケート」結果をもとに改善課題に取り組みます。
年度初めに利用者アンケートをもとに改善できる事項に取り組み、保育内容の見直しや書類の
点検など職員へ周知をしながら、サービスの向上に向け日々の保育に取り組みます。
ま た 、保 護 者 対 応 、保 護 者 支 援 に 向 け ロ ー ル プ レ ー な ど の 実 践 的 な 研 修 を 行 い 習 熟 度 を 高 め ま す 。
・第三者評価利用者アンケートの内容を全職員に配布し、良かった点、検討しなければならな
成
い点を再確認した。
果 ・保育所運営委員会の場で保護者の意見をクラス代表の運営委員の方が集約し、それに対し園
の考え方や保護者の意見を出し合い内容報告をした
・今年度の園内研修のテーマが保護者対応・保護者支援でロールプレイも交え対応方法など職
員の共通理解となった。
課 ・毎年同じテーマが保護者から出されることについて事前に伝えていく方法の検討。
題 ・
⑦子育て支援活動を中心とした、地域全体に向けて幅広い活動に取り組、法人としての今後の地域
貢献のあり方を検討し、具体化していきます。
子育て支援に取り組むことは重要課題でサービス推進費の努力実績加算の内容は昨年より取り組む
項目を増やしていけるように計画する。
項目
目標
成 退所児童との交流
6回
果 世代間交流
小中高生の育児体験受け入れ
体験保育
実績
6回
10回 11回
項目
出前保育
保育拠点活動支援
10日 15日 子育て支援講座
10日 13日 子育てサークル支援
休日保育
40日 11日 子育て情報誌発行
パートナー保育登録
50人 185 出産を迎える保護者の体験
目標
6回
実績
6回
10人
10人
6回
6回
6回
6回
10回
10回
3回
3回
課 ・次年度から東京都のサービス推進費交付金の内容変更に伴い、地域活動の内容変更も踏まえ
題
計画をしなければならない。
1.a今年度の保育園の重点目標
保育園の目標
保育内容の充実・再確認を目指します。
公立園から民営化し8年が過ぎました。環境を生かした保育内容で行事も子どもたちが楽しめる保育
内 容 で す 。外 部 研 修 に 参 加 し 子 ど も に と っ て 遊 び の 大 切 さ や 工 夫 で き る 内 容 を 保 育 に 生 か し て い ま す 。
もう一度保育内容を見直し、新しい職員とも再確認しながら子ども主体の保育内容を充実させるため
に一年間園内研修のテーマとし学習していきます。そして、保護者にも遊びの大切さを伝えていきま
す。その中にはこの園の特徴でもある食育や異年齢交流も含みます。
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2.中長期計画を踏まえての法人の重点課題
①中長期計画策定・実践の初年度として、改めて法人の基本理念への理解を深めるため、運営ルール
の確定、業務マニュアルの整備・確認を行います。
・職員会議の中で業務マニュアルの読み合わせを行い、実際の現状と照らし合わせ改訂箇所を確認し
ます。また、制度その他新たな内容を加え整備します。
②職場環境整備・心と体の健康のための体制強化を進めます。
・メンタルヘルスケアに必要な体制を看護師を中心に整備します。体調不良など早めの受診を促しま
す。
・自己管理がしやすいよう休憩確保や計画的な休暇の取得など体を休める体制確認をいしていきま
す。
③ 2014 年 度 よ り 開 始 し た 法 人 合 同 研 修 を 体 系 化 し 、 各 職 員 の 研 修 計 画 の 中 に 明 確 に 位 置 づ け 、 資 質
の向上に役立てます。
・研修計画は個人、園内、法人と各研修計画の元に設定をします。研修参加状況や今後の希望を出し
合い計画的に参加できるようにしていきます。指名研修に関しては必要な部署に応じて参加を促し
ます。
・個人の外部研修は年間3回以上とし、保育士のリトミック研修も年3回以上とし資質向上につなげ
ます。
・手作りおもちゃは保育に反映できるものを作成し、最終1月8日(金)まで提出とします。
