本年度の麻薬・覚せい剤乱用防止運動について詳細が発表になりました。 今年度の実施期間は、10 月 1 日(木)から 11 月 30 日(月)までの 2 ヶ月間で、薬物乱 用による弊害の根絶を目指し全国的に実施されます。 わが国における薬物乱用の現状は、薬物事犯における検挙人員の大多数が覚せい剤事犯 によるものとされています。昨年度は、検挙人数は減少しましたが、押収量は増加してお り末端への広がりが懸念されています。一方、大麻(マリファナ)事犯の検挙人数は過去 最高を記録し、MDMA 等合成麻薬事犯についても依然として高水準で推移しており、薬物 事犯の低年齢化や主婦層などの女性層への広がりも懸念されています。 薬物乱用は、乱用者の身体・生命に危害を及ぼすのみならず、青少年の健全な育成を拒 み、家庭を崩壊させ、社会の秩序を乱す等はかり知れない影響を及ぼします。麻薬・覚せ い剤・MDMA 等合成麻薬・大麻・シンナー・違法ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ)等の 薬物乱用による弊害を広く国民一般の方々に認識してもらい、国民が一丸となってこれら に立ち向かう体制を作り、もって薬物乱用による弊害の根絶を期することを目的に運動を 全国的に展開するとしています。全国で、麻薬・覚せい剤乱用防止運動が展開されます。 厚生労働省と都道府県の共催による麻薬・覚せい剤乱用防止運動地区大会は下記のとおり 地 区 名 大会名 開 催 日 開 催 場 所 北海道・東北地区 宮城大会 11 月 25 日(水) 東京エレクトロンホール宮城 関東甲信越地区 神奈川大会 11 月 13 日(金) 神奈川県民ホール 東海北陸地区 岐阜大会 11 月 14 日(土) 岐阜県県民文化ホール未来館 近畿地区 京都大会 11 月 8 日(日) 京都産業会館シルクホール 中国・四国地区 香川大会 10 月 20 日(火) アルファあなぶきホール 九州地区 熊本大会 11 月 13 日(金) 熊本県立劇場演劇ホール
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