「繊研新聞」と「繊維ニュース」

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< 繊研新聞 >
ボンマックス「目標100億円へ着々」
2015年(平成27年)10⽉7⽇ ⽔曜⽇ 掲載
2∼9⽉売上⾼76億円
総合ユニフォームアパレルメーカー、ボンマックス(東京都中央区)の2015年2〜9⽉売上⾼(速報ベース)
が75.9億円(前年同期⽐6%増)となった。今期は100億円超(前期95億円)を目指しており、別注、サービ
スウエアの好調を受けて目標に歩を進める。今期は「リ・ボーン」(原点回帰)のスローガンのもと各分野
で独自色を強め、積極的なプロモーションを展開。6月に本社を移転、続いて発売した15秋冬商品では
スーツスタイル新カタログ「F バイ フェイスミックス」や人気のフィギュア「コップのフチ子」とのコ
ラボキャンペーンで話題を呼んだ。商況は別注が新規案件を好調に取り込んで前年同期⽐40%増、定番
商品の「サービス」が同20%増と延伸した。サービスの好調について、同社は「外国人観光客などのイ
ンバウンド需要によるサービス・接客業の盛り上がり」と分析する。ほか定番商品ではオフィスウエアが
15秋冬の新商品が8〜9⽉に良好な出⾜を⾒せ、カジュアルウエアが5%増とそれぞれ売上げの基盤を⽀
えた。
今⽉7〜9⽇に東京ビッグサイトで開催される「国際福祉機器展(HCR2015)」
にはカタログ「ナチュラルスマイル」の商品を出展する。ユニフォームアパレ
ルの新規参入が続いている介護市場に「ほかにはない商品やコンセプトを提案
し続けていきたい」と意欲を⾒せる。前期は、100億円は未達となったが、社
を挙げての「リ・ボーン」施策は着実に数字に現れた。「現状に甘んずること
なく『成⻑のために、失敗を恐れず、挑戦し続けること』を指針として、業務
に取り組んでいく」と引き締めている。
< 繊維ニュース >
ボンマックス「今期で100億円突破へ」
2015年(平成27年)10⽉8⽇ ⽊曜⽇ 掲載
金融、サービス分野が好調
ユニフォームメーカーのボンマックスは(東京)は、2〜9⽉売上⾼が75億9000万円(前年同期⽐6%増)と
順調に推移している。15年1⽉期の売上⾼は95億円7084万円(4%増)だったが、16年1⽉期では100億円
を目指している。今期は"リ・ボーン"をスローガンに6月に新社屋へ移転し、前期を上回るペースで好調
なため、目標突破を⾒込んでいる。 消費増税のあった前期は、上半期が駆け込み需要などで18%増、下
半期は反動で15%減、通期で4%の増収だった。今期は前年の伸びが⼤きかった上期を微増で折り返し、
下期は秋冬物が⽴ち上がりから好調だ。 9⽉まで8カ⽉間の分野別売り上げは、主⼒の⼥⼦オフィス向け
ではカタログ『ボン』が主体の定番品は前年並ながら、別注は40%増。『フェースミックス』が⺟体の
サービス業向け定番品も20%増。『マキシマム』が⺟体のカジュアル系は5%増だった。 ⼥⼦オフィス
別注は、⾦融業での制服復活の動きなどを背景に、秋⼝に複数の新規案件が⼊って好調だ。サービス分野
は、7⽉に発刊したホテルや結婚式関連などの接客⽤男⼥スーツ主体の新カタログ『エフ』が加わり、2
ケタ増となった。
秋冬物は、⼥⼦オフィス向けではカタログ販売も8、9⽉から新商品の
受注が活発で、別注も引き続き新規案件が入って好調。サービス分野
は訪日外国人観光客需要によるサービス・接客業の盛り上がりを受け
て出荷が大幅増で推移している。今月は国際福祉機器展に出展し、介
護向け『ナチュラルスマイル』の売り上げ拡⼤を図る。 サービスと⼥
⼦オフィス分野の好調を受け、今期は売上⾼100億円を達成する⾒通
しだ。