連絡協議会設営運営マニュアル

連絡協議会設営運営マニュアル
1.連絡協議会
2.各種委員会
3.事
務
局
参考:開催に向けた取り組みイメージ例
1.連絡協議会
(1)連絡協議会の役割
タウンミーティング並びにフォーラム開催の準備および運営に関わる事項について検討
し実施する。決定事項については議事録を作成し記録として保管する。
<
主な内容 >
・開催内容の決定
・協力団体との調整
・収支予算の策定
・会場選定
・登録料の決定
・開催運営
(2)連絡協議会の設置
サマーコンファレンス2013「徳育フォーラム」の参加者が発起人となり、連絡協議
会に入ってほしいメンバーを人選する。人選にあたっては、各地会員会議所の教育担当者
や教育に関わる取り組みをされているOBの方を中心に、開催に向けて役立つようバラン
スを考えて行う。
選んだ方々より参加の了承をいただいた後に本人より承諾書を書面でいただき、保管す
る。
(3)連絡協議会の構成
連絡協議会は「会長」を中心として「副会長」
、
「事務局長」、
「会員」で構成する。実際、
構成会員は10~20名程度が望ましく、多すぎると実質的な検討に障害がおこりやすい
とされる。人数の増加が進む場合は、小委員会を設置して実質的な討議が行えるように対
応する。各地会員会議所の教育担当者の参加が進む場合は各地の小委員会を設置すること
が望ましい。
実 行 委 員 会 全 体 構 成 図
実 行 委 員 会
事 務 局
運
営
企
画
(4)連絡協議会会長
連絡協議会の委員の互選で会長を選出する。隔たりなく、全体を把握し進行していける
人物で、多方面の方々を交えるため、同様の経験者が望ましい。
また、副会長と事務局長も決めておく。選出方法は、会長の推薦ののち委員の承認を得
る。
(5)連絡協議会規約
連絡協議会の発足にあたっては、役割や位置付けについて規定した「連絡協議会規約」
を定めることが望ましい。この規約において会長や副会長の選出方法や役割、連絡協議会
として活動する期間などを定める。
【参考】連絡協議会規約
連絡協議会運営規約
(目 的)
第1条
関係機関の協力体制の下に、教育問題における意見集約とその対応策を協議する
教育再生に向けたタウンミーティングを開催するための連絡調整並びに開催運営
組織として連絡協議会を設置する。
(運 営)
第2条 連絡協議会の運営は、この規定の定めるところによる。
(任 務)
第3条
連絡協議会はタウンミーティング開催の準備、運営及び関連諸行等に関し次の業
務を行う。
(1) タウンミーティングの計画概要の作成。
(2) タウンミーティングの実施計画の作成。
(3) 決定されたタウンミーティングの実施計画の実施。
(4) タウンミーティング参加者からの参加費の徴収。
(5) (3)号及び(4)号に関わる経費の管理。
(6) その他前記各号に付随する業務。
(委員の委嘱)
第4条 委員は、連絡協議会会長の指名により委嘱する。
委員の任期は、委嘱を受けた日から、連絡協議会の解散までとする。
(構 成)
第5条
1.連絡協議会の構成は次のとおりとする。
会長
1名
副会長
1名
事務局長
1名
委員
若干名
2.会長は委員の互選によりこれを定め、副会長は委員の中から会長が指名する。
3.会長は連絡協議会を代表し、その所轄事項について総括する。
4.副会長は会長を補佐し、会長が不在のとき、または会長に事故のあるときはその職
務を代行する。
5.連絡協議会は必要に応じ、会長が招集する。
(会議の成立と議事の決定)
第6条
連絡協議会を開くには委員の三分の一以上の出席があることを要する。議事の決
定は過半数の賛成を要する。
(専門部会)
第7条
1.連絡協議会は、その任務を分担させるために企画部会、渉外部会、総務部会、その
他必要な専門部会を設けることができる。
2.専門部会の構成は次のとおりとする。
部会長
1名
部員
若干名
3.専門部会の部会長及び部員は、連絡協議会及びその他関係者から会長が委嘱する。
