●構想普及支援事業 スマートコミュニティ センター ●次世代エネルギー技術実証事業 ●スマートコミュニティ導入促進事業 ●スマートエネルギーシステム導入促進事業 ●再生可能エネルギー熱利用高度複合 システム実証事業 国の環境と経済の両立が可能な低炭素社会の構 築に向け、新エネルギーの大幅導入と次世代自動 車等の新たな需要に対応しつつ、電力の安定供給 を実現する為の社会実験が進められています。ス マートコミュニティセンターでは、国からの実証 研究、国際標準化等の補助事業、事業化可能性な どの調査事業、また導入促進の事業と幅広く事業 NEPC http://www.nep.or.jp 推進に取り組んでいます。 11 スマートコミュニティとは… IT技術と蓄電技術を核として、従来困難であった「需要のコントロール」を行うとともに、再 生可能エネルギー等を活用し、地域におけるエネルギー管理を可能とする分散システムです。 そして今、多様な社会実験が行われています。 ◆エネルギーの有効利用という観点から、電力・熱エネルギーや交通システムも含めた人々 のライフスタイル全体を視野に入れた社会システムの在り方が問われています。 ◆震災を契機として電力供給の節約が顕在化し、需要側においても地域単位での節電、ピー クカットといった取組の意義が増大しています。 ●構想普及支援事業 地方公共団体及び事業法人等が、地域の実情に根ざしたスマートコミュニティの構築を進 めるための事業化可能性調査(フィージビリティスタディ)や事業計画の策定に対し、経費 の一部を補助しています。 ( 市川市塩浜地区) 【出典: 京葉瓦斯株式会社】 NEPC http://www.nep.or.jp スマートコミュニティの事業化可能性調査 12 ●次世代エ ネ ルキ ゙ー 技術実証事業 下記の内容を含んだ次世代エネルギー・社会システム(スマートコミュニティ)構築に向け た実証プロジェクトを行う民間事業者等に対し、事業費の一部を補助しています。 A.次世代エネルギー・社会システム実証補完型プロジェクト 次世代エネルギー・社会システム実証で行う総合的なスマートコミュニティのモデルづ くりを補完する先端的な技術等を含んだ実証事業を行い、各地域で共通に使えるスマート コミュニティ関連技術の確立を目指します。 B.地域資源活用型プロジェクト 地域で充分に活用されずに眠っている未利用エネルギー、再生可能エネルギー、地域の 個性ある技術やアイデアを生かしたビジネスモデル等を活用し、スマートコミュニティに 示される社会システムを一層多様なものとするような実証事業を行い、地域の実情に根ざ したスマートコミュニティを構築します。 A. 次世代エネルギー・社会システム実証補完型 大阪市のプロジェクト 豊田市のプロジェクト 大阪ビジネスパーク『V2X』プロジェクト 工業団地における地域熱・電力共有システム NEPC http://www.nep.or.jp B. 地域資源活用型プロジェクト 13 鹿角市のプロジェクト 地産地消型需要家PPS実証事業 ●スマ ート コミ ュニ ティ 導入促進事業 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県において、自治体と事業者が共同で行う再 生可能エネルギーの活用を中心としたスマートコミュニティの構築の支援を図るため、民間 事業者等に対し、事業費の一部を補助しています。 本事業は、スマートコミュニティ構築のためのマスタープランの策定および認定されたプラ ンに基づき導入される地域エネルギー管理システム等のシステムおよび再生可能エネルギー 等の機器に必要な費用を補助しています。 「F※-グリッド」を核としたスマートコミュニティ事業(宮城県大衡村) ※Fac tory NEPC http://www.nep.or.jp 【出典:F-グリッド宮城・大衡有限責任事業組合】 14 ●スマ ート エネ ルキ ゙ー シス テム 導入促進事業 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県において、停電時にエネルギー供給が必要とされる 防災拠点(避難施設、エネルギー供給施設、食料品等提供施設、医療施設等)に対し、自立的・安定的 にエネルギーを供給するための再生可能エネルギーおよび蓄電池を中心とした「スマートエネルギー システム」の導入支援を図るため、民間事業者等に対し、事業費の一部を補助しています。 太陽光パネル 蓄電池 温度差熱利用システム(温泉熱利用) フォックスバーデン スパ・ドーム(岩手県滝沢市) ●再生可能エ ネ ルキ ゙ー 熱利用高度複合シ ス テム 実証事業 複数の再生可能エネルギー熱源、蓄熱槽、下水・河川等の公共施設等を有機的・一体的に利 用する高効率システムを構築するための案件形成調査事業及び実証事業に対し、事業費の一部 NEPC http://www.nep.or.jp を補助しています。 15 公共施設管理者と連携した河川水熱や 複数の熱源や蓄熱槽を組み合わせた 下水熱などの有効利用(イメージ図) 熱需要に応じた熱供給(イメージ図)
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