山口県協会報告書

平成26年度 PLAY+STAY 講習会
(JTA特別補助金交付事業)
[ 講 師 ] 井上 喜代志 (上級コーチ・マスターコーチ)
主 催
山口県テニス協会
後 援
日本テニス協会
共 催
普及員会 ・ジュニア委員会
開催日
場 所
平成27年2月22日(日) ・9時 ~ 16時 予定
山口きらら博記念公園 (TEL0836-65-6903)
平成26年度PLAY+STAY講習会のご案内
平成27年1月18日
はじめに 日本テニス協会が平成26年度特別事業として「テニスの普及及び指導・育成」を
目的として予算に計上されました。
山口県テニス協会 ジュニア委員会としても、平成24年度より 10歳以下の試合で「グリーンボール」を使用しています。
・グリーンボール ・オレンジボール ・レッドボールは ノーマルボールボールに比べて 内圧が75%・50%・25%と低く
初心者 ・低年齢層の導入にはラリーも続き・故障も少ない、テニスを始めるには好都合なことが多い事です。
平成26年度テニス界の話題を独占した、錦織選手の飛躍的な活躍により、テニス人口拡大の絶好の時期だと考えます。
今から テニスを始めようとしている、ジュニア ・大人 ・そして指導者大歓迎、 参加料は無料です。
講師は 前JTAジュニア委員長 井上 喜代志 様 です。
奮ってご参加くださいますようお願いします。
1. 開 催 日
・平成27年2月22日(日) ・9時 ~16時
・集合時間 8時30分
2.開 催 地
・山口きらら博記念公園 (室内コート・砂入り人工芝 3面使用)
(TEL) 0836-65-6903
3.主 催
・山口県テニス協会 ・普及委員会 ・ジュニア委員会
4.集合場所
・山口きらら博記念公園 ・山口市阿知須509番50 TEL 0836-65-6903
5.対 象 者
・ 10歳以下 ジュニア(一年未満) ・ 各団体の指導者 ・ジュニアの父兄 ・興味のある人
6.参 加 料
・ 無 料
7.申込記入事項・氏 名 ・所 属 ・年 令 ・グリーンボール使用経験 (・有 ・無)
・ジュニアはテニス歴1年未満
8.申込先
・前8項の通り記入し 担当の 村川 洋 まで、メール にて申し込みください。 ・メールアドレス [email protected] 不明な点は 携帯 090-7370-1246 迄連絡ください。
9. 締切日
・平成27年2月14日(土)
10.講 師
・井上 喜代志 (・前 JTA ジュニア委員長 ・上級コーチ ・JTAマスターコーチ)
以 上
平成26年度P&S講習会 実施計画
日時:2015/2/22
場所:きらら博記念公園/ドーム内3面
講師:井上喜代志(上級コーチ・JTAマスターコーチ)
8:30
集合受付開始
コート設営
9:00
指導者
開始式
9:30
12:00
13::15
レクチャー
P+S 理念と今後の展開
テニスエクスプレスについて
指導実習
P+S
P+S
P+S
実習①
実習②
実習③
P+S
P+S
実習④
実習⑤
昼食
指導実習
テニスエクスプレス ①
テニスエクスプレス ②
テニスエクスプレス ③
ジュニア
出欠点呼
ウォームアップ
走る、飛ぶ、スキップ、キャッチなど
内容
実習目的
低年齢ビギナーの指導の実践
ジュニアと指導員は合同で実習します
すごく簡単なプログラムです。
テニスができる格好でご参加ください。
一緒に楽しみましょう!
実習目的
一般のテニス人口を増やすためのプログラム
ジュニアから一般までのレッスンで使える
段階的導入プログラムの紹介
テニスエクスプレス ④
テニスエクスプレス ⑤
15:00
指導実習
簡単な試合をしよう
レッドボールの部
オレンジボールの部
グリーンボールの部
実際に経験してみましょう!
