に位置している。石川県が69.1% ている。このように一戸建て住宅 て、北陸地方の三世代同居率は高 (21位)とやや低いものの、確か を持ち家としている世帯が多いた い水準にある。 「福井県」が三世 めか、持ち家住宅の延べ床面積で 代同居率31.9%で全国2位、 「新 は4県ともに全国平均を大きく上 潟県」が30.6%で3位、 「富山県」 北陸地方は全国的にみて住宅に 回っており、全国でも上位に位置 が29.5 % で 5 位 と 続 く。 「石川 占める一戸建て住宅の比率も高 している。 県」は18位だが、同居率21.8% く、持ち家率と同様の傾向となっ 広い持ち家があることもあっ で全国平均の14.6%を大きく上 に 北 陸 地 方 の 持 ち 家 率 は 高 い。 (表5) 回る。 (表6) 広い持ち家住宅が三世代同居を 促し、シニア世代が幼い子供たち 表7 分野別男女の地位の「平等」感(平成24年) 順位 分 野 % の面倒を見てくれる。 北陸地方に、 結婚後もまた出産後も働く女性が 1位 学校教育の場 67.0% 2位 自治会やNPOなどの地域活動の場 52.1% 3位 家庭生活 47.0% 4位 法律や制度の上 45.4% 5位 職場 28.5% 6位 社会通念・慣習・しきたりなど 21.4% 7位 政治の場 18.6% 多いのは、こうした住宅事情や三 世代同居といった家族事情による ものと思われる。 「男女平等」に向かって 日本の社会は変化している 内閣府が平成24(2012)年 に行った「男女共同参画社会に関 ※「平等」と答えた回答が多い順 【資料】内閣府「男女共同参画社会に関する世論調査」平成24年 する世論調査」では、家庭生活や 表8 男女の地位の「平等」感の20年の変化 分 野 男性のほうが優遇 平 等 (%) 女性のほうが優遇 H4年 H24年 増減 H4年 H24年 増減 H4年 H24年 増減 学校教育の場 15.3 13.4 -1.9 60.6 67.0 +6.4 4.9 3.7 -1.2 家庭生活 56.9 43.2 -13.7 35.2 47.0 +11.8 5.3 7.4 +2.1 法律や制度の上 48.5 38.2 -10.3 38.5 45.4 +6.9 2.4 7.3 +4.9 職場 60.1 57.7 -2.4 21.9 28.5 +6.6 4.0 4.7 +0.7 社会通念・慣習・ しきたりなど 76.5 70.3 -6.2 15.3 21.4 +6.1 3.1 3.7 +0.6 政治の場 78.0 74.0 -4.0 13.1 18.6 +5.5 1.2 1.2 ±0 自治会、NPO等の 地域活動の場 34.7 33.4 -1.3 51.0 52.1 +1.1 7.0 7.0 ±0 ※各分野における回答比率 【資料】内閣府「男女共同参画社会に関する世論調査」平成24年 注)①表の「男性のほうが優遇」は、回答の「男性のほうが優遇されている」と「どちらかと言えば男性のほうが優遇されている」 を加えたものを表わす。 「女性のほうが優遇」も同様 ② 「わからない」を除いているため100%とはならない 「自治会などの地域活動の場」は平成4年調査の選択肢にはないため、平成21年調査との比較である ③ 24
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