全国学力状況調査結果から 国語・算数・理科の結果 全国学力状況調査の結果が出ました。本校の結果は、下記の通りです。 県平均と比較して (◎大変良い ○良い) 国語A 国語B 算数A 算数B 理科 ◎ ◎ ○ ◎ ○ 本校は、学力の面では満足な状態にあるといえます。 しかしながら、算数において、小数の計算や割合等の分野で、若干県平均に満たないものも見られました。 これらの結果を受け、6年生では、以下のような取り組みをすることで苦手分野の克服を目指していきたいと考えています。 くすの木タイム(火)に、算数Webのプリントを使って復習する。(算数webとは、福井県が行っている独自の単元テストです。) 同様な問題に、月1回は取り組むようにする。 第1週・・・小数 第2週・・・立体 第3週・・・割合 第4週・・・四則の混合した式 また、2年生から5年生について、4月に行われた坂井市の学力調査の結果を見ますと、全学年、国語・算数とも全国平均を上回っていました。 その結果について、夏休み中に全教員で分析しました。そして、それぞれの学年において、今回弱かったところの学習に工夫して取り組んでいます。 児童の質問紙による解答結果 学力調査では、国語算数だけではなく、質問紙方式で日常の生活についても調査しています。 その結果、本校において、生活面で気がかりな項目がいくつか見られました。 ☆ 普段(月~金曜日),1日当たりどれくらいの時間,テレビゲーム(コンピュータゲーム,携帯式のゲーム,携帯電話やスマートフォンを使ったゲームも含む)をしますか。 本校 4時間以上 3時間以上4時間未満 2時間以上3時間未満 福井県 1時間以上2時間未満 1時間未満 全国 しない 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ☆ 毎日同じくらいの時刻に寝ていますか。 本校 あてはまる どちらかといえばあてはまる 福井県 どちらかといえばあてはまらない 全くあてはまらない 全国 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ☆ 読書は好きですか。 本校 好き どちらかといえば好き 福井県 どちらかといえば好きではない 好きではない 全国 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 上記の結果からもお分かりのように、本校の児童はゲームに費やす時間が大変多い傾向にあります。ゲームに没頭するあまり、就寝時間の乱れが生じていることもうかがえます。 中には、宿題を後回しにしてゲーム三昧になり、睡眠時間が3~4時間という児童も見られました。 生活習慣の乱れは、学習意欲の低下につながります。また脳や身体の成長に悪影響を及ぼします。 また、読書を「好き」「どちらかといえば好き」と答える割合が県や全国に比べて低くなっています。 読書は、すべての学習の元になると言われています。語彙力や表現力、読解力の定着はもちろん、心も豊かにするものです。 学習習慣アップ作戦の期間中、家庭での読書時間や全校一斉ノーゲームデーをめあてとして取り入れていますが、今後も継続して取り組んでいきたいと思います。 また日頃から読書の楽しさを味わえるように、学校でも読書に親しむ時間を意識的に設けていきたいと思います。 今月下旬からは、読書月間が始まります。「親子読書」、「読書ビンゴ」などを取り入れていきます。 ご家庭におきましても、読書しやすい環境作り、ゲーム時間の設定などについて、さらなるご協力をお願いします。
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