最初のプログラムが終了するときには
簡単な試合ができるようにするのが
ポイントマッチ テニスエクスプレスのコンセプトです。
2ゲーム先取
ジュニア
指導者
15:45
ジュニア
まとめ&質疑応答
クーリングダウン
16:00
解散
講習会の目的
JTAが推奨するPLAY+STAYと、昨年度から導入されたテニスエクスプレスについて、そのプログラム
のエッセンスをご紹介します。
簡単な運動です。できるだけテニスができる準備をしてご参集ください。(見学のみも可)
PLAY
+
SERVE RALLY SCORE
STAY
JTAの方針とプログラムの要旨
主催:山口県テニス協会
2015/2/22 @きらら博記念公園
参考文献:ITF国際テニス連盟プレー・ステイ教本
制作:井上喜代志 2011/6/3 改定2015/2/22
JTAの推進方針
● 理念:子供たちの発育発達に応じた「ゲーム」を提供する。
適切なサイズのコート
適切なボールとラケットの使用
適切なゲームの長さ
●ゲームを通してテニスの楽
しさを伝える。
●戦術があって始めて技術が
問われる。「何をなすべき
か?」を知ることが大切。
●都道府県テニス協会の役割
①発掘・普及事業の展開
テニス人口1000万人 ⇒都道府県の活性化
Play + Stay の普及促進事業 ⇒ワンデイキャンプ、イベント開催など
②ルールとしての Tennis10s
JTAルール:10歳以下の試合はノーマルボールを使わない
●指導者の役割
指導現場での活用方法⇒創意工夫で展開、幅広く利用できる指導ツール
①初期的な導入として利用:P&Sの推進、高齢者に対する展開など
②トップ選手に対する有効利用:ナショナルもトップ選手に利用している事実
③テニスエクスプレス 年齢を問わず、テニスを楽しむためのツール
1.指導法
コミュニケーション
1)効果的なコミュニケーションの3要素
3つの要素
① 何を
・選手は何をすればよいのか?
② なぜ
・なぜそうすべきなのか?
③ どのように
・どのように行うべきなのか?
2)学習における3つの感覚器
3つの要素
①視覚 83%
・たくさんのデモ、動き、課題
②聴覚 11%
・明確な言葉による説明
③運動覚 6%
・その技術を習得するための
多くの練習
※ %は、学習における依存度の割合を示す
目に訴えるデモンストレーションの重要性が分かる
2.P&S
速度の遅いボール、小さいコート
通常のイエローボールと比較し
て
75%スピードが遅い
11mサイズのコートに
最適 (幅:5~6m)
通常のボールと比較して
50%のスピード
18mサイズのコートに最
適 (幅:6.5~8.2m)
通常のイエローボールと比較
25%スピードが遅い
通常のコートに
して
最適
3.技術論 : 1)基本的な技術
基本技術
素早い準備
ボールへの動き出しと十分早めにラケットを後ろに引き上体の前
方でボールを打てるよう準備すること
安定した打点
打ちやすい高さで、かつ上体の横やや前方の位置を意味します
適切なバランス
コントロールされたストロークを維持するために必要
極端なグリップを避ける
初心者は所期の目的を獲得するために「不正確」なグリップを使う
事がある。例:サーブで、イースタンフォアーハンドグリップで打つ
ことが有利な場合がある
予測と準備能力
打球までの予測・準備能力を向上させることで、打球の弾道の予
測や判断をより効果的に行えます
ゲームに基づく
指導法
適切な
技術指導
簡単な練習
(ドリルなど)
ゲームの上達に利用する
3.技術論 : 2)二つの種類
二種類の
タイプ
①予測・判断・
②打球技術
準備能力
技
入力系
出力系
術
入力系が正確でないと、出力系は安定しない!
