EAR890のカタログはこちらへ

標準価格¥998,000
(税込¥1,047,900)
【Specifications】
●パワーハンドワイド: 15Hz-40kHz
(THD3%以下)●IMD:10mW-50W間1%以下●アウト
プットダンピングファクター:18●S/N比:92dB●入力感度:1V●インプットインピーダ
ンス:47kΩ●消費電力:260W
(最大)●出力管: ECC83x2, ECC85x2, KT90x8●周波数
特性: 20Hz-20kHz+0,-0.5dB●最大出力: 60W×2
(8Ω)
、120W
(8Ω)モノラルモノラルス
イッチ付き●アウトプットインピーダンス: 8Ω、16Ωの端子装備●入力端子: コアキシ
ャル1系統、
XLRバランス1系統●サイズ: W405×D405×H165(mm)●重量: 24kg 現在ティムデパラビッチーニは、新たな音の改革を求め、大変勢力的に世界の有名アーティストやレコーディングスタジオにプロ機器を提供しております。
単にノスタルジックな管球アンプとしてではなく、あくまでも高分解能、ワイドレンジで、現代のハイクラスソリッドステートアンプを遥かに凌ぐ、新世代の真空管アンプとして、世界中で人気を
博しています。 『EAR861』は1996年冬に、
『EAR534』は1999年秋に発表され、パラビッチーニ芸術シングルエンドプッシュプルの美しい響きに魅せられる音楽愛好者は益々増えています。それ
らは従来型の真空管イメージを覆し、瑞々しく高分解能で、ドライブ力十分なハイパワーアンプとして真空管アンプのマーケットを席巻してきました。そして、さらなるハイパワーアンプを望む
声に応え、常に挑戦し続ける真空管の天才‘ティム・デ・パラビッチーニ’は、よりクオリティの高いハイパワーアンプの開発に着手しました。KT88より大きな容量を持つKT90(ヨーロッパ エデ
ィクロン社製)による60W×2、
モノラル120W×2の
『EAR890』がここに登場します。
【The NEW EAR890 Amplifier】
『EAR861』は、1996年冬に、
『EAR534』は、1999年秋に発表されて、パラビッチーニ芸術シングルエンドプッシュプルの美しい響きに魅せられる音楽愛好者は益々増えています。そ
れらは従来型の真空管イメージを覆し、瑞々しく高分解能で、ドライブ力十分なハイパワーアンプとして、真空管アンプのマーケットを席巻しました。そして、さらなるハイパワーア
ンプを望む声に応えて、常に挑戦し続ける真空管の天才‘ティム・デ・パラビッチーニ’は、さらにクオリティの高い、そしてハイパワーアンプの開発に着手致しました。そしてついに
KT88よりさらに大きな容量を持つKT90(ヨーロッパ エディクロン社製)による60WX2、モノラル120Wx2 パラレルシングルエンドプッシュプルクラスA動作の管球式パワーアン
プの『EAR890』がここに登場致します。
【ティムデパラビッチーニーによる、独創的でエキサイティングな新設計】
「EAR890」のサーキットは、スタジオスペックのリニアリティとダイナミックレンジを確保し、そして更に真空管では非常に難しいとされるディファレンシャルサーキットを前段
に、そしてドライブサーキットに採用しています。一般的にドライブ段はしばしばよく位相反転動作も行いますが、ムラード型もPK分割も位相問題があり、ドライブインピーダンス
差等の問題をDCカップリングによるチューブディファレンシャルサーキットを採用することで、位相のエラーをほとんど0レベルにまで減少させる事に見事成功致しました。そし
てまた、
「EAR890」の為にこのアウトプットトランスフォーマーには、特別の研究がなされました。それは、アンプにウルトラワイドのバンドワイドレスポンスを供給できる独自のワ
インディング方式による、大型サイズのスペシャルトランスフォーマーです。つまり、60W/chのアウトプットの出力が得られ、尚かつ、その出力時においてもワイドレンジを維持し
ます。DCカップリングによる、DCループにより、
サーキットはがっちりと安定した動作を形成する事になり、
真空管に対してもダメージを少なくし、
長寿命な出力管を生み出します。
