「効能・効果」、「用法・用量」の追加 及び使用上の注意改訂のお知らせ

・・・医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読み下さい。
・・・
2014年12月
「効能・効果」、「用法・用量」の追加
及び使用上の注意改訂のお知らせ
発
売
元
大阪市中央区道修町二丁目 5 番 14 号
製造販売元
名古屋市中村区太閤一丁目 24 番 11 号
プロトンポンプ・インヒビター
(一般名:ランソプラゾール)
この度、「タピゾールカプセル 15」及び「ランソプラゾール OD 錠 15mg「テバ」
」に「低用量アスピリン投与時
における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制」、「非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸
潰瘍の再発抑制」に対する「効能・効果」及び「用法・用量」が追加承認(平成 26 年 12 月 10 日付)されまし
たので、お知らせ申し上げます。
また、これに伴い「使用上の注意」を改訂致しましたので併せてご案内申し上げます。
なお、改訂後の添付文書を封入した製品がお手元に届くまでには若干の日数を要しますので、今後のご使用に
際しましては、本内容をご参照くださいますようお願い申し上げます。
1. 改訂内容(抜粋)
(承認事項一部変更承認による追加箇所 下線:
(自主改訂による追加箇所 下線:
改
訂
後
改
訂
前
【効能・効果】
●タピゾールカプセル15・ランソプラゾールOD錠15mg「テバ」
○胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、
Zollinger-Ellison症候群、非びらん性胃食道逆流症、低用
量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再
発抑制、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は
十二指腸潰瘍の再発抑制
○下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助
<現行の通り>
【効能・効果】
●タピゾールカプセル15・ランソプラゾールOD錠15mg「テバ」
○胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、
Zollinger-Ellison症候群、非びらん性胃食道逆流症
●タピゾールカプセル30・ランソプラゾールOD錠30mg「テバ」
<現行の通り>
●タピゾールカプセル30・ランソプラゾールOD錠30mg「テバ」
<略>
〈効能・効果に関連する使用上の注意〉
低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の
再発抑制の場合
血栓・塞栓の形成抑制のために低用量のアスピリンを継続投
与している患者を投与対象とし、投与開始に際しては、胃潰
瘍又は十二指腸潰瘍の既往を確認すること。
非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸
潰瘍の再発抑制の場合
関節リウマチ、変形性関節症等における疼痛管理等のために
非ステロイド性抗炎症薬を長期継続投与している患者を投
与対象とし、投与開始に際しては、胃潰瘍又は十二指腸潰瘍
の既往を確認すること。
ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助の場合
(1)~(4)
<現行の通り>
)
)
○下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助
<略>
〈効能・効果に関連する使用上の注意〉
←追加
←追加
(1)~(4)
<略>
<裏面につづく>
-タピゾールカプセル・ランソプラゾール OD 錠「テバ」
1/3-
改
訂
後
【用法・用量】
○胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候
群の場合
<現行の通り>
○逆流性食道炎の場合
<現行の通り>
○非びらん性胃食道逆流症の場合(タピゾールカプセル15・ラン
ソプラゾールOD錠15mg「テバ」のみ)
<現行の通り>
○低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の
再発抑制の場合 (タピゾールカプセル15・ランソプラゾール
OD錠15mg「テバ」のみ)
通常、成人にはランソプラゾールとして1回15㎎を1日1回経口
投与する。
○非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸
潰瘍の再発抑制の場合(タピゾールカプセル15・ランソプラゾ
ールOD錠15mg「テバ」のみ)
通常、成人にはランソプラゾールとして1回15㎎を1日1回経口
投与する。
○ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助の場合
<現行の通り>
【使用上の注意】
4.副作用
(2)その他の副作用
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、
Zollinger-Ellison症候群、非びらん性胃食道逆流症、低用
量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再
発抑制、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は
十二指腸潰瘍の再発抑制の場合
