第２９回中国・四国地区肢体不自由特別支援学校ＰＴＡ会長・副会長会鳥取大会（報告）１１月２１日（木）・２２日（金）に鳥取県立皆生養護学校に行ってきました。今回は通常の研修以外に、来年度、周南総合支援学校がこの大会を引き受けるので、その準備のための視察を兼ねての参加でした。報告もその視点でどのような様子であったかをお知らせします。大山《１日目》・１２時１２分、米子駅に到着しました。出迎えの保護者がおられ、その車で学校まで案内されました。公共交通機関で来られる人数を把握しておき、電車の到着時間に必要となる台数を待機させていたとのことです。電車の乗り継ぎでやや疲れ気味でしたが、このような配慮はとてもありがたかったです。・車で来られる方のために、ポイントとなる場所には案内係が看板を持って立たれていました。開会行事１３：００～１３：３０１開会の言葉：皆生養護学校ＰＴＡ中学部副部長２会長挨拶：中四肢Ｐ連会長３来賓挨拶：県教育委員会事務局および特別支援教育課課長４開催校挨拶：皆生養護学校ＰＴＡ会長および皆生養護学校校長・冷暖房完備の体育館は、とても暖かく気持ちがよかったです。床暖房も効くそうで、冬は自立活動での寝転がっての活動もできます。体育館に冷暖房がほしいですね。・司会はＰＴＡ中学部長がされていました。学校見学１３：３０～１４：１０・３班に分かれて学校を見学しました。・２階建てですが、２階の部分が少なく、階段は１カ所、スロープとエレベーターが２基ありました。・特別教室には、視覚支援として絵や図での表示もありました。・施設設備については、本校とほぼ同じでした。支援機器紹介等１４：１０～１４：４０・学校で使われている教材やペースト食が紹介されていました。情報交換会１５：００～１６：３０・２つの分科会で情報交換を行いました。・それぞれの会場には、ＰＴＡ役員で司会に２名、記録に２名、マイクを運ぶ係に１名、それぞれ役割分担して就いておられました。記録の写真は、先生が撮られていました。 ○情報交換会Ⅰ（ＰＴＡ活動）・３５名参加で、ＰＴＡ活動の現状と課題について話し合いました。・どこの学校も、多くの保護者に参加してもらえるような楽しい活動を工夫しているようです。・役員の選出方法も話題に上りましたが、本校の方法に多くの学校から関心を持たれました。 ○情報交換会Ⅱ（卒業後の生活）・３３名参加で、卒業後の居場所（決定までのプロセス）について話し合いました。・やはり、受け入れる施設や職場の不足が問題となり、どのように開拓していったかの苦労話も聞けました。夕食懇親会１８：００～２０：００・場所をホテルに移し、懇親会が行われました。・受付、司会進行などの役割を役員の保護者の方がされていました。・それぞれ個別に色々な情報交換がなされました。・会食を通してより仲良くなれたと思います。「仲間」として連携してがんばっていこうというという意識も高まったと思います。・余興で、学校に来られてダンスの指導をされている方から、フラダンスの指導を受け、大変盛り上がりました。・この場で、来年度の引き受けである本校の紹介をＤＶＤで行いました。大変好評で、笑顔に感動したとも言われ、ＰＲは大成功であったと思います。《２日目》・宿泊したホテルが会場でした。移動が少ないことはいいことだと感じました。・司会、記録、マイクの係など、ＰＴＡ役員が手分けをされて行われていました。全体会９：００～１１：００ ○情報交換会Ⅰ・Ⅱの報告・それぞれの会場で話題になったことの報告が、記録の方からあり、それについての質疑・意見交換が行われました。 ○報告事項１・中四肢Ｐ連総会およびＰＴＡ・校長会合同研究会の本年度の報告と来年度の予定を話されました。 ○報告事項２・全肢Ｐ連総会およびＰＴＡ・校長会合同研究大会和歌山大会の報告と、来年度の愛媛大会の予定について話されました。・特に、全国大会を引き受けるにあたっての予算についての協議がされました。６年に１度、中四国地区に回ってくる全国大会をどのようにして運営していくか、課題も多くあり、各校に持ち帰っての検討となりました。閉会行事１１：１０～１１：２０１会長挨拶：中四肢Ｐ連会長２次期開催校挨拶：周南総合支援学校ＰＴＡ会長３閉会挨拶：皆生養護学校ＰＴＡ会長４閉会の言葉：皆生養護学校ＰＴＡ副会長・右の写真は本校ＰＴＡ会長の挨拶です。《全体を通して》・学校の先生は裏方の仕事をされていて、前面にはＰＴＡ保護者が出てがんばっておられました。・皆生養護学校のＰＴＡ会長が挨拶で言われた、今年の流行語でもある「お・も・て・な・し！」の心が伝わってくる会でした。・資料の中に入っていた、皆生養護学校ＰＴＡ手作りの「おもてなし手帳」は必見です。玄関の棚に、他の資料と一緒に入れておきますので、ぜひご覧ください。