1・財務の概要 ①資金収支計算書 最近3ヵ年の主な財務指標の推移 (単位:千円) 収入の部 平成24年度 学生生徒納付金収入 平成25年度 平成26年度 75,170 70,655 62,927 手 数 料 収 入 111 146 126 寄 付 金 収 入 460 481 472 補 助 金 収 入 83,115 78,290 88,509 資 産 運 用 収 入 971 1,310 1,434 資 産 売 却 収 入 0 0 601 入 8,243 7,404 6,793 入 301 363 395 そ の 他 の 収 入 82,458 65,881 79,358 資金収入調整勘定 -375 -342 -329 前年度繰越支払資金 55,447 62,364 70,117 収 入 の 部 合 計 305,904 286,553 310,403 事 業 雑 収 収 支出の部 平成24年度 平成25年度 平成26年度 出 90,616 85,574 93,205 出 41,040 43,081 42,581 施 設 関 係 支 出 7,297 0 0 設 備 関 係 支 出 1,003 2,877 8,009 資 産 運 用 支 出 20,011 20,011 20,083 そ の 他 の 支 出 87,235 68,468 81,888 資金支出調整勘定 -3,665 -3,575 -1,282 次年度繰越支払資金 62,364 70,117 65,919 支 出 の 部 合 計 305,904 286,553 310,403 人 経 件 費 費 支 支 (注)記載金額は単位未満を切り捨てて表示しております。 ②消費支出計算書 (単位:千円) 収入の部 平成24年度 学生生徒納付金収入 平成25年度 平成26年度 75,170 70,655 62,927 手 数 料 収 入 111 146 126 寄 付 金 収 入 460 481 472 補 助 金 収 入 83,115 78,290 88,509 資 産 運 用 収 入 971 1,310 1,434 資 産 売 却 収 入 0 0 601 入 8,243 7,404 6,793 入 301 363 395 帰 属 収 入 合 計 168,373 158,649 161,257 基 本 金 組 入 合 計 -7,895 -1,294 -3,040 消費収入の部合計 160,477 157,355 158,217 事 業 雑 収 収 支出の部 平成24年度 平成25年度 平成26年度 出 90,616 85,574 93,205 出 57,018 60,134 59,742 資 産 処 分 差 異 0 0 11 消費支出の部合計 147,634 145,707 152,947 当年度消費収入超過額 12,842 11,648 5,270 前年度消費収入超過額 -28,562 -15,720 -4,072 翌年度繰越消費収入超過額 -15,719 -4,072 1,198 人 経 件 費 費 支 支 (注)記載金額は単位未満を切り捨てて表示しております。 ③貸借対照表 (単位:千円) 資産の部 固 平成26年度末 平成25年度末 増 減 産 614,382 603,451 10,931 有形固定資産 (370,247) (379,399) (-9,152) その他の固定資産 (244,135) (224,052) (20,083) 定 資 流 動 資 産 66,302 71,163 -4,861 資 産 合 計 680,684 674,613 6,071 負債の部 平成26年度末 平成25年度末 増 減 流 動 負 債 633 2,872 -2,240 負 債 合 計 633 2,872 -2,240 基 本 金 の 部 合 計 678,853 675,813 3,040 消費収支差額の部合計 1,198 -4,072 5,270 負債の部、基本金の部 消費収支差額の部合計 680,684 674,613 6,071 (注)記載金額は単位未満を切り捨てて表示しております。 2.事業の概要 <教育方針> 本園は、子ども一人ひとりを見つめ、発達の段階に応じて、子どもの主体的な活動を促し、自発 的な遊び活動を通して、知・徳・体の調和の取れた保育により、生きる力を身に付けた子どもの 育成をめざします。 <事業内容> ①幼児教育事業(年長・年中・年少・満三歳児) ②早朝預かり(7:30~)、延長預かり(~17:30) 長期休暇中預かり(春休み・夏休み・冬休み)事業 ③満2歳児預かり(まつっこキッズ)事業 10:00~13:00(月・木)(火・金) <事業報告> 幼稚園は園の運営・教育の両面において適切に点検・評価を実施し、改善点があれば教職員全体 で共有していく。 平成26年度も教諭一人ひとりが一生懸命に研修や保育に取り組み、事業も順調だった。 公認会計士による監査と監事による監査の結果、財務は適正に行われている報告を受けている。 未入園児の遊ぼう会 年5回延べ379名参加 ホームページの定期的更新 定員 320名 ・クラス (5/1現在) 年長 124 4クラス、 年中 97 4クラス 年少 109 4クラス、 満三歳児 0 1クラス(6月から) 3.