H27年度 研究グループ資料 (Ver.1) 2015年3月17日 神戸大学工学部市民工学科 (バージョンアップされる場合があるので注意してください) 平成 27 年度 研究グループ配属 訪問可能日時と訪問場所・連絡方法(平成 27 年 3 月 18 日~30 日) 学生部屋が示されている場合,各研究室所属の学生から話を聞くこともできます. 教員 訪問可能日時 芥川 3/18~30 長尾 3/18,19AM,23AM,3/27,3/30. 学生は随時 19 日 10-12 時,20 日 10-12 時 24 日 10-15 時,25 日 10-15 時 26 日 10-12 時,27 日 10-12 時 30 日 10-12 時 森川 鍬田 3/24, 26, 27 のいずれも 13-16 時 橋本 3/20 3/24 三木 3/19, 20AM, 23AM, 24~27 飯塚 澁谷 加藤 吉田 片岡 大石 藤田 内山 小林 齋藤 井料 小池 喜多 織田澤 四辻 竹山 10-12 時,3/23 14-17 時,3/27 10-12 時, 10-12 時 3/24:13:00-17:00 3/27:13:00-17:00 3/30:13:00-16:00 19 日:10,20 日:10-12,23 日:10-12 3/18(水)13:00~17:00 3/26(木)終日 3/27(金)13:00~17:00 3/18, 19, 26, 27 日 8:50〜16:40 3/30 日 8:50〜14:30 3/18(水) 10:00~17:00 3/20(金) 10:00~12:00 3/26(木) 10:00~15:00 3/30(月) 10:00~17:00 教員は 3 月 19 日午後 1〜3 時,30 日午前午 後のみ在室.メール連絡してください. 大学院生は随時対応します 3/18(水):10:00-12:00 3/20(金):10:00-11:30 3/23(月):説明会後 3/26(木),27(金):終日 3/18(水)・3/24(火):9:00〜17:00 3/25(水)・3/31(火):9:00〜12:00 3/23(月):説明会後 3 月 24,26,27 日に研究室大学院生による 研究室紹介を予定.個人的に話したいとい う人も含めてメールで連絡ください. 3/20,24,25,26 日の 13:30~18:00 と, 3/23 説明会後 3/18 終日,3/20 午前,3/25 午前,3/26 午前, 3/30 終日.学生部屋は随時訪問可 18日,19日,23日午前,24日,27日 説明会:3/23全体説明会終了後@C1-301(四 辻研究室との合同開催).面談:3/18 10:0014:30,3/19 10:00-12:00, 3/20 10:00-14:30, 3/24 17:00-18:00,3/27 10:00-18:00 期間中不在のため面談は行いませんが,研 究内容に関する質問があればメールで問い 合わせてください.([email protected]) 説明会:3/23全体説明会終了後@C1-301(喜 多研究室との合同開催) 3/18 2時迄, 3/19終日, 3/20 2時迄, 3/24終日, 3/26終日, 3/27終日, 及び3/23説明会後 3/23説明会後,C1-202 訪問場所と連絡方法 3W-201(産学連携室 4),[email protected] メールでアポを取ってください. 長尾:R206(都市安全研究センター2 階),予約推奨, [email protected],学生:R103(同 1 階) 1W-108,[email protected] 1W-109,学生部屋 1E-201, 事前に連絡すること [email protected] 橋本:1W-206,学生部屋:1W-301,メールにて予約推奨, [email protected] 1W-111,学生部屋 1E-201 [email protected] 飯塚への面談:自然科学 4 号館 2F,[email protected] 予約推奨 学生への訪問:自然科学 4 号館 2F,3/23~3/30 の 13:00-17:00 予 約不要 澁谷:1W-207,[email protected] 学生:1W-201 加藤:自 3 号館 1F-115, [email protected] R203(都市安全 2 階), [email protected] 1W-201(,学生共通),[email protected] 訪問時には事前にメールにて連絡をお願いします. 大石:R202(都市安全研究センター2 階) 学生:R107(都市安全研究センター1 階) 藤田:1W-309,学生:1W-301,予約推奨 tel:078-803-6439, e-mail : [email protected] 内山:1W-308(予約推奨,[email protected] まで) 学生部屋:1W-203(予約不要,随時見学可) 研究室 HP (http://coast.dce.kobe-u.ac.jp) を読んでから来て下さい. R204(都市安全研究センター2 階) [email protected] 1W-107 予約推奨,[email protected] 自然科学 3 号館 814(学生:820), [email protected] 事前に http://www2.kobe-u.ac.jp/~iryo を必ず確認すること. 自然科学 3 号館 811(学生 820),要予約,[email protected] 研究 G 説明会 C1 -301 (予約不要), 面談 1W-306 要予約 [email protected] 学生部屋の様子見 1W-304(随時,予約不要) 学生部屋 1W-304 の訪問:23 日の説明会後−27 日(予約不要). 1W-302 要予約 [email protected] 学生部屋 1W-304 随時 [email protected] 神戸大学大学院工学研究科・工学部 人間安全工学講座 市民工学専攻・市民工学科 流域防災工学研究室 小林研究グループ 私たちの研究グループは洪水災害を主対象とした研究を実施しており、最終的に社会に還元できる研究を目標 としています。昨年は歩行者実験をしました。 現在は次のような研究に特に力を入れています. (1) 広域分布型降雨流出・洪水氾濫モデルの開発 (2) 洪水保険に関する研究(民間保険会社と共同研究) (3) リアルタイム洪水予測システムの開発 URL: http://www2.kobe-u.ac.jp/~kobaken/ (4) 高精度領域浸水モデルの開発 (5) 避難行動モデルによる避難に関する研究とπCave への応用 (6) アンサンブル洪水予測及びスーパーコンピュータ「京」の工学利用(京速プロジェクト,京都大学・気象研究所・JAMSTEC など) (7) 気候変動による洪水リスクの変動に関する研究(気候変動創生プロジェクト,京都大学など) (8) SATREPS ガーナプロジェクト(東京大学・国連大学・京都大学) 研究室構成: 准教授 小林健一郎 平成27年度予定 M2 3名,M1 4名 学部担当授業科目: 水文学(分担) 水工学の基礎及び演習 土木実験(分担) 創造思考ゼミナールⅠ 当研究室では次のような人材を求めます。 大学院担当授業科目: 特別講義Ⅵ 水理計画論 (8) 何か夢を持てる人 (1) (根は)まじめである人 (2) 良い研究をしたい人 (3) 数学・物理に興味がある人、もしくは将来的 に興味がもてそうな人 (4) 外国に興味がある人 (5) 神戸の財産「京コンピュータ」を使いこなせる気がする人 (6) 今までに測定されたことがない何かを測れる気がする人 (7) 自分が何かのパイオニアになってもおかしくないと思っている人 筑波大学との合同合宿,京都大学との淀川現地見学,M2 2 名とのガーナ訪問,イン ドネシア訪問などを実施しました。 