平成26年度分 - 名古屋工業大学

名古屋工業大学の役職員の報酬・給与等について
Ⅰ 役員報酬等について
1 役員報酬についての基本方針に関する事項
① 役員報酬の支給水準の設定についての考え方
・本学は、実践工学エリートの養成を念頭に置いた教育・研究のため、学部大学院六年一貫教育、融
合的な分野からなる新教育課程を創生するなど教育システムの改善と充実をはかっている。また本学
の優れた研究実績を盤石のものとし、さらなる大学全体の研究力を向上させるため、戦略的な研究支
援体制と産学官連携体制の強化による工学のイノベーションハブの実現を学長のリーダーシップの下
で推進しており、学長の職務内容・責任の度合いを総合的に勘案すると、報酬水準は妥当であると考え
る。
② 平成26年度における役員報酬についての業績反映のさせ方(業績給の仕組み及び導入
実績を含む。)
・期末特別手当において,文部科学省国立大学法人評価委員会が行う業務評価の結果及び役員の職
務実績に応じ,経営協議会の議を経たうえで,学長がその額の100分の10の範囲内でこれを増減額す
ることができるとしている。
③ 役員報酬基準の内容及び平成26年度における改定内容
法人の長
12月期の期末特別手当の支給に当たり、本給の月額に100分の
25を乗じて得た額の合計額に100分の155を乗ずるところを、100
分の170へと改定した。
理事
12月期の期末特別手当の支給に当たり、本給の月額に100分の
25を乗じて得た額の合計額に100分の155を乗ずるところを、100
分の170へと改定した。
理事(非常勤)
改定なし
監事
12月期の期末特別手当の支給に当たり、本給の月額に100分の
25を乗じて得た額の合計額に100分の155を乗ずるところを、100
分の170へと改定した。
監事(非常勤)
改定なし
2 役員の報酬等の支給状況
役名
報酬(給与)
千円
法人の長
18,087
千円
A理事
15,380
千円
B理事
14,353
千円
C理事
12,613
千円
C監事
(非常勤)
860
千円
D監事
(非常勤)
就任・退任の状況
平成26年度年間報酬等の総額
800
千円
11,808
千円
10,008
千円
9,312
千円
7,722
千円
860
千円
800
その他(内容)
賞与
千円
4,862
千円
4,121
千円
3,834
千円
3,249
就任
退任
千円
1,416
0
(地域手当)
(通勤手当)
H26.4.1
(地域手当)
(通勤手当)
H26.4.1
(地域手当)
(通勤手当)
H26.4.1
千円
1,200
50
千円
1,117
89
千円
1,112 (地域手当)
109 (通勤手当)
420 (単身赴任手当)
千円
千円
0
0
千円
千円
0
0
( )
H26.4.1
( )
注1:「その他」欄には手当等が支給されている場合は、例えば通勤手当の総額を記入する。
注2:「前職」欄には、役員の前職の種類別に以下の記号を付す。
退職公務員「*」、役員出向者「◇」、独立行政法人等の退職者「※」、退職公務員でその後
独立行政法人等の退職者「*※」、該当がない場合は空欄
前職
3 役員の報酬水準の妥当性について
【法人の検証結果】
法人の長
理事
・本学は、実践工学エリートの養成を念頭に置いた教育・研究のため、学部大学院六年一貫
教育、融合的な分野からなる新教育課程を創生するなど教育システムの改善と充実をはかっ
ている。また本学の優れた研究実績を盤石のものとし、さらなる大学全体の研究力を向上させ
るため、戦略的な研究支援体制と産学官連携体制の強化による工学のイノベーションハブの
実現を学長のリーダーシップのもとで推進している。
そうした中で、名古屋工業大学の学長は、職員数約515名の法人の代表として、その業務を総
理するとともに、校務を司り、所属職員を統督して、経営責任者と教学責任者の職務を同時に
担っている。
役員の年間報酬額は、人数規模が同規模である民間企業の役員報酬2,803万円と比較した
場合、それ以下であり、また、事務次官の年間給与額2,265万円と比べてもそれ以下となって
いる。
名古屋工業大学では、学長の報酬月額を法人化移行前の国家公務員指定職俸給表の俸給
月額を踏まえて決定しているが、学長の職務内容の特性は上記のとおり法人化移行前と同等
