お 世 話 に な り ま し た

第 199 号
下口 勲
協働司祭、助任司祭、評議
員、各委員会の委員長と委
員、女性部、シスターのみ
なさんに、小・中学校の子
供の要理教育では、福江・
聖家族修道院のカテキスタ
のシスター方にお世話にな
り、
深く感謝申し上げます。
もちろん、毎日、美味しい食事を準
備してくれた川上シスターのおもて
なしにも心から感謝いたします。
ことを考えると、主に委ねられた新
できたことは忘れることのできない
楽しい思い出です。昼間と夕方には
曲坂方面まで、夜間には中央公園ま
脇小教区でも高齢者の家庭を訪問
し、交わりのひとときを持つことが
編 集 の 仕 事 を 終 え た 6 年 目 か ら、
福江小教区でも井持浦小教区でも浜
任地は司祭人生を総括する教会にな
るのではないかと思っています。し
かし探究心を失わず、新たなチャレ
長崎にお出かけの折にはぜひ立ち
福江小教区でも、世俗化、過疎化、
少子高齢化がすすむ社会状況のなか
で、交わり、宣教する共同体を実現
するためには乗り越えなければなら
ない多くの課題が存在します。しか
し聖霊の働きに信頼しながら、新し
い主任司祭を中心にして、あらゆる
難題を乗り越え、さすが下五島中心
の小教区だと言われるくらい成長し
ますよう心からお祈り申し上げます。
ンジ精神をもって司牧宣教する覚悟
ですので、神様と信徒への奉仕職を
誠実に果たすことができますように
お祈りをお願いします。
在任の司牧宣教を振り返ってみま
すと、最初に記憶によぎるのは信徒
のみなさんのご協力とご理解を得
て、信徒会館、司祭館、教会の改修
工事など小教区創設百周年事業の大
任を無事に果たすことができたこと
です。個人的には編集委員の惜しみ
ない協力を得て、下五島地区、浜脇
小教区、福江小教区沿革史を編集で
きたことです。司牧全体においては
で散歩したことや信徒の漁船で時々
鯛やクロなど船釣りを楽しんだこと
も思い出となりました。
主任司祭 お世話になりました
このたび教区長より任命書を受
け、長 崎 市 の 大 浦 小 教 区 へ 転 任 す る
ことに な り ま し た 。 福 江 小 教 区 で の
在任期 間 の 六 年 間 は 、 神 様 の お 恵 み
とシス タ ー や 信 徒 の み な さ ん の ご 支
援のお か げ で 元 気 で 働 く こ と が で き
ま し た。 心 よ り 感 謝 申 し あ げ ま す。
今年六 月 末 、 古 希 ( 七 〇 歳 ) と な る
こ こ ろ
(1)平成 27 年4月 12 日
*
*
*
*
*
* 寄ってください。その日を楽しみに
待っています。
*
葛島神父様 休養へ
福江小教区協働司祭の葛島輝義神
父様は、四月より休養に入ることに
なりました。
平成二四年度より、福江教会にて
三年間働かれた葛島神父様。体調の
優れない中、浜脇教会での司牧を初
め特に昨年度は司祭二名体制となり
子ども達の稽古など、御苦労が絶え
なかったと思います。
ミサの初めにその日の典礼のテー
マを毎回丁寧に説明され、信徒がミ
サに臨む心構えを持つことができる
よう促したり、たとえ話を効果的に
入れた説教がしばらく聞けなくなる
のは残念なことです。
葛島神父様は福江の町に留まって
休 養 期 間 を 過 ご さ れ る と の 事 で す。
元気に復帰されることを心よりお待
ちしています。
三 月 一 七 日( 火 ) 長 崎 市 の 大 浦
天 主 堂 に お い て「 日 本 の 信 徒 発 見
一五〇 周 年 記 念 」 一 日 連 続 ミ サ が 行
われ、 福 江 教 会 か ら も 約 三 〇 名 の 参
加があ り ま し た 。
こ れ は 一 五 〇 年 前 の 三 月 一 七 日、
それま で 二 五 〇 年 間 密 か に 信 仰 を 守
り伝えていた信徒のうち一四~一五名
が大浦天主
堂を訪れ、フ
ランス 人 宣
教師 プティ
ジャン神父
に 「ワレラノ
ムネ、アナタ
ノムネトオナ
ジ」「サンタ
マ リ アのご
小島新司祭初ミサ
三月二十二日(日)福江教会にお
いて小島明新司祭の初ミサが行われ
た。
三月一日に浦上教会において、髙
見大司教様の司式で、沢山の信徒が
像はどこ?」 と打ち明け、信仰表明