淀川流出・氾濫モデル 避難行動モデル 連絡先: E-mail: [email protected] , 訪問可能日:R204(都市安全研究センター2 階) メールで予約してください。 電話番号: 078-803-6260 居室:都市安全研究センター2 階 神戸大学 工学部市民工学科・工学研究科市民工学専攻 都市安全研究センター 研究室構成員 スタッフ: 飯塚 敦 教授 西野 典子(秘書) 環境共生工学講座・広域環境工学研究室 2015年度 飯塚研究室「地盤環境リスク評価研究分野」 宇宙船地球号の持続可能な発展を目指して http://www.research.kobe-u.ac.jp/rcuss-geo-env/top1.html 主な研究テーマ 「従来からの殻を破り,次代への展望を拓きたい!」 ・塩害に伴う砂漠化のシミュレーションとその対策法の検討 地球規模で問題となっている砂漠化は,その多くが人の活動による気圏-地圏-水 研究室学生: D3 小谷 稔 圏の水循環の狂いに原因がある.塩害による砂漠化はその最たるものであって,こ D2 杉山 友理 のような砂漠化に至るシミュレーション技術を開発すると共に,砂漠化危険地帯, M2 川勝 拓哉 塩害被害地域の修復技術の開発を行う.タイ東北部の実地調査も行っている. 中谷 奈央 ・土構造物の変形・安定とジオシンセティックスによる補強効果 佐々木 陽亮 「イノベーションは新材料から」,新材料として注目されているポリマーコーティ 田中 博之 ング繊維材料であるジオシンセティックスを盛土などの土構造物の補強に用い,耐 M1 妹川 賢司 岡田 真理子 久性と施工性の向上を目指している.本研究室で開発され,世界的に用いられてい 織田 裕至 る地盤挙動シミュレータDACSARを用いて検討する. 神藤 卓哉 ・ベントナイト材料の力学挙動の予測 +α(未定者)? 我が国の原子力発電所から出てくる核廃棄物の処理をどうしたら良いのだろう? 現在,多重バリアでシールされた核廃棄物を安定した地下深層へ埋設投棄する方法 担当授業科目 が検討されている.多重バリアでは緩衝材として,著しい膨張性を示すベントナイ 学部: ト材料の利用が考えられている.環境への影響を慎重に検討しなければならず,こ ・土質力学Ⅱ及び 飯塚 のベントナイトの長期にわたる力学特性の変化・挙動の予測が求められている.こ 演習 (加藤) のような要求に応えうるベントナイト材料の力学モデルの構築を目指している. ・深海底軟弱地盤の力学的安定性の評価 ・連続体力学 飯塚 メタンハイドレードやレアメタルなどの海底資源を採掘しようにも,まずは海底軟 弱地盤の力学特性を正確に把握できねば何もできない.海底長大斜面の崩壊などを 大学院: 引き起こせば津波をも発生させる.深海底環境の保全と開発のトレードオフ解決に ・固体計算力学I~III 飯塚 は 深 海 底 地 盤 の 力 学 性 状 を 把 握 す る こ と が 急 務 で あ る.海 洋 研 究 開 発 機 構 (JAMSTEC)と共同して,このような問題に取り組んでいる.さらには,海溝型地震 (前期課程) ・地盤基礎工学特論 飯塚 の発生源であるアスペリティ形成に対しても土質力学の活用に取り組んでいる. ・緊急時救命医療チームの最適配置システムの開発 (前期課程) ・先端融合科学特論 飯塚 地震災害などの被災地には救命医療チーム(DMAT)が派遣される.72時間を過ぎると (前期・後期課程) (分担) 被災負傷者の生存率が激減することから,このような医療チームの派遣決定は迅速 を要する。しかしDMATチーム数には限りがあり,災害初期の情報には高い不確実性 ・地下構造解析学 飯塚 が伴う.このような条件下で,如何に医療チームの派遣を決定すればよいのか,そ (後期課程) の意志決定支援システム設計を行う. その他の研究テーマ: 閉じ篭もることなく,積極的に他の分野との共同,融合をはかる 配属希望の学生へ: ・「京」コンピュータの利用に供する地盤動的シミュレーションの性能評価(理研AICSとの共同研究) 「やる気」のある学生を歓 ・人形峠廃砂堆積場の覆土保護層の遮水性能評価(JAEAの委託研究) 迎します.研究活動,研究室 ・プレート表層デコルマ帯の変質に伴う力学特性変化の数理モデル開発(JAMSTECとの共同研究) 行 事,卒 論,修 論 の 内 容 な ど,詳細については,研究室 など. を訪問してください.また研 研究室卒業生/修了生の進路:ゼネコン,コンサル,エネルギ関係,メーカー,公務員などへ就職. 究室HPを見てください. 内,大学院進学者が多く,さらに博士進学者が多い(大学,民間研究所,国立研究所などの研究者へ) DACSAR 地球・相互作用 Soil and water coupled Elasto-viscoplastic F.E. code Transpiration – open to the public – Rainfall 地盤工学会全国大会 1984-2003 有効応力解析416件 内,使用ソフト名明記117件中 DACSAR:101件(86%) 他に,CRISP:4,FUTO:3 ABAQUS:2,SIGNAS:2など Uptake Plant Respiration Unsaturated zone France – LCPC フランス土木研究所 Evaporation Microbe Respiration Saturated zone Bulletin Laboratoires des Ponts et Chaussees, 232, pp.45-60, 2001 Geoenvironmental Risk Assessment Research Group 研究室開発ソフトの世界シェア Geoenvironmental Risk Assessment Research Group タイ東北部塩害調査・シンポジウム,研究室旅行 地球・相互作用の数理モデル化 3/27 17:00-19:00 飯塚研「たこ焼き」パーティー参加自由・無料(自4号館2F研究室),学生研究室(4号館2F)への訪問歓迎(平日 13:00-17:00 随時).飯塚面談 3/24:13:00-17:00, 3/27:13:00-17:00,, 3/30:13:00-16:00.前日までにメール[email protected]に要予約. >X[^BkMmL D N 道路...私たちにとって最も身近なインフラ。当研究室では,地盤工学的アプローチをよりどころに道路施設をいかに快 適で環境負荷の小さい災害に強いものにしていくかについて,道路舗装,斜面,基礎地盤を主な対象としてその方法と戦 略をハードに考えています。適材適所に配すべく道路,特に私たちとじかに接する舗装とはいかにあるべきか?道路が走 る盛土・切土部,道路を支える斜面。それらの安定性(安全性)をいかに担保するか?やる(べき)ことはたくさんあります。 HEK?Ɖ¬Ġ~èã HE\ZƉ&¿Ų'¶Ĥ·ĩÌ¿¶²ĝ¹Ì¿ìŔÌ¿ßŪÙľ`lfwr ߯Īv đŢ»ƀĖß&»¿Ž'¶Ĥĝ¹¿ęŜ߶ĤżĖ¿ęŜ ³õÝňńŚß P G ?ƉŽĞM¿ŲĞM¯¦Ă4:D@ƈ¿ĞE&/$®P@ê:BðUQŸ)?0;3)$ [^'0,Ɖ ÓħĮÃ@EƈÂƃN츜ýU{ÖCħĮUŇ<?)J6$쵩QĶV@)R»dwkEzDŨQ @6$řĵB¦ŜƅŜdwkC=)?EÓŘÏÑDħĮİDĚčA¿ĞDÎóU£þ4?ČLJ6$ ġ½¼½U°T7CŭŇ@/RÅ@6$ sCvornef59Fj3t![^ źŌ²Dgcetw[UĄÜ6RƄũŮŢDŃŊD¡¤.-BQí0ŬV@,QƈÀUĸà6R:LDĻƊñê Cņ»BŠğ.--<?)R$ęCƈųÍƄũŮŢEćÿ¥Ź.º):Lƈ³Ì¥Ź@ğ@/RÚĉ¾Ŀ} ÚDŕÝň.