打球までの予測・準備能力の向上が目指すこと
① どこにボールが来るのかの判断を行い、ショットのための位置取りを遅滞
なく行える
②ラケットを十分早く、準備できる
③ 良いバランスで打球できる
④ 適切な動きを伴い、かつ上体の前方で打球できる
PLAY
+
SERVE RALLY SCORE
STAY
主催:山口県テニス協会
2015/2/22 @きらら博記念公園
写真提供:島根県トレセン普及事業活動報告書(承認済み)
制作:井上喜代志 2015/2/22
P+S 実習①
1 準備運動
●走る、飛ぶ、スキップ、サイドステップ 滑る
etc
□準備体操をかねてしっかりとコミニュケ―ション
□けがの防止(危険個所・セッティング・ラケット)
□ルール、マナーの周知徹底
約束事の確認などしながら集団行動の安全性、
約束事を徹底する。
□名前を呼んで親近感を呼び込もう
2 ボールで遊ぶ
投げる、捕る、ける、突く
出来たら、風船からスタートして、●レッドボールに移行する
●キャッチング・・・転がるボールをキャッチ ⇒ バウンドキャッチ
⇒ワンバウンドキャッチ ⇒キャッチ&スロー
●キック・・・・・・・・バウンドボールをキック ⇒ワンバウンドキック
ヘディング遊び:サッカーのように
●スローイング・・・遠くに投げる
⇒ボールを捕まえて投げる
P+S 実習②
3 ラケットワーク
乗せる、転がす、弾ませる、打つ
●ひも付き風船を打ってみる
⇒落ちてくるところを下から上に打つ
⇒高いときは高く準備させてたたく
●ラケットにボールを乗せる
⇒落とさないよう歩く、走る
⇒フレームの周りを落とさないで回す
⇒少し弾ませる
●転がす ・・・・ホッケーのようにしてボールを歩きながら転がす
⇒置いているボールを打ってみる。⇒ 的
⇒ホッケーラリーをしてみよう ア)指導者、イ)子供同士
●弾ませる・・・一人で遊ぶ ラケットでボールを上に弾ませる
⇒掌の面 手の甲の面、交互に の 3段階で上に弾ませる
⇒歩きながら、走りながら ノーバウンド(羽根つき)
●打つ・・・・・・・一度バウンドさせて、上にそっと打つ
回数を決めて挑戦
⇒掌、手の甲(フォアー面、バック面)交互に使う
☆低年齢では、下にボールを突く運動は難しい。
P+S 実習③
4 ネットなしでフィードボールを打ってみる
●1m程度の円の中にバウンドしたボールを、上に軽
く弾ませ入れる。バウンドしたら同じように続ける。
⇒回数の目標設定
●トス&キャッチ・・・・・・・・・お互い足を動かしましょう
生徒同士、指導者と トスしたボールをゆっくり返す
●3、4m程度離れて、コーチとラリーする。
⇒コーチが打ち返す。ツーバウンドOKでも可
⇒前向きからスタート 横向きになると遠くに飛びすぎる
☆声掛けをして元気を与えましょう
5 ネットを使ってフィードボールを打ってみる ①
●スタンディングヒット・・・・・フォアー、バック
⇒ネットを越して、下から上に打つこと
●ウォーキングドリル・・・・・・歩いて打つ(年長さん以上)
横向き 後ろ足から動く。
1,2,3の3で後ろ足を決め、同時にテークバック完了。
コーチは、3でボールを落とす。
生徒はバウンドしたタイミングを合わせ、「いち」と発声し、
弾んだ高いところを「ポン」と言って打つ。
姿勢正しくスイングしよう。大きな声で いち に で打つ。
⇒フォアーハンド、バックハンド2人同時に打つ
☆キューワード・指示は、はっきりと
P+S 実習④
6 ネットを使ってフィードボールを打ってみる ②
● ①前進して、ダブルステップで打つ
いち に の掛け声・・・・(図は1球交代)
● ②斜め前に走って打つ・・・・(図は1球交代)
● ③左右に走って打つ・・・・(図は2球交代)
● ④後ろに下がって打つ・・・・(図は1球交代)
☆どこにどんなボールが飛んで行ったかな?
スタンディングヒット
3回した後前進する
①
横に走って2回打つ 1球交代からスタート
ラストボールを斜め 2球、3球と増やす。
に出す
後方、1列に並ぶ
②
③
ア)フォアー、バック実施
イ)コートを8の字に動いてみる
④
P+S 実習⑤
7 ネットを使って、コーチとラリーをしよう
●ボールが少し高く飛び出すようにアドバイス
●バックハンドも打つよう仕向ける
●準備を早く、リズム、タイミング、バランスに注意
●コーチのどこに、どんなボールを打つの?
