青少年赤十字(JRC)部門救急法実技コンクール

平成 27 年度
第 36 回青森県高等学校総合文化祭
青少年赤十字(JRC)部門救急法実技コンクール
《
出
場
要
領
》
日
時:平成 27 年 10 月 10 日(土)
10 時 30 分~
場
所:県立青森中央高等学校 第 2 体育館
日本赤十字社青森県支部
赤十字救急法実技コンクール出場チームは、本要領により出場する。
【
服
装
】
1.服装は自由とする。(トレーニングウェアに運動靴が望ましい)
2.実技中は上着を脱いでも良い。(Tシャツになってもよい)
【
出場の順番
】
1.出場(実技)の順番は、当日コンクール会場受付にて抽選した結果による。
【
控
え
室
】
1.主催者の指示によるものとする。
【
開・閉会式
】
1.開会式・閉会式要領については、日本赤十字社青森県支部の指示によるものとする。
2.アナウンスは主催者が行うものとする。
【
出 場 方 法
】
1.出場チームの当日の練習は、それぞれ自由に行うこと。
2.出場チームは、コンクール会場受付にメンバー全員がそろっていることを報告し、
包帯法実技に使用する包帯(三角巾)及び保護ガーゼ並びに心肺蘇生実技に使用す
る呼気吹き込み用具を受領すること。
3.コンクール運営委員のアナウンスにより、出場チームの代表者が集まり、出場(実
技)順番の抽選を行う。
4.コンクール運営委員が「第○回目、包帯法実技は○○チーム、固定法実技は○○チー
ム、心肺蘇生実技は○○チーム」と呼名したのち、「出場・ピー」とホイッスルの合図
で、それぞれの実技実施エリアの整列位置に横一列で整列し「○○チームです」と報告
すること。
ただし、固定法実技チームは、スタート位置に横一列で整列すること。
-1-
【
実技実施の方法
1.包
帯
】
法
実技実施チームは、整列位置に整列し「○○チームです」と報告する。
採点係が「患者要員位置に着け」と指示するので、患者要員は実技実施エリア中央に
座った状態で位置する。
つぎに、採点係が負傷部位と左右の別を指示し「実技開始」の号令でタイムスイッチが
入る。
指示(指定)された包帯法が完成(終了)した時点で、チームリーダーが「終わりました」
との報告によりタイムスイッチを切る。
止血法実技は、包帯法実技とあわせて実施し、採点係が実技者、負傷部位等を指示す
る。
※
包帯法の採点中は、患者要員以外の実技者は開始前と同様に整列して待機すること。
採点が終わり、採点係より「ご苦労様、解散」と告げられたら、実技者は整列し、一礼後、
チーム席に戻る。
-2-
2.固
定
法
実技実施チームは、「スタート位置」に整列し、「○○チームです」と報告する。
採点係が「地震が発生しました、津波の恐れがあります!」の号令で、周囲の状況を
観察し、「被災者発見!」の掛け声とともに、被災者(ダミー)に駆け寄り、応用担架に
より、被災者を避難所まで搬送する。
避難所に被災者(ダミー)を搬送したのち、チームは「整列位置」へ整列する。
整列した時点で、採点係が「患者要員位置に着け」と指示するので、患者要員は実技
実施エリア中央に倒れた状態で位置する。
つぎに、採点係が負傷部位と左右の別を指示し「実技開始」の号令でタイムスイッチが
入る。
指示(指定)された固定法が完成(終了)した時点で、チームリーダーが「終わりました」
との報告によりタイムスイッチを切る。
※
固定法の採点中は、患者要員以外の実技者は整列位置に整列して待機すること。
採点が終わり、採点係より「ご苦労様、解散」と告げられたら、実技者は患者要員の
固定を解いて整列、一礼後、チーム席に戻る。
3.心 肺 蘇 生
心肺蘇生実技は基礎教本による心肺蘇生をチーム員それぞれが交代しつつ実施する。
(2人法は教本から除かれたので実施しないこと)
実技実施チームは、整列位置に整列し、「○○チームです」と報告する。
ダミーは事前に資材係が実技実施エリア中央に設置しておく。(ダミーおよび AED は
支部が用意し、各地区持参のダミーおよび AED は使用しない。)
採点係が「人が倒れています」の号令で、心肺蘇生を実施する。
採点が終わり、採点係より「ご苦労様、解散」と告げられたら、実技者は整列、一礼後、
チーム席に戻る。
-3-
【
各実技の想定について
【
包帯法想定問題
】
】
実技者3名 : 患者要員1名 で実施することとし、負傷部位の左右の別については
採点係がシールで示す。
想定問題は、頭部・耳(頬)・肩(2枚)(臀部)・胸(背)・手(足)・前腕 a・
吊り a・膝(肘)・下腿(大腿、上腕)、捻挫(固定包帯)の中から出題する
【
間接圧迫止血法想定問題
】
実技者を誰にするか及び負傷部位の左右については採点係の指示による。
① 腋窩動脈間接圧迫(座った状態・倒れた状態)
② 上腕動脈間接圧迫(座った状態・倒れた状態)
※
【
止血の姿勢及び止血効果(脈拍の有無)により判定する。
固定法実技想定問題
】
実技者3名 : 患者要員1名 で実施することとし、負傷部位の左右別については
採点係の指示による。
想定問題は下記の2問とするが、どの問題を実施するかは実施直前に抽選にて決める
ものとする。
① 下腿骨皮下骨折固定
② 膝皮下骨折固定
※
【
以上固定し、全身の保温まで行うこと。
心肺蘇生傷病者想定
】
ダミーは意識なし、普段どおりの呼吸なし、その他著たる外傷の見あたらない
傷病者(大出血等なし)を想定する。
-4-
【
実技に使用する資機材について
】
1.出場チームへ当日配布されるもの
包帯(三角巾)、保護ガーゼ、呼気吹き込み用具は、コンクール会場受付にて出場
チームごとに受領してください。
その他の資材(固定のためのあてもの等)はコンクール会場内に準備します。
配布数:包帯(三角巾)6 枚/チーム、保護ガーゼ 4 枚/チーム、
呼気吹き込み用具2ヶ/チーム
2.心肺蘇生用ダミーについて
心肺蘇生用ダミーは、レールダール社製またはヤガミ製のものを支部が用意します。
なお、コンクール当日10時30分からは、実技に使用するダミーにふれることが
出来るよう配慮します。
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