+B)$÷ħĮ@Eƈŷôğ{DųÍƄũŮŢ-Pä©4:]XŖUğ): ¿Ŗƃ-P ÚDŕUŖKRMD@(R$ <]#%)".(U=Vc2Fj3t![^ ŮŢNįĔ@Eƈą%BX_iWreĒ«Ę.ʼnËN·ËCƈ(R)EX_iWreÀÁĜ4:yËvzËŢĤC ğ)PS?)R$ŃŔ6RX_iWreĒ«ĘDĿ}ÚUģĨCÞæ4?ƈžDŅŴvĝ¹ù CŰ4:Ē«ĘU űÁŪ6R×ō.(R$÷ħĮ@EƈěµħĮŸĢ{DŖƃŕĎCO<?Ē«ĘDĿ}ÚCTRŝęÚUŕ 4?ƈğhYubwD¡DƂ1NĒ«ĘDĄÜijøDů)ƈ¡¤ĬÑDů)İ.Ŀ}ÚC§I6ÔƁUś HRMD@(R$ @QdefPpYQdYJ6t![^ ŧċÚX_iWreŃŊEųÍċÄDŤēÆıDx=Aļ>1PS?E)R.ƈ9DųÍDŴŨŮŢGDŰğ Cž4?EöŐîBė.ÊB0B)$÷ħĮ@EƈÂƃĀCŋ4:ÉŏĆŧċÚX_iWreŃŊUğ)?ī ¢ŦťŅŖƃUŇ*2ACO<?ƈ9DĄŪģçAĈŁzC=)?řĵāŒ6RMD@(R$ rnef:AY_uYihaI4bSt![^ ěµ|ĐDķƃģBĄŪŔőëĎ@EƈŃŊDêŔƈĻƈñêCž4?ĥšĕ¤NêŃŊøévĄŪU©QSR DE±ſ@(QƈĄŪģçNĈŁzU¨ï38:ĜŜģĄŪŔőĎDĄIJAīŇ.×ō@(R$÷ħĮ@Eƈ2 SJ@Dźū6RħĮÜüUď-4?çĴĭŐûU]XA6RĜŜģĄŪŔőĎDiswmtw[DĄIJAª] ujwgueDåþUŇ*MD@(R$ efOL:AWFt![^ ĜŜģĄŪŔőĎUŎâ+?ƈŃŊøéƈęCŢĤøvŢÐøD ¿ęÚƆ×ōCØ5?ŧċęÚMƇUśHR$÷ ħĮ@EƈěµŵŶ_p\ŢĤøUÆşCƈÃÂƃCO<?s^qZuen^op_vjXauĊ,OFxţ´Ĺ ÒÑC=)?āŒ4?)R$ĄŪŔőĎGÈ6R:LDģëĎMāŒÅDx=@(R$ HEK? 1gƉ vAC-0÷¿»¿ŽŬ¿UÎó6R¿Ğ3VCú?MP):)$ vÜĺEź(QJ8V.ƈ.B)A*J0N<?)1J8V$7RA;lFM»@6$ vŮŢÌ¿ƅŃŊÌ¿D×ōĦŞE`l@Õ4J6.ƈ¶ĤÌ¿ƅĄŪ ¿D×ōĦŞEłĽ@$ńŚ DÕÛB¿Ğ3VEò$ vħĮE¿Ğ3VDł|ÚUÇŴ4?ŬLJ6.ƈ|ÚUM<?©QĶLRO*áÈ4J6$ vħĮÃœ°DðCĭăģCßÓè¯ƆųÍÀ ÃƇ-PŗUŀ)?ƈħĮŔMŎ?0;3)$ K?+0-*0$Ɖ #"! q`8 Ɖ"T 携帯のフィルタリング設定でパソコンからのメールを受信可にしておくこと! 神戸大学 工学部市民工学科 2015年度 卒論生募集 都市安全研究センター リスク・コミュニケーション研究分野 大石研究室 気象・水文研究グループ 教員: 大石哲 教授 学生: 大学院博士課程2名 (女性2名うち留学生1名) 大学院生M2 4名(留学生1名) 気象学の市民工学への応用 気象学の基礎から予報できるレベルまでの教育を行っています.また,気 象データの使い方・見方からはじめて,卒業研究・修士研究を通して最先 端レーダーや数値気象モデル結果を用いた最先端研究を実施しています. それらを通して実践的な気象関連業務をこなすことができる人材を育成し ています.気象の応用研究をしましょう. 大学院生M1 4名(女性1名) 担当授業科目: 学部 市民後学倫理 昨今,都市型の局地的集中豪雨,いわゆ 新しい気象観測機器の研究 るゲリラ豪雨の被害が多く報道されてい 昨今のスーパーハイテク技術を使った新 水文学・水圏環境・ ます.私たちの研究室では20年くらい前 しい気象観測機器があります.私たちは 環境流体 など から,豪雨災害の発生メカニズム,観測 GPSを使った大阪湾上の水蒸気観測,電 方法,予測方法,緊急避難情報などの研 波干渉計を用いた雷の3次元探知も始めて, 究に取り組んできました.その延長で作っ それを3次元的に投影しています(写真の たレーダーで火山灰を測定する研究も依 左から二番目).機器の開発は電気工学 頼されました.これらのノウハウを活か の方々ですが,それを使って何を測定し, して以下のような研究を学生に提案して どう伝えるのか?は,市民工学の仕事で います. す.自然を計るのは結構大変ですが,一 大学院 流域システム 水資源計画 共同研究: 京都大学中北研究室 沖縄降雨観測グループ 合同で観測や合宿ゼミを 生に一度のいい経験かもしれません. 行います レーダーによる降雨と火山灰観測 (名古屋大・山口大・山梨大・ 最新の偏波ドップラーレーダー(上の写 気象予測の不確実性の研究 千葉大など) 真の一番左)は,本研究室と企業さんが 気象庁でも数値気象モデルを使って日々 共同研究開発したものです.ここから数 の予測に必要な情報を算出していますが, 多くの電気的パラメータが得られるので あたらないときもありますよね.近年情 すが,それらと降水粒子の関係は未だ未 報が整備されてきたアンサンブル予測を 知のものがたくさんあります.レーダー 使うと確率的に天気予報ができますので 京都大学火山活動研究センター 合同で観測を行います. の電気的パラメータは降水粒子の大きさ 予測の不確実性を実際に被害に遭う人の 前半行事: コンパ や数に影響されていると考えられるので 視点から考えています. 見学会 ほど多くはないからです.特に上空の雨 大石研の学習方法とは 気象学ゼミ 粒の大きさを測ることなんてほとんど不 偏微分方程式と統計を多用して膨大なデー プログラミングゼミ 可能だと思いますよね.でも,私たちは タを処理します.コンピュータはLINUXを 全体ゼミ・個別ゼミ 雨粒を実際に測定してレーダーの電気的 使う可能性が大です. 連絡先: 研究室:都市安全研究センター パラメータと雨粒あるいは雨の強さといっ ゼミ発表で使うパワ た気象学的パラメータとの関係を探って ポは,原則英語表記 2階 R202号室 います.さらにそれを桜島やインドネシ ですが,説明は日本 E-mail: [email protected] アの火山の火山灰にも応用しています. 語可能です. すが,雨粒の大きさや数を測る人はそれ 都市安全研究センター 社会基盤マネジメント研究分野 長尾研究室 主な研究分野:地震工学,設計工学 特に地震工学は地震動(入口)と構造耐震(出口)の両分野からアプローチします. 入口の研究課題例 左も右も,東日本大震災による港湾 の被害で,両地点は僅か100m程の 距離しかありません.右はピカピカ, 左はメチャメチャです. では,何が被害を分けたのか? 地震動の増幅特性の違いが被害の違いに直結します.増幅特性は深い地盤構造(場合によっては地下数km程度まで の範囲の地盤構造)や地震動入射条件等々に依存します.増幅特性とは単に加速度が何倍になるといった単純なもの ではありませんし,また加速度の最大値が大きいから被害が出るといった単純なものでもありません.観測や解析によ り地震動を精度良く評価する手法を研究します. 3 1.510 実際の増幅特性と解析による増幅 特性の違いが生じるのは何故か? どうすれば改善できるか? 500 500 80 大きな加速度(重力加速度の1.5倍) でも構造物の被害が少なかったの は何故か? 90 100 KYTH07 100 amplification acceleration(Gal) 東日本大震災,小名浜の加速度記録 10 1 110 0.1 0.1 time(s) スペクトルインバージョン 解析 一次元周波数応答関数 1 10 Frequency (Hz) 出口の研究課題例 構造物は地震作用に耐えるように設計されています. しかし,このような構造にすれば耐震性が高いという, 過去の経験のみに基づいて断面が決められている例 も少なくありません. 港湾構造物の桟橋は,桟橋と土留めがフリー という条件が有利と長年にわたり考えられてき ました.でも,必ずそうなのでしょうか? moment ratio 桟橋と土留めを結合したほうが有利な場合も ある.