平成26年度 第4回砥部町地域公共交通会議 会議録

会
議
開
催
結
果
1 会議の名称
平成 26 年度 第 4 回 砥部町地域公共交通会議
2 開 催 日 時
平成 27 年 3 月 2 日(月) 午後 1 時 30 分~2 時 50 分
3 開 催 場 所
砥部町文化会館 3 階 視聴覚室
4 審議等事項
1
開会
2
あいさつ
3
協議事項
砥部町地域公共交通計画(案)について
4
その他
【委員】
上田文雄、玉井伸二、矢野孝寛、白石信子、髙橋昭雄、
鵜川清、亀井克章、谷口政賀津、関健太郎、山口博丈、
野間俊男
(欠席)黒河敏則、矢野等
5 出 席 者 名
【アドバイザー】
(欠席)宮崎耕輔
【オブザーバー】
稲田雅仁、佐伯修二、相原清志、門田伸介、坪内孝志
(欠席)木谷伸治
【事務局】
大江章吾、矢野透、土居透、
6 公 開 又 は
非公開の別
公開
7 非公開の理由
8 傍 聴 人 数
2人
9 所
企画財政課
管
課
地域振興係
1
電話 089-962-7250
平成 26 年度
第4回
砥部町地域公共交通会議
発言者
発
事務局
1.開会
会長
2.開会あいさつ
事務局
言
内
会議録
容
委員の過半数出席の報告、会議は公開とする報告
3.協議事項
事務局
砥部町地域公共交通計画(案)について、事務局が説明
【質疑応答、意見交換】
事務局
事務局の方から委員の皆様に協議していただきたい事項があります。
計画書の 60 ページ、事業⑨「地元タクシー事業者の維持存続」ですが、当町に
は、地元の生活交通となります事業者の方が、砥部地区には砥部タクシーさん、広
田地区には広田タクシーさんの2社のタクシー会社しかありません。地域住民の最
終的な移動手段となるタクシーについては、将来に向けて存続させていく必要があ
るという観点から、当該事業として掲げております。一方で、当事業につきまして
は、民間企業の公的支援という見方で捉えられるという側面も持っております。公
共事業における公平性の観点から、この辺りどう考えるか、皆様のご意見をお聞か
せいただけたらと思います。
会長
事業⑨について、民間事業者への支援という風なものを掲載する事について適当
かどうか、委員の皆様のご意見をお伺いしたいということで、この件と、計画書全
体も合わせてご意見をお願いします。
委員
56 ページのバス停周辺の環境整備では、地元の企業や学校の方にバス停を維持
していただくという内容ですが、61 ページの地域公共交通会議の位置付けを見る
と「企業」というものがありません。バスアドプト制度の地元企業や学校がどのよ
うな位置付けになるかお伺いしたい。おそらく、地域公共交通を支える担い手にな
るのではないかと思うのですが、如何でしょうか。
事務局
企業等につきましては、61 ページの図の中では地域公共交通の活用機関という
形で含めさせていただいておりますが、標記が必要という事であれば、地元企業や
関連企業等として入れたいと思います。何故かと申しますと、公共交通を上手く使
っていくという立場で企業等も存在しますので、上手く活用する機関、支援する機
関として企業も入れておくということです。今回は、医療機関等と上手く協働でき
2
ないかという事で入れておりますが、企業等を含めてという事でしたら、そこに入
れさせていただきたいと思います。
会長
「企業」という表記を公共交通活用機関の所へ新たに入れるかどうかという事で
すが、案としては、商業施設等の所に含まれているという考え方です。この件につ
きましては如何でしょうか。
委員
公共交通を支える担い手として、医療機関、企業、学校があるという解釈でよろ
しいかと思います。
会長
他に何かございませんか。
委員
60 ページの案件で、民間企業への支援ということをどう考えるかということで
すが、どういう風なものを企業支援と捉えるか、なにかひとつでも企業に支援する
具体的な例とは何かということを考えておられますか。私個人の意見としては、将
来的にはタクシーがお年寄りに対して唯一残ってくるドア・ツー・ドアの交通手段
であると考えていますので、これを上手く活用しなければならないと思います。
全国的に見ても非常に経営が厳しくて、タクシー事業の存続自体が難しくなって
きているという状態です。自治体がいざデマンド事業とか行って利用率上げないと
いけないという時に、地元を見てみると、既に引き受け手の事業者がいないという
事がもう現実的に出てきています。そうなる前に何らかの手を打たないといけない
