事 務 連 絡 平成27年8月11日 - JCCA 一般社団法人建設

事
務
連
絡
平成27年8月11日
(一社)建設コンサルタンツ協会
近畿支部御中
国立研究開発法人 土木研究所 「寒地土木研究所
企画部
機械施工管理官
道路部
道路情報管理官
開発技術説明会」の聴講の案内
いつもお世話になっております。
別添のとおり土木研究所から「寒地土木研究所
開発技術説明会」の聴講の案内がありま
したのでお知らせします。
聴講希望される場合は、別添開催案内により、お申し込みをお願いいたします。
記
名
称
:
国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所
日
時
:
平成27年9月15日(火)13時30分~16時35分
場
所
:
近畿地方整備局
聴講対象:
新館3F
近畿地方整備局職員
自治体職員
雪寒業務委託業者
コンサルタント
聴講申し込み方法
:
別紙のとおり
A会議室
開発技術説明会
平成27年8月5日
(国研)土木研究所
寒地土木研究所
各
位
「寒地土木研究所
開発技術説明会」の開催について
今般、当研究所の日頃の調査研究活動の成果を広く皆様に報告し、業務の参考として
いただくとともに、調査研究の改善充実を図るため、下記により「寒地土木研究所 開
発技術説明会」を開催します。
当研究所は、寒地土木技術に関する研究開発、技術指導、成果の普及を行う事により、
土木技術の向上を図り、良質な社会資本の効率的な整備を目的にしております。
ご興味のある技術だけでも是非おいでください。多くの皆様のご参加をお待ちしてお
ります。
記
1.「寒地土木研究所
[日
[場
時]
所]
[プログラム]
開発技術説明会」概要
平成27年9月15日(火)13時30分~16時35分
近畿地方整備局 新館3F A会議室
(大阪市中央区大手前1-5-44 大阪合同庁舎第1号館)
別紙を参照願います。
2.参加申し込みについて
参加ご希望の方は、開場準備の都合上 9月7日(月)までに、お手数ですが別添申
し込み書に必要事項をご記入の上、近畿地方整備局施工企画課宛にメール又は、FAX
にて申し込みください(参加費無料)
3.参加申し込み書送付先
近畿地方整備局
企画部 施工企画課 技術評価係
Tel 06-6942-1141 (内3481)
Fax 06-6942-7825
メールアドレス [email protected]
4.問合せ先
(技術相談に関する問合せ先)
国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所
TEL 011-590-4050(技術サポートダイヤル)
Fax 011-590-4048
メールアドレス [email protected]
(説明会に関する問合せ先)
近畿地方整備局 企画部 施工企画課 技術評価係
TEL 06-6942-1141 (内3481)
Fax 06-6942-7825
メールアドレス [email protected]
寒地土木研究所
開発技術説明会(近畿地方整備局)
■日時:平成 27年9月15日(火) 13時30分 ~ 16時15分
■場所:国土交通省 近畿地方整備局 新館3F A会議室
プログラム
司会
13:30
~
13:35
寒地技術推進室長 柳沢雄二
開会挨拶
近畿地方整備局
企画部長
小林
稔
【技術説明】
① 13:35 ~ 13:55(20分)
海岸護岸における防波フェンスの波力算定法
寒冷沿岸域チーム 研究員
上久保
勝美
総括主任研究員 今野
久志
雪氷チーム 研究員 渡邊
崇史
② 13:55 ~ 14:15(20分)
透明折板素材を用いた越波防止柵
寒地構造チーム
③ 14:15 ~ 14:35(20分)
道路吹雪対策マニュアル
④ 14:35 ~ 14:55(20分)
積雪寒冷地における冬期土工の手引き
寒地地盤チーム
14:55
~
15:10
主任研究員 佐藤
厚子
休憩(15分)
⑤ 15:10 ~ 15:30(20分)
冬期路面管理支援システム
寒地交通チーム
主任研究員 徳永
ロベルト
寒地交通チーム
主任研究員 徳永
ロベルト
⑥ 15:30 ~ 15:50(20分)
冬期すべり抵抗モニタリングシステム
⑦ 15:50 ~ 16:10(20分)
凍結防止剤散布情報収集・管理システム
寒地機械技術チーム 研究員
小宮山
※説明15分
16:10 ~
16:15
一重
質疑5分
閉会挨拶
寒地土木研究所
技術開発調整監 石川
博之
平成27年度 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所 技術紹介一覧
番号
1
適用分野
道路
防波フェンス
<設計法>
技術名
技術の概要・効果等
海岸護岸における 海岸道路では、越波によって運転者の視界障害や車両被害が生ずる危険性があ
防波フェンスの波 り、その対策工として防波フェンスを設置していますが、その設計はこれまでの経験に
力算定法
基づいて決定しているのが現状で、右の写真に示すような被災例が散見されていま
す。
本研究は、堤脚水深、波高、周期および海底勾配などの設計条件を考慮した波力