では,どういう条件の場合に結合したほ うが良いのか?設計はどうすればいいのか? 1 0.5 0 100 200 300 400 PGA(Gal) jointed free 500 600 担当教員 長尾毅(教授)のほか, M2が2名, M1が2名,社会人Drが1名です.解析が主体と なりますが,観測の実施も考えています.地震工 学以外の設計工学的研究テーマも考えています. 基礎的技術力を身につけられるように,かつそ の上で新たな発見ができる力を習得できる工夫 をします.新しいことにチャレンジする気概のある 学生,特に大学院進学希望者を歓迎します! 神戸大学工学部市民工学科 2015年3月 地震防災工学研究グループ 研究グループ 教員: 鍬田 泰子 地震防災・ライフライン工学 地震動の特性と地上・地中構造物の耐震性評価の検討などのハード解析面と,都 市域のライフラインの機能評価などのソフト分析面から,地震による人命損失・ 被災・影響波及を軽減することを目的とする研究を実施しています。 准教授 大学院学生: M2 2名 M1 1名 M 研究生 1名 B4 1 名 東北地方太平洋沖地震から4年が経ちましたが、まだまだ研究すべき課題が山積 みされています。地震に興味のある学生は一緒に研究しましょう。 平成26年度の卒業研究・修士論文のテーマ 平成26年度 修士論文 東北地方太平洋沖地震におけるライフライン相互連関の一考察 強震履歴のある水道管路のフラジリティ曲線の分析-いわき市を対象に して- 津波作用時の水管橋耐力評価手法の提案 開講授業科目: 卒業研究 学部: 構造動力学(分担) 地震安全工学 創造思考ゼミナールⅡ(分 担) 人口減社会における水需要を踏まえた水道管路地震対策の一考察 管・地盤間に働く摩擦力の速度依存・変位依存特性に関する実験的検証 大学院: 地震工学特論Ⅱ(M) 空間構造振動論(D) 地盤の地震応答解析 GIS を用いた地震 被害分析・予測 連絡先 教員研究室 1W-109 鍬田准教授 Y Z メール連絡先 [email protected] ホームページ http://www2.kobe-u.ac.j p/~kuwata/index.html X 水管橋応答解析 微動観測による表層地盤の卓越周期 配属希望の学生へ 他大学の地震工学研究室との合同ゼミを開催しています 年度後半には、長尾研究室との合同ゼミもあります 大学院進学希望者歓迎 当研究グループの研究活動を盛り上げてくれる学生大歓迎です!! 神戸大学工学部市民工学科・2015年度研究グループ紹介資料 橋本研究室 【メンバー】 【目指すところ】 准教授:橋本国太郎 合理的かつ安全で長持ちする構 学生:新 M1→2 名 造物の開発を目指して研究を進 めております. 【研究キーワード】 図-1 ボルトの腐食 鋼構造,複合構造,接合,耐荷力,耐震,腐食,疲労, 構造リダンダンシー 【研究テーマの概要】 (1)腐食や疲労損傷を受けた鋼構造物および接合部の安全性評価 ボルト 締付力 摩擦力 連結板 鋼部材 外力 図-2 摩擦接合 ①腐食や疲労損傷を受けた鋼橋の安全性評価 近年,高齢化した鋼橋が増大し,それに伴い,腐食損傷や疲 労損傷(疲労き裂)が発生している鋼橋が多く存在しています. そのような損傷を受けた場合,補修・補強,もしくは,架け替え という判断を行うために,橋としての機能を満足しているかどう かを判定する必要があります.本研究では,構造物としての安全 性(耐荷性能や耐震性能)を満足しているかどうかを実験およ 図-3 FRP を用いた歩道橋 び解析により検討します. ②腐食したボルト接合部の強度変化 図-1 のように鋼橋などの鋼構造物において,ボルトを用いた接合部は,一般部に比べ凹凸が大きく塗膜 がはがれやすく,腐食しやすい部位です.そのボルトの頭部やナットが腐食し,減肉した場合や,部材同士 を接合している接合面が腐食した場合,接合部の強度にどのような影響があるのかを実験および解析により 明らかにしていきます. (2)新しい構造形式や材料を用いた構造物および接合部の高性能化 ①高力ボルト摩擦接合継手の高強度化に関する研究 土木の鋼構造物の現場接合では,主に高力ボルト摩擦接合が用いられております.摩擦接合とは,図-2 のようにボルトと連結用の板で部材を締め付けることで,板同士に発生する摩擦力で外力に抵抗する接合方 法です.本研究では,接合面の処理方法や,特殊なボルトを用いてこの摩擦力を向上させる方法を提案し, 実験および解析により検討を進めていく予定です. ②FRP*を用いた新しい構造部材および接合方法に関する研究 FRP は,航空機や新幹線などで用いられ始めている材料で,鋼材に比べ高強度で高耐食性を有する材料 です.図-3のように,最近,土木分野でも歩道橋などに適用されております.本研究では,この FRP をさ らに大型の土木構造物(道路橋など)に適用するために,ボルトや接着剤,またはそれらを併用した接合方 法の開発や,FRP 部材をより高性能化するために鋼と FRP を複合構造とした部材の開発も行っていく予 定です.(* Fiber Reinforced Polymer:繊維強化ポリマーもしくは繊維強化プラスチック) 【研究の進め方】 構造実験および構造解析(有限要素法を主に使用)を中心に進めていきます.研究テーマによっては,現地 調査や実橋梁を用いた現場実験も行います.また,他大学や企業と共同研究として進めていくテーマもあります. 2015年度版 神戸大学大学院工学研究科市民工学専攻 コンクリート構造研究グループ 担当講義:構造力学Ⅲ(B2),創造思考ゼミⅡ(B3), グループ構成(HP: http://www2.kobe-u.ac.jp/~mikitomo/) 教員 学生 コンクリート構造学(B3),実験及び安全指導(B3),数値計 算実習(B3),コンクリート構造工学特論(M),構造破壊制 御論(D) 三木 朋広 准教授(1W-111,[email protected]) 博士D2: 1名(留学生モザンビーク),修士M2: 3名,M1: 2名 研究方針:未来を想像し,創像する コンクリート構造物の合理的な設計の実現のため,コンクリート,およびコンクリート部材を対象とした 実験・解析研究を進めています。最近は,ASRや鉄筋腐食など,各種劣化要因により損傷したRC部材の性能 の評価に関する研究を行っています。様々な手法を用いて、コンクリートのひび割れに起因した構造物の破壊 現象を定量的に捉え,その損傷や破壊を制御することで,より合理的な構造設計を実現することを目指します。 卒業論文(2014年度) 卒業論文(2015年度・予定) コンクリートの内部ひび割れの3次元可視化 高強度繊維補強コンクリートはりのせん断耐力(高速度カメラ) コンクリートの微細ひび割れが引張軟化挙動に与える影響 鉄筋腐食が生じたRC部材の構造性能の評価 新材料を用いた部材の補強とモニタリング セメント系材料のナノスケール補強による高性能化 学生受賞歴 土木学会年次講演会優秀講演賞 土木学会関西支部優秀講演賞 修士論文優秀発表賞(神大) 新材料 コンクリート構造物の 合理的な設計 ※メールにてアポを取って下さい。 残存性能評価 この最終目標に向けて Steel fiber φ=0.6mm L=30 mm fu=1000N/mm2 Steel fiber φ=0.2mm L=15 mm fu=2500N/mm2 卒論の詳細は 研究室訪問時に説明します。 Ductal premix -Cement -Silica fume -Silica sand コンクリートに短繊維を練り混ぜるこ とで,ひび割れが生じた後の脆性的な 破壊を防ぐことができます。 圧縮強度が200MPaを超えるような超 高強度セメント系材料も研究対象です。 