【調査概要】 ◆調査対象 2016年3月卒業予定の大学院・大学 学生 ◆有効回答 1,578名 ◆調査期間 2015年3月17日(火)~2015年3月25日(水) ◆調査方法 WEB入力フォームより回答 【回答学生の内訳】 文系 1,160名 (73.5%) 【回答の多かった学生】 理系 明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学、中央大学、 関西大学、日本大学北海学園大学、青山学院大学、 法政大学、近畿大学、大阪大学、関西学院大学、 同志社大学、立命館大学、上智大学、愛知大学、 明治学院大学、岡山大学、千葉工業大学 418名 (26.5%) 【Topics】 ◎就職活動開始時期の後ろ倒しについて、大多数が「不安」を感じつつも、 企業選択については大手志向が感じられる結果に。 【学生が見る自身の就活環境予測】 就活展望を「苦戦・悲観的」と回答した学生は70.4%と昨年より微減。 一方で「楽観視」は28.0%と微増。 【就職活動開始時期の後ろ倒しに対する感想】 「不安・大変不安」が69.2%、「わからない」が23.3%。 【学生の企業選択のポイント】 「大手企業優先・できるだけ大手企業に行きたい」が39.7%と、 15卒の就活スタート時より増加。 【就職活動進行状況】 「プレエントリー」 79.5% 平均37.1社 「個別セミナー参加」 71.3% 平均5.0社 「エントリーシート提出」 39.9% 平均2.9社 「筆記・適性テストを受検」 34.7% 平均2.1社 「一次面接」 22.5% 平均1.8社 「内定獲得」 3.4% 平均1.2社 【インターンシップ参加状況】 インターンシップに「参加した」は55.4%と15卒の就活スタート時より増加。 2回以上参加した学生は59.4%と活発な様子。 2015 Copyright(C) DIAMOND HUMAN RESOURCE,INC. All Rights Reserved. 【就業観】 3カ月後ろ倒しに対する不安を感じつつも、就職環境の好転により、大手志向が感じられる結果となった。 3月開始へ変更になったことについて69.2%が「不安・大変不安」を感じ、就職活動の環境についても半数は「苦戦するかもしれない」 と回答。一方で、就職環境について「大いに楽観視・比較的楽観視」していると回答した割合は前年就活スタート時である12月と比べ 3.6pt増の28.0%、就職先の企業選択については「大手企業を優先」4.8%、「できるだけ大手企業」34.9%の2項目のみが前年よりも 増加した。 今抱えている悩みの1位と2位は前年1月調査時と同様「一般常識・SPI対策」「就職できるかどうか不安」となった。 Q1 就職活動の環境について、 どのような感想をお持ちですか? 16卒3月調査 Q2 今期より就職活動開始が12月から3月に変わりましたが、 どのような感想をお持ちですか? 1.8% 15卒12月調査 5.8% 2.9% 大いに楽観視している 2.3% 大変良い 25.1% 比較的楽観視している 22.1% 37.2% 苦戦するかもしれない 良い 23.3% 52.5% 52.1% わからない 不安 17.9% 21.0% 展望が見えず、悲観的だ 大変不安 1.6% その他 32.0% 2.5% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% Q3 具体的な感想(抜粋) ◎先輩の時代のスケジュールを鵜呑みにできない ◎準備期間は増えたが、短期決戦に尻込みしてしまっている。 ◎時期が遅くなったことで焦りが大きいです。 面接開始時期と試験の時期がかぶってますし。 ◎とりあえず焦っている ◎企業側、学生側お互いが期間が短いことで焦りが生まれ 就職活動の質が落ちるのではないかと思う ◎卒論に着手できる期間が短くなるのがつらいが、 就職について考える猶予ができたのは嬉しい。 ◎インターン時期等に変更がなかったのであまり気にしていない。 ◎選考期間と企業説明会が同時に始まるため、不安だ ◎エントリー状況や面接、適性検査の良いタイミングの時期がわからない。 ◎就活の期間が長くなった ◎去年就職活動していないので違いはよくわかりません。 ◎あまり気にしていない ◎短くなって不安 ◎先輩から時期に関するアドバイスが受けられないのが辛いです。 ◎既に選考を開始してる企業もあるからあまり変わらない気がする ◎昨年就職活動していたわけではないので体感では違いがわからない ◎14年夏のインターンから青田買いが始まっている。実質的就活の 長期化や企業によって開始時期が大幅に異なるのは疲れる。 ◎どうしたらいいのかわからず 不安。先輩たちの話を聞いても 参考になるのかよくわからない。 ◎今まで通りに選考をやっている企業もあるので、結果的に就活の時期が 延びたという印象です。先輩の経験談があんまり参考になりません。 ◎後ろ倒しによって民間と公務員試験の併願が忙しくなり、卒論の制作も 全部平行しなくてはならないのでとても厳しい状態が毎日続いている。 ◎経団連に属していない企業、また、3月スタートを破っていても 罰金がないため、情報を早く掴まないとライバルより遅れてしまう。 ◎短くなったのでたくさんの企業を知るには時間が短い ◎就活の長期化により授業に大変集中しにくい。 ◎今まで以上に準備をしなければならないと焦っています。 ◎もう少し長いほうがいろいろ考えられていい。 ◎就活生にも企業にもあまり良くないのではないかと思います。 ◎今までのスケジュールで進んでいないため、情報をまとめることが大変 ◎初めてのことなのでわからない ◎就職活動開始時期が後ろ倒しになることに対しての 企業の対応を明確にしてほしかった。 Q4 就職先の企業選択として、あなたの考えに 最も近いものを1つだけ選択してください。 Q5 今、抱えている悩み(不安)は何ですか? 