臨床中毒学

■ 臨床中毒学(学生参加型を含む)
Clinical Toxicology
対象学年・学期
6 回生
単位数・必/選
1.5 単位
担 当 教 員
前期
薬学科: 必修
堀内 正(客員教授)
オフィスアワー
講義終了後,質問を受け付ける。
主要な医薬品,農薬,家庭用化学物質,天然物等による急性中毒症状とその対処法
について概説する。
講 義 概 要
講 義 方 法
教科書:
「急性中毒ハンドファイル」
(医学書院)
参考書:
「中毒症のすべて」
(永井書店)、
「健康食品・中毒百科」(丸善)など
教科書及びプリントに基づいて行う。
関 連 科 目
薬理学、衛生化学、病態生化学、薬物治療学、医薬品安全性学、臨床医学など
教科書・参考書
成績評価の方法
出席状況、定期試験の成績に基づいて評価する。
授
回
項
目
業
計
画
内
容
1
初期対症療法(1)
応急処置(胃洗浄、強制排泄法、循環動態管理等)
2
初期対症療法(2)
心不全、肺水腫、腎不全、肝障害、昏睡等に対する処置
3
医薬品の過量投与と急性中毒およ 生活習慣病関連治療薬等、ホルモン剤等
びその対処療法(1)
4
5
医薬品の過量投与と急性中毒およ 解熱鎮痛薬、抗がん薬等、生物学的製剤等
びその対処療法(2)
6
7
医薬品の過量投与と急性中毒およ 麻薬・向精神薬等、中枢神経系用薬等
びその対処療法(3)
8
9
医薬品の過量投与と急性中毒およ 循環器用薬、自律神経系用薬等
びその対処療法(4)
10
11
農薬による中毒
12
13
家庭用品、その他の化学物質による 工業用薬品、ガス等、洗剤、漂白剤、化粧品、防虫剤等
中毒
自然毒による中毒、食中毒
動植物による中毒、細菌の種類と中毒対応
14
薬毒物の分析
15
定期試験
殺虫剤、除草剤、殺鼠剤等
原因物質のスクリーニング法、薬毒物の分析事例