ので、行政としても経営の存続は考えていただかないといけないと思います。
その辺りの話として、砥部町には 2 社しかありません。すでに県内でも旧合併前
の市町村ではタクシー事業者がゼロというところも出てきています。では、最終的
にはどうするのかというと、NPOがあればNPOに頼むのか、極端な言い方をす
れば、ボランティア的に地区内に自家用車を持っている方に運転を頼むのかという
事まで考えていかなければならないのですが、そうなった場合、許可をもらってい
る事業者とは違い安全性に問題があります。いざ大きな事故があった場合どうする
のかという非常に不安な問題もあります。そういう面でも、きちんと安全面に取り
組んでいる事業者の存続を何とかして維持していただきたいし、必要性はあると思
います。そういった意味で、タクシー事業者の存続維持については項目として入れ
てほしいと思います。
事務局が言われる民間企業の支援というものは具体的にどのようなものでしょ
うか。例えば、今度、広田地域でデマンドタクシーを行うということで、広田地区
には広田タクシーさん 1 社しかないから、お願いしてやっていただくということで
すが、それによって、タクシーの利用が無い空いた時間でもある程度収入が取れて
きて、経営が成り立つという事にもなってくると思います。それを、民間企業への
支援というのでしょうか。私個人としては支援でもなんでもないと思っているので
すが。そうでなくて、例えば、補助金等とか、赤字部分を何とか補填しようという
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お金の面での支援なのでしょうか。それとも、利用して維持していくために、例え
ば、高齢者が病院へ行くためのタクシー利用券を町民に渡すとか。要するに、これ
は一つの方法論なのですが、これも直接的でない利用するための支援です。これは
全国的にも当たり前にやっていることです。そういう意味で、事務局が考えておら
れる「支援」とは、どのような考えなのかをお聞かせいただけたらと思います。
事務局
事務局としては、是非この事業を実施したいという思いで記載しています。前回
の会議でアドバイザーから意見があったのは、例えば、特定の病院に対して、そこ
を結ぶバス路線とか乗合タクシーを作ろうということになってくると、そこだけに
偏ったものに対して行政支援をするのはおかしいのではないかと。それが特定支援
と取られることもあるから、行政の関与については注意が必要であるということだ
ったと思います。それと、昔はタクシーが公共交通の区分に入るのかどうか分から
ない部分がありました。それが、乗合タクシーやデマンドタクシーが出始めると、
その区切りがだんだん無くなってきました。さらに、震災等で、タクシーがどれだ
け地元を救ったかが実績として残っている事などから、タクシーを個別の乗物と捉
える考え方が実態と合わなくなってきています。国土交通省が考えているデマンド
交通に対する補助をみると、地域になくてはならない交通手段と認識し始めてきた
と思います。ですから、アドバイザーの意見にあった行政の特定事業者支援という
ものではなく、この事業は、タクシー事業者を維持存続していくことによる地域の
存続という観点から、また、災害に対する支援として貢献するという観点からから
も記載しておきたいと思います。実際に、島根県津和野町のように、撤退したタク
シー事業者の代わりに行政が支援しているところもありますので、タクシー事業者
が撤退することのないよう、この計画の中に含めたいと考えています。
会長
事務局として、表現の仕方で代替の案は持っていますか。例えば、具体的な事業
者の名称があるのがちょっと引っかかるだけという事なのでしょうか。
事務局
具体的な事業者名を掲載しなくても構わないと思います。ただ、町内に2社しか
ないことは見る人が見れば分かることだとは思いますが、名称を掲載しない方がよ
いという事であれば掲載しないという方法もあると思います。
会長
要は、この「地元タクシー事業者の維持存続」という項目に関しては、必ず載せ
ておきたいという提案ですね。
委員
タクシー事業というのは、既に特別措置法において、地域における公共交通機関
であると法的に定義づけられていますので、タクシー事業は無くなってはならない
ものです。また、東北大震災において、震災等におけるタクシーの必要性の認識が
