公益財団法人川崎市スポーツ協会小口現金取扱要綱 (趣旨) 第1条 この要綱は、公益財団法人川崎市スポーツ協会会計規程第25条の規定により事務局及び 事業所の小口現金の取扱いについて必要な事項を定めるものとする。 (小口現金の目的) 第2条 小口現金は、勘定科目を限定せず、総括的に資金を交付して必要物品等の迅速な調達と 事務処理の簡素化を図るため事務局及び事業所に置くものとする。 (1月の限度額) 第3条 前条に規定する小口現金の1月の保有限度額は次のとおりとする。 事務局及び事業所 1月の保有限度額 協会事務局 100,000円 川崎市とどろきアリーナ 50,000円 川崎市体育館 50,000円 川崎市宮前スポーツセンター 50,000円 2 前項の1月の保有限度額は、予算の範囲内に置いて出納命令者と協議のうえ増額又は減額す ることができる。 (取扱責任者) 第4条 小口現金の取扱責任者は、出納員とする。 2 取扱責任者は、小口現金の保管について確実な金融機関に預金するほか直ちに必要とする場 合は取扱責任者の責任において金庫等で現金を保管することができる。 (金融機関の預金名義等) 第5条 金融機関に小口現金を預金するときの場合の口座名義は、事業所の名称を冠した事業所 印を使用するものとする。 2 前項の銀行口座については、開設後直ちに出納命令者に届出なければならない。 3 取扱責任者が異動した場合においては、金融機関に対し遅滞なく名義変更及び印鑑の変更手 続きをとるとともに名義等を事務局に届出なければならない。 (交付方法) 第6条 出納命令者は、取扱責任者の請求により月初めに現金又は指定口座への口座振替により 交付するものとする。 2 前項の請求は支出伝票を用い、1月の限度額から翌月繰越額を差引いた実支出額を交付する ものとする。 (小口現金の支出方法) 第7条 小口現金は原則として1件50,000円以下の消耗品、郵送料、会議費等の支払いに充てる ことができるが、諸謝金及び臨時雇賃金の支払いに充てることはできない。 (小口現金支払伝票) 第8条 小口現金を支出した場合は、小口現金支払伝票を作成し、正規の領収書を添付するもの とする。 146 2 小口現金支払伝票は1件1科目とし、2科目以上にわたる場合においては伝票を分け、領収 書はそれぞれに徴するものとする。 3 小口現金を支出したときは、科目ごとに整理し、日付順に整理し毎月の最終日に歳出簿に記 帳するものとする (小口現金支出報告書) 第9条 取扱責任者は、1月分の小口現金は支出の日付順に小口現金支出報告書を作成し、翌月 の小口現金の請求書に添付するものとする。 (小口現金の返還) 第10条 取扱責任者は、会計年度終了日に小口現金を出納命令者に返還するものとする。また、小 口現金の必要がなくなったときは、その理由の発生してから5日以内に返還するものとする。 (委任) 第11条 この要綱に定めのない事項については、取扱責任者は出納命令者と協議し決定するもの とする。 附 則 この要綱は、平成15年4月1日から施行する。 附 則 この要綱は、平成18年4月1日から施行する。 附 則 この要綱は、平成23年11月1日から施行する。 147
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