平成 27 年 4 月 30 日 神奈川県教育委員会教育長 殿 県立港北高等学校長 平 成 27 年 度 学 校 目 標 設 定 報 告 書 次のとおり学校目標を設定しましたので報告します。 学校目標 〈教育課程〉 生徒の実態やニーズに応じた 教育課程を検討する。 〈生徒指導・支援〉 生徒が港北生としての自覚を 持ち、自己実現に向けて安心 して学べる学校づくりを推進 する。 取 組 の 内 容 具 体 的 な 手 立 て (1)教育課程をスムーズに実施して行くための学習環境を整える。 (2)生徒のニーズ等に対応した新しい教育課程の検討を行う。 ①平成 29 年度入学生の3年次の類系及び選択科目について検討を行う。 ②第3期学力向上プランを作成し、取組を行う。 ①組織的な教育相談体制を整え、保護者と連携をとりながら個に応じたきめ細や かな生徒指導や教育相談を行う。 ②安心・安全に学校生活が送ることができるよう「生活と意識調査」の複数回実 施や、 「いじめ防止・人権教育」を行う。 ③自転車に係わる安全指導に重点をおいた交通安全教育を徹底する。 ④日常的に全職員による声かけをおこなう指導を通し(通学路、制服、頭髪、遅 刻指導)落ち着きのある学校生活を送るとともにルール、マナーを守る意識を 喚起する。 評価の観点 (1) 生徒の学習環境を整えることができた か。 (2)①新しい教育課程の検討状況 ②第 3 期学力向上プランの取組状況 ①②生徒が安心して学校生活を送ってい るか。 (「生活と意識」調査による検証) ③自転車事故件数を減らすことができた か。 ④日常的に生活指導が行き届いているか。 (通学路、制服、頭髪、時間厳守のルール が守られているか) 〈学習指導・授業改善〉 (1)学力向上に向けて、単元研究やアクティブラーニング型授業の研修会を充実さ (1)①教科会、授業公開、研究協議、研修 (1) 「確かな学力の向上推進」 せ、組織的な授業改善をさらに推進する。 の実施状況 研究校として、単元研究の ②研修会の実施回数と内容 研究・実践を推進する。 ③授業改善の取組状況及び改善状況 (2)教科指導や教育活動すべ (2)①自学力(自分で学ぶ力)や「思考力・判断力・表現力」の育成をめざし、ア (2)①「自学力」が身に付いているか。(授 クティブラーニング型授業の効果的な活用の研究・実践を進める。 てで「自学力の育成」を目 業評価や生徒・教員へのアンケートに ②朝学習の取組を推進する。 指す。 よる検証) ②朝学習プリントの消化率と取組状況 〈キャリア教育〉 (1)①「総合的な学習の時間」を活用した進路ガイダンスを実施する。 キャリア教育実践プログラム ②大学訪問を実施する。 に基づき、生徒が主体的に ③生徒面談(5 月下旬~6 月上旬)、三者面談(夏季休業中)で、科目選択や進 様々な活動に取り組み、自己 路等の相談に対応する。 実現力を高める取組を推進す ④キャリア教育講演会の実施、分野別説明会を通して自己実現への意識を育て る。 る。 ⑤地域の教育力を活用したインターンシップの機会を活用する。 ⑥生徒が自ら進んで進路(キャリア関連)の情報収集に取り組めるような校内 の環境整備に努める。 (2)生徒の主体的な生徒会活動や部活動の運営を通して、企画力や運営力の向上を 図る。 〈地域等連携〉 (1)地域・保護者に本校の様々な教育活動を公開する。 (1)地域との連携・協働を強化 ①学校行事や学校へ行こう週間等、地域の方々の積極的参加をホームページ等 し、開かれた学校づくりを を活用し呼びかけていく。 推進する。 ②「確かな学力向上推進」の取組を生徒・保護者にも公開する。 (2)家庭、地域等学校外の教育 (2)地域の方々や小中学校、施設等との連携・交流を深め、生徒が校外活動しやす 力を活用し、生徒が体験の い環境をつくる。 幅を広げられる場を設定す る。 (3)保護者への情報提供を充 (3)保護者対象進路講演会や授業参観・懇談会、三者面談等を積極的に行い、まち コミ等の連絡網を活用し、学校の情報を保護者に的確に伝え、連携しながら生 実させ、家庭での支援体制 徒の育成を支援する。 を整える。 〈学校運営・学校管理〉 (1)①地域の小中学校との連携の中から、港北高校としてどの様なことが出来るの (1)防災に係る地域連携を進 かを考え、職員・生徒の防災意識を高める。 め、教職員や生徒の防災意 ②防災訓練・防災講話等を通じ、生徒・職員の危機管理能力を高める。 識を高める。 (2)事故・不祥事防止研修会を (2)①各グループ会議で事故防止研修会を行い、ケースワークを通じ、危機管理意 識を高め、情報を共有する。 実施し、教職員の危機管理 ②全職員対象の事故防止会議を月に1回、グループワーク形式の研修会を年3 意識を高める。 回実施し、危機管理意識を高め情報を共有する。 教育目標・教育方針・中長期的な方針など (1)①②③④将来を見据えて自己実現を図 ろうとする力(自己実現力)が向上し ているか。(生徒面談・保護者面談によ る検証) ⑤インターンシップへの参加状況 ⑥進路指導室の整備及び生徒の利用状 況 (2)①生徒の活動状況、部活動加入率が年 間を通して 85%に達しているか及び活 動状況 ②文化祭、体育祭などの活動状況 (1)①体育祭・文化祭・学校見学・学校説明 会・あすなろ交歓会の参加人数、学校 へ行こう週間の実施状況・来校者数 ②生徒・保護者の参加状況 (2)生徒の取組内容と参加状況 (3)保護者の参加者の状況と保護者からの 意見 (1)①生徒・職員の参加状況とアンケート調 査結果 ②生徒・職員へのアンケート調査結果 (2)教職員が事故・不祥事防止を、自分たち の問題として危機意識を高め、情報共有 ができたか。 中学校における教育の基礎の上に高等学校普通科の教育を施し、人間性の涵養と品性の向上に努めるとともに、次の諸点に特に意を用いる。 ○理想を高く持ち研究心旺盛な人となる。 ○各自の特性を活かし誠実にして実践力のある人となる。 ○健康明朗にして幅広く協調性のある人となる。
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