平成26年度第10回総会会議録

平成26年度
第10回豊後高田市農業委員会総会議事録
日
場
時
所
平成27年1月7日 午前10時00分
大分県農業協同組合
豊後高田支店3階会議室
出席委員
出席委員 26名
氏
名
○
河野
三男
○
岡田
○
欠席委員
1名
氏
名
○
早田
孝伸
省三
○
井口
安東
正洋
○
○
河野
善映
○
井上
○
○
出欠
氏
名
○
鴛海
政幸
正一
○
近藤
三上
忠治
○
○
明石
光子
智彦
○
安藤
河野
正勝
○
野間
保廣
○
出欠
氏
名
○
北﨑
安行
正敏
○
松原
内匠
安藤
聰典
○
板井
伸博
○
河野
孝也
○
野上
一高
眞
○
中野
政富
○
榎本
啓之助
梁田
義彦
○
進藤
茂毅
×
永野
修
安藤
貴徳
○
後藤
次悦
尾形
伊藤
佐藤
稔
康輔
清
出欠
出欠
事務局職員
5名
報告事項
事務局長
副主幹
真玉分室長
副主幹
河野
典之
香々地分室長
宗
直長
(1)農地法第18条第6項の規定による合意解約について
会議に付した事件
○
○
○
○
○
開会
議案第
議案第
議案第
議案第
議案第
59
60
61
62
63
号
号
号
号
号
午前10時00分
農地法第3条の規定による所有権移転の許可申請について(農委処分)
農地法第4条の規定による許可申請について
農地法第5条の規定による所有権移転の許可申請について
農用地利用集積計画の決定について(貸借権設定)
非農地証明願について
事務局
あけましておめでとうございます。第 10 回農業委員会総会に入りま
す前に資格確認について報告をいたします。農業委員総数 27 名中、本
日の出席委員は 26 名で過半数を超えております。従いまして農業委員
会会議規則第6条の定めにより本総会が成立していることをご報告い
たします。
なお、会議の議長は会議規則第4条の規定により、会長が務めると
いう事になっておりますので、ご了承願います。それでは会長よろし
くお願いします。
会長あいさつ
あけましておめでとうございます。昨年は何かとお世話になりまし
た。今年も一年間よろしくお願い致します。
総会に入ります前に、先般 12 月 25 日に市長と農政施策に関する建
議を小委員長 4 名の説明の上、建議を行いました。内容といたしまし
ては、先月の総会で議決をいただいた、「担い手対策、耕作放棄地対
策、鳥獣対策及び中山間地域等直接払い」の 4 点について市長に対し
て行ったところでございます。建議に対する市長のコメントですが、
「4 項目とも非常に重要な問題であり、あらゆる場面で議論をされてい
る事柄でもある。おのおの内容を検討し、今後とも十分に議論を重ね
ていきたい」という回答をいただいております。建議の個々に対する
具体的な回答については、後日文書により届くようになっております。
農業委員会といたしましても、農業委員の活動を通しながら、現在の
農業情勢を検証し、10 年先の本市の農業のあり方を考えていくことも、
重要でありますので、今後ともよろしくお願いいたします。
只今から第 10 回豊後高田市農業委員会総会を開催いたします。
開会にあたりまして会議規則第 13 条第2項の規定に基づき、議事録
署名委員を選任したいと思います。
それでは 11 番岡田委員と 12 番梁田委員にお願い致します。ご異議
ございませんか。
(異議なしの声)
尚、議事整理のため、意見のある方は挙手をし、議長が指名した人
のみ発言をして下さい。皆さんのご協力をお願いします。
報告事項(1)
まず報告事項(1)農地法第 18 条第6項の規定による合意解約につ
いて事務局より報告します。
事務局
農地法第 18 条第6項の規定による合意解約について次のとおり通知
があったことを報告します。
届出番号 41 番、所在黒土字下黒土岩屋 1450 番地1、地目が田、面
積が 466 ㎡、貸人が黒土の○○○○さん、借人が黒土の○○○○さん、
解約申入日、解約成立日、解約通知日、土地引渡日すべて平成 26 年 12
月5日となっております。理由が貸し人の都合です。こちらについて
1
は利用権 181 番の案件が出ています。
合意解約については以上です。
この件について、ご質問等はございませんか。
(「ありません」の声)
議 事
議案第59号
質問等もない様ですので、これより議事にはいります。
議案第 59 号農地法第3条の規定による所有権移転の許可申請につい
て審議を行います。事務局から提案いたします。
事務局
議案第 59 号、農地法3条の規定による所有権移転の許可申請につい
て次のとおり許可申請がありましたので意見を求めます。2ページに
なります。
申請番号 78 番、所在が来縄字徳間 2061 番地,
地目が田、面積が 1,977
㎡、渡人が東京都大田区の○○○○さん、受人が来縄の○○○○さん
で渡人が経営規模の縮小で売買、受人が経営規模の拡大です。