・リトミックの成果を1月23日(土)に課題の中から2曲遊戯の確認を行います。
④地域への広報効果を高めるため、法人紹介パンフレット(普及版)の作成を行います。
・入園のしおりから必要な内容を抜粋しそれぞれの特徴を掲載していく。自園の特徴をアピールして
いきます。
・地域活動は地域の子育て事情の把握や保育園を知ってもらうために計画的にすすめます。
⑤利用者アンケートを継続的に行い、結果を運営改善に役立てます。
・昨年度の利用アンケートをもとに改善点を検討します。保育に関し改善できる内容はすぐに検討に
入り、設備に関しては予算に合わせ安全面の配慮から優先的に改善していきます。
・新制度になり変更点を丁寧に伝えていく。そのためにも職員間で情報の共有をしていく。
・保育所運営委員会や行事等のアンケートをもとに検討内容や改善点をまとめ保護者へ配布します。
また、保護者会の内容に反映し、年齢別に説明をして相互理解に繋げます。
⑥地域の子育て支援活動の充実のため、新規に開園する北嶺町第二保育園の円滑な運営に全力を尽く
します。
・新園開園にあたり、運営、保育に必要な支援を行います。
・地域の子育て事情を把握し、自園の運営に必要な内容を検討します。
⑦中長期計画による法人運営を念頭においた単年度の目標設定を行いつつ、その実践結果や制度の現
状を踏まえてよりよい方向に向けて長期計画の調整の検討を行います。
・今年度より法人の具体的な中長期計画が策定され、それぞれの内容を園の実情に照らし合わせ、具
体的な内容検討を行います。
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3.施設運営
(1)児 童 の 処 遇
ア
クラス編成
クラス名
年齢
保育士数
1歳
3
12
主任、副主任
みかん
2歳
3
18
幼児リーダー
あんず
3歳
2
18
幼児フリー
2
りんご
4歳
1
18
全体フリー
2
ぶどう
5歳
1
18
看護師
10
84
8
月別保育予定日数
4月
5月
25
23
10 月
26
ウ
11 月
23
6月
7月
8月
9月
26
26
26
24
12 月
1月
23
23
24
2月
実施月
項目
合計
3月
備考
294
25
健康管理
項目
エ
考(他の保育士、職名、職員数記入)
もも
合計
イ
園児数
対象
回数
0 歳児
週1回
健康診断 1 歳児
月1回
対象
身体測定 0 歳児
全園児
全園児
年2回
5 月 ・ 10 月
歯科検診 全園児
年2回
6 月 ・ 11 月
蟯虫検査 全園児
回数
実施月
週1回
月1回
年1回
6月
保育〔各クラスの保育目標〕
ク ラ
年齢
年間目標
ス
も
も
・ゆったりと落ち着いた環境のもとで一人ひとりの生理的欲求や甘えが満たされ、
1歳
安定して過ごす
・遊びを通し、歩行などの運動機能の発達を助ける
・自然や身近な物に触れ興味を持ち探索活動を楽しむ
・保育者を仲立ちとして、生活や遊びの中でことばのやり取りを楽しむ
・食事、着脱、排泄、睡眠などの簡単な身のまわりのことを自分でしようとする
み
か
ん
2歳 ・保育者に見守ってもらいながら基本的生活習慣を身に付け、自分でらろうとする意
欲を育てる意欲を持つ
・身近な人と親しみ、関わりを深め、愛情や信頼関係を持ち、安心して過ごせるよう
にする
・友だちや保育者と関わりながら、一緒に遊ぶ楽しさを味わう
・いろいろな経験を通してことばのやりとりを楽しみ、自分の気持ちや要求をことば
で相手に伝えられるようになる
・生活や遊びの中で全身を動かしたり、表現したりする楽しさを味わう
・身近な環境に親しみ、自然と触れあう中で、様々なことに興味や関心を持つ
あ
3歳 ・一人ひとりの子どもの欲求を十分に満たし子どもが安定して過ごす
ん
・幼児クラスの生活や環境に必要な基本的な生活習慣や態度を身につける
ず
・友だちと関わり合いながら、自分の考えや気持ちをことばで伝えられるようにする
・遊びや体験活動に興味・関心を持ち楽しんで取り組む