この事は、勿論、ティムデパラビッチーニが設計した製品の、統てが従来型と一線を画したスペシャルのNEW テクノロジーを搭載したカスタムメイド製品だからなのです。
そしてさらなる特徴は、将来のグレードアップの事も十分に考慮し、モノブロッククラスA級パワーアンプとしても使用可能なモノラル切り換えスイッチが装備されており、
120W クラスAチューブパワーに簡単にグレードアップが出来、マルチアンプ対応やバイアンプ対応といった幅広い使用方法も可能となりました。また、バランスXLRインプット
や、8Ω、16Ωのスピーカー端子も装備しており、より広いユーザーの要求に応えられるように設計されました。 アウトプットチューブは、ハイパワー管として開発され、頑丈で信頼
性の高い、東欧のエディクロン社製、パラビッチーニバージョンKT90を使用しています。また、電源トランスの容量も十分にアップし、尚かつトランスレギュレーション特性アップ
により、十分なスピードが得られ解像度が増しました。さらに、出力トランスにも今までのワイヤリングをさらに発展させ、特別なワイヤリングを施すことにより、そのリアリティは
トランスの分野を超越しております。
「EAR890」のサウンドの特徴は、
「EAR861」
「EAR534」をさらに発展させて、より多くの情報量とハイパワーを兼ね備え、さらにオープン性も増しました。それにより、音の艶やかさ、音
の静けさはより一層増大し、全体的に極めて低い歪みを実現しています。
「EAR890」は、クリアーなサウンドとハイスピード、そしてより一層のハイパワーを与え、動作をさらに安定
させております。この最高峰の新設計技術はこれからの世界の真空管アンプの開発設計にまた一つの影響を与えることでしょう。
「EAR890」は、まさに信じられないほど生々しい表
現力を持つパワーアンプです。
【テクノロジー】
■インプットステージは、管球による3極管2極によるクラスAディファレンシャルサーキットを採用し、バランス、アンバランス両インプットにベストマッチングします。管球に
よるクラスAディファレンシャルサーキットは、電源の変動、ノイズの影響、Dレンジ不足などデメリットも多いとされますが、パラビッチーニはこれらの問題を解決し、ディテール、
そして急激な大 信号に対しても忠実に再現し、大きなDレンジをも確保しました。
■ドライブサーキットでも、贅沢にも3極管2極によるディファレンシャルサーキットを採用し、十分なドライブ電圧の確保と耐久時間をクリアしたECC85を採用しました。
■インプットステージとドライブステージにおいての位相差0を実現するために、パラビッチーニならではのディファレンシャルサーキットDCカップリングを採用しました。
このサーキットにより、圧倒的な透明感とかつてない表現力を実現させました。
■パワーステージには、瑞々しい音質と極めて高い信頼性を確保した、パラビッチーニバージョンKT90を採用しました。圧倒的なドライブ力を持つパラレルシングルエンドプッシ
ュプルクラスAチューブアンプは、非常に高いリニアリティとクラスAでありながら大出力を十分に効率良く確保します。
■電源部にはパラビッチーニオリジナルの大電容量トランスを採用し、
「EAR534」の150%アップを実現しました。さらに、大型出力トランスは、ティムデパラビッチーニが、素晴らし
い音質を追求するために、数十年に渡り開発してきました。これだけの広帯域のトランスフォーマーは世界に類を見ません。そして、左右独立のスペシャルチョークトランスの採用
で、さらに高音域のリニアリティと音楽のディテールを艶っぽく、鮮やかに再現する事を可能としました。
■入力1系統で、高精度なゲインコントロールを装備しています。バランスインプットでは、プロ用グラッフィックイコライザー「825Q」に採用されているスペシャルなパラビッチ
ーニのバランスインプットトランスを採用し、より音質の向上を図っております。 モノラル切り換え用スイッチを装着し、モノブロッククラスAチューブパワーアンプとしても、使
用可能となり、出力は何とクラスAで、120Wを確保する事ができます。8Ω、16Ωスピーカーターミナルを装備することにより、ほとんどのスピーカーが簡単にドライブが出来るよう
になっております。
ハインツ&カンパニー株式会社 tel:03-3449-0801 fax:03-3449-0899