申請番号 79 番。所在が築地字古其 458 番地、地目が田、面積が 4,003
㎡で、渡人が北九州市八幡西区の○○○○さん、受人が築地の○○○
○さん、申請事由は、渡人が経営規模の縮小で売買、受人が経営規模
の拡大です。
申請番号 80 番、所在が新栄字大原 948 番地外2筆,地目が畑、面積
が 547 ㎡外2筆の合計が 2,971 ㎡で、渡人が東京都世田谷区の○○○
○さん、受人が新栄の○○○○さん、申請事由は、渡人が経営規模の
縮小で贈与、受人が経営規模の拡大です。
申請事案はすべて農地法第3条第2項の各号には該当しないため、
許可要件のすべてを満たしていると考えます。
以上審議のほどよろしくお願いします。
議 長
事務局の調査によれば、取得要件に問題がないとのことですが、ご
意見、ご異議ありませんか。
(異議なしの声)
特にないようですので、本案は原案のとおり許可することに決しま
した。
議案第60号
事務局
次に、議案第60号農地法第4条の規定による許可申請について審議
を行います。事務局より提案いたします。
はい。議案第 60 号、農地法 4 条の規定による許可申請について次の
とおり許可申請がありましたので意見を求めます。
申請番号9番、所在が香々地字ヒの口 3322 番地、地目が畑、面積が
489 ㎡、申請人は、香々地の○○○○氏で、転用目的は、太陽光発電施
2
設用地です。申請地は、豊後高田市役所香々地庁舎の西約 400m に位
置する農地で、周辺は、北は自己所有の田にその他は自己所有の畑に
接しています。
公共投資の行なわれていない農地です。農地区分としては、第2種
農地その他の農地に該当します。これまでしいたけのほだ場として長
期間利用されていたことから農地として利用の適さない農地でした。
申請人は、田 1,796 ㎡、畑 2,102 ㎡を所有する兼業農家です。
今回、自己所有の畑 489 ㎡を転用し、総出力 26.4KW 分、太陽光パ
ネル 132 枚、太陽光発電施設を設置して利用する計画です。
申請地は、申請人が農地法をよく理解しておらず、農振除外の許可
がおりたことで、転用行為を行っていいと思い事業を着手してしまっ
たもので、今回始末書添付の上転用の申請を行った次第です。
また申請地は、すべて自己の所有する農地に接しており他に迷惑を
及ぼす恐れはありません。今回の事業に係る土地利用計画及び現地確
認の結果、申請面積は適正と認められます。
資力及び信用についてですが、すでに転用されているため新たな経
費はかかりません。許可基準といたしましては、農地法の運用抜粋 P11
第 2-1-(1)-カ-(イ) 代替地がない場合に該当します
以上審議のほどよろしくお願いいたします。
議 長
事務局による現地調査及び転用基準の比較検討の結果、申請内容に
問題がないとのことですが、地元委員の23番松原委員の意見をお願い
します。
23:松原委員
昨年の12月19日に現地確認を行いましたが、別に意見はございませ
ん。以上です。
議 長
地元委員の意見では問題はないということですが、これについて、
ご意見、ご異議ございませんか。
議案第61号
事務局
(異議なしの声)
特にないようですので、本案は原案のとおり許可することに決しま
した。
次に議案第61号農地法第5条の規定による所有権の許可申請について
審議を行います。事務局より提案いたします。
はい。議案第 61 号、農地法5条の規定による所有権移転の許可申請
について次のとおり許可申請がありましたので意見を求めます。5ペ
ージになります。
申請番号 31 番です。申請の所在が高田字古浜 2078 番地2外5筆、
地目が田、面積が 195 ㎡他5筆の合計が 1,057 ㎡、譲渡人が横浜市の
○○○○さんと黒土の○○○○さん、譲受人が、新地の○○○○○○
3
○○です。転用目的は、宅地分譲用地です。
申請地は、豊後高田市役所高田庁舎の西およそ1km に位置する農
地で、北は田及び雑種地に、西は畑、南及び東は田に接しています。
国道213号線からケヤキ通りに入って 300mほどすすんだ右手の農
地です。
農地区分としては、第3種農地、都市計画の用途区域では、第2種
住居地域に該当します。
申請者の○○○○○○○○は主に土木工事等の建設業や不動産業等
を営んでおり、今回、譲渡人より土地を購入し、737 ㎡を3区画の分譲
宅地とし、364 ㎡を進入路とする計画です。
既に平成 23 年1月に農地法第4条で農地造成の許可を受けており現
況は畑となっているため、新たに埋め土を行う予定はなく現状を整地
して道路部をアスファルト舗装をする計画です。工期は、平成 27年4
月 30 日までとなっています。
また、隣接農地及び水利組合の同意書も添付されています。
資力及び信用についてですが、土地購入費および造成工事費の
23,950,000 円はすべて自己資金で賄うこととなっており、金融機関の
残高証明書が添付されており、申請者の資力・信用もあり転用の確実性