ボレー&ボレー
ワンバウンドも続ける
ネットしないように指
導する。目標回数
距離を短くしてスタート
徐々に長くする
①
②
③
①で数回ラリーした後アプ
ローチからネット
④
P+S 実習⑥
8 友達と簡単な試合をしよう
1.サービスとレシーブの練習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
得点、失点のパターンを覚えよう
1)フォールトの発声 大きくはっきりと
2)レット(サービスレット、ポイントレット)
練習の中で
3)ボールが体に触れる
ルールを教え
4)ノータッチ ノットアップ など
てゆく
サービスエリア
2.ボールフィードからスタートしよう・・・・・・・・・・・・・・
ゲームの成り立ちとカウントを覚えよう
1) 1点 2点 3点 4点マッチ
2) 正規のカウントで2ゲームしてみよう
0-15-30-40 デュース、アド
時計の15分、30分、40(45)分、ゲーム
3.指導者(親)と試合をしよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サーブの位置(デュースサイド、アドサイド)
1)2ゲーム先取
4.セルフジャッジで、友達としてみよう・・・・・・・・・・・・
試合前のあいさつ、終わりのあいさつ(握手)
●大人の初心者プレーヤー向けの導入プログラム
●テニスをより早く学んで楽しむ
●
プログラムを通じて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
速度が緩やかなボールを使う事で、大人のプレーヤーが簡単に、楽しく、活動的
により早くテニスを学ぶ方法を提供すること。
●
一回目のレッスンが終わる時・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参加者全員が、オレンジ、グリーンボールを使って、サーブ、ラリー、得点し、フル
コートでのタイブレークの試合ができるようにします。
●
コースの終了時には・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参加者全員が基本的な技術や戦術、ゲームのルールを理解できるようになる
参加者全員が、グリーンボールを使ってフルコートでの試合ができるようになる。
TENNIS
XPRESS ①
ミニテニスのパターン
①
③
②
②
③
①
サービスエリア内でラリー
①-1 ストローク ラリー
・協力的なラリー 回数を決めて
1.フォアーだけ、バックだけ
2.トップスピンだけ、アンダースピンだけ
3.指定して打つ
①-2 ボレーラリー
・協力的なラリー 回数を決めて
①-3 移動ボレー
・①⇒②⇒③ と移動しながら
ボレー&ボレー
①-4 ボレー&ストレーク
ボレーとストロークをお互いに
交互に打ってラリーする
TENNIS
XPRESS ②
ミニゲーム (サービスエリア)
②-1 ストロークだけのミニゲーム
・アンダーサーブでスタート
1.カウントを覚える
2.サーブはクロスコートに入れる
②-2 ピンポンゲーム
・交代でラリーする
1.戦術を覚える
オープンスペース、逆を突くなど
ポジショニング
2.ハイタッチ、声をかけるなど
TENNIS
XPRESS ③
ハーフコートのパターン
センターラインの延長線はマーカーなど利用する
③-1 ストローク ラリー
・協力的なラリー 回数を決めて
1.ゆっくりロビングでラリー
2.フォアーだけ OR バックだけ
3.トップスピンだけ、アンダースピンだけ
4.指定して打つ
5.ピンポンラリー(7ポイントマッチ)
6.サービスを練習する etc
③-2
ハーフコートでマッチ練習
・サービスからポイントを競う
1.チャンピオンゲーム(レシーバー)
2ポイント先取
2.タイムマッチ(ゲーム形式)
アップダウンで交代する
TENNIS
XPRESS ④
ネットプレイのパターン
②
③
①
④
⑤
⑥
④-1 ストロークとボレー
・ボレーヤーがボールフィード
1.協力的にラリー 2回目以降は強打可
1対1でラリーする
2.ポイント形式
ダブルスのパターン練習
の位置からボールフィード
④-2 ダブルスのネットプレイ
・ストローカー対ネットマン
1.戦術を覚える
オープンスペース、逆を突くなど
ポジショニング
2.失敗したら待機の場所に帰る
空いた場所に次の人たちは詰める
TENNIS
XPRESS ⑤
シングルス・ダブルスのパターン
⑤-1 シングルス
1.ボールフィード チャンピンゲーム
2ポイント連取
勝ったらチャンピオンボックスに
2.サーブからスタート
シングルスチャンピオンゲーム
サーバーで1ゲーム取ったらレシー
バーになる。