-6-
・異年齢児との交流をもち、上級児に対する憧れや下級児に対する思いやりの気持ち
をもつ
り
4歳 ・一人ひとりの欲求を満たし、情緒の安定を図りながら快適に過ごす
ん
・全身を動かし、表現や運動機能の発達を高める
ご
・相手の気持ちを考えたり認め合い友だちや異年齢との関わりを深め、集団で過ごす
ことを楽しむ
・身近な自然環境や社会事象に興味・関心をもつ
・保健的で安全な環境の中で、自己を発揮しながら活動する
ぶ
5歳 ・社会生活に必要な基本的な能力の自立を促し自分でできる範囲を広げ自信につなげ
ど
ていく
う
・保健的で安全な環境をつくり、一人ひとりの欲求を受け止めることで情緒の安定を
図る
・集団で生活する中で自己主張、自己統制を行い、気持ちのコントロールをしていく
・生活や遊びの中で自分のことだけではなく他人の役に立つことに喜びを持ち思いや
りや感謝の気持ちを持つ
・身近な大人や友だち、また地域と関わりを深め交流する中で信頼関係や愛情を持っ
て生活する
・身近な自然や行事などの社会事象に関わり「興味・関心」を持ち豊かな「心情・好
奇心・探求心」を高めて感じたことをのびのびと表現する
保健
・感染症の流行を防ぐ
・子どもの安全に気を配り、事故防止に最善をつくす
・家庭で実行できるような手洗い・歯磨き指導を行う
・保護者の子どもの身体・病気への理解を深める
・災害・非常事態に備える
給食
・衛生管理の徹底をはかり、安全で楽しい給食を時間内に提供する
・食育を通し、子ども達が食への関心を深められるようにする
・保護者や地域に向け食への関心が持てるようにする
〔主な行事予定〕
4
・入園日・進級日
1 0 ・運動会
月
・誕生会 ・保護者会(もも・みかん)
月
・ちびっこ仲良しお楽しみ会
5
月
・園外保育
・お月見
・秋の健康診断
・誕生会
・保育参観・個人面談(もも・みかん)
1 1 ・個人面談(あんず・りんご)
・保護者会(あんず・りんご・ぶどう)
・誕生会
月
・秋の歯科検診・焼き芋会
・誕生会
・春の健康診断
6
・歯科検診
1 2 ・年末楽しみ会
月
・プール開き・誕生会
月
・保護者会・お楽しみ会(ぶどう)
・誕生会
7
・七夕
月
・誕生会
・縁日会
1
・新年子ども会
・誕生会"
・個人面談(ぶどう)
月
・保護者会・お楽しみ会(あんず)
8
・プール閉じ
2
・節分集会(豆まき)
月
・誕生会
月
・保護者会(もも・みかん)
・誕生会
・保護者会・お楽しみ会(りんご)
9
・防災の日(引き取り訓練)
3
・ひなまつり会
月
・敬老の日の集い
月
・お別れ会
・誕生会
・就学祝い会
-7-
・誕生会
・ 異年齢保育は行事や集会の中で具体化する
・
5歳児特別保育は5歳児担当以外の担当者が5歳児担任に具体的計画を前週末までに提出する
オ
栄養管理
集団給食施設栄養報告
年
2
回
献立作成上の留意点
献立に様々な料理を組み込み季節感のある食材を取り入れる。
乾物・豆類・麦・玄米など取り入れビタミン、ミネラルを充分摂取できる
献立を考える
食材の安全性を考慮し、献立・調理法を工夫する
子 ど も た ち と 積 極 的 に 交 流 を 持 ち 、、 調 理 ・ 献 立 に 反 映 さ せ る
給 食 供 給 者 と し て の ・献立表・栄養出納表・栄養報告書・喫食状況表・検食簿・給食費管理簿
諸管理
・在庫管理簿・給食日誌・食品発注(納入)書・給食だより
・衛生管理点検表・検収の記録簿・給食提供時間と中心温度の記録簿
カ
安全管理
交通安全教育
12月
非常災害時の避難訓練
毎月1回実施
引き渡し訓練の実施
9月1日実施
安全点検
キ
月 終 わ り と 避 難 訓 練 日 に 実 施 、( 園 庭 遊 具 も 含 む )
食育計画
保育課程の食育の計画を基に、各年齢別・職種別に計画を立て指導計画の中に盛り込む。
昨 年 取 り 組 ん だ 内 容 を 更 に 深 め る こ と が 出 来 る よ う に 各 職 員 が 意 識 し 、「 食 育 」 に 関 わ る 活 動 や