の算定法を水理模型実験により確立し、平成22年度から現地へ適用しています。
図・写真等
研究チーム
防波フェンスの被災例
寒冷沿岸域
波力算定法のイメージ
新算定法を適用した防波フェンス
2
道路
越波
<防止柵>
透明折板素材を用 海岸沿いの道路では、天候の影響により越波が発生することがあり、それに伴う交
いた越波防止柵
通規制によって、地域活動に支障をきたしています。このような、越波作用に対して設
置される越波防止柵には、大きな波圧や飛石に耐えうるとともに、採光性に優れ景観
にも配慮した構造であることが望まれます。従来、H型鋼支柱と有孔鋼板を組み合わ
せた柵が用いられていますが、景観上必ずしも好ましいとはいえません。
そこで、透明で採光性に優れ、かつ耐衝撃性に優れたポリカーボネート折板を活用
した越波防止柵を開発しました。
寒地構造
○NETIS:HK-070004-A
○特許第5110501号【透光防波柵】
道路吹雪対策マ
ニュアル
3
吹雪
道路 <技術資料>
道路の吹雪対策の基本的な考え方から、対策施設(防雪林や防雪柵、防雪盛土、
防雪切土、視線誘導施設)の計画、設計、施工、維持管理の内容までを網羅した技術
資料です。
本マニュアルは、北海道開発局が整備する一般的な国道の吹雪対策に利用されて
いるほか、北海道内の自治体、東北・北陸地方でも活用の実績があります。また、寒
地土木研究所ホームページで英訳概要版とともに無料公開しています。
※【河川編】もあります。
吹きだめ柵
吹き止め柵
吹き払い柵
吹き上げ防止柵
雪氷
○(ダウンロード) http://www2.ceri.go.jp/fubuki_manual/
1/2
番号
4
5
適用分野
共通
道路
冬期土工<
手引き>
冬期路面
<システム>
技術名
技術の概要・効果等
積雪寒冷地におけ 積雪寒冷地における冬期の盛土工事では、外気温の低下、土の凍結・凍上、雪の
る冬期土工の手引 混入、日照時間の減少など厳しい状況での施工となります。品質管理を怠った場合に
き
は、融解期に盛土断面の変状や法面崩壊が発生し、土構造物としての安全性といっ
た適切な機能に影響をおよぼすことがあります。冬期における土工を極力回避するよ
う工程管理すべきですが、災害復旧といった施工時期の制約や工期短縮等のため
に、やむを得ず冬期における盛土施工が避けられない場合があります。このような場
合に対処するため、これまでの多くの経験と試験施工により得られた最新の知見をも
とに「積雪寒冷地における冬期土工の手引き」として取りまとめ、現場技術者が冬期
に盛土を行う際に必要な考え方を示しています。
図・写真等
研究チーム
寒地地盤
○(ダウンロード) http://jiban.ceri.go.jp/earthwork_in_winter/
※手引きは、河川編、道路編の2分冊になっており、対象工事によって使い分けま
す。
冬期路面管理支援 冬期路面管理システムは、冬期における道路管理者の道路維持作業実施等の判
システム
断を支援するため、路面凍結予測に関する情報を提供するシステムです。
本システムは、沿道に設置した気象観測装置から気温、風速、路面温度等の情報
を収集するとともに、気象機関の気象観測データ(日射量、雲量、湿度等)や気象予測
情報を基に今後の路面凍結を物理モデル(熱収支法・水収支法)等により道路構造
別に推定・予測し、路面凍結予測情報を道路管理者に発信しています。
寒地交通
○特許第4742388号【固定観測点及び路線における路面状態推定システム】
6
道路
冬期路面
<システム>
冬期路面すべり抵 冬期路面状態は沿道環境、橋梁等の道路構造物および気象条件によって複雑に
抗モニタリングシス 変化するほか、人の目では正確な判別が難しい路面や主観による個人差があること
テム
から、判断の的確性に限界があります。
本システムは、路面のすべり抵抗値を連続的に測定可能な「連続路面すべり抵抗
値測定装置」による測定データを道路管理者にリアルタイムに情報発信するととも
に、冬期道路の性能を評価するための種々の分析が可能なシステムです。
寒地交通
○特許第4665086号【路面摩擦モニタリングシステム】
7
道路
冬期路面
<システム>
凍結防止剤散布車 凍結防止剤等の散布は、気象条件や路面状況に応じて適切な凍結防止剤や防滑
散布情報収集・管 材を適正な散布量で散布する必要があります。
理システム
本システムを用いることにより、凍結防止剤散布車の散布設定情報とGPSによる位
置情報を自動でサーバに収集し、地図上に散布箇所や散布量を表示できるため、詳
細な散布情報の確認や効率的な散布情報管理が可能となります。また、収集・管理さ
れた詳細な散布情報は、適正な散布作業の指標を検討するうえでの基礎データとし
て活用することができます。
寒地機械
技術
凍結防止剤散布車による散布作業
2/2
近畿地方整備局
施工企画課あて
(FAX06-6942-7825)
寒地土木研究所
会 社 名
(部署、役職)
開発技術説明会
参加希望申し込み書
参加希望者
氏
名
※(一社)建設コンサルタンツ協会近畿支部
メールアドレス
(または電話番号)
所属