画像解析 非線形解析 実験的検討 鉄筋腐食したRC部材 C.L. モデル化 アーチ要素 解析的検討 ① 主鉄筋の 付着劣化 ② 鉄筋要素の 断面欠損 腐食考慮 健全部 RC構造部材の非線形挙動を 解析モデルを用いて予測します。 鉄筋腐食したRC部材の性能を評価します。 特に,鉄筋とコンクリートの付着特性が部 材の耐荷機構に与える影響について,実験 的,解析的に検討します。 耐震性能評価 構造物全体系の非線形動的解析 デジタルカメラで撮影した画像を用いて非接触 かつ広域にひずみ計測します。ひび割れ発生後 のRC部材の耐荷機構の変化を評価します。 過去の地震による構造物の被害状況を解析的に再現すること によって,地震時のRC構造物の挙動を予測します。また, 非線形動的解析によって,構造物の耐震性能を評価します。 研究室配属へ向けて 大学院進学希望者は大歓迎。是非,最先端の研究テーマに取り組んでください。実験,解析いずれの アプローチも選択できます。また,得られた成果は論文としてまとめ,国内外の学会で発表を積極的 に行ってもらいます。その際の実践的なプレゼン方法をわかりやすく伝授します。 元気で積極的な学生諸君の参加を期待しています。 芥川 Group 職員:芥川真一教授 [email protected] 学生:博士コース 3 名,M2 は 2 名,M1 は 4 名,過年度の 4 年生 1 名 担当講義:学部:構造力学 II 及び演習,構造力学 III など,大学院:岩盤工学特論,固体計算力学 I, II, III 芥川研究室では,産・官・学からの組織,および個人による参加を得て,OSV(On-Site Visualization, 安 全危険情報を現場で可視化すること)に関するニーズを発掘するとともに,光るセンサの開発・改良と実社会へ の適用を通じて,人間の生活・労働環境の安全・安心化における新しい概念”On-Site Visualization”を国内 的,および国際的に普及させるための自由で闊達な議論・実践・情報交換・人間交流の場を創造するために OSV 研究会を設立(2010 年 1 月 9 日)しました.今後も,この方針に沿った活動を展開するとともに,低コスト で,より効果的なセンサの開発とその適用を推進すべく,ヒューマンネットワークを拡大してゆく予定です.こ の活動には民間の会社などが多数参画しており,研究室の学生はプロのエンジニアと共に研究活動を展開するこ とになります.学生は様々なケースにおいて「真剣に考えて社会に貢献できる新しい技術を創造する」プロセス を実体験することになります.また,国際的な活動も想定されるので,英語を主とする語学力が非常に重要にな ります. 2006 年度に神戸大学でスタートした OSV に関する研究は,大学での基礎実験を皮切りに,2007 年度製作 の光る変位計サンプルによる実験,フィールドテストを経て,全国各地において様々な試みが行わるようになっ ています.2010 年初頭に第 1 バージョンが出来上がった LEC(Light Emitting Converter)はひずみ,変位, 温度,湿度,圧力など様々なデータを可視化できるため,実現場での試行や,技術提案での採用に至るケースも 出てきています.また,2010 年 3 月から 6 月にかけて実施したデリー地下鉄工事現場における OSV モニタ リングでは,温度による影響を最小限に抑えて傾斜をモニタリングできる LEIS(Light Emitting Inclination Sensor)も加わり,多様なニーズに応えられる OSV センサ群の基礎が出来上がりました.これらのセンサは今 後も改良が重ねられるとともに,コストダウン,データ処理の合理化など多方面からの進化を遂げることが予想 されています.また,JICA 支援による地下鉄工事現場における OSV モニタリングはインドのバンガロールで も実施し,2016 年度以降にはハノイメトロにおける実施が予定されています.また,JAMSTEC(海洋研究 開発機構)との共同研究も始まり,海の中での様々な活動も始まりました.さらに,防災科学技術研究所の E-Defense において大規模な液状化実験を実施する際にも,共同で参加する可能性があります.2015 年度か らは新しく完成した先端膜工学研究拠点内に研究室が移動し,さらに新しいコラボレーションが始まる予定です. このように,複数の分野の研究者らと積極的に共同研究することによって,日本のみならず,海外における工 事においても,危険の可視化による労働作業環境や自然環境の安全性向上の実現に貢献したいと考えています. 研究室では卒業研究や修士論文で実施する研究活動が,数年後に実社会で使われることを夢見て,産官学の連携 を通した活動を展開しています.この様なアクティビティーに興味があり,将来グローバルに活動できるエンジ ニアとして活躍することを夢見ている学生を大歓迎します. On-Site Visualization Consortium Since 2010 神戸大学大学院工学研究科市民工学専攻 ・ 工学部市民工学科 構造材料診断・維持管理研究グループ (森川研究室) URL : http://www2.kobe-u.ac.jp/~morikawa/ 研究テーマ 教員: 森川 英典 教授 関連授業科目: 学部 材料工学 コンクリート構造学 土木実験及び安全指導 土木CAD製図 大学院 コンクリート工学特論 (前期課程) 構造診断学 (後期課程) 21世紀型「構造物を使いこなす技術」の確立をめざして 社会インフラの老朽化時代を迎えた21世紀は,構造物を「使いこなす時代」であると言えます. 当グループでは,社会インフラの老朽化に対応するべく構造物の「使いこなす技術」に関連し て,維持管理の基礎から応用に至るまでの研究に取り組んでいます.損傷劣化を有する構造 物を使いこなすためには,構造物の潜在的な破壊リスクを的確に捉まえ,安全性・信頼性を 付与する技術の構築が求められます.またその技術の高度化・高性能化,コストパフォーマン スを考慮した合理化についても不可欠です. 信頼性向上による社会インフラの老朽化対策技術の構築と高度化 ①コンクリートおよびコンクリート補修材の劣化機構解明と予測 ②PC(プレストレストコンクリート)橋の劣化機構解明(PC鋼材の脆性破断特性) ③コンクリート部材の性能評価手法(初期欠陥,塩害,アルカリシリカ反応) ④PC橋の安全性、信頼性解析と寿命評価 ⑤コンクリート構造の補修、補強の高性能化 ⑥超高強度繊維補強コンクリート(UFC)パネル接着による構造部材の補強手法の開発 所属学生数 2015年度: 2015年度の主な研究テーマ 博士後期課程:2名 博士前期課程:6名 学部生:未定 1.PC(プレストレストコンクリート)橋の劣化機構と信頼性シミュレーション 研究室の方針: 実構造物の現場調査や解 析,診断など社会と深く関 わりを持って研究をします. 毎年,数回,既設構造物の 劣化調査など現場調査に 行きます. ①PC鋼材の脆性破断特性の評価と劣化モデルの構築(一部,神鋼鋼線工業との共同研究) (応力腐食割れ試験,低ひずみ速度腐食割れ(SSRT)試験,走査型電子顕微鏡(SEM)によるフラク トグラフィ破面解析) ②PC鋼材の腐食劣化に関する信頼性シミュレーション ③PC橋梁の劣化予測と構造信頼性シミュレーション 2.PC橋の補修工法の開発と信頼性シミュレーション ①亜硝酸リチウム(LiNO2)を用いたPC鋼材の補修工法の開発と実用化(ピーエス三菱との共同研究) ②PC橋の補修による信頼性向上の評価 3.表面保護工の劣化機構と性能評価と高度化 ①表面被覆材の劣化機構解明と高性能化 (応用化学専攻西野研究室,本四高速との共同研究) ②表面含浸材の性能評価と高性能化 (本四高速との共同研究) ③農業施設コンクリートの合理的補修方法の確立 脆性破面 PC鋼材の腐食抑制補修方法の検討 延性破面 走査型電子顕微鏡(SEM)によるフラクト グラフィ破面解析 プレストレストコンクリート橋梁における 補修効果のモニタリング 強アルカリ水による表面被覆材の 劣化試験 加藤研究グループ ・地盤の力学挙動を室内試験・シミュレーション実験を中心に研究. ・元気のある学生、真面目な学生の方、お待ちしております. 