16卒3月調査 大手企業を優先し、中堅以下の企業には絶対行 きたくない 57.1% 58.6% 25.4% 自己PRするものがない 34.9% 27.9% 20.4% 24.1% 中堅・ベンチャーの企業も含めて就職希望先を考 えている 32.1% 37.8% エントリーシートが書けない 48.7% 56.7% 57.3% 就職できるかどうか非常に不安だ 23.2% 21.6% 21.0% 27.6% 志望業種が絞れない 0.7% 1.1% やむを得ず中堅・ベンチャー企業へ行くこともある 自分に何が出来るか分からない 3.9% 4.1% 積極的に中堅・ベンチャー企業へ行きたい 0% 5% 2.1% 1.4% 6.3% 7.2% 2年以上浪人・留年している 35.4% 38.4% やりがい、適性が合えば企業規模は問わない 15卒1月調査 一般常識・SPI対策が出来ていない 4.8% 4.4% できるだけ大手企業に行きたい 16卒3月調査 15卒1月調査 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 学校の成績が悪くて心配だ 4.9% 5.6% その他 0% 10% 20% 2015 Copyright(C) DIAMOND HUMAN RESOURCE,INC. All Rights Reserved. 30% 40% 50% 60% 70% 【就職活動進行状況】 現在の就職活動の進行状況は、「就職情報サイト等でプレエントリー」79.5%、「就職情報会社が主催する業界・合同セミナーに参加」 77.1%、「個別企業のセミナー・説明会参加」71.3%が上位3つとなった。 プレエントリーの平均社数は37.1社となり、前年就活スタート時である12月の36.6社より0.5社増となった。 今回の調査では筆記試験・適性検査の受検について聞いてみると、「WEBテストで受検」が63.0%ともっとも多く、次に「企業内で受 検」51.2%、「テストセンターで受検」29.2%。すでに選考は開始していることがうかがえる結果となった。 Q6 現在の就活の進行状況で当てはまるものを全て選択してください 16卒3月調査 まったく活動していない 3.4% 大学キャリアセンター(就職部)が主催する業界研究セミナーに参加 68.2% 77.1% 就職情報会社が主催する業界・合同セミナーに参加 79.5% 就職情報サイト等でのプレエントリー 71.3% 個別企業のセミナー・説明会参加 進行状況 大学キャリアセンター(就職部)が 主催する業界研究セミナーに参加 就職情報会社が主催する 界・合同セミナーに参加 就職情報サイト等での プレエントリー 個別企業のセミナー・説明会参加 エントリーシート提出 筆記・適性テスト 一次面接 二次面接 役員面接・最終面接 内定獲得 39.9% エントリーシート提出 34.7% 筆記・適性テスト 22.5% 一次面接 二次面接 8.2% 三次面接 3.1% 役員面接・最終面接 4.6% 内定獲得 3.4% 0% 10% 20% 30% Q7 企業にエントリーする際の基準を教えてください 40% 50% 60% 70% 4.4社 37.1社 5社 2.9社 2.1社 1.8社 1.1社 1.3社 1.2社 90% Q8 個別企業のセミナー・説明会に参加する きっかけは何ですか? 16卒3月調査 企業のHPや就職サイトで説明会の予約をした 19.2% 87.2% Eメールの案内を見て 志望度の高い「業界」のみエントリーしている 6.2社 80% 16卒3月調査 志望度の高い「企業」のみエントリーしている 平均社数 36.6% 14.9% 郵送で届いたダイレクトメール(DM)の案内を 見て 基本的に興味があればエントリーするが、社数は 限定している 9.5% 23.5% 11.6% 就職部・教授、友人の紹介があったから 39.9% 少しでも興味があれば全てエントリーしている セミナー・説明会が公開されている企業を中心に エントリーしている リクルーター(内定者、OB・OG)の紹介があっ たから 2.4% 0% 5% 5.6% 4.0% その他 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 0% 20% 40% 60% 80% 100% Q9 現在までに受検した筆記試験・適性検査について、受検方法を全て選択してください。 16卒3月調査 Webテストで受検 63.0% テストセンターで 受検 29.2% 受験方法 Webテストで受検 テストセンターで受検 企業内で受検 51.2% 企業内で受検 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 2015 Copyright(C) DIAMOND HUMAN RESOURCE,INC. All Rights Reserved. 2014 70% 平均社数 2.4社 1.4社 1.3社 【インターンシップ】 インターンシップに応募した学生は55.4%と、15卒12月調査:40.8%、14卒12月調査時35.0%から年々増加している。採用広報 時期の後ろ倒しを背景に、夏から秋~冬にかけて時間ができたことから、今年は大きく増加傾向となった。 参加回数は「1回」が40.6%と多いものの、15卒調査よりも15.9ポイントも減少している。 一方で3回以上の複数回参加が全体として増加傾向にあり、就職活動に積極的な学生はインターンシップ参加など、3月の就 職活動解禁前から積極的な動きを見せている。 Q10 インターンシップには参加しましたか? 14卒12月調査 はい 15卒12月調査 いいえ はい 16卒3月調査 いいえ はい 35.0% 40.8% いいえ 44.6% 55.4% 59.2% 65.0% Q11 インターンシップ参加社数 16卒3月調査 15卒12月調査 40.6% 1回 56.5% 22.2% 2回 25.4% 12.8% 3回 9.2% 8.6% 4回 2.7% 6.5% 5回 3.2% 5.7% 6回~9回 2.3% 3.6% 10回以上 0.7% 0% 10% 20% 30% 40% 2015 Copyright(C) DIAMOND HUMAN RESOURCE,INC. All Rights Reserved. 50% 60%
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