高まり、全国的に評価を受けています。災害時の緊急応援として、県との災害時に
おける輸送部門の協定というものも締結させていただきました。
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そういったことから、前段の部分に、こういうタクシー事業の現在の状況を加筆
しては如何でしょうか。タクシー事業は、全国的に評価を受けており、無くてはな
らない事業であるとして法的にも位置づけられているのですから、行政機関等の支
援や、存続させていくが必要であるということを、前段に謳えばいいのではないで
しょうか。
委員
地域公共交通活性化再生法の中で、タクシー事業自体が公共交通機関と位置づけ
られているということ、また、こういう中山間地においてはタクシー自体が無くて
はならない公共交通機関であるという内容を前段に入れていただくとして、あと、
具体的な名称の表記はどうしますか。
委員
地元タクシー事業者の名称を掲載するかどうかは、この会議の中で委員の皆さん
方と検討して決めればよいと思いますが、まずは存続が第一であるということを押
えておけばよいと思います。つまり、タクシー事業の維持存続は必須条件であると
いうことを皆さんに理解していただきたいということです。
会長
他にご意見はございませんか。
委員
60 ページに、タクシーの維持存続に向けた取り組み例として出雲一畑交通の事
を書いてありますが、せっかく伊予市や東温市が地元タクシー事業を実施している
ので、そちらを書いた方がよろしいのではないでしょうか。例えば、東温市では、
去年の 10 月からデマンドタクシーを始めており、2 年くらい実施する予定ですが、
平均乗車率は 1.2 人という状況です。料金体系は、1人1回 500 円で、差額をタク
シー会社へ補填するという形をとっています。出雲一畑交通の例のように陣痛タク
シーとか限定すると非常に利用が少なくなるのでどうなのかと思うのですが如何
でしょうか。
事務局
基本的にデマンドタクシーは乗合ですから、バスの規模を小さくしたといった形
の乗り物です。この例はあくまでも地元タクシーの維持存続として記載しています
ので、いわゆる普通のタクシーのことであり、ここで記載している地元タクシーと
は意味が異なります。例えば、54 ページにあります「広田地域内の移動手段の確
保」という中において、国保診療所の送迎車の運行形態をどうするかという中での
候補としてはコミュニティバスや乗合タクシーなどの方法がありますが、この場合
のタクシーとはちょっと意味合いが違います。あくまで 60 ページにあるのは、地
元のタクシーを最終的な公共交通として維持しなくてはいけないという意味合い
で記載しております。
会長
60 ページにつきましては、事業の背景、現状の説明を前段にもう少し付けてい
ただきたいという事と、個別の名称を出すかどうかという事ですが、もし直すとす
5
れば、どういうスケジュールになりますか。
事務局
活性化再生法の中で、タクシーが公共交通として位置付けられているという事
と、最後の交通手段として非常に重要な位置付けを占めていることは周知の事実と
して認識されていることなどを明記し、さらに、個別のタクシー事業者名を記載せ
ず、2 つのタクシー事業者という表現で修正したいと思います。
委員
パブコメはいつごろ想定されていますか。
事務局
本会議の後に実施する予定です。
委員
52 ページ以降ですが、実施事業から最後の地元タクシーまで、結構難しい言葉
を使われていて、果たして住民の方に分かるのかなと思います。先程も誤解があり
ましたように、デマンドタクシーと地元タクシーの違いってなんだろうとか、モビ
リティ・マネジメントってなんだろうというのがあると思います。こういうのを分
かりやすいようにして頂いた方が、住民の方からのご意見とか出やすいのではない
かなと思いますが、如何でしょうか。
事務局
言葉の定義につきましては、56 ページの「バスアドプト制度」や「サイクル&
バスライド」については注釈を入れています。58 ページの「モビリティ・マネジ
メント」については、1 ページの下に付けさせていただいております。それと、7
ページの「4 条路線」についても、分かりにくいのではないかという事で入れてお
ります。このように、下に注釈をつける形で対応させていただくのはどうでしょう
か。
委員
もっと細かく説明された方が分かり易いし、意見が出やすいと思うのですが、如