研修にも積極的に取り組む。また月ごと、期ごとに反省をし、見直し修正も行う。
年齢
目標
6ヶ月未満児
・おなかがすき、ミルクを飲みたいとき、飲みたいだけゆったりと飲む
・安定した関係の中で、ミルクを飲み、心地よい生活を送る
6ヶ月から
・おなかがすき、ミルクを飲み、離乳食を喜んで食べ、心地よい生活を味わう
1歳 3ヵ月未満児 ・いろいろな食べ物を見る、触る、味わう経験を通して自分で進んで食べようとする
1歳3ヵ月から
・おなかがすき、食事を喜んで食べ、心地よい生活を味わう
2歳未満児
・いろいろな食べ物を見る、触る、味わう経験を通して自分で進んで食べようとする
2歳児
・ い ろ い ろ な 種 類 の 食 べ 物 や 料 理 を 味 わ う 。・ 食 生 活 に 必 要 な 基 本 的 な 習 慣 や 態 度 に 関 心 を 持 つ
・保育者を仲立ちとして、友だちとともに食事を進め、一緒に食べる楽しさを味わう
3
食と健康
食を通じて、健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活を作り出す力を養う
歳
・できるだけ多くの種類の食べ物や料理を味わう
以
・自分の身体に必要な食品の種類や働きに気づき、栄養バランスを考慮した食事を摂ろうとする
上
・健康、安全など食生活に必要な基本的な習慣や態度を身に付ける
児
食と人間関係
食を通じて、他の人々と親しみ支え合うために、自立心を育て、人とかかわる力を養う
・自分で食事が出来ること、身近な人と一緒に食べる楽しさを味わう
・さまざまな人々との会食を通して、愛情や信頼感を持つ
・食事に必要な基本的な習慣や態度を身に付ける
食と文化
食を通じて、人々が築き、継承してきたさまざまな文化を理解し、つくり出す力を養う
・いろいろな料理に出会い、発見を楽しんだり、考えたりし、さまざまな文化に気づく
・ 地 域 で 培 わ れ た 食 文 化 を 体 験 し 、 郷 土 へ の 関 心 を 持 つ 。・ 食 習 慣 、 マ ナ ー を 身 に 付 け る 。
命の育ちと食
食を通じて、自らも含めたすべてのいのちを大切にする力を養う
-8-
・自然の恵みと働く事の大切さを知り、感謝の気持ちを持って食事を味わう
・栽培、飼育、食事などを通して、身近な存在に親しみを持ち、すべてのいのちを大切にする心を持つ
・身近な自然に関わり、世話をしたりする中で、料理との関係を考え、食材に対する感覚を豊かにする
料理と食
食を通じて、素材に目を向け、素材にかかわり、素材を調理することに関心を持つ力を養う
・身近な食材を使って、調理を楽しむ
・食事の準備から後片づけまでの食事作りに自らかかわり、味や盛りつけなどを考えたり、それを生活に
取り入れようとする
・食事にふさわしい環境を考えて、ゆとりある落ち着いた雰囲気で食事をする
( 2) 職 員 の 処 遇
ア
職員構成
職種
ウ
イ
人数
職種
園長
1
看護師
主任
1
事 務 ・ 用 務( 非 )
保育士
17
栄養士
1
調理員
2
人数
健康管理
項目
1
対象・概要
職員健康診断 常勤職員全員
回数
年1回
生活習慣病健診 40歳以上常勤職員全員
嘱託医
2
非常勤・パート
7
腸内細菌検査 調理担当者全員
月1回
職員会議
会議名
回数
参加者
内容
法人経営会議
月1回
理事長・5園園長
職員会議
月1回
全職員
リーダー会議
月2回
リーダー・主担任
月別報告・計画・予算進捗状況
月別報告・計画の協議、園内研修、ケース会議等
・職員会で決定された案件の具体化、担当クラスからの問題提起
・行事の企画・反省
・リスクマネージメント委員会、食育会議・苦情処理事例は月末に入れる
指導職ミーティング
週1回
園長・主任
前週の反省・次週の計画確認
ロングミーティング
月1回
各クラス・担当
前月の反省・次月の計画確認
クラスミーティング
週1回
各クラス・担当
前週の反省・次週の計画確認
各フロアー
月1回
担当会議
法人内看護師MT
エ
月1回
園長・主任
各リーダー・担当