が認められます。許可基準といたしましては、農地法の運用通知 P12
第 2-1-(1)-エ-(イ) 第3種農地の転用は、許可をすることができるに該当
します。
以上、審議のほどお願い致します。
議 長
事務局による現地調査及び転用基準との比較検討の結果、申請内容
に問題がないとのことですが、地元委員の2番河野委員より意見をお
願いします。
2:河野委員
昨年、事務局の方と現地調査に行きました。以前、分譲を行ってい
るその隣の隣地になりまして、別に問題はないと思いますので、よろ
しくお願いします。
議 長
議案第62号
地元委員の意見では問題ないとのことですが、これにご意見、ご異
議はございませんか。
(異議なしの声)
特にないようにありますので、本案は原案のとおり許可することに
決しました。
次に、議案第62号農用地利用集積計画による貸借権設定について
の審議を行います。事務局から提案いたします。
事務局
議案第 62 号農用地利用集積計画の決定について議案書の7ページ農
4
用地利用集積計画集積表に基づいて読み上げて説明いたします。
利用権設定等の面積 田 76,853 ㎡、畑 44,478 ㎡ 計 121,331 ㎡。
利用権設定等をする農家数 33、利用権設定等を受ける農家数 14、利用
権等の種類別面積、賃貸借 77,350 ㎡、使用貸借 43,981 ㎡。
詳細につきましては、8頁以降に記載していますのでご一読をお願
いします。
以上の農用地利用集積計画の内容は、経営面積、従事面積、従事日
数などの農業経営基盤強化促進法第 18 条第3項の各要件を満たしてい
ると考えます。
審議よろしくお願いします。
議 長
ただ今の提案につきまして、特にご意見がなければ適当と認めたい
と思いますが、ご異議ございませんか。
(異議なしの声)
異議なしであります。本案は適当と認めることに決しました。
議案第63号
次に、議案第63号非農地証明願いについて、審議を行います。事務
局より提案いたします。
事務局
議案第 63 号非農地証明願いが次のとおりありましたので、意見を求
めます。23 ページになります。
申請番号 18 番 所在、新地字姪ノ川 1087 番地3、地目は田、面積
は 155 ㎡、申請人は、北九州市の○○○○さんで、申請事由ですが、
申請地平成5年申請者が相続した時点で既に現状の土置場になってい
る状態で 20 年以上も経過していることから、今回、非農地の証明願い
を行ない、現況のとおり地目変更を行うものです。今回地目変更を行
い雑種地として活用するものです。地元農業委員の河野委員と 12 月 23
日、現地確認を行なったところ、現状で三方を宅地に囲まれ、一方は
河川が流れ、農機具が入る場所もなく今後農地として利用できる可能
性が極めて低いため非農地として認定できます。
申請番号 19番 所在、荒尾字ハヤマ 549 番地1、地目は畑、面積
は 192 ㎡、申請人は、荒尾の○○○○さんで、申請事由ですが、申請
地は昭和 34 年頃農業用倉庫を建て一部が農業用倉庫の敷地となってお
り、また昭和 52年に家の裏に市道を取り付けた際に農地の大部分がと
られ幅1mほどの畑となったため農地としての利用が困難となったた
め宅地の一部として使用しておりました。今回地目変更を行い宅地と
して活用するものです。地元農業委員の明石委員と 12 月 26 日、現地
確認を行なったところ、現在、申請とおり農業用倉庫と宅地の一部と
なっており、非農地として認定できます。
以上審議の程、よろしくお願いします。
5
議 長
事務局の調査によれば、申請内容に問題がないということですが、
地元委員の意見をお願いします。申請番号18番については地元委員の
2番河野委員、申請番号19番について9番明石委員よりお願いします。
2:河野委員
説明いたします。今、事務局のおっしゃったとおり、三方を宅地に
囲まれていまして、一方が川ということで、荒れておりますし、非農
地として認めたいと思いますので、よろしくお願いします。
9:明石委員
ただ今、事務局の方から説明がありましたとおり、事務局と現地調
査を致しましたが、既に農地としての機能は果たしておりませんので
特に問題はございません。委員の皆様方のご審議をお願いいたします。
議 長
地元委員の意見では問題がないとのことですが、ご意見、ご異議ご
ざいませんか。
(異議なしの声)
特にないようにありますので、本案は原案のとおり許可することに
決しました。
以上で、第10回の総会の議事をすべて終了いたします。
その他の事項について、事務局より説明願います。
事務局
下記事項について《別紙》により説明を行った。
(1) 大分県農業委員研修大会について
(2) 次回、総会開会について(臨時総会、2月定例会)
午前10時35分
平成27年1月7日
豊後高田市農業委員会会議規則第13条第2項の規定により、ここに
署名する。
議事録署名委員
農業委員
農業委員
6