⑤-2 ダブルス
1.ボールフィード
7ポイントで交代する
2.サーブからスタート
1ゲームごとに交代する
平成26年度 P+S講習会
8:30
集合
9:00
開始式
■レクチャー
9:30
きらら博記念公園
走る、飛ぶ、スキップ、キャッチなど
村川担当
15:45
終了
実習目的 P+S:低年齢ビギナーの指導
指導員が分担して実施
ラケットワーク・・・・・・・・・・・・・ ボールを転がす、弾ませる、打つ
ネットなしのラリー・・・・・・・・・・ ネット越しのボールを打つ
ハンドフィードによるドリル・・・ リズム、バランス、タイミング
午後からは村川担当
ネット越しのラリー・・・・・・・・・・Gストローク、GストロークVSボレー 、ボレー&ボレー
サーブレシーブ ポイント形式 カウント 試合形式(レッド、オレンジ)
グリーンは時間があれば実施する
●クーリングダウン
テニスエ
クスプレス
午後から開始
大人の参加者から希望者を対象にして実施
13:15
指導実習
T-X 実習①
T-X 実習②
T-X 実習③
休憩
T-X 実習④
T-X 実習⑤
実習目的 TENNIS-XPLESS:一般のテニス人口を増やすためのプログラム
ミニテニスのストロークラリー ボレー&ボレー
ミニゲーム
ポイントゲーム ピンポンテニス
ハーフコート ストロークラリー (ピンポン) ポイントゲーム(2ポイントマッチ)
12:00
13:15
14:30
14:45
指導実習
P+S 実習②
P+S 実習③
P+S 実習④
昼食休憩
P+S 実習⑤
P+S 実習⑥
●ジュニア 実習① ウォームアップ
2015/2/22
15:45
質疑応答
16:00
解散
ネットプレイのパターン ドリルとダブルスポイントゲーム ダブルス
シングルス、ダブルスのパターン ドリル練習 サーブからのゲーム練習
片付け
平成26年度 PLAY+STAY 講習会 山口県報告書
(JTA 特別補助金交付事業)
主
催 : 山口県テニス協会
共
催 : 山口県テニス協会普及委員会、ジュニア委員会
日
時 : 平成27年2月22日(日) 9時~16時
場
所 : 山口きらら博記念公園 きららドーム
参加者数 : 指導スタッフ・補助員 18名
受講者 77名(小人 51名、大人 26名)
担当者数 : ①企画・運営担当:2名
②オンコート担当者(イベント MC、指導者、ボランティア等の協力者:15名)
講師:井上喜代志(上級コーチ、JTAマスターコーチ)
MC:村川洋(山口県テニス協会ジュニア委員長)
写真(イベントの様子)
※コメント
イベント当日は山口県内各地よりジュニア、父兄、指導員、関係者等含め約100名近くの参加があり、
午前の部は PLAY+STAY 実習、午後からはジュニアと父兄等に分かれ PLAY+STAY 実習及びテニス
エクスプレスの実習等を行った。全体を通じ、本イベントの趣旨を僅かながらでも理解いただき、初めて
ラケットを握った子供たちや父兄の方々にも、テニスを純粋に楽しんでいただけたのではないかと思わ
れる。今後もこのようなイベントを定期的に開催し、テニスの普及振興に貢献できれば幸いである。
山口県テニス協会 川武 郷
※講師からのコメント
ITFが推奨するP+SをJTAが全国に配信してから既に10年は経過しているかと思います。このP+
S事業は、そのボールやラケットなど、用具の持っている有効性を指導者に伝え広めてゆく工程、つまり
は指導者講習会を展開して指導法を広めてゆくことと、この発育段階に応じた用具を提供することで、
テニスを気軽に楽しんでいただき、一人でも多くのテニス愛好家、ジュニアの発掘につなげてゆく工程、
つまりはテニス人口の増大を図ることの二つがあると思います。
今回、講習会を予定しておられたようですが、私は、非常に多くのジュニア、父兄の参加を見て、テニ
スを広める、テニス人口を増やすための「イベント」「お祭り」として予定変更し実施しました。指導者の
方々にも、参加された皆さんと共に、テニスを十分に楽しんでいただけたと思います。
イベントを終えて思う事は、テニスエクスプレスも含めて、もうP+Sは、街に、学校に、幼稚園に、市
町村でのストリートテニスにと、様々な形態で展開できるように、システム、プログラムを作り、これを実
行する実行部隊を組織して事業展開させる時期に来ていると強く感じました。
県協会会長、副会長、理事長さんもラケットを持って参加されましたが、このシンプルなP+Sの良さ
をご堪能いただけたと思います。最後になりましたが、楽しい時間を与えていただいたことに厚く感謝の
意を表します。ありがとうございました。次年度以降も、このJTAの素敵なプレゼントをさらに有効な形で
継続してゆかれることを期待しています。
井上 喜代志