問題点解決法や方針との確認、行事の企画案の打合せ
各園看護師
各園の感染症の状況、対応等の情報交換
研修計画
( 個 人 ・ 外 部 研 修 )外 部 研 修 の 参 加 形 式 は 下 表 の 通 り と し 、事 前 の 申 し 出 に よ り 勤 務 日 を 調 整 す る 。
個人研修は業務目標の中で計画をたてる。
保育士はリトミックの研修を入れる。
種別
用件
費用負担等
備考
承認
本 人 の 希 望 の 承 認 に よ る 研 研修費は保育士1人年度25,000円 研修が時間外
研修
修
他職種は10,000円まで園が負担
休日に当たる場合
交 通 費 、 食 事 代 (500円)の 全 額 を 園 が 負 担 研 修 手 当 支 給
指名
園 と し て 必 要 な 研 修 に 個 人 研 修 費 、 交 通 費 、 食 事 代 (500円)
研修
を指名して参加させる研修
の全額負担
-9-
自主
各人が希望し、各人の費用
研修
負担で受ける研修
支給対象外
(指名研修)必要な研修に経験年数も含め、平均的に職員が研修参加できるように指名を行う。
(園内研修)
プロジェクト委員会を立ち上げ、リーダー会の中で討議し全体の職員会議で提案や確認作業を
行い、法人研修の発表につなげる。テーマは「遊びの大切さなど保育内容の見直し」
リトミックは全員出勤日の土曜日責任者を中心に各担当を決め研修を行う。
(OJT)
・各クラス、給食など計画的に入り指導を行う。
オ
福利厚生
・福祉医療機構退職共済制度加入・入院見舞金制度実施
当初申告
4月1日
・大田区勤労者共済加入
ヒヤリング
4月6日~10日
中間申告
9月7日
業務目標、業績評価システム、スケジュールの概略
ヒヤリング
9月7日~11日
表の通り。それぞれの申告日までにシート類の記入を
最終申告
1月30日
済ませておくこと。
ヒヤリング
2月1日~2月3日
・職員相互保険加入
・職員共済会ささのは会(常勤職員加入)
カ
4.施設管理
( 1) 事 務 関 係
ア
会計事務・管理事務
①新会計基準に基づく会計業務を整備するとともに、
大森北六丁目保育園の実状に合わせた「事務手続き
会計責任者
管理責任者
マニュアル」を完成し、検証をしていく。
出納責任者
防火管理者
②保存書類の整理と今後の保存書類縮小の準備を
すすめる。
イ
内部経理責任者
食品衛生責任者
児童処遇責任
児童処遇事務(保育、給食、健康管理)
食育活動推進者
衛生推進者
①苦情解決制度のあらましについて
大田区オンブズマン制度については分かりやすい場所に掲示する。
②収集した情報は必要な人が必要なときに活用できるよう整理・管理する。
・紙媒体の情報は種類別にファイルされ、タイトルを付け保管する。個人情報保護規定に基
づき管理する。
・電子データについてはその機密性により、各自の電子媒体に責任者を決め保管し、使用法
については情報管理開始時に、職員全員に説明する。
③給食のアレルギー対応等個人の対応となる園児についての情報を職員間で確認し、間違いが
ないように対応する。
④保健記録について、記録の漏れがないようにすることと、個人情報に関わる書類については
鍵のかかる書庫を使用し、管理する。
( 2) 設 備 関 係
ア
固定遊具・園庭の点検・・・月1回の安全点検時とクラスが使用する前に必ず遊具確認
(主任が責任者)
イ
消防点検・・・・・・年に2回セコムに依頼
ウ
ダムウエーター点検・2月に1回依頼し点検(シンドラーエレベータ社)
エ
冷暖房点検、エアコン・換気扇・室外機・・・・・・年に2回清掃依頼
オ
床・廊下清掃
・年1回
- 10 -
カ
園 庭 な ど の 整 備 を 計 画 的 に 行 う 。( 樹 木 、 下 水 溝 、 な ど )
キ
修理箇所・・安全面を配慮し修繕をしていく
( 3) 備 品 関 係
ア
備品購入予定
・
イ
保育用品購入予定
・絵本コーナーの充実・楽器等、
ウ
給食用品購入予定
・食器
エ
固定資産物品購入予定・・パソコン、幼児園庭靴箱、
