今でもあるの?部落差別

「一人ひとりが安心し、生き生きと生活できる地域づくりを」
今でもあるの?部落差別
~同和対策審議会答申 50 年をむかえて~
たか だ
かずひろ
お話: 大阪大学大学院人間科学研究科准教授 髙田 一宏さん
昨年も、様々な差別事象が続きました。公的機関へ「○○は部落ですか?」
などといった問い合わせがあり、何のためらいもなく聞かれるといった事象が
複数ありました。「部落差別」の問題を、改めて自分の身近な問題として学び、
あらゆる差別がない、みんなが生きやすい地域社会を考える機会にしたいと思
います。講師の髙田さんは、昨年おきた差別落書きの問題解決に向けて、とも
に取り組んでいただいた経緯もありますので、そのことも含めてお話しいただ
く予定です。
子どもの貧困
~高校中退、低学力、不登校~その実態と支援のあり方
あ お と
やすし
お話: NPO 法人さいたまユースサポートネット代表理事 青砥 恭 さん
高校中退、低学力、不登校・・・子どもや若者を取り巻く様々な問題が注目を集めています。それら
は、教育問題や若者の個人的な問題として捉えられがちですが、その背景には共通して「貧困」が潜ん
でいることが少なくありません。
そのような中、厚生労働省が 2014 年 7 月にまとめた「国民生活基礎調査」によると「子どもの貧
困率」は 16.3%となり過去最悪を更新しました。同年 8 月、「子どもの貧困対策大綱」を策定し、親
から子への貧困の連鎖を断ち切るため、教育費の負担軽減や親の就労支援などに乗り出す方針です。
しかし、現実に若者たちと向き合い話をしてみると、まさに待ったなしの状況が今、ここにあります。
私たちが子どもや若者たちに今できること、一緒に考えていきましょう。
【申込・問合せ】蛍池人権まちづくりセンター
電話:06-6841-5326 FAX:06-6841-8899
豊中市教育委員会事務局 生涯学習課
電話:06-6858-2582 FAX:06-6846-9649
※保育あり(裏面の申込書で要申込・有料)
手話通訳あり(実施日の10日前までに電話か FAX で要申込)
【主催】豊中市・豊中市教育委員会・(一財)とよなか人権文化まちづくり協会