不飽和土の変形強度特性に関する研究 目 的 地表面付近の土は不飽和状態となっていることが多い.昨年多発した豪雨による斜面崩壊にも, 不飽和状態の土の挙動が関連している.しかし,不飽和状態の土の力学的挙動はメニスカスによ り生じるサクションの影響を受けて複雑であり,従来の土質力学は適用することができない.本研 究では実験的に不飽和土の力学挙動を解明する. 内 容 不飽和一面せん断試験・三軸圧縮試験、サクションを測定した一軸圧縮試験の実施. 降雨による斜面崩壊のメカニズム 降雨による斜面崩壊例(シンガポール) 粒状材料の変形強度特性に関する数値実験 目 的 土粒子を理想的な粒状材料(球あるいは円形材料)とみなした個別要素法プログラムを用いて 数値実験を行い,その結果を解析して粒状材料の力学挙動をミクロなレベルから考察する. 内 容 個別要素法プログラムを用い,特に粒子間付着力を加えた条件での数値実験を行い,その影 響について検討する.また,降雨による斜面崩壊について,粒状体斜面の崩壊過程シミュレー ションから検討を加える. y z x 数値実験に用いる供試体 主応力差最大時における供試体内部の粒子間力分布 SHIBUYA & KATAOKA Lab. 安定した土構造物の構築と 崩壊予測手法を確立することで 市民生活の安全を守ります 教員 澁谷 啓 教授 片岡 沙都紀 助教 研究室メンバー 研究員 1名 博士後期課程 4名 博士前期課程 11名 担当授業科目・学部 土質力学Ⅰおよび演習(分担) 地形工学・都市安全工学 測量学実習(分担) 創造思考ゼミナールⅠ,Ⅱ (分担) 陸域,海域における現場調査,原位置試験 表面波探査を用いた地盤の安定性評価 「今現場では何が起きているのか?」を知ることは重要であり,そ のためには,実際に現地に行って現地の状況を把握することから始 まります.本研究室でもまずは現地にて調査や原位置試験を実施し, 室内試験等が必要となれば土試料の採取も行います. 表面波探査は,非破壊かつ 簡便な調査で地盤の2次元的 な力学情報(せん断波速度分 布)を得ることができる調査法 です.最近では,表面波探査 を用いた地盤調査が多くなさ れており,本研究室でも,地 盤変状箇所や盛土内部の状 況を検討する際には,まず現 地調査として表面波探査を実 施しております. S波速度 500 現場調査 360 280 220 160 130 100 ↑ 簡易貫入試験 70 ↑ メタンハイドレート調査の様子 室内試験 各種地盤材料の変形,強度特性の検討 盛土や擁壁などの土構造物 や,埋立地などを造成する際に は,使用する地盤材料の変形・ 強度特性を把握する必要があ ります.本研究室は,三軸圧縮 試験や一面せん断試験などの 各種力学試験を通して,地盤材 料の変形や強度に関する検討 を行っています.また,近年で は鉄鋼スラグや超高含水比浚 渫粘性土などのリサイクル材料 も対象として,これらの地盤材 料としての適用性に関する変 形・強度特性も検討しています. 40 (m/sec) 解析 広域エリアでの三次元浸透流解析手法の確立 近年の豪雨の増加や市街化に よる土地利用形態の変化によって 都市型洪水のリスクが高まってお り,対策として「浸透ます」の設置 などが検討されています.浸透ま すの適切な設置場所を決めるに は,降雨時の水の流れを正確に 把握する必要がありますが,市街 地レベルの広い範囲で高度な解 析(3次元浸透流解析)を行うのは 困難です. 本研究室では,簡便かつ正確に 3次元浸透流解析を行うことを目 的とした研究を行なっております. 2015年度 研究グループ説明会資料 神戸大学工学部市民工学科 工学研究科市民工学専攻 人間安全工学講座 地盤防災分野 竹山研究室 研究室構成員 教員: 竹山 智英 准教授 学生: 新しい研究室なのでまだいません やる気のある人を歓迎します! どのような研究をするのか? (AICS HPより) 粒子法(SPH法)を用いた斜面崩壊予測手法の開発 多発する豪雨に起因する土砂災害への対策は,今後ますます 重要な課題になると予想されます.激甚化する土砂災害に対し て有効な対策をするためには,土砂災害の発生を予測すること はもとより,発生後の土砂の流出範囲の予測が有用な情報にな ります.斜面崩壊のような非常に大きな変形を伴う現象の解析 に有用なSPH法をベースとして土砂災害に対する予測に必要な 数値解析手法を構築することを目指します. 30 20 20 10 0 -10 -20 10 0 -10 -20 -30 -30 0 20 40 60 80 100 Effective mean stress, p' (kPa) 100 80 60 40 20 0 0 2 4 Number of cy 山留め壁(ソイルセメント柱列壁)を有効利用した基礎構造の合理化 基礎構造の合理化や環境負荷の低減が大きな課題となっています. ソイルセメント柱列壁は,従来,仮設の山留め壁として利用されてきま した.このソイルセメント柱列壁に上部構造物の荷重を負担させ,本 設杭として有効利用することを考えています.実大載荷試験等の数値 解析を行うことにより,設計法に関して開発を進めていきます. 研究室での生活は? Shear stress, (kPa) 30 Ex. pore water pressure (kPa) 理化学研究所計算科学研究機構が有するスーパーコンピュータ 「京」では,地震動予測・地震応答解析・都市デジタルデータの 整備などの各要素技術を統合して都市をまるごと対象とし,地 震発生・構造物応答・災害対応の過程を高精度にシミュレーショ ンすることを試みています.その中で特に液状化予測に焦点を あてて地盤応答シミュレータの開発を理化学研究所計算科学研 究機構などと協力して行います. Shear stress, (kPa) 「京」コンピュータを用いた液状化に関する大規模数値解析 (大林組技術研究所提供) 研究室に先輩がいないので,不安かもしれませんが,飯塚研のM1と一連携して研究を進める予 定です.困ったことがあったら担当教員はもちろんですが,飯塚研の先輩がサポートしてくれます. 行事(ゼミ旅行,飲み会等)は飯塚研と合同で行います. 定期的にゼミを行います. 連絡先 当研究室に興味のある方は3月23日の研究グループ説明会後に訪問してください. その他の期間は直接会うことはできませんが,質問等は随時下記にメールしてください. E-mail: [email protected] 神戸大学工学部市民工学科・工学研究科市民工学専攻 誰も見えない 2015 年度 地下水 ”の世界を探ります ”地 担当:齋藤 雅彦 普段はほとんど意識することがなくても,地下水は我々の足下に,静かに,また確実に存在します. あるときは土砂災害 土砂災害の引き金となり,あるときは建設現場で突然暴れだし 建設現場で突然暴れだし,あるときは有害物質 有害物質☠を 土砂災害 建設現場で突然暴れだし 有害物質 を拡 散させ,あるときは樹木や農作物 樹木や農作物を育て,あるときはおいしい水 おいしい水となって我々の喉を潤し,またあると 樹木や農作物 おいしい水 きは温泉 温泉♨となって我々の疲れを癒してくれる,地下水にはそんな様々な顔がありますが,そのふるま 温泉 いは,いまだ謎に満ちています. 当研究グループでは,実験,観測,数値シミュレーション等を駆使して,地下水 地下水・浸透流 地下水・浸透流の謎 ・浸透流の謎に迫り の謎 ます.また,その成果を貴重な水資源である地下水環境の保全 地下水環境の保全と,災害の防止や 災害の防止や軽減 地下水環境の保全 災害の防止や軽減に役立てるべく, 軽減 以下のような課題に取り組んでおります. 