二六聖人教会のレンゾ神父司式
の も と、 六 人 の 司 祭 に よ り ご ミ サ
参加する中で、司祭叙階の恵みを受
けた。
小島新司祭は、緊張でどうしよう
もなかったと式の時の様子を語って
いましたが、大分の浜口末男司教を
をする事で現在に至る事を記念して
行われたもの。福江教会は二回目の
ミサに参加しました。
が 捧 げ ら れ ま し た。 ミ サ の 中 で 神
父 様 は「 当 時 の 彼 ら の お か げ で 今
が あ り ま す。 歴 史 の 大 き な 転 換 が
ある時いつもマリア様の存在があ
り ま す。 マ リ ア 様 は 私 達 を
ず っ と 導 い て お ら れ ま す。」
と話されました。
終日大変な賑わいとなりまし
た。
待つ信徒や申し込みしていな
い人で入場枠に入りたい人が
長い列を作るなど、天主堂は
当日は事前に入場制限が設
けられていましたが、ミサを
●信徒発見のマリア像
●記念連続ミサの様子
信徒発見一五〇周年記念 ミ サ
第 199 号(2)
こ こ ろ
平成 27 年4月 12 日
はじめ百十余名の神父様の按手を受
け司祭団に迎えられた。式の終わり
に髙見大司教様の二名もの司祭叙階
の恵みを頂いたことへの感極まった
言葉と、新司祭が両親に司祭として
最初の祝福をした場面は、大変感動
した場面であった。
小 島 新 司 祭 の 初 ミ サ は、 初 々 し
さ が 感 じ ら れ る 司 式 で は あ っ た が、
意欲にあふれた力強い言葉が
印 象 的 で あ っ た。 小 島 新 司 祭
の 最 初 の 任 地 が、 福 江 教 会 と
な っ た こ と は、 私 達、 福 江 教
会信徒にとって若い力を生か
していただき活躍していただ
け る と 期 待 し、 う れ し い こ と
である。
共に祈りましょう。
祝 初誓願
福江教会出身でコン
ベンツアル聖フランシ
スコ修道会の峯勇太郎
活躍をお祈りしています。
り、保育園の頃から神父様のミサの
時 の 動 き が「 か っ こ い い 」 と 感 じ、
憧れを持って見ていたそうです。
①会費:会費は廃止となります。
よっ
て独自の会計を持たず、小教区評
これまでの教区婦人会は女性部へ
と名称を変え、新しい組織となりま
した。
婦人会から女性部へ
初々しい修道服姿が眩しい勇太郎
さん、これから様々な苦労もあるで
しょうが体に気をつけて精進して下
さい。福江教会信徒一同これからの
さ ん が、 三 月 七 日 に 長
崎市の本河内教会にて
初 誓 願 を た て、 司 祭 職
への一歩を踏み出しま
し た。 翌 日 の 八 日 に は
で無事 初 誓 願 を 立 て る こ と が 出 来 ま
福江教会のミサに参列
し、そ の 際 下 口 神 父 様 よ り 初 誓 願 に
ついて 紹 介 が あ り ま し た 。 勇 太 郎 さ
んより 「 み な さ ん の お 祈 り の お か げ
峯 勇太郎さん
し た。 こ れ か ら も 頑 張 っ て い き ま
す。」と挨拶がありました。
勇 太 郎 さ ん は、 幼 い こ ろ に 父 親 か
らコルベ神父の話を聞き感動した
議会の予算で評議会の下で活動す
ることとなります。
②会員:福江小教区所属の満 歳以
上 の 女 性 で 満 歳 ま で を 正 会 員、
歳からを準会員とします。
18
④いの
ちの基金は一月に収集します。
その他、詳しくは後日配布され
る女性部会則をご覧下さい。
女性部になるにあたり、会員名簿
を作成します。各地区の経済問題評
議委員さんを中心に各家庭にまわっ
て聞き取り等を行います。その際は
御協力をお願いします。
神学生を励ます会
三月二九日(日)枝の主日のミサ
後、神学生を励ます会として盛大に
バーベキューが行われた。高校生の
二人の神学生が参加し、松本竜君は
「勉強を今以上に頑張って順位を上
げ た い。
」 と 抱 負 を 述 べ た。 吉 原 祐
則君は「学生副会長をしていて、学
校生活は楽しい。侍者の子達が体験
きっかけの一つがこのような場であ
ると思う。教会学校でずっと関わっ
入学を経て神学校に来てくれると嬉
しい。
」と挨拶した。
「このようなふれ
葛 島 神 父 様 は、
あいがどこでも難しくなってきてい
