1.省エネ住宅ポイント対象住宅証明書の発行申請に必要な図書(いずれも正・副2部) 図 書 明示すべき事項および注意点 ○:提出 △:必要な場合に提出 戸建 ①-1 住宅事業建築主基準 (トップランナー基準) すべての構造 木造 共同住宅等 共同住宅等・戸建 共同住宅等・戸建 共同住宅等・戸建 ①-2 ② ③ ④ 省エネ住宅ポイント対 一次エネルギー消費量 一次エネルギー消費量 断熱等性能等級4 等級4 (平成25年基準) 象住宅基準(共同住宅 等級5 用) →省エネ住宅ポイント のみの申請は、 H27.4.1以降でも可。た だし、他制度との併用 は不可。 →本来は建売戸建住 宅を新築・販売する事 →共同住宅における、 業者を対象とした基準 トップランナー基準相当 の基準。省エネ住宅ポイ ントのみに適用可。 省エネ住宅ポイント対象住宅証 弊社HPよりDL 明依頼書 委任状 弊社HPよりDL 省エネ住宅ポイント対象基準 チェックシート 弊社HPよりDL ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 省エネ住宅ポイント対象住宅(共 弊社HPよりDL 同住宅等)適合性確認シート 設計内容説明書 各 配置図 種 図 仕様書、仕上表 面 各階平面図 弊社HPよりDL ・真北方向と壁面に対する垂線との角度 ・外部建具の枠・ガラスの仕様(中空層の厚さも) 【断熱等性能等級】 ・窓の大きさ、枠・ガラスの仕様(建具表ある場合を除く) ・ドアの大きさ、仕様(建具表ある場合を除く) ・土間床部分の範囲 ・屋根断熱部分の範囲・仕様 ・外部に接する床の断熱範囲・仕様 ・付属部材(紙障子、外付けブラインド)がある場合は明示(レースカーテンや内付ブラ インドは不可) 共同住宅等・戸建 ⑤ 省エネ対策等級4 (平成11年基準) 【一次エネルギー消費量等級:上記に加えて以下を追加】 ・給湯器の種別、設置位置 ・床暖房の範囲 ・冷暖房設備の設置位置 ・照明器具の設置位置 ・換気設備の設置位置 求積図 ・各階床面積 ・延べ面積 ・建築面積 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 立面図 ・外壁の外皮面積の求積に必要な寸法線をすべて明示 ・壁面から庇先端までの張り出し寸法 ・庇下端から窓上端までの垂直距離 ・屋根断熱部分の勾配 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ ○ △ ○ △ ○ △ ○ △ ○ △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 断面図 【屋根・天井】 ・屋根断熱・天井断熱の仕様 ・屋根断熱(下屋)の施工位置、仕様 【外壁】 ・熱貫流率算定の断面構成要素のすべて ・外壁の断熱材の種類、厚さ、断熱工法の種類 ・防湿材 ・外壁面積算定根拠の高さ寸法(※) 矩計図 (※)床断熱ではなく、基礎断熱の場合の垂直距離は以下による。 ・基礎高400mm以下:基礎天端より計測 ・基礎高400mm超:基礎高400mmより計測 【床】 ・床断熱の仕様 【基礎】 ・基礎断熱や土間床等の仕様 ・基礎断熱や土間床等の基礎深さ ・床仕上げ面の高さ (建具表) (他図面に必要な情報がない場合に提出) 基礎伏図 ・基礎断熱の範囲、仕様 ①冷暖房設備 ②換気設備 ③給湯設備 ④節湯型機器 ⑤照明設備 ⑥発電設備 設備図(特に機器表) 上記の機器について、以下を記載 ・一次エネルギー消費量の計算に必要な設備機器の性能・仕様 ・台数 ・型番・製造者名 ・省エネルギー対策をしている設備を設置する場合は、その内容 ・省エネルギー対策の判断項目(機器効率) ・試験方法等規格 【断熱等性能等級の場合】 ①窓の外皮面積(㎡):カタログ等の呼称幅・呼称高等の寸法による ②ドアの外皮面積(㎡):カタログ等の呼称幅・呼称高等の寸法による ③天井・床等の外皮面積(㎡):屋根断熱部分(下屋)の勾配なり面積は伸び率を乗じ て算定(…直角三角形の斜辺の長さを三平方の定理より計算) ④基礎周長(m)…「外気側」と「床下側」それぞれ算出 ⑤外壁の外皮面積(㎡) 外皮等面積と開口部比率の ⑥外皮等面積表まとめ(①~⑤の集計) 求積表 ⑦開口部比率の計算(仕様基準の場合) ○ (注意) ・長さ:小数点第三位を切り捨て、小数点第二位までの値とする。 ・面積:小数点第三位を四捨五入し、小数点第二位までの値とする。 【一次エネルギー消費量等級の場合:上記に加えて以下を追加】 ・外皮面積比率(仕様基準(設備性能)の適用条件) ・「主宅居室」「その他の居室」に分類して床面積を算定 ・「主たる居室」「その他の居室」以外は「非居室」と算定 ・吹抜け部分の面積も考慮して床面積を算定 居室・非居室の求積表 各 種 計 算 書 (注意) ・吹抜け:吹抜け部分に仮想床があるものとみなして、吹抜けが存在する居室または 非居室の床面積に加算(仮想床からの天井の高さが2.1m未満を除く)。 ・平均天井の高さが4.2m以上の場合:仮想床があるものとみなして、その居室または 非居室の床面積を2倍にする。 例として以下の計算ソフトがある(計算結果を出力して提出)。 ・「住宅・住戸の外皮性能の計算プログラム」(建築研究所HP) →詳細計算法、簡略計算法①、簡略計算法② (A) 外皮性能 ・「住宅の外皮平均熱貫流率及び外皮平均日射取得量(冷房期・暖房期)計算書」 (評価協会HP…低炭素建築物のページ) →簡略計算法 ・「部位別仕様表DB付き外皮計算システム」(評価協会HP) →設計施工指針の本則 ○ ○ ○ 図 書 明示すべき事項および注意点 戸建 ①-1 住宅事業建築主基準 (トップランナー基準) すべての構造 木造 共同住宅等 共同住宅等・戸建 共同住宅等・戸建 共同住宅等・戸建 ①-2 ② ③ ④ 省エネ住宅ポイント対 一次エネルギー消費量 一次エネルギー消費量 断熱等性能等級4 等級4 (平成25年基準) 象住宅基準(共同住宅 等級5 用) →本来は建売戸建住 宅を新築・販売する事 →共同住宅における、 業者を対象とした基準 トップランナー基準相当 共同住宅等・戸建 ⑤ 省エネ対策等級4 (平成11年基準) →省エネ住宅ポイント のみの申請は、 H27.4.1以降でも可。た だし、他制度との併用 は不可。 の基準。省エネ住宅ポイ ントのみに適用可。 (独)建築研究所HPより、以下の計算結果を出力して提出。 (B) 一次エネルギー消費 量 ・「住宅・住戸の省エネルギー性能の判定プログラム」 →(A)で求めた外皮性能(q値、mc値、mH値)を入力 →入力する機器の「性能値」と「試験品質および生産品質」が証明されていること(「各 種証明書類」欄を参照) ○ ○ 省エネ機構のHPより、以下いずれかの出力結果を提出。外皮性能は(A)による。 (C) トップランナー基準 ・「住宅事業建築主の判断基準 算定用Webプログラム(通称:算定用Webプログラ ム)」 ○ ・「算定用シート」 →選択できる設備機器の能力等の制限あり 各 種 証 明 書 類 断熱材等 【断熱材等がJIS表示品等でない場合】 断熱材等の物性値と試験品質および生産品質が確認できる、以下いずれかの書類 を(①→②の順で検索するとよい)。 ①評価協会で定める低炭素建築物認定制度に係る「性能確認方法の区分」を確認で きる書類 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ ②下記の証明書 ・第三者機関が発行する試験成績書等 ・第三者試験等審査機関が発行する試験等の審査結果報告書(証明書)等 ・製造業者がJIS等に基づき発行する自己適合宣言書及びカタログ等 「性能値(機器効率)」および「試験品質、生産品質」が確保されていることを以下の いずれかで証明(①→②→③の順で検索するとよい)。 ①JIS表示品等:JIS等の認証書や以下の製品認証マークのあるカタログを提出 設備機器 (製品認証マーク) ・日本工業規格認証(JIS認証制度) ・冷凍空調機器性能検定(ルームエアコン検定制度) ・優良住宅部品認証(BL認定制度) ・日本ガス機器検査協会認証(JIA認証制度) ・石油燃焼機器・ペレット燃焼機器認証(JHIA認証制度) ・太陽電池モジュールの認証(JETPVm認証制度) ②評価協会で定める低炭素建築物認定制度に係る「性能確認方法の区分」を確認で きる書類 ③下記の証明書 ・第三者機関が発行する試験成績書等 ・第三者試験等審査機関が発行する試験等の審査結果報告書(証明書)等 ・製造業者がJIS等に基づき発行する自己適合宣言書及びカタログ等 評 住宅省エネラベルの適合証 価 書 フラット35S(金利Aプラン、省エネルギー性)適合証明書 等 ( △ △ ) 設計住宅性能評価書又は建設住宅性能評価書(一次エネルギー消費量等級5) 活 用 す 低炭素建築物新築計画に係る技術的審査適合証 る 場 低炭素建築物新築等計画認定通知書 合 に 限 設計住宅性能評価書又は建設住宅性能評価書(一次エネルギー消費量等級4) る フラット35S(金利Bプラン、省エネルギー性)適合証明書 設計住宅性能評価書又は建設住宅性能評価書(断熱等性能等級4又は省エネルギー対策等級4) 長期優良住宅建築等計画に係る技術的審査適合証 長期優良住宅建築等計画認定通知書 すまい給付金制度の現金取得者向け新築対象住宅証明書(省エネルギー性に限る) 贈与税の非課税措置の住宅性能証明書(省エネルギー性に限る) △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 2.仕様基準の注意点 変更点 平成11年仕様基準 (省エネルギー対策等級4) 平成25年仕様基準 (断熱等性能等級4) 適用条件(開口部比率) なし あり おおむね4㎡を超えない部分 面積制限なし トレードオフ規定 あり なし 8地域(旧Ⅵ地域)の壁 断熱性能基準あり なし 開口部比率による区分なし 開口部比率の区分(3区分)に応じた仕様の中から選択 レースカーテン 内付けブラインド 紙障子 外付けブラインド サンシェード 紙障子 外付けブラインド 断熱構造としなくてもよい玄関・ 勝手口等の土間床 開口部の断熱性能と日射遮蔽 日射遮蔽に使用できる附属部材 次の取扱いについては、平成25年基準においても引き続き利用可能。 ・床面積の2%までの窓を断熱の適用除外とする緩和基準 ・床面積の4%までの窓を日射遮蔽措置の適用除外とする緩和基準 ・床の「外気に接する部分」のうち、床面積の5%以下の部分については、「その他の部分」とみなす緩和基準 3.設計変更に関する注意点 仕様基準を選択している場合は「開口部比率」、性能基準を選択している場合は「外皮平均熱貫流率」の再検証が必要となります。 断熱等性能等級 【再計算が必要な計画変更の例】 ・外皮面積:小さくなる場合 ・開口部面積:大きくなる場合 仕様基準を選択している場合は「開口部比率、外皮面積比率」、性能基準を選択している場合は「一次エネルギー消費量」の再検証が必要となります。 一次エネルギー消費量等級 【再計算が必要な計画変更の例】 ・外皮面積:変更となった場合(大きくなっても小さくなっても再計算必要) ・開口部面積:変更となった場合(大きくなっても小さくなっても再計算必要) ・床面積:「主たる居室の床面積」が増加した場合 ・設備機器:機器効率が低下する場合 △ △
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