井戸水計測器の設置の推進について１．報告の理由 ■ 平成１４年度の公企審において、認定基準の合理的な算定の根拠とするため、井戸水計測器の取り付けの促進が必要との認識が示された。 ■ これを受け、上下水道事業部では、計測器の取付にかかる条例改正、計測設置計画の検討を行い、これまで計測器の取り付けを進めてきた。 ■ 計測器の取付については、伸び悩んでいる状況であるが、より公平・公正な料金賦課のため、その設置については、今後も、推進を図っていくことが必要である。 ■ 平成２３年度の公企審において、認定水量の見直しを検討いただいた際にもこのような指摘があり、年度ごとの取組の状況について報告を行うこととしたため、現況についてお示しする。２．認定制度に係る現況 ■ 平成２６年３月末の認定制度に係る諸状況は、次の通り。下水利用世帯数１５０，８１９世帯井戸水使用世帯数・率３２，４１１世帯（下水利用世帯の２１．５％）・井戸水のみ１８，４１３世帯・水道水との併用１３，９９８世帯認定制度による下水料金の徴収世帯数・率２３，７６５世帯（井戸水使用世帯の７３．３％）・井戸水のみ１３，７３８世帯（井戸水のみの世帯の７４．６％）・水道水併用１０，０２７世帯（水道水併用世帯の７１．６％）３．井戸水計測器の設置数 ■ 井戸水計測器設置取り付け世帯数、年度別取り付け数の推移は次の通り。井戸水計測器取付世帯数・率８，６４６世帯（井戸水使用世帯の２６．７％）・平成２５年度末井戸水計測器の取り付け個数７，４９２個・平成１４年度末井戸水計測器の取り付け個数１，８０８個 ※集合住宅の場合、計測器１つで複数の世帯の水量を計測している場合があるため、世帯数と取り付け戸数が一致していない。別紙資料２計測器年度別取り付け実績平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度２５８３００２７６７０３４４４４．計測器設置の取り組み ■ 井戸水計測器の設置の推進の取り組みは次のとおり。 ■平成２５年度末に、井戸水のみの一般約３，３００世帯に、計測器設置の案内を送付。 ■今年度、申し込み者の現地調査を行い、順次設置。 ■井戸水使用の集合住宅の所有者への設置の働きかけを実施予定。 ■上下水道事業部の広報紙である「水のこえ」に計測器設置の案内を掲載 ■「広報ぎふ」への計測器設置関連記事の掲載を予定