受付番号 受付年月日 年 月 日 件 名 家庭保育応援制度の導入 現状

(様式第1号)
受付番号
職
件
名
員 提 案 票
受付年月日
年
月
日
家庭保育応援制度の導入
現状
現在の子育て支援の流れとして、待機児童を発生させないことを目標に保育園の充実が求められてい
る。横浜市のようにどんどん企業を参入させて、待機児童ゼロを目指す自治体もある。
しかし、保育所の建設には費用がかかるし、保育所に入所する児童が増加するほど、財政負担は増え
る一方。また、潜在的な待機児童まで掘り起こされ、いたちごっことなる恐れもある。南陽市でも保
育所の入者数は増加する一方で、それに伴い保育所運営費負担金も増加。
政府は、横浜方式として、全国に広めようとしているが、財政力の低い自治体では不可能。それぞれ
の自治体の現状にあった子育て支援を展開していくことが重要。
都会ではできない田舎ならではの施策として、家庭でさらに子育てに協力してもらう仕組みが必要。
施策の具体策
家庭保育応援制度の導入。
保育園に預けないで、0歳児~2歳児を保育している祖父又は祖母を応援する制度。
①家庭で子どもの面倒を見ると決めた祖父母に申し込んでもらう。
②登録された方へ子育て支援の援助をする。
支援内容:①子育て研修の実施。保育士が自宅訪問。
(久しぶりの保育で不安がある方対象。)
②クポーン給付(保育所に入所しないことで浮く、市負担分の運営費の範囲内の金額。)
③保育期間中の困りごと相談。(いつでも相談に乗れるように体制を整える。)
④リフレッシュとして、一時保育の利用回数券をプレゼント。
期待される効果
①待機児童の減少。保育園に預けるか、祖父母に預けるかで迷っている方を、家庭保育へ促す。
②財政負担の減少。保育所に預ける人が減少すれば、公費負担が減少する。
③地域経済の活性化。保育料に回すお金が減ることで可処分所得が増え、地域経済が活性化する。
④豊かな心を育む。0歳児~2歳児の間に家庭でじっくり手をかけて保育してもらうことで祖父母と
の関わり合いができ、お互いが豊かな心を(祖父母に愛着が湧く)育むことができる。
⑤地域コミュニティの活性。祖父母に子育て支援センター等を利用してもらうことで、地域コミュニ
ティが活性化する。(支援センター利用中の若い世代との交流。)
⑥老人の活性化。子どもから刺激をもらうことで元気な老人になってもらう。
添付資料
市長
副市長
企画財政課長
課長補佐
係長
① 提案の要旨は、この用紙に記入してください。
② 提案者の所属・氏名を裏面に必ず記入してください。
裏面
所属名
福祉課 児童係
氏名
楠 賢史