過敏症注 1)
肝臓注 2)
血液
消化器
精神神経系
その他
頻 度 不 明
発疹、そう痒、多形紅斑
AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、LDH、γ-GTP
の上昇
好酸球増多
便秘、下痢、口渇、腹部膨満感、悪心、嘔吐、
食欲不振、腹痛、カンジダ症、味覚異常、口
内炎、舌炎、大腸炎(collagenous colitis
等注 3)を含む)
頭痛、眠気、うつ状態、不眠、めまい、振戦
発熱、総コレステロール、尿酸の上昇、女性
化乳房注 1)、浮腫、倦怠感、舌・口唇のしび
れ感、四肢のしびれ感、筋肉痛、脱毛、かす
み目、脱力感、関節痛、低ナトリウム血症、
低マグネシウム血症
改
訂
前
【用法・用量】
○胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候
群の場合
<略>
○逆流性食道炎の場合
<略>
○非びらん性胃食道逆流症の場合(タピゾールカプセル15・ラン
ソプラゾールOD錠15mg「テバ」のみ)
<略>
←追加
←追加
○ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助の場合
<略>
【使用上の注意】
4.副作用
(2)その他の副作用
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、
Zollinger-Ellison症候群、非びらん性胃食道逆流症の場合
過敏症注 1)
肝臓注 2)
血液
消化器
精神神経系
その他
頻 度 不 明
発疹、そう痒、多形紅斑
AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、LDH、γ-GTP
の上昇
好酸球増多
便秘、下痢、口渇、腹部膨満感、悪心、嘔吐、
食欲不振、腹痛、カンジダ症、味覚異常、口
内炎、舌炎、大腸炎(collagenous colitis
等注 3)を含む)
頭痛、眠気、うつ状態、不眠、めまい、振戦
発熱、総コレステロール、尿酸の上昇、女性
化乳房注 1)、浮腫、倦怠感、舌・口唇のしび
れ感、四肢のしびれ感、筋肉痛、脱毛、かす
み目、脱力感、関節痛、低ナトリウム血症、
低マグネシウム血症
注1)このような場合には投与を中止すること。
注1)このような場合には投与を中止すること。
注2)観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止
注2)観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止
するなど適切な処置を行うこと。
するなど適切な処置を行うこと。
注3)下痢が継続する場合、collagenous colitis等が発現してい 注3)下痢が継続する場合、collagenous colitis等が発現してい
る可能性があるため、速やかに本剤の投与を中止すること。
る可能性があるため、速やかに本剤の投与を中止すること。
腸管粘膜に縦走潰瘍、びらん、易出血等の異常を認めるこ
腸管粘膜に縦走潰瘍、びらん、易出血等の異常を認めるこ
とがあるので、下血、血便が認められる場合には、適切な
とがあるので、下血、血便が認められる場合には、適切な
処置を行うこと。
処置を行うこと。
ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助の場合
<現行の通り>
ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助の場合
<略>
-タピゾールカプセル・ランソプラゾール OD 錠「テバ」
2/3-
改
訂
後
9.その他の注意
(1)~(6)
<現行の通り>
(7)低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍
の再発リスクは、ヘリコバクター・ピロリ感染陽性及び加齢
により高まる可能性のあることが臨床試験により示唆され
ている。
(8)~(10) <現行(7)~(9)の通り。項番号のみ変更>
改
9.その他の注意
(1)~(9)
訂
前
<略>
2014年12月改訂
2.改訂理由
1)承認事項の一部変更承認(平成26年12月10日付)取得に基づく改訂(【効能・効果】及び【用法・用量】
)
「タピゾールカプセル15」及び「ランソプラゾールOD錠15mg「テバ」」において、「低用量アスピリン投与時にお
ける胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制」及び「非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰
瘍の再発抑制」の適応が承認されたことから改訂致しました。
なお、
「ランソプラゾールOD錠15mg「タイヨー」」
(経過措置期限2015年3月31日)は本適応を有しておりません。
2)「効能・効果」及び「用法・用量」の承認事項の一部変更承認取得に伴う改訂
上記の適応追加に伴い、
「効能・効果に関連する使用上の注意」
、
「副作用:その他の副作用」及び「その他の注意」
の項を改訂致しました。
本件に関する改訂内容は、
「弊社ホームページ」にも掲載しておりますので、宜しくお願い申し上げます。
(URL:http://www.kaigen-pharma.co.jp/)
本添付文書改訂情報は医薬品医療機器総合機構のインターネット情報提供ホームページ(http://www.info.pmda.go.jp/)に
最新添付文書並びに医薬品安全対策情報(DSU)に掲載いたします。あわせてご利用下さい。
-タピゾールカプセル・ランソプラゾール OD 錠「テバ」
3/3-