何でしょうか。
事務局
テクニカルターム(専門用語)的に使っているものについては、意味の注釈は必
ず付けたいと思います。また、注釈はダブってでも同じ言葉が出てくる所には一応
入れておく等、工夫したいと思います。
委員
注釈は前に出ていたとしても、ページごとに出した方が良いと思います。
会長
パブリックコメントについては、この後に説明がありますか。
事務局
パブリックコメントにつきましては、議事の後にする予定でしたが、予め説明さ
せていただきます。パブリックコメント手続きにつきましては、本会議でご承認い
ただいた後に行う予定となっております。本来であれば、パブリックコメントを実
6
施した後、再度お集まりいただき、意見等があれば協議するところですが、策定ま
での期間がありませんので、特に重要な意見がなければ、事務局のほうで調整して
製本という流れにさせていただきます。どうしても必要な協議等ございましたら書
面にてお諮りするという事も考えておりますのでよろしくお願いします。
会長
60 ページに戻りますが、地元タクシー事業者の存続維持の項目については、委
員の皆様からのご意見のとおり、事業の背景についてもう少し追加表現を加えると
いう事と、個別名称で表記されているタクシー業者名は、「地元タクシー事業者」
という言葉で表記をするという事で対応させていただくということになりました。
他にご意見はありますか。
委員
議案についての意見ではありませんが、バスアドプト制度について、バス停の占
用申請については、この公共交通会議を踏まえて行う場合にも、従来通り我々バス
事業者が行っていくという考えになるのでしょうか。
委員
基本的にはそうなると思います。以前、県が整備したバス停をバス事業者に引継
いだケース(オムニバス制度)はありましたが、今はそういった制度は無いと思い
ます。
会長
もう少しみなさんに分かりやすく説明していただけますか。
委員
通常、バス停に屋根をつける時には、民地の場合は、持ち主の方に許可をもらえ
ば構わないのですが、道路上は、バス停若しくは上屋を建てる時、交通事業者が道
路管理者に占用申請して道路使用許可をいただいた上で設置します。今お話しした
のは、事業主体となる企業や町内会で整備をしていただくという時に、道路上なの
で、誰でも届出すれば設置できるというものではありません。あくまでも公共交通
の附属物という扱いになりますので、その辺の確認をさせていただいたところで
す。
それと、先ほどパブコメのところで用語の事がありましたが、パブコメで行う以
上は計画書なのでやむを得ないのですが、タクシー事業者の維持ということなどを
住民に周知する場合に、58 ページのモビリティ・マネジメントの実施事例のよう
に、どうしても行政からの問いかけみたいな形が多いので、できれば、皆さんの利
用そのものが存続につなげられるという事を前面に出していただいて、住民がもっ
と主体になるような進め方をしていただくと良いのかなと思います。この場合、58
ページの例だと、「こういうものがあるので皆さん考えて下さいね」といった進め
方になりがちですので、できれば住民の意識の醸成というのを一番にしていただき
たい。皆さんが作らないと無くなってしまうという事で積極的にお願いしたいと思
います。
また、実施段階になったら色々な協議はさせていただこうと思うのですが、乗り
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継ぎ拠点の整備等について、経費的な事もあると思いますが、ある程度のサービス
水準(乗り継ぎ回数)を確保していくためには、皆さんが利用して乗り継いでもら
わないと回数が作れないと思いますので、その点もパブリックコメントの後の段階
にはなりますが、住民の方に分かりやすく伝わる工夫をしていただけたらと思いま
す。
事務局
ご意見ありがとうございます。その通りだと思います。今後、具体的な再編計画
を作って、取り組む段階になった時に、基本的に通常の方法では難しいので、例え
ば、広田地区で実施するには広田の人たちの意見を聞かなければいけませんし、そ
れぞれの地区に何が必要かをちゃんと聞き取らなければいけません。そういう意味
では、意見交換会をすること自体がモビリティ・マネジメントにつながるのであろ
うという事も考えております。これが計画書として認知されて、実際に動かした段
階では、もっと細かく地域に入って行っていかなければいけないし、その時に各交
