2015 スキー鳥取発刊によせて 鳥取県スキー連盟 会 長 内田博長 2014 年 2 月ロシア・ソチオリンピックも終わり、公益財団法人「全日本スキー連 盟」は 2018 年に隣国である大韓民国江原道平昌で開催予定の第 23 回冬季オリンピック平昌(ピョ ンチャン)大会に向けて組織再編が行われ、選手強化を行っているところですが、鳥取県において も、昨年の第 69回国民体育大会冬季大会スキー競技会「蔵王国体」(秋田県)で開催の、アルペ ン成年男子Aで近畿大学の大藤祥太選手が 2 位入賞を果たし、アルペン男子勢では成年男子 1 部(現 行A組)で大杖正彦氏(デサント)が昭和 50 年富良野国体 2 位入賞以来 31 年ぶりの上位入賞とな りました。成年男子Bの糸乘克選手も 12 位となり、今シーズンからはC組に成るため上位入賞に 期待が持てます。成年女子Aの下村彩恵選手(法政大)が 62 番スタートから 33 位となり今シーズ ンの活躍に期待が持てます。クラシカル走法成年女子Bの山形陽子選手が 13 位と後一歩で入賞に 届きそうでした。夏場に基礎体力を向上させ入賞に期待をします。 全日本技術戦もあと一歩で決勝進出のレベルにあり、本年度はさらにレベルアップし決勝進出を 果たしたいと思っていします。 昨年シーズンは降雪に恵まれましたが、今後も地球温暖化の傾向は治まる気配は無く異常気象が 発生しています。スキー場に被害が無いことを祈り、スキー客増加に貢献したいと思います。 今日の経済状況は都会ではようやく少し明るい兆しが見えてきましたが、地方の我々スノーアス リート、スキー関係産業にはまだまだ厳しい状況が感じられる経済情勢の中、だいせんホワイトリ ゾートの中の原スキー場上部に安定した積雪を期待できる人工降雪機の設置が有り感謝申し上げ ます。 本スキー連盟も県内の各スキー場と関係強化を行い、各賛助会員企業様のお力添えを頂きながら 競技部および教育部の選手育成強化と普及を、安全に十分注意を払いながら、スキーヤーとスノー ボーダーの増加と、会員の加入促進に努めて参りたいと思います。 加盟団体及び会員一同の行事に対する参加協力と努力を大いに期待し、本年度の事業が目標以上 の成果が収められますよう、ご協力をお願いいたしましてご挨拶とさせて頂きます。
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