当該年度の主な事業の目的、計画及び進捗状況 <保育の計画性・保育のあり方> しつけの3大原則「朝の挨拶」「履物を揃える」「ハイとはっきり返事」が大切と考えている。 幼児がいろいろな生活体験を積み重ねることができるよう指導と援助を行い、人と関わる力や社 会的なルールが身につくよう配慮し保育している。 <教員の資質向上> 教師は自己の教育のあり方について自己評価を行ない、その結果について公表している。自己評 価して終わるのではなく、互いのクラスの見せ合いをしたり、意見交換をしたり、同僚と共に園で の出来事を基に学び合う様にしている。 又、いろいろな分野での講師を招いて研修している。 園外研修にも積極的に参加して、研修成果を日々の保育に生かしている。 <地域との連携> 子どもは幼稚園だけでなく、家庭や地域社会とのかかわりによって健全に育つ。その連携を幼稚 園が果たしていくのも重要であると思われる。 ・小学校との交流・・・地域の小学校の協力を得て、26年度は交流回数を増やしている。 1年生の先生と情報交換したり、幼児と児童が交流する事によって発達や 生活の連続性を生み出す事に繋がっていく。 小学校の事を知ったり(小学校の参観に保育者が見学)、幼稚園の事も理解 (幼稚園の参観に小学校の校長先生・教頭先生が見に来る)してもらったり 交流を深めている。 小学校のなわとび大会や5年生の卒園生によるなわとび(幼稚園で)を見 て感動したり、一緒に公園へどんぐりや落ち葉を拾いに行ったりして、小 学生の優しさや思いやりに出会う。 5年生児童と入学前の年長児が小学校で交流し、就学への不安を取り除き、 期待を膨らませスムーズに進学できるようにしている。 ・高齢者との交流・・・高齢者を敬う心、人とのかかわりの大切さを学ぶ。年長児が高齢者施設を 訪問したり、又、高齢者が幼稚園に来てくれたり、コミュニティーセンタ ーでの「ふれあい会」で歌や手遊びを披露したりして、これらの人々と関 わり親しみを持って、人の役に立つ喜びを味わう事が出来る。 ・地域との交流・・・事前音楽会ではたくさんの地域の方が来てくれて子ども達が歌や合奏を披露 した。見に来てくれたお客さん達も感動していた。 園開放も行ったが、来園したのは保護者がほとんどで、地域の人にもお知ら せしたがなかなか来てもらえていないのが現状である。 <子育て支援事業> 預かり保育では保育終了から17時30分まで園児を預かっている。出来る限り利用しやすいよ うな体制にしている。異年齢による子ども同士の関わりを深める為の指導や援助をし、子ども自ら が育つ環境を整える。(1日平均利用者数36名、担当教諭2~3名) 早朝預かり7時30分~始業前まで。一日平均利用者数27名。 長期休暇中(夏、冬、春休み)の一日平均利用者数28名。 2歳児預かり 76名。 未入園児教室 年5回実施。 <安全管理> ・避難訓練(予告あり、予告なし)を計画的に実施するとともに、日頃から様々な避難訓練、引き渡 し訓練を実施し、災害時には教職員の指示を聞き素早く避難行動がとれるようにしている。 ・マニュアルを見直し、防災の充実を図っている。 ・AEDもいざという時に誰でも使用できるように使い方や、毎月機械の点検をしている。 ・㈱明松様から防犯機器「ネットランチャー」を頂き、万が一の時の為に誰でも使えるようにして いる。 ・園の施設・設備・遊具等の安全点検を毎学期確認し、改善している。 ・砂場も月1回消毒している。 ・アレルギー疾患のある子どもを把握し、特に食物アレルギーのある子どもには保護者に詳しい情 報の提出を求め、教職員で把握できるようにしている。 <その他> ・食育・・・当園は外部委託の給食だが、食べる喜びや楽しさを味わったり、様々な食べ物への 興味や関心を持ったり、進んで食べようとする気持ちが育つようにバイキングにし たり、学校給食の様に年長が下の学年の子ども達によそってあげたりと和やかな雰 囲気の中で食べられるように工夫している。 又、野菜をクラスで育てたり、赤・緑・黄の食品の事を知ったり、食への関心を持 たせる。 ・先生のチェンジ・・・いろいろな先生と関わり、誰の話も聞けるようにし、先生もいろいろな 子どもの事を知って関わっていけるよう2回実施した。 子どもの反応では初めて関わる先生との時間は新鮮で、「担任がいなくて寂しかっ たけど、楽しかった。またやりたい」との感想。これからも継続していく。 ・環境・・・自然に目を向け、花や緑の美しさ・優しさの中で豊かな感性を育てる。幼児の驚き や活動を大切にするとともに多様な活動を経験することを通して好奇心や探究心 を養い、生涯にわたる学びの基礎を培うことが出来るような環境作りをしている。 <評価委員の意見や感想> ・しつけの「朝の挨拶」では、その場だけでもきちんと出来るようになったらいい。言われてする のではなく自ら考えて行動することが大事。家庭でも挨拶していってほしい。 ・障害を持った園児がいる事でまわりの仲間が一緒に成長していく。お互いを大事にし、良い影響 を与えている。 ・いろんなところで配慮してくれている。まつえ幼稚園に預けてよかった。
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