( 4) 災 害 対 策
ア
避難訓練
非常災害対策訓練年間計画表に基づき年12回実施する
イ
9月引き取り訓練
防災設備の点検委託
年2回セコムに委託
ウ
非常食糧の備蓄
(全児童数+全職員数)× 3 食×(
3
)日分、 飲料水、ビスケット、雑炊など
5.地域社会との連携
●保護者が要望する地域の情報を利用しやすい形で提供する(園のしおり等)
・医療機関、公園、関係機関、病児保育室等
●こどもが職員以外と交流できる機会を確保する
①園の掲示板、様子や行事などへ呼びかける
②日常的な声かけや挨拶は欠かさない
③縁日会や運動会などの行事をポスターやチラシで、園外児の参加を呼びかける
④地域の町会、商店会、民生・児童委員等交流を深める(森っこフェスティバルのお知らせ)
⑤職員や園児が地域を知るために、地域見学などを行う(年長児は図書館のお話会に参加)
⑥児童館や町会や地域の行事の情報提示を保護者に行う
⑦行事などの交流、学校参観、情報交換会等の開催を設定し、小学校との連携を強める
⑧中高生などの保育体験、地域からのボランティア受け入れを積極的に呼びかける(大森第1
・2・8中学校・社会福祉協議会との連携)
⑨法人のホームページに園の紹介をする
⑩年6回程度、保護者や地域の子育て家庭を対象に「子育て支援講座」を開催し、子育て教育
相談も常時受け付ける
⑪子育てのノウハウを地域に積極的に提供していく
緊急一時保育、体験保育、子育て・教育相談、施設見学会、出前保育、子育て支援講座、サ
ークル支援
6.子育て支援活動への取り組み
内容
目標
取り組み方法
育児相談・教育相談
年間延べ20件
来園、電話等で受け付ける
保育所体験
年間10人
園の掲示版や児童館等に行事の案内等をお
出産を迎える前の体験
年間3人
いてもらい 園を知ってもらう
緊急一時保育
年間の延べ人数10人
子育て支援講座
年間6回
出前保育
年間6回
児童館とタイアップして実行
退所児童との交流
年間6回
行事へのお誘いをし入所児童と交流
- 11 -
世代間交流
年間10回
お年寄りとの交流会など行事に誘う
小中高生の育児体験
年間10日
近隣中学校・社会福祉協議会と連携
休日保育
年間延べ48名
園内外児への呼びかけ
子育て情報誌
年間10回
5月~2月まで育児情報発行
保育拠点活動支援
年間6人以上
受け入れ可能日に保育・看護実習生を受け入れる
子育て支援活動
年間6回
サークル支援活動を行う
7.全員出勤びの日程・体制等
日程
支援講座等
9:30~11:00
4/25
リトミック
13:30
もも・みかん組保護者会
(土)
14:00~18:00
運営の手引き書・ケース会議
(土)
5/23
職員会議
園内研修
幼児保護者会
運営の手引き書・ケース会議
子育て支援講座①21日
※決算・予算の説明 園内研修
②27日
6/27
保育所運営委員会①
運営の手引き書・ケース会議
(土)
子育て支援講座③26日
法人研修
7/25
子育て支援講座④15日
運営の手引き書・ケース会議
(土)
⑤25日
園内研修
8/29
(土)
運営の手引き書・ケース会議
(プール片付け)
園内研修
9/26
運営の手引き書・ケース会議
(土)
園内研修
10 / 2 4
保育所運営委員会②
運営の手引き書・ケース会議
(土)
子育て支援講座⑤
※中間決算の説明
11 / 2 8
園内研修
運営の手引き書・ケース会議
(土)
法人研修
12 / 1 9
園内大掃除
運営の手引き書・ケース会議
(土)
子育て支援講座⑥
園 内 研 修 ・( 職 員 ア ン ケ ー ト 結 果 )
1/23
保育所運営委員会③
運営の手引き書・ケース会議
(土)
2 / 6
園内研修 (成果発表まとめ)
法人合同研修成果発表会
四園常勤職員による合同職員会議
(日)
(1:00~各園職員会議)
3 / 5
クラス・担当別ミーティング
(土)
(来年度の具体計画・体制決定)
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