2πfL

第 19 回直列共振
直列共振と
共振と Q(1)
今回は直列共振について確認しておきましょう。下図のような RLC 直列回路を考えます。
C
R
L
E
この回路のインピーダンスは次のようになりますね。
Z = R + ȷ 2πfL −
1
、Z =
2πfC
R + (2πfL −
1
)
2πfC
そして,周波数が共振周波数と呼ばれる周波数になることを考えてみましょう。
2πfL −
fr =
√
=0
となる f が共振周波数です。(fr とします)
となります。
インピーダンスの式の虚部(j が付いている部分)がゼロとなり,インピーダンスの大きさが
最小となります。
Z = R + ȷ 2πfL −
=R
=0
、
Z=R
なお,周波数を変化させたときのインピーダンスの大きさと電流のグラフは下図のようにな
ります。互いに逆の関係ですね。
I
E
R
Z
R
fr
f
fr
f