U-11 活動報告 - TFAC 常磐野サッカー団

U-11 活動報告
第9回
花の湯カップ(2015年11月28日・29日/東浦サンパーク)
10月の浦島カップから1カ月。今回は淡路島に遠征して「花の湯カップ」に参加しました。
兵庫県の7チームと石川県から4チーム、そして常磐野の全12チームが参加。
どこも手強そうな感じで、どこまで通用するのかチャレンジです。
第2試合・宮本FC戦 1-4で完敗。2日目の順位決定戦でも戦うことに。
1日目
先週のナイター練習から12月のリーグ戦最終
節までの4週を通しての強化プログラムとして、
今回の遠征はその第一弾のチェックポイントで
す。直前の練習試合では、いまひとつピリッと
せず結果も出せていないので、1試合目の入り
方が気になるところでした。
休憩の淡路サービスエリアで明石海峡大橋をバックに記念撮影。
試合後のミーティング。意見がよく出るようになりました。
試合経験が多いわりに、あいかわらず着替えるのが遅い。ここは
まだまだ意識が低いです。
予定時刻前からすでに、この日の反省点についてのミーティングを
始めていました。これも成長の証です。
いつもの試合前の撮影をすっかり忘れていて、全試合終了後の様子。最後のTRMで勝てて少し気分もよくなったかな。
初日は4チーム総当たりのリーグ戦。1試合目
の立ち上がりは何度かいい形がつくれて、試合
の入りはまずまずでしたが、得点に結びつかず。
ミスからの失点も重なり、次第にゴール前まで
ボールを運べなくなってしまいました。
その後の2試合も同様、うまくリズムが掴め
ないまま、単調な攻撃が目立ち、結局3連敗。
シュート数も少なく、ゴールも1つのみと物足り
ない結果です。3チームとも技術のしっかりした
いいチームでしたが、苦手なタイプでなかっただ
けに、もっといい戦いができたかと思えて残念
でなりません。
リラックスして試合に入れた半面、勝ちたい
気持ちが伝わってこない、負けた気があまりし
ない試合ばかりです。翌日がどうなるか不安を
残す初日となりました。
前の週のナイター練習では、自分たちで今の課題について話し
合ってトレーニングしました。
U-11 活動報告
花の湯カップ(2015年11月28日・29日/東浦サンパーク)
朝の散歩は、またも海。荒れた日本海とはまた違った景色が新鮮です。コートを着ていると暑いくらいです。
あいかわらず砂遊びが大好き。テトラポッドで追いかけっこも。
2日目
食べ残したら出場時間が減るから、頑張って全部食べます。
リーグ優勝のトロフィー目指して気合いが入ります。
出発前に今日のスケジュールを確認し合う正副キャプテン。やっと、
それらしくなってきました。
試合結果
●予選リーグ Group A 4位
常磐野 0−2 大徳SSS・A
(石川県)
常磐野 1−4 宮本FC
(神戸市)
常磐野 0−2 甲東VIVO
(西宮市)
順位決定戦後。悔しさがあふれ出します。
TRM
常磐野 3−2 センアーノ神戸・M
(神戸市)
●MOVEリーグ
(下位リーグ)
Group G 1位
常磐野 1−1 シエロFC
(南あわじ市)
常磐野 5−0 フォルテ新宮FC
(たつの市)
順位決定戦
常磐野 1−5 宮本FC
(神戸市)
TRM
常磐野 0−1 フォルテ新宮FC
(たつの市)
常磐野 2−3 フェルネーロSC
(豊岡市)
各々が思いにふけるように、黙り込んだままの食事。
この日のリーグで優勝すればトロフィーがもら
えると、気分一新で2日目にのぞみます。2日目
は3チーム2組のリーグ戦の後に順位決定戦を
行います。
1試合目の相手も前日の対戦相手に劣らず、
よく訓練された強いチームでしたが、ミーティン
グで確認し合ったプレーがしっかりでき、見違
えるようでした。前半終了間際に失点したもの
の後半も集中を切らさず追いつけました。
2試合目、1位になるためには5点差以上の勝
利が必要となりました。立ち上がりから積極的
に攻めあがり、早い時間に3点得点。気の緩み
と焦りからか、その後しばらく得点できなくなり
ますが、なんとか後半に2点を追加することが
できました。
休みなしでの順位決定戦は初日に1-4で負け
た宮本FC。気持ちが高揚したまま試合に入り
ます。立ち上がりからお互い激しくやり合い、
決定機も何度かつくりますが1-1で折り返し。み
んなかなり消耗している様子で、後半は立て続
けに失点します。しかし、笛が鳴るまで気持ち
を切らすことなくプレーできた素晴らしい試合で
した。
あまり感情を表に出さないタイプの選手が多
い彼らが、
はじめて試合後に悔しさを見せました。
勝ちたいという強い気持ちで、最後まであきらめ
ずにやりきったからこその感情です。長い間待
ち望んだ大きな一歩です。彼らにとって最も重
要な試合のひとつとなってくれることと思います。
初日はどうなることかと心配しましたが、小さ
なトロフィーよりも大きな成果を持って帰れたと
思います。次のリーグ戦では成長した姿を見せ
てくれると期待しています。
今回も寒い中、遠いところを応援、サポート
してくださった保護者の皆さんに心よりお礼申し
上げます。
(写真:清水母、堀内 文:堀内)