平成27年 有害物質による急性中毒等発生状況

平成27年 有害物質による急性中毒等発生状況
北海道労働局(9月末現在)
発 発
№ 生 生
年 月
時
刻
1 27 2 7時台
業
種
規
模
鉄
道
・
軌
道
・
水
運
・
航
空
業
50
人
以
上
100
人
未
満
飲
2 27 3 22時台 食
店
3 27 7 7時台
繊
維
工
業
災害の状況
被災者は無人駅ホームの除雪作業に午前5時から単独で従事して
いた。
午前9時すぎに駅ホームに隣接する倉庫内で倒れているところを発
見されたもの。
倉庫のシャッターは閉じられており除雪機のエンジンはかかったまま
の状態で倉庫内は排気ガスが充満していた。
一酸化炭素中毒による死亡と診断されたもの。
(一酸化炭素中毒・被災者1人・死亡)
10
人
以
上
30
人
未
満
10
人
以
上
30
人
未
満
被災者は店内の通路に面した扉のない部屋で、燃焼している木炭を
七輪に移し、客席に運ぶ作業に従事した。 帰宅後具合が悪くなり、病
院で一酸化炭素中毒と診断されたもの。
なお、部屋には給排気を行う換気装置が設置されており稼働してい
た。
(一酸化炭素中毒・被災者1人・休業4日未満)
被災者は、地下ピットに設置された製品をどぶづけするための金属
製タンク内(最深部の深さ2m、台形状、開口部2.9m×1.5m、底面0.9
m×1.5m、内容積6.6m3)に入り、洗浄用の有機溶剤(第2種有機溶剤
3種類含有、10%、47%、43%)を使用し、デッキブラシでタンクの壁と
床を洗浄中、有機溶剤中毒で意識を失い、タンク内で倒れたもの。な
お、倒れた時にタンク内の有機溶剤により化学熱傷も負っている。
呼吸用保護具は着用していなかった。
(有機溶剤中毒・被災者1人・休業4日以上)
発生件数
3件
被災者数
3人
内訳
合計
内訳
一酸化炭素中毒
2件 2人 (死亡1人、4日未満1人)
有機溶剤中毒
1件 1人 (4日以上1人)
死亡1人
休業2人
(4日以上1人、4日未満1人)
※発生状況欄は、8月末現在と同じである。