る。 で も、 召 命 委 員 会 の 皆 様 が 教
て き た が、 素 晴 ら し い 子 ど も 達 が
いっぱいいるので勇気を出してお父
さんお母さんに背中
を押してもらってそ
の道を歩んでいって
もらいたいと思う。そ
うなればお父さんお
母さんが全面的に協
力をして祈りをし、支
え て く れ る と 思 う。
」
と話された。
バーベキューは終
始 和 や か な 雰 囲 気 で、
神学生達と楽しい時
間を過ごすことがで
きた。
会 を 盛 り 上 げ て く れ る 気 持 ち、 子
ど も 達 を 大 切 に 思 う 心、 期 待、 希
望が形に現れてい
る。 こ の こ と に ま
ず 感 謝 し た い。 そ
して神学生が新た
に出るようにと思
い ま す。 不 安 も あ
るかもしれません
が、 教 会 が 続 い て
行 く た め に は、 ど
う し て も 司 祭、 シ
ス タ ー が 必 要。 そ
の道に進むきっか
けをどこかで掴ん
で 貰 い た い。 そ の
●写真中央が松本君、左端が吉原君
65
③神学生養成援助献金につきまして
は、正会員のみ年間一〇〇〇円と
します。
66
第 199 号
こ こ ろ
(3)平成 27 年4月 12 日
第 199 号(4)
復活の主日ミサ
教会学校
お知らせ
◆信徒会館使用記録簿について
会議等で信徒会館を利用された
方は、信徒会館使用記録簿への記
入をお願いします。記録簿は、信
徒会館入ってすぐのイエズス様の
お別れ遠足
木曜日の
教会学校の
時 か ら「 土
曜 日、 雨
御像の所に置いています。
以前もお伝えしましたが、御ミ
サに預かる信徒の方の送迎ボラ
ンティアがまだまだ不足してい
◆福祉委員会より
だ っ て ぇ」
とお天気を
心配してい
た子どもた
で 遊 び、 時 に は 砂 場 あ そ び も し て
楽しい時間を過ごすことができまし
ます。毎月第3日曜日の二番ミサ
のお祈りが届いたのでしょう。当日
7 日( 土 ) に は 良 い お 天 気 を い た
だ き、 中 央 公 園 ま で 歩 い て 遠 足 に
た。
ち。 そ ん な
子どもたち
出 か け ま し た。 思 い お も い に 遊 具
少子化と言われる中、福江教会は
まだまだ子どもたちに恵まれていま
す。また、保護者の皆さんのご協力
によって教会学校の出席率も高いも
のです。
神 さ ま の 愛 を 知 る こ と で、 愛 す
る こ と の 意 味 を 知 り、 同 時 に 人 を
大 切 に す る こ と な ど、 人 間 と し て
心豊かに成長できるようたくさん
の事を学び合っていきたいと思い
ます。
保護者の皆様も、ごミサはもちろ
ん、
教会や教会学校の行事に参加し、
神さまからのお恵みを分かち合えた
らいいなと思います。
について送迎を行っています。車
に便乗させててもらえる方は福
祉委員会の岩下さんへご連絡く
ださい。
◆広報委員会より
平成 年度の各地区の班長が
決まりましたら、班長名を経済問
題評議員さんを通じて広報委員
編集後記
復 活 節 の 喜 び の 中、 こ こ ろ
一九九号を発行しました。今回
は小教区内外でいろいろな出来
事があり、紙面をまとめるのに
少し苦労しました。
この度、両司祭が福江教会を
離れる事となりました。本当に
お世話になりました。寂しい気
持ちもありますが、神父様方の
更なるご活躍を願ってお祈りし
たいと思います。
次 号 で 広 報 紙「 こ こ ろ 」 も
二〇〇号を迎えます。記念号に
相応しい充実した内容を目指し
て頑張って参りたいと思いま
す。よろしくお願いします。(H)
となりますので、よろしくお願い
します。
へお知らせください。その際、各
班の世帯数を併せてお知らせく
ださい。広報紙等の配布時に必要
27
四月 五 日 ( 日 )
復活の主日ミサ
が 行 わ れ、 御 堂
に入りきらない
程の信徒が参列
し、 皆 で 盛 大 に
主の復活を喜び
祝った 。
●ミサ後には女性部より御復活を祝う卵が信徒に
配られた。
この日は下口神父様の福江教会で
行なう 最 後 の 主 日 ミ サ と な り 、 ミ サ
の最後 に 感 謝 式 が 行 わ れ た 。
こ こ ろ
平成 27 年4月 12 日