以上であると言え、これまでの各年度における業績評価の結果を勘案したものとしている。
こうした職務内容の特性や他法人との比較を踏まえると、報酬水準は妥当であると考えられ
る。
・本学は、実践工学エリートの養成を念頭に置いた教育・研究のため、学部大学院六年一貫
教育、融合的な分野からなる新教育課程を創生するなど教育システムの改善と充実をはかっ
ている。また本学の優れた研究実績を盤石のものとし、さらなる大学全体の研究力を向上させ
るため、戦略的な研究支援体制と産学官連携体制の強化による工学のイノベーションハブの
実現を学長のリーダーシップの下で推進している。
そうした中で、名古屋工業大学の理事は、職員数約515名の法人の代表である学長の補佐と
して職務を同時に担っている。
名古屋工業大学では、役員の報酬月額を法人化移行前の国家公務員指定職俸給表の俸
給月額を踏まえて決定しているが、理事の職務内容の特性は上記のとおり法人化移行前と同
等以上であると言え、これまでの各年度における業績評価の結果を勘案したものとしている。
こうした職務内容の特性や他法人との比較を踏まえると、報酬水準は妥当であると考えられ
る。
・本学は、実践工学エリートの養成を念頭に置いた教育・研究のため、学部大学院六年一貫
教育、融合的な分野からなる新教育課程を創生するなど教育システムの改善と充実をはかっ
監事(非常勤) ている。また本学の優れた研究実績を盤石のものとし、さらなる大学全体の研究力を向上させ
るため、戦略的な研究支援体制と産学官連携体制の強化による工学のイノベーションハブの
実現を学長のリーダーシップの下で推進している。
そうした中で、名古屋工業大学の監事は、本学の業務執行及び会計経理の適正化を担って
いる。
名古屋工業大学では、役員の報酬月額を法人化移行前の国家公務員指定職俸給表の俸
給月額を踏まえて決定しているが、監事の職務内容の特性は上記のとおり法人化移行前と同
等以上であると言え、これまでの各年度における業績評価の結果を勘案したものとしている。
こうした職務内容の特性や他法人との比較を踏まえると、報酬水準は妥当であると考えられ
る。
【文部科学大臣の検証結果】
職務内容の特性や国家公務員指定職適用官職、他の同規模の国立大学法人等、民間企業
との比較などを考慮すると、役員の報酬水準は妥当であると考えられる。
4 役員の退職手当の支給状況(平成26年度中に退職手当を支給された退職者の状況)
区分
支給額(総額)
千円
法人の長
51,600
千円
理事A
(非常勤)
(非常勤)
月
0
年
月
年
月
年
月
年
月
年
月
H26.3.31
1
該当者なし
千円
監事B
前職
該当者なし
千円
監事A
39
業績勘案率
該当者なし
千円
理事C
年
退職年月日
該当者なし
千円
理事B
法人での在職期間
該当者なし
注:「前職」欄には、退職者の役員時の前職の種類別に以下の記号を付す。
退職公務員「*」、役員出向者「◇」、独立行政法人等の退職者「※」、該当がない場合は空欄。
退職公務員「*」、役員出向者「◇」、独立行政法人等の退職者「※」、退職公務員でその後
独立行政法人等の退職者「*※」、該当がない場合は空欄
5 退職手当の水準の妥当性について
【文部科学大臣の判断理由等】
区分
判断理由
将来構想である高度専門職業人の養成を念頭に置いた、学生・若手研究者の海外派遣の推進、大学連携等を通じた新たな社会人教育の構築、世界
最高水準のセラミックス科学の研究強化、ライフサイエンスなどとの異分野融合研究の開拓、情報・エネルギーの革新的な輸送システムの創生、産学共
法人の長 同研究の一層の推進を学長のリーダーシップの下で推進した。
学長の業績勘案率については、これら担当業務に対する貢献度と国立大学法人評価委員会が行う法人業績評価の結果を総合的に勘案した上で決定
した。
理事A
理事B
理事C
監事A
(非常勤)
監事B
(非常勤)
注:「判断理由」欄には、法人の業績、担当業務の業績及び個人的な業績の検討結果を含め、業績勘案
率及び退職手当支給額の決定に到った理由等を具体的に記入する。
6 業績給の仕組み及び導入に関する考え方
文部科学省国立大学法人評価委員会が行う業務評価の結果を勘案し、その職務実績に応じ、経営協
議会の議を経て、その額の100分の10の範囲内でこれを増額し、又は減額することができる。