平成27年度【フラット35】S (省エネルギー性) について 住宅技術情報Webセミナー資料 平成27年３月 １ 平成27年度【フラット35】Ｓ（省エネ性）の基準改正 次のいずれか１つ以上の基準を満たす住宅であること 【平成27年3月31日まで】 【平成27年4月1日から】 認定低炭素住宅 認定低炭素住宅 金利Ａ プラン トップランナー基準 （一戸建てに限る） 金利Ａ トップランナー基準 プラン （一戸建てに限る） 断熱等性能等級４（新基準） 金利Ｂ または プラン 省エネルギー対策等級４（旧基準） 金利Ｂ 断熱等性能等級４（新基準） プラン 一次エネルギー消費量等級４（新基準） 一次エネルギー消費量等級５（新基準） 1 １ 平成27年度【フラット35】Ｓ（省エネ性）の基準改正 断熱 等級４ 断熱等性能等級とは 金利Ｂプラン 基準のイメージ 壁・天井（屋根）・床など 開口部 ＋ 窓、ドアからの熱逃げ・日射を防ぐ 居住空間を断熱材で包み込む 参考：旧基準との違いは？ 「外皮等面積」による方法で断熱性能を決定する考え方に 変更されました。 新：断熱等性能等級４ 旧：省エネルギー対策等級４ 各部位から の熱損失 【改正前の熱性能基準(断熱)】 2 熱損失係数 （Q値） ll 総熱損失量 床面積 外皮平均 熱貫流率 （ＵＡ値） ll 総熱損失量 外皮等面積 改正 【改正後の熱性能基準(断熱)】 １ 平成27年度【フラット35】Ｓ（省エネ性）の基準改正 一次エネ 一次エネルギー消費量等級とは 等級５ 金利Ａプラン 一次エネ 等級４ 金利Ｂプラン 基準のイメージ 断熱性能 住宅の 一次エネルギー消費量 省エネ設備 建物の断熱性能 を考慮 太陽光発電 暖冷房エネルギー消費量 給湯エネルギー消費量 y 座標 換気エネルギー消費量 10 90 80 70 60 50 50 40 30 40 x 座標 照明エネルギー消費量 高効率給湯器 太陽光発電設備等による 再生可能エネルギー導入量 高効率空調 節湯機器 （湯量を節約できる水栓機器） 出典：平成26年度国土交通省予算概算要求概要資料を一部変更 3 ２ 省エネ住宅に関する各種制度の基準比較 ① ○・・適用OK 省エネルギー住宅の基準 省エネ住宅 ポイント（新築） 【フラット35】S（省エネ性） H27.3/31以前 外皮の 断熱 ＋ 設備 ○ 一次エネルギー消費量等級５ ○ 省エネ法に基づくトップランナー基準<一戸建て> ○ ○ 断熱等性能等級４ ＋ 設備 ○ ○ 省エネ対策等級４ ＋ 設備 ○ 省エネ住宅ポイント対象 住宅基準<共同住宅等※> ※共同住宅、長屋その他の 一戸建て住宅以外の住宅 外皮の 断熱 断熱等性能等級４ 省エネルギー対策等級４ （ 木造のみ） 外壁・窓 などの ○ － ○ ○ － （H27.4/1～） 4 ○ ○ ○ ○ （H27.4/1～） H27.4月から 適用不可 × （～H27.3/31） ○ － × （～H27.3/31） ○ H27.4/1以降 ○ （H27.4/1～） ○ 金利Ｂプラン 一次エネルギー消費量等級４ H27.3/31以前 ○ 金利Ａプラン 外壁・窓 などの 贈与税非課税額拡充 H27.4/1以降 認定低炭素住宅 ×・・適用NG × ○ （～H27.3/31） （H27.4/1～） ○ － H27.4月から 適用不可 × ○ ○ （～H27.3/31） （H27.4/1～） ○ × （H27.4/1～） ２ 省エネ住宅に関する各種制度の基準比較 ②（木造住宅） ○・・適用OK 省エネルギー住宅の基準 省エネ住宅 ポイント（新築） 【フラット35】S（省エネ性） H27.3/31以前 一次エネルギー消費量等級５ （ 木造のみ） 断熱等性能等級４ （ 木造のみ） 省エネルギー対策等級４ ○ ○ ○ 金利B プラン （～H27.3/31） ○ 金利B プラン 金利Ａ プラン 断熱等性能等級４ 贈与税非課税額拡充 H27.4/1以降 H27.3/31以前 × （～H27.3/31） H27.4/1以降 H27.4月から 適用不可 × ○ （H27.4/1～） ○ ○ ○ － ×・・適用NG ○ ○ － （H27.4/1～） （H27.4/1～） 一次エネルギー消費量等級５ 省エネ設備 断熱性能 y 座標 太陽光発電 10 90 80 70 60 50 40 30 40 50 x 座 標 高効率給湯器 高効率空調 節湯機器 （湯量を節約できる水栓機器） 5 ３ 断熱等性能等級４、一次エネルギー消費量等級５への対応は 断熱等性能等級４ 「性能基準」または「仕様基準」のいずれかの方法で仕様 を決定します。 適用条件 あり （開口部比率） 性能基準 仕様基準 計算して仕様を決定する あらかじめ設定された仕様から選択する プログラム算定 します 例）一般社団法人 住宅性能評価・表示協会 「部位別仕様表登録DB付き外皮計算システム」 (http://www.hyoukakyoukai.or.jp/) 平成26年版 住宅工事仕様書から 選択します 定価：1,528円＋税 ＷＥＢプログラムで 計算する プログラム算定 します 定価：1,833円＋税 発行：井上書院 (http://www.inoueshoin.co.jp/) （ご注意） 仕様基準は、認定低炭素住宅及び一次エネルギー消費量等級５には適用できません。 6 一次エネルギー 消費量等級５ 独立行政法人建築研究所ＨＰ http://house.app.lowenergy.jp/
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