仕 様 書

(別添)
仕
1
様
書
業務名称
県立博物館空調自動制御機器保守点検業務
2
業務場所
鳥取市東町二丁目124番地(鳥取県立博物館)
3
契約期間
契約締結日から平成30年3月31日まで
4 業務内容
(1)点検機器の種類
以下に示す鳥取県立博物館の機器の保守点検及び調整を行う。
保守点検機器
自動制御機器(山武製、ジョンソン製)
1式
中央監視盤(山武製)
1式
付属設備(制御盤等)
1式
(2)点検の時期及び実施回数
点検内容毎の実施時期及び実施回数については、以下のとおりとする。ただし、発注者
と受注者の協議により、各点検の実施期間を変更することができる。
区
通常点検
分
実施時期
実施回数
冷房前・冷房期間中
8月30日まで
各年度1回
暖房前・暖房期間中
2月28日まで
各年度1回
排煙濃度計点検
受注者との協議により決定
2ヶ月に1回
その他の点検(異常時等)
受注者との協議により決定
その都度
(3)業務条件
ア 業務は請負者の通常勤務時における就業時間に行うこと。
イ 博物館の運用に支障をきたす業務は休館日又は時間外に行うこと。
ウ 機器の故障等の緊急時には、平日、休日を問わず発注者の要請を受付け、速やかに技
術員を派遣して緊急対応を行うことができる体制を整えること。
エ 保全及び故障時に、最少の停止時間で復旧対応を行うために、必要な交換部品、消耗
品等(製造者純正部品又は同等品と認められるもの)について、必要量の保管または早
急に入手できる体制を整えること。また、施設管理担当職員の要求があれば、その体制
を提示しなければならない。
オ 駐車場は県立博物館地下駐車場を使用する。
カ 業務実施に伴い、既存部分を汚損又は損傷した場合は原形に復旧すること。
5
対象設備
別表「自動制御機器等一覧表」のとおり。
6 一般共通事項
(1)諸法規等の遵守
本委託業務に適用される関連法令を遵守すること。
また、鳥取県環境管理システムの環境方針に沿って、環境負荷の低減に努めるとともに
省資源、省エネルギーに配慮すること。
(2)共通仕様書
この仕様書に記載されていない事項は、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修建築保全業
務共通仕様書(平成25年版)(以下「共通仕様書」という。)による。
(3)業務従事者
委託業務のうち、法令、共通仕様書、仕様書等で資格による作業規制のあるものについ
ては、有資格者がその作業を行うこと。
(4)業務責任者
受注者は次の資格を有するものの中から業務責任者を選任し、業務責任者選任通知書
(様式第1号)により発注者に通知すること。また、業務責任者を変更したときも同様と
する。
(5)業務計画書等
ア 業務実施前に業務計画書(業務名称、業務実施体制、業務従事者名簿、緊急連絡体制、
作業要領等を記載のこと。参考様式を参照のこと。)を発注者に2部提出し、承認を得
て業務を実施すること。
イ 現地作業実施2週間前までに施設管理担当職員に作業実施工程(任意様式。業務従事
者名を記載のこと。)を2部提出し、承認を得て作業を実施すること。
(6)業務の再委託
ア 受注者は発注者の承認を受けないで再委託してはならない。
イ 発注者は次のいずれかに該当する場合は、アの承認をしないものとする。ただし特段
の理由がある場合はこの限りでない。
(1)再委託の契約金額がこの契約の契約金額の50パーセントを超える場合
(2)再委託する業務にこの契約の業務の中核となる部分が含まれている場合
(7)支払
ア 受注者は各年度の業務の完了後、業務完了通知書(様式第2号)を提出すること。
イ
当該業務の検査合格後、発注者が請求書を受理してから30日以内に受注者に業務委
託料を支払うものとする。ただし、発注者に業務委託料を支払わないことについて正当
な理由があるときはこの限りでない。
(8)疑義
この仕様書に定めのない事項及びこの仕様書に疑義が生じた場合は、発注者と協議して
定める。
(9)留意事項
ア 受注者は業務の実施に当たっては事故の起こらないように細心の注意を払い、作業日
時、作業方法等を発注者と十分協議の上、施設の運営等に支障を生じないようにするこ
と。
イ 作業を行う上で、既存部分に汚染又は損傷のおそれのある場合は、適切な方法で養生
を行い作業完了後には、作業部分の後片付け及び清掃を行うこと。
7 業務特記事項
(1)保守点検内容
受注者は、空調自動制御機器等(以下「機器等」という。)の機能保全のため技術員を
派遣し、別紙空調自動制御機器保守点検事項に示す保守点検を行うものとする。
なお、この仕様書に示されていない事項であっても、機器等の機能上必要と認められる
保守点検のうち、本業務の範囲内で対応できるものについては受注者の負担において実施
するものとする。
また、工事等により対象設備等の大幅な変更があった場合を除いて、本業務の範囲内で
保守点検を行うものとする。
(2)不具合発見時の対応
保守点検時に機器等の不具合を発見した場合は、発注者に報告するとともに本業務の範
囲内で対応できるものについては当該機器等の工事・整備資格を有するものにより原因の
特定及び復旧を行うこと。
また、修理又は部品の取替えが事前に想定されるものについては、発注者へ事前に報告
するものとする。
(3)臨機の対応
点検時に災害、事故、故障等の緊急事態が発生した場合又は機器等の故障発生時に鳥取
県立博物館の職員等から要請のあった場合は当該設備の工事・整備資格を有するものに速
やかに適切な処置をとらせ、その経緯を発注者に報告すること。
(4)報告書等
業務完了後には、以下の報告書等を発注者に2部速やかに提出すること。報告書の書式
は施設管理担当職員の指示による。
ア 業務報告書(試験データ、点検結果、その他指摘事項及び所見を記載したもの)
イ 業務写真(工程毎に試験・点検作業状況をカラーにて撮影し、まとめたもの)
(5)その他
履行期間中又は満了時、点検業務実施者が変更になった場合は、新たな点検業務実施者
に対し点検、保守、修繕等の記録等を引継ぎ、業務に支障のないように努めること。
また、これに係る費用の一切は受注者の負担とする。