研究課題 ・確率論・フラクタル理論を応用した不均一浸透場のモデル化に関する研究 ・地盤内の水と空気の流れに関する研究 ・地下水汚染(塩水化など)の数値シミュレーション手法の開発 ・斜面崩壊予防のための排水機能に関する研究 ・不均一場における移流分散特性に関する研究 ・宅地盛土の品質管理に関する研究 鉛直浸透時の間隙空気の流れ 実験装置 3次元斜面における地下水シミュレーション 担当授業科目:実験及び安全指導(分担) ,測量学実習(分担),数値計算実習(分担), 市民工学倫理(分担), 大学院生 :0 名 2013 年度卒論テーマ 「不飽和鉛直浸透場における流速分布の統計的性質について」(卒研) ウェブサイト:http://www2.kobe-u.ac.jp/~msaito/index.html メールアドレス:[email protected] - 3110 - ´ UCHIYAMA Lab ´ ´ ´ ^´ ^ ĢĬęĮ´ N9T)´ ;¬TQįºÉÛķĴĹİ´ ´ 5{´ ´ ´ ÄĶ´ ĭĭĭ´ Ķ$´ ´ Äĵ´ ĭĭĭ´ Ķ$´ ´ ´´ ´ ´ ðßñÜjÝõ6ðìij~_oõ¯.jhHzģĔĩ ÇÅÄÈ ñÞß GóĒĮĩĀ²êïIJ~[³aoõjhģĔĨĬĉĀîïÞùìijj<@ 5IJ-wsx5IJVi5óòõĀĝĮčôj<ûjhð{ëþvô 7ê5ôĂĜīĮĐêIJ#võxĀkúIJjhĀIñêí-wz1* °ûe<j.z1ĭªr*°óòõ@5°õcô%æí/áüøJ| ĀîïÞùìij´ ĶĴĵĸBEõēĮğ ĭ´ ,ćĨěĆĩėĂmôáæþjhHzñ gA-«].|´ ´ ´ ĭ´ dĨĮěj<'¢ôáæþiÿñuyC{õU ĭ´ (`;}¢môáæþ³pĭ³gô©ìþv-l ĭ´ qMj.Ā7ñêíD.iñjh{sĊĘĈēăĚēă ĭ´ =ĀSnñìþS8KĎČąġõe<.ðõO òāó6Ļ´ ´ ´ ´ ðL\ĀOçÿ÷IJ,2õ5ðìþĐĤĬčãàýÿùìij *!XZ´ YBEöċĬěħĬČčĊIJ®,IJ§>óòð¨éÿí5ô êùêíij ùíIJ£ô 1 +EďĠĀÞIJ#õõ¤Ptfõ0&IJ[Wõ~õ %ô©ìþ0&ĭĔăčćđČĦĬóòĀÞùìij ;įºÉÛķĴĹİ´ ¼¹º¿ĭ»¼´µÆĶ´´»½ĭ»¾ĭ¼º´µÂĶ´ qMjôáæþs UõČĠĥĪĮČĦĬ 5{¥:įºÉÛĶĴĸIJİ´ ı ĢĮĩðõ ĂĞĄĬĕR4ij´ ı 6 ÃÆ Āüå āðâý ô āðé Þij ´ ĢĮĩĂĖĪč´´´´´´´´´´ ÙÌÏÐÚÊÓÊÁÏÊÖËÔÖ¸ÒÔËηٸÊ̸ÑÕ´ ÃÆ´´´´´´´´´´´´ ÏØØÕÀ¹¹ÌÔÊ×ظÍÌθÒÔËηٸÊ̸ÑÕ´ "±ôüîïFä¡ èéÿþ³põV ČĠĥĪĮČĦĬ\ ĺ¦bĭ3}ĭ?´ 神戸大学工学研究科市民工学専攻 2015年3月 河川画像工学グループ(藤田研究室) 教員: 藤田 一郎 教授 関連授業科目 学部 河川・流域工学/管路・開水 路の水工学及び演習/創造思 考ゼミナールⅠ/土木実験及 び安全指導 藤田研では河川の流れに関心の高い学生の受け入れを希望します.いくつかのプロジェクト が進行中であり,配属学生はその一員になります.今年は,河川の水面で生じる現象を現地観 測や実験を通じて詳しく調べます.研究手法は画像解析や数値解析でプログラミングもします. 将来,河川技術者や研究者をめざす学生なら確実にポテンシャルが上がるはずです. プロジェクト1:洪水流の現地観測と画像解析,大規模数値シミュレーション ・土木研究所(ICHARM) ,中央大学,河川コンサルタント数社と共同で行っている研究です. ・対象河川は信濃川,揖保川,淀川,利根川などです. ・信濃川では 4 月末に3泊4日で共同観測することが決まっており,4年生は連れて行きます. ・計測するのは表面流速分布で,藤田研で開発して商品化した河川流計測ソフト KU-STIV を使います. 大学院(前期課程) 水工学特論/水環境管理計 ・揖保川の洪水流については,D2学生の提案した課題が京コンピュータを使う若手人材育成利用枠に 選定されたので,実スケールでの大規模数値解析をすることになります.計算格子が 100 億グリッド 画論(国際協力研究科) 程度となる世界で初めての洪水流解析にチャレンジします. 大学院(後期課程) 水環境解析 研究室メンバー 博士後期課程 1名 博士前期課程 8名 協力:前田浩之技術職員 年間行事(前半) 4 月中旬 魚野川観測決定 時期未定 利根川観測 ゼミ:全体ゼミ毎週 (3週間に1回のペース で発表,簡単なものから 徐々に高度な内容へ) ゼミ旅行:1泊2日(大学 院入試後の夏休み中) プログラミング課題ゼミ (Fortran90, Visual C#, Python, Visual C++) 随時:コンパ,BBQ プロジェクト2:マルチコプターを利用した河川計測手法の開発 ・マルチコプターからの撮影画像を利用して河川の様々な情報を取得する手法の開発を行います. ・藤田研には2機のマルチコプターがあり,それらも活用します. ・スイス連邦工科大学(ETH)からは共同研究の誘いがあるため,交流が活発になるかもしれません. ・昨年開発したソフトウェア Aerial STIV の改良を目指して,ヘリコプターやマルチコプターからの映像 解析を進めます. プロジェクト3:河川乱流場における水面現象の解明に関する研究 ・『河川の水面変動のメカニズムは何か』を追及する究極の基礎研究で,実験と数値解析の両面からその 真実に迫ります. ・6月には招待でイギリスの Shefield 大学に院生を連れて行き,10日間の共同研究実験をします. ・実験では毎秒 1000 コマ撮影可能な高速度カメラを 2 台使って可視化画像解析をします. ・高速度カメラの特性を活かして,移動床の砂粒子速度の計測にも挑戦するつもりです. ・実験では,CGで作成した河床形状を3Dプリンターで再現したものを使うかもしれません. ・実験結果は,最先端の三次元流れ解析プログラムでの再現を試み,京コンピュータの一部を構成する FX10を使って大規模な解析を実行します. プロジェクト4:都賀川の降雨流出解析の高精度化に関する研究 問合せ先 TEL/FAX: 078-803-6439 ・神戸大の西を流れる都賀川の降雨流出過程を詳しく調べていく研究で,小林研との共同研究です. ・6ヶ所に設置した監視カメラの映像解析と流れのシミュレーションも行って,ゲリラ豪雨発生時の急激 な出水の状況を詳細に調べます. ・流域内で考えられている総合治水の効果に関する将来予測も行っていきます. KU-STIVの操作画面 Aerial STIV に使ったマルチコプター ハイスピードカメラによる可視化画像計測装置 配属を希望する学生へ 藤田研の研究方針は, 「実験開水路や実河川の流れ現象を詳しく観察する」 , 「解析結果は自分で実験や観測をして確かめ る」 , 「アンテナを拡げ,好奇心を持っていろんなことに自主的にチャレンジする」です.したがって,研究はハードな面が 多いですが,やりがいはあるはずです.良い研究成果は,国内外の学会で発表してもらいます.今年は,オランダでの国 際会議とシェフィールド大での共同実験を予定しています.自分をどこまでレベルアップできるかにチャレンジしたい優 秀な学生,私の右腕となって活躍してくれる学生を期待します. 研究室HP:http://www.research.kobe-u.ac.jp/eng-c5labo/ 交通システム工学研究グループ(四辻研究室) 道路交通工学と地域公共交通計画の切り口から診て、 主に土木計画システム分析の手法を使いながら、 地域交通の安全・安心を考えていきます。 ◆ ゼミについて ● 卒業研究の個人ゼミ(随時)、他研究室との合同ゼミ(月2回程度) ● 研究室の勉強会(毎週1回) 昨年度:公共事業評価のためのミクロ経済学、計量経済学の分析手法、非協力のゲーム理論、 厚生経済学の基礎、福祉の経済学、に関する教科書を一年かけて輪読しました。 ◆ H27卒業研究のテーマ案(相談のうえ変更有り) ● 路面壁面表示を使った車速誘導による自動車事故予防 Keywords: 予防安全、運転挙動、ドライビングシミュレータ、速度知覚、選好誘導 ● 公共交通不便地区での自家用車相乗りによる移動の安心確保 Keywords: マーケットデザイン、マッチング、オークション、室内実験・屋外実験 ● 地域交通計画として「移動を伴う活動の機会」を保障する仕組み Keywords: 活動機会の保障、福祉の経済学、ケイパビリティ、アクセシビリティ March, 2015 オタザワ研(計画系) 1 メンバー † 准教授:織田澤 利守(※在外研究のため 8 月中旬まで不在) – 研究分野:社会基盤計画,都市・地域システムの経済分析,不確実性下の意思決定 – Email: [email protected] – URL: http://www2.kobe-u.ac.jp/∼ nazuna/index.html † 学生:D 2×1 名,M2×1 名,M1×1 名,B4× ?名 2 研究について • 内容:都市・地域経済システムの解明と政策提案に向けた理論的・実証的研究 • キーワード: – 空間(都市・地域,社会的ネットワーク) – ゲーム(主体間の相互依存関係,外部性) – リスク(経済変動,災害,主体の異質性,情報不完備性) • 手法:ミクロ経済学,ゲーム理論,統計理論 • 過去の卒・修論テーマ – 社会的ネットワークと都市の空間構造-企業間取引データを用いた実証分析- (M) – 産業の過剰集積がもたらす災害脆弱性と国土減災施策 (M) – 通勤費の支給と都市構造-企業集積の外部経済を考慮した単一中心都市のモデル分 析- (M) – 単一中心都市における住宅地の成長と衰退-空間的立地パターンに着目して- (B) – 土地市場におけるマッチングを考慮したブラウンフィールド発生構造のゲーム論 的分析 (B) – 都市災害時における帰宅時刻選択モデル-交通混雑下での情報伝播と経済厚生- (B) <=()*+<=(>[email protected]; 災害時における 操業継続企業数 1 HIJKL6MGNG# 0.8 基準線 地域r 地域s1 総企業数 0.6 0.4 $%# !"# &'()*+$%,-./&0123456789:; 0.2 0 0 0.2 0.4 0.6 0.8 地域rへの企業集積の割合(λr) 1 産業集積と災害脆弱性 3 研究 G の運営について • ゼミについて – 合同ゼミ:喜多 G・四辻 G と合同で運営 – オタ研ゼミ:ミクロ経済学テキスト・専門書の輪読や発表練習など – 個別ゼミ:関連するテーマを研究するチーム毎に実施(8 月中旬まではメールや Skype で打ち合わせ) ※ 織田澤の不在期間中も例年通りのスケジュールで実施します. • 居室:1W-304(喜多 G・四辻 G と共同利用) 井料研究グループ H27配属資料 実験と計算とデータを通じて 人と社会の動きのメカニズムを知る 何を 研究して いるの? 井料研究グループでは,データ,シミュレーション, 実験による交通現象分析を通じ,人と社会の動きの メカニズムを科学的に知り,よりよい都市や社会を 実現するための研究を行なっています. どんな テーマが あるの? ・ビッグデータを用いた交通現象の特性解明や 災害時の避難行動の解析とそのモデリング ・スーパーコンピュータに よる災害時の大規模交通 シミュレーションの開発 ・バーチャルリアリティに よる室内交通実験 システムの構築 バーチャル 交通シミュレーション などです リアリティ どんな 勉強が できるの? 統計学,英語,コンピュータ等の基礎学力をはじめとし, 「考える力」「主体的に行動する力」を実践的に育てる 教育環境・教育プログラムを用意しています. どんな人 に来て ほしい ですか? 積極的な人,好奇心旺盛な人, 楽しい人などなど… いずれにしても,市民工学科の学生諸君ならば どなたでも大歓迎です! 詳しくは http://www2.kobe‐u.ac.jp/~iryo/ で! 訪問可能日も上記Web参照. 面接は要予約 iryo@kobe‐u.ac.jp 2015 年度配属説明資料 交通システム工学(喜多研究室) ■ 教員 喜多 秀行(教授) 研究分野: 交通システム工学,公共交通計画,サービス水準評価,制度設計,など 著書・論文: http://www2.kobe-u.ac.jp/~hkita/index.html (「メンバー」→喜多の欄の「詳細はこちら」) ■ 研究室構成 M2:3 人, M1:4 人, B4:?人, 事務補佐員: 1人 四辻研究室と研究グループを構成しています. 研究室ゼミは,織田澤研究室,四辻研究室と合同で行います. ■ 教育方針 “自分が身につけた力を発揮することによって人々がちょっぴり幸せになることに喜びを感じられる人” を育てられればと考えています.そのためには,既存の考え方にとらわれない柔軟で独創的な発想力,現 実の複雑な現象を的確に把握し問題の本質を見抜くための分析力,効果的で効率的なシステムを構築するた めの計画力,多くの人々と共同して問題を解決していくためのコミュニケーション力とディスカッション力 (ディベート力ではない!)などを,教員とのやりとりだけでなく,日々の学生相互の研鑽をも通じて身に つけられる研究室にしたいと思っています. ■ 取り組んでいる研究テーマ ◇ 地域社会を支える交通システムの計画方法論: ニーズ充足型から機能達成型の計画論へ 選べることの価値と多様性の評価 住民が選ぶ“サービス水準”と“負担の組合せ” 地域資源に着目した“身の丈にあった交通システム” ◇利用者視点に基づく社会基盤システムの計画・評価: 包括的生活保障システムと住まい方 持続可能な地域社会を構築するための計画方法論 道路の“走りやすさ”に対するドライバーの認識・ 評価構造の分析 など ■ 当研究室で身につくこと 「質問力」を鍛えることにより問題発見能力と問題解決能力を高められる. 「論理的な発想・思考方法」「システマティックな問題解決の方法」「多様なものの見方」を学べる. 論理的文章およびプレゼンテーションの構成作法と作成技術を身につけられる. 交通計画・公共経済学・ゲーム理論・行動分析などの理論とその枠組みに立脚した問題の捉え方ができる. ■ こんな人を歓迎します 「サービスの質・利用者の視点・社会システム技術・交通」というキーワードや上記テーマに興味を覚える人. 「理論的・数理的」アプローチにより,問題の本質的構造を描き出すことに快感を覚える人. 与えられた環境に安住することなく,よりよい環境を実現できないかと主体的に考える気概のある人. ああしてみてはどうか,こうしてみてはどうか,こんなことも考えられるのではないか,と自分 でいろいろ工夫してみることが好きな人. ■ 研究室訪問日程と方法 研究室紹介: 3/23(月) 全体説明会終了後 C1-301 にて. 個別面談:3/18(水)10:00~14:30, 3/19(水) 10:00~12:00, 3/20(木) 10:00~14:30,3/24(火) 17:00~18:00,3/25(水) 10:00~12:00, 3/27(金) 10:00~18:00.どうしても都合が合わない場合 は相談して下さい.個別面談は予約をお願いします (E-mail: [email protected]). 研究室の学生も様子見を歓迎しています.気軽に学生研究室(1W-304)を訪ねて下さい(予約不要).
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