通事業者の皆さんが協力できるのかという所も協議しなければいけないと思いま
す。その段階になりましたらご相談させていただきたいと思います。
会長
他に意見はございませんか。
委員
パブリックコメントにはこの計画書を出されるのですか。
事務局
この計画書になります。
委員
例えば、アンケート調査結果で、個人を特定するようなものは無いですよね。
事務局
基本的に、載せていません。
委員
タクシー業者は法人だから具体的名称を出してもかまわないということでしょ
うか。それは出してもかまわないという許可は取っているという事ですよね。個人
情報保護条例とかは抵触していないかどうか。その辺りは、後で問題が起こらない
ように確認をしていただきたい。その辺りは、慎重にされた方がよいと思います。
会長
今言われたことは、20 ページの上のところの「よく利用する買物先」とかもで
すか。
委員
特に気になるのは、アンケート結果の 30~35 ページくらいです。
事業者ヒアリングの事業者さんの意見ですが、会社の意見であり、個人の意見で
はありませんが、気になるところです。
委員
具体的に会社の方の名等が書かれているということですね。
8
会長
これはまた、事務局のほうで確認していただきたいと思います。
委員
事業者ヒアリングを受けた際には、あくまで参考意見として述べさせていただい
たのであって、計画書にこのまま載せられるとは思っていませんでした。書いてい
ることをこのまま住民の方が読まれたときに、誤解されることも考えられます。
会長
他の地域では、どのように掲載していますか。
委員
ここまで具体的なものは掲載していないですね。
事務局
只今のアンケート結果の部分につきましては協議させていただきますが、34~35
ページの事業所ヒアリングにつきましては、掲載を控えるようにいたします。
会長
他に何か意見はございませんか。
オブザーバー
59 ページの事業の背景のところで、
「広田地域には砥部町広田支所がありますが、
「人、モノ」等が集まる拠点として機能していない・・・」と記載されております。
これは行政業務の事を指しているのではないと思うのですが、広田支所は「ひろた
交流センター」と言いまして、広田地区公民館の機能も兼ねており、イベント等も
含め年間 5 千人程度の利用者があります。住民の方から勘違いされることも考えら
れますので、できれば、この辺りの表現を変えて頂けるよう考慮していただければ
と思います。
事務局
これは広田支所の支所機能の事を指しているのではありません。図 5-13 に示し
ております、小さな拠点づくりの形成イメージのように、広田の総津地区を中心に、
ある程度拠点的な位置付けを持たせたいと考えております。50 ページにあります、
この計画の交通体系の将来像の中にも広田地域内の運行については広田支所を中
心の拠点として形成をしていくというイメージで検討しています。その意味を含め
ますと、広田支所を含む総津地区あたりで、例えば、周辺から農産物を集め、砥部
の中心部や町外へ持っていけるような仕組みとか、町の中心部から人や物が集まる
ための施設を整備するといったイメージです。誤解のないような表現に修正させて
いただきます。
会長
このような具体的な意見もいただけたらと思います。他に何かございませんか。
委員
33 ページですが、地元のタクシー夜間も走って欲しいという意見があるのです
が、夜間も走らせています。
9
委員
こちらの意見には、現実のこととは異なる部分もあります。自由な意見なので仕
方ないとは思っていましたが、どうでしょうか。
会長
これは、意見として載せるか載せないかという考え方になると思います。
事務局
このアンケート結果は、民生委員さんが聞き取りをした内容の結果が載っており
ますが、この辺りも載せない方がよろしいでしょうか。
委員
そうですね、このように事実と異なることもありますから。
事務局
それでは、こちらの民生委員アンケート調査につきましては、調査概要のみ掲載
し、30~33 ページの調査結果のほうは掲載を控えさせていただきます。
会長
他に何かございませんか。
委員
個別の具体的意見を掲載しないのであれば、39 ページの医療機関、商業施設の
ヒアリング調査で示している主な意見のところも外した方が良いのではないでし
ょうか。今の話も含め、具体的な意見は全て掲載しない方向で考えたらどうでしょ
うか。ヒアリング調査したという事実だけで良いのではありませんか。