4.専門部会は、その分担する事項において審議し、必要に応じて連絡協議会に報告し、
承認を求めるものとする。
5.専門部会の分掌は別に定める。
(事務局)
第8条 連絡協議会の諸事務を行うため連絡協議会内に事務局を置く。
(改 正)
第9条 本規則の改正は、本連絡協議会の承認を必要とする。
(施 行)
第10条 本規則は2013年○○月○○日から施行する。
(6)連絡協議会の位置付け
タウンミーティング開催における役割や位置付けについては、主催者となる場合と他の
既存の組織が主催者となる二通りの考えがあり、後者の場合はその組織の実行委員会とな
る。
(7)教育再生をすすめる全国連絡協議会と連絡協議会との役割分担
連絡協議会が円滑に活動するためには全国連絡協議会との協力関係が不可欠である。互
いの仕事が名であるかを明確に認識し、互いに密接に協力することによってタウンミーテ
ィングの準備・運営がスムーズに運び、成功につながる。
【役割分担例】
教育再生をすすめる全国連絡協議会の役割
・専門家をはじめとする有識者の協力要請
・プログラム内容への助言
・予算方針の提示と了承
・広域への広報活動
・広域へのプレスリリース
・国及び対象組織への提言書の作成
・
連絡協議会の役割
・全国連絡協議会との連携、報告
・プログラムの作成
・予算管理
・開催地域への広報宣伝活動
・会場の準備運営
・印刷物の作成
・登録・受付実務
・開催地域へのプレスリリース
・プレス対応
・自治体への開催予告及び結果報告
2.各種委員会
(1)連絡協議会と委員会
連絡協議会のもとに、企画や財務など主要項目を担当する委員会を設置する。委員会の
委員長は進捗状況を連絡協議会の会合にて報告し、必要があれば審議する。
連絡協議会は最終的な意思決定、全国連絡協議会との連絡、全体的な業務の総括を行い、
具体的な業務は各委員会が分担して行う。
(2)委員会の活動記録
委員会の活動記録として、会合の議事録を残すようにする。
(3)委員会の例
①総務委員会 財務・会計・総務に関する業務
予算案の検討・見直し/収入計画検討/資金の管理/諸経費支出の帳簿管理/総務・庶務
関係の全般
②渉外委員会 広報・PRに関するすべて、対外調整など渉外に関わるすべての業務
全国連絡協議会との調整/諸団体関係機関との調整/広報に関係全般
③企画委員会 タウンミーティングの内容に関するすべての業務
開催に向けた基本方針の作成/日時・場所・内容の選定/全国連絡協議会との調整
④会場運営 会場全般に関する業務
会場使用計画の作成/会場の予約/会場の設営備品・配置/会場運営マニュアルの作成
3.事務局
(1)事務局の役割
承諾書の保管、委嘱状の発送、委員の住所録の管理などの各種資料の保管、問合せの窓
口を担当する。
(2)事務局の設置
事務局は会長の指定する場所とし、自宅・会社・協力団体事務局などがあるが、誤解や
混乱の起きないよう、十分注意する必要がある。
【開催に向けた取り組み例】
★ 開催は、連絡協議会と教育再生をすすめる全国連絡協議会が連携し、ブロック会長の協
力を仰ぎ、ブロック大会などの都道府県単位での事業において同時開催されることが望
ましい。
①ブロック会長より、サマコン「徳育フォーラム」の参加推薦をいただく。
(対内メンバー3名 対外3名)
②当会議体より推薦者に対して事前説明を行う。
③サマコンにて実際の運営方法を体験していただく。
④サマコン後に各地の参加者が連携し準備協議を行い、発起人の選定・賛同を集める。
⑤当会議体及び教育再生をすすめる全国連絡協議会と協議を行い、実務ベースでの企画を
立てる。
⑥企画をもとに、ブロック会長へ開催の連携協力の依頼を行う。
⑦連絡協議会を立ち上げる。
⑧各地会員会議所への連携協力の依頼を行う。
⑨連絡協議会への委員を募集するとともに詳細企画の策定を行う。
⑩ブロック会長へ、開催へ向けた協議を申し込む。
⑪連絡協議会・全国連絡協議会・ブロック会長・当会議体による調整を行う。
⑫開催PRを行う。
⑬タウンミーティング開催。
⑭報告書を作成する。