一般大豆・とうもろこし売買インセンティブプログラムの実施について

2015東商取第111号
2015年7月7日
農産物・砂糖市場部取引参加者
各位
株式会社東京商品取引所
一般大豆・とうもろこし売買インセンティブプログラムの実施について
拝啓
時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、
厚く御礼申し上げます。
さて、当社は、このたび、農産物取引の市場振興の一環として、2015年7月10日(夜
間立会)から2015年9月30日(日中立会)までの間において、一般大豆・とうもろこ
しそれぞれの売買枚数及び取組枚数に応じた「売買インセンティブプログラム」を別
紙のとおり実施することといたしました。
つきましては、7月に入り、天候相場で海外の穀物市場が活況を呈している中、当
社の穀物市場もこれに追随し、その後の需給相場期に繋がるさらなる市場流動性の形
成が必要不可欠であることから、農産物・砂糖市場部取引参加者の皆様には、当社農
産物取引の活性化にご協力を賜りますとともに、関係各部署及び取次者等への周知徹
底をよろしくお願い申し上げます。
敬具
<本件に関するお問合せ先>
市場部(松渕・腰塚)
TEL 03-3661-9190
別
紙
一般大豆・とうもろこし売買インセンティブプログラム
一般大豆及びとうもろこしの市場振興を目的として、一般大豆及びとうもろこしに
おけるインセンティブプログラムを実施する。
1.対象期間
 2015年7月10日(夜間立会)から2015年9月30日(日中立会)までの間
2.対象者
 受託取引参加者(取次者は、当該受託取引参加者から分配を受けるものとする)
3.対象となる限月及び売買区分
 対象限月は、一般大豆及びとうもろこし共に、対象期間中における以下の期先2
限月を対象とする。
(1) 2015年7月10日(夜間立会)から2015年8月14日(日中立会)まで
一般大豆2016年4月限
一般大豆2016年6月限
とうもろこし2016年5月限
とうもろこし2016年7月限
(2) 2015年8月14日(夜間立会)から2015年9月30日(日中立会)まで
一般大豆2016年6月限
一般大豆2016年8月限 (新甫発会:2015年8月14日夜間立会)
とうもろこし2016年7月限
とうもろこし2016年9月限(新甫発会:2015年8月14日夜間立会)

売買区分:自己及び委託
4.インセンティブプログラムの内容
 2015年6月まで一般大豆で実施したのと同形式の「売買インセンティブプログラ
ム(売買枚数+取組枚数)」を一般大豆及びとうもろこしで実施するのに加え、
一般大豆及びとうもろこし両商品の売買枚数への加算報奨金を加えたインセン
ティブプログラム
(1) 売買枚数に応じた報奨金
4段階に設けた基準枚数に基づく報奨金と、基準枚数を超えた部分に対するプラスα
の報奨金の組み合わせとする。
・一般大豆
階層
基準枚数
第1階層
第2階層
第3階層
第4階層
3,000枚以上
5,000枚以上
7,000枚以上
10,000枚以上
一律報奨額
60,000円
100,000円
140,000円
200,000円
プラスα額
5円/枚
10円/枚
15円/枚
20円/枚
・とうもろこし
階層
基準枚数
第1階層
第2階層
第3階層
第4階層
6,000枚以上
10,000枚以上
14,000枚以上
20,000枚以上
一律報奨額
60,000円
100,000円
140,000円
200,000円
プラスα額
3円/枚
5円/枚
7円/枚
10円/枚
例)一般大豆の売買枚数が、12,000枚の場合の計算例
① 10,000枚以上の一律報奨額 = 200,000円
② 10,000枚を超える2,000枚分のプラスα額 = 40,000円(20円×2,000枚)
③ 合計報奨額は、①+②の 240,000円
例)とうもろこしの売買枚数が、22,000枚の場合の計算例
① 20,000枚以上の一律報奨額 = 200,000円
② 20,000枚を超える2,000枚分のプラスα額 = 20,000円(10円×2,000枚)
③ 合計報奨額は、①+②の 220,000円
(2) 取組枚数に応じた報奨金
2015年9月15日から2015年9月30日の期間中に、期先2限月の各社の取組高合計
(売建玉+買建玉)が、一度でも以下の基準枚数に達した場合には、それぞれの報奨金
を支払う。
・一般大豆(対象限月は期先の2016年6月限及び2016年8月限)
階層
第1階層
第2階層
第3階層
第4階層
基準枚数(売建玉+買建玉)
報奨金
1,000枚以上
2,000枚以上
3,000枚以上
4,000枚以上
15,000円
40,000円
75,000円
120,000円
・とうもろこし(対象限月は期先の2016年7月限及び2016年9月限)
階層
第1階層
第2階層
第3階層
第4階層
基準枚数(売建玉+買建玉)
報奨金
1,000枚以上
2,000枚以上
3,000枚以上
4,000枚以上
15,000円
40,000円
75,000円
120,000円
例)一般大豆の取組高合計が、3,600枚の場合の報奨金 = 75,000円
とうもろこしの取組高合計が、5,000枚の場合の報奨金 = 120,000円
(3) 両商品の売買枚数への加算報奨金
対象期間に受託取引参加者各社が上記(1)の売買枚数に応じた報奨金における、一般
大豆及びとうもろこし両方の第1階層に記載の基準枚数以上に到達した場合、元々の基
準枚数ごとの金額に加えて、ボーナスとして一般大豆及びとうもろこしの合算売買枚数に3
円乗じた金額を支払う。
例1:売買枚数が一般大豆で11,000枚、とうもろこしで21,000枚のとき、一般大豆(20万円+2
万円)=22万円、とうもろこし(20万円+1万円)=21万円、両方の商品ともに第4階層
であり、第1階層に記載の基準枚数以上に到達しているため、ボーナス32,000枚×3
円=9.6万円
合計52.6万円
例2:売買枚数が一般大豆で9,000枚、とうもろこしで23,000枚のとき、一般大豆(14万円+3万
円)=17万円、とうもろこし(20万円+3万円)=23万円、一般大豆は第3階層、とうもろ
こしは第4階層と異なる階層の基準枚数であるが、いずれも第1階層に記載の基準枚
数以上に到達しているため、ボーナス32,000枚×3円=9.6万円
合計49.6万円
例3:売買枚数が一般大豆で2,000枚、とうもろこしで25,000枚のとき、一般大豆は一律返戻
額なし、とうもろこし(20万円+5万円)=25万円、とうもろこしは第4階層に到達してい
るが、一般大豆は第1階層未到達のため、ボーナスなし
合計25万円
5.支払いの方法等
 売買枚数及び取組枚数に応じた報奨金を当該受託取引参加者に支払う。支払いの
時期は10月中旬を予定。取次者にあっては、当該受託取引参加者から分配を受ける
ものとする。
以上