事務局
今のご意見を受けまして、ヒアリング調査を実施したことについては掲載します
が、具体的な意見については掲載しないように修正いたします。
会長
そうしましたら、こちらで記録しております今までの意見を通して申し上げます
ので、ご確認をお願いします。
29 ページの民生委員のアンケート調査で、30~33 ページを削除する。
34、35 ページの事業者ヒアリング調査を削除する。
36 ページの広田地区意見交換会は 37、38 ページを削除する。
39 ページのその他ヒアリング調査は「医療機関名・日時」は残して、
「意見」の
部分のみ削除する。
59 ページのところは、事業の背景の表現の仕方を工夫して修正する。
60 ページは、事業の背景に内容をもう少し付け加え、タクシー事業者の個別表
記は除く。
以上でよろしいでしょうか。
事務局
あと、61 ページの公共交通活用機関に地元企業等という表記も付け加えさせて
いただきます。
それから、先程 58 ページの所で、住民が主体となった取組みというのをモビリ
ティ・マネジメントの前面に出すべきというご意見がありましたので、その辺りも
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もう少し文章を付け加えたいと思います。
オブザーバー
7 ページの最終行のところですが、
「供養堂までは日当り 50 本以上の路線バスが
運行していますが、そこから南側では路線バスが運行されていない・・・」とあり
ますが、断層口と大岩橋までは運行されておりますので、表現を変えた方がよいと
思いますが如何でしょうか。
事務局
7 ページのご指摘の部分につきましては、断層口、大岩橋のバス停が最南端とな
りますので、もう少しわかりやすいように表現を修正させていただきます。
会長
他にございませんか。
事務局
事務局の方からお伺いしたいのですが、計画書の1ページをご覧ください。序1、
計画策定の目的のところで、※印のところに「地域公共交通の活性化及び再生に関
する法律第5条に規定する計画、いわゆる地域公共交通網形成計画を包含した計画
とする」と注釈を加えておりますが、当計画の定める事項につきましては、将来的
には法定計画として位置付けることも可能とする内容であると捉えておいてよろ
しいかどうか、ご意見を頂けたらと思います。
委員
地域公共交通会議については道路運送法による設置機関なので、地域公共交通活
性化再生法とは別の法律となりますから、新たに会議に諮っていただくしかないと
思います。
事務局
これを法定計画にするにあたっては、新たに手続きが必要という事でしょうか。
委員
手続きが必要という事です。
事務局
それでは「包含した」という表現ではないほうがよいのでしょうか。
委員
注釈は無い方がよいかもしれません。
事務局
それでは、注釈の部分は削除させていただきます。
会長
他にございませんでしょうか。
会長
この後、計画書の校正はどうしますか。事務局の方での責任校正となりますか。
事務局
修正箇所が多くありますので、この後、修正したものを郵送いたしますので、ご
確認をしていただけたらと思います。
11
また、併せて、パブリックコメント手続きを行いますのでご了承いただけたらと
思います。
会長
そういうことで、内容につきましては皆さんのご意見等に基づいて修正を行うと
いうことになります。一旦、この場で計画案のご承認についてお伺いいたしますが、
皆さんからご提案、ご指摘をいただいたところにつきましては、郵送でお送りいた
しまして、ご確認をしていただき、それで問題なければ、パブリックコメントに出
して、意見を聞くという手続きになります。それでご異議はございませんでしょう
か。
(異議なし)
会長
それでは、計画案について委員の皆様に承認かどうかをお諮りしたいと思いま
す。6 月から行ってまいりました地域公共交通計画の策定でございますが、ご指摘
をいただいた部分については修正をするという事で、この計画案でご承認いただけ
ますでしょうか。よろしければは拍手をお願いしたいと思います。
(拍手、多数)
会長
ありがとうございました。
それでは、早速、この公共交通計画書に修正を行い、皆様のところへ郵送させて
いただくという手続きにいたします。
会長
その他のところで、何かございますか。
(なし)
閉会
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