当社子会社クレア株式会社と日本ロジテック協同組合との業務提携

平成 27 年 10 月 13 日
各
位
会 社 名
代表者名
クレアホールディングス㈱
代表取締役社長 黒 田 高 史
(コード番号 1757 東証第 2 部)
問合せ先 取 締 役
岩 崎
智 彦
(Tel. 03-5775-2100)
当社子会社クレア株式会社と日本ロジテック協同組合との業務提携に関するお知らせ
本日開催の取締役会において、当社の子会社であるクレア株式会社(以下「クレア㈱」といい
ます。)が、日本ロジテック協同組合「日本ロジテック」といいます。)と業務提携することを
決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.業務提携契約締結の経緯及び理由
当社グループでは、再生可能エネルギーへの投資を促進するための 20 年間にわたる一定価
格による電力買取を保証する固定価格買取制度、及び再生可能エネルギーへの投資減税導入
等の国策による太陽光発電業界を含む新たなエネルギー業界の急成長を鑑み、太陽光事業に
取り組んできました。これら国策につきましては、固定価格買取制度における買取価格の引
き下げ、及び出力制御ルールの制定等、運用見直しの動きが進むとともに、節税効果の大き
な即時償却が注目された投資減税につきましても、グリーン投資減税による即時償却の適用
は本年3月末で終わる等、太陽光エネルギーに対する姿勢の変化が近年顕著になってきてお
ります。その一方、エネルギー業界においては、平成 28 年の電力完全自由化に向けて市場拡
大が見込まれ、大きなビジネスチャンスが生まれております。
こうしたエネルギー業界を取り巻く状況変化を見据え、当社グループがエネルギー関連事
業の継続・拡大を図るため、これまでに太陽光事業にて取り組んできた知識・ノウハウとビ
ジネスネットワークを活かし、太陽光事業を含むエネルギー関連事業として、①電力調達の
ための電力発電施設の開発及び既存発電事業者の開拓業務、②電力販売のための電力需要家
の開拓業務を行うことといたしました。 従来、電力は大手電力会社が地域毎に独占的供給を
行っていましたが、電気事業法の規制緩和により自由に電力が売買できるようになってきて
おり、今後この流れは更に拡大すると予想されます。 このような状況の下、クレア㈱は、日
本ロジテックが行う電力共同購買事業(エコサブ)に関する、電力発電事業者(卸供給事業
者)及び電力需要家の斡旋(組合員獲得)に関する業務提携契約を締結することを決定いた
しました。
また、この業務提携契約と並行して、クレア㈱は、日本ロジテックに対して、平成 27 年
10 月 13 日付で、同社の有する電力販売に係る債権の一部を譲り受け、その対価として1億
円の資金支援を実行する予定です。これは、当社が、平成 27 年 5 月 26 日付「有限会社ロン
ドベルコーポレーション及び栄光債権回収株式会社の株式取得(子会社化)の基本合意書締
結に関するお知らせ」にて開示しておりますとおり、サービサーである栄光債権回収株式会
社(以下「栄光債権回収」といいます。)の子会社化を目的に新株予約権を発行いたしまし
たが、今後、その行使が進み、その資金使途どおり栄光債権回収を子会社化した際には、日
本ロジテックの有する電力販売に係る債権についてサービサー業務として 10 億円規模で譲
り受けることの検討を進めており、先行して債権の譲り受けを行うため、および関係強化の
ため、栄光債権回収の子会社化に先立ち実行するものであります。
2.業務提携先の概要
日本ロジテックは、平成 19 年 11 月に設立され、当初は外国人技能研修生の受入派遣業務
1
を事業としておりましたが、平成 21 年 11 月に特定規模電気事業者(PPS)の届出を行い業
務用大口電力の需要家となる組合員の獲得を開始。電力自由化の流れの中で年々事業規模を
拡大し現在に至っております。
(1) 名
称 日本ロジテック協同組合
(2) 主 た る 事 務 所 東京都中央区佃一丁目11番8号
(3) 代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名 代表理事 軍司 昭一郎
(4) 主 な 事 業 内 容 副資材及び電力の共同購買
外国人技能実習生共同受入事業
ETC カード割引制度の共同利用事業
(5) 払 込 済 出 資 総 額
99.9 百万円
(6) 設 立 年 月 日 平成 19 年 11 月 9 日
(7) 主 な 組 合 員 スポーツ施設提供業 38 法人
旅館・ホテル 36 法人
老人福祉・介護事業 36 法人 他
組合員総数 703(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(8) 当 事 会 社 間 の 関 係 資 本 関 係 該当事項はありません。
人 的 関 係 該当事項はありません。
取 引 関 係 該当事項はありません。
関連当事者へ
該当事項はありません。
の 該 当 状 況
(9) 当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態
決算期
平成25年3月期
平成26年3月期
平成27年3月期
純
資
産
110 百万円
891 百万円
923 百万円
総
資
産
1,494百万円
4,853百万円
8,084百万円
1 株 当 り 純 資 産
110,594 円
892,581 円
924,398 円
売
上
高
8,178 百万円
31,946 百万円
55,577 百万円
営
業
利
益
13 百万円
1,059 百万円
102 百万円
経
常
利
益
13 百万円
1,059 百万円
116 百万円
当
期
純
利
益
13 百万円
1,047 百万円
77 百万円
1株当り当期純利益
10,239 円
1,048,048 円
77,077 円
1 株 当 り 配 当 金
6,282円
6,282円
6,282円
3.業務提携の内容
① クレア㈱が、電力発電事業者(卸供給事業者)を組合員として日本ロジテックに斡旋。
② クレア㈱が、電力需要家を組合員として日本ロジテックに斡旋。
③ 相互の事業の発展のための技術交流及び人材交流。
4.日程
(1)契約締結日
(2)事業開始期日
平成27年10月13日
平成27年10月13日(予定)
5.今後の見通し
現時点において当社の業績に与える影響は軽微と考えておりますが、当社の業績に重大な
影響を与えることが判明した場合、直ちにお知らせいたします。
以上
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