「家族の声 」通信第 10号

平成 27 年 1 月 15 日(木)発行
通巻第 10 号
発行 :筑後市社会福祉協議会
不登校・ひきこもりの方の
家族 の 集 い
発 行 日 : 平 成 27 年 1 月 15 日 ( 木 )
〒 833-0032
筑 後 市 野 町 680-1
TEL 52 - 3969
FAX 53 - 6677
き も ち
「 家族 の 声 」通信 第 10 号
1 月 10 日(土)に今年度 10 回目の不登校
ひきこもりの方の家族の集いを実施しました。
●我が子となると、何て言ってよいのか
「 仕 事の 話を した くて も、話に なら な い。家
初参加の方もおられ、同じ立場の家族同士で
か ら もな かな か出 よう とし な い。他 人 の家 庭の
悩みを共感しました。
子 育 てに は『 こう すれ ば良 い のに 』な どと 思う
●息子の気持ちが変わるのを
の に、我 が子 とな ると 、何 と 言っ てよ いの かも
もう少し待てばよかった。
「我が子が不登校になり、ショックだった。
最 初 は、何 と か学 校に 行か せ なき ゃと 思っ てば
分 か らな い」
( 30 歳 代 の 娘 が ひ き こ も り )
●姿を見ることもできず、
胸が張り裂けそうになる
か り 。『学 校に 行き なさい 』『 勉強 しな さい 』ば
「大学が卒業して家に戻ってきてから親子
か り で子 ども を追 い詰 めて い たか な・・。子ど
関 係 がう まく いか なく なっ た。自分 の 部屋 にひ
も を 自分 の分 身と 思っ てい た。し かし 、子 ども
き こ もり 、姿 を見 るこ とも で きな い。どう した
は 子 ども 。今 更な がら 、息 子 の気 持ち が変 わる
ら 良 いの か、胸が 張り 裂け そ うに なる 。心 配ば
の を もう 少し 待て ば良 かっ た と思 う」
か り して いる 」 ( 20 歳代 の 息子 が ひき こも り )
( 10 歳 代 の 息 子 が 不 登 校 )
●不安ばかりで私もきつい
●周りのサポートを
上手に受けることが大事
「 学 校へ は私 が車 で送 り迎 え して いる。しか
「 中 学生 の時 に不 登校 にな っ た。そ の後 発達
し 教 室に は入 れず 図書 室通 い。我が 子 は将 来ど
障 害 と診 断さ れ、今は 作業 所 に通 って いる 。子
う な るの だろ う、中学 校は 大 丈夫 か、高校 に入
ど も がひ きこ もり 、一 番つ ら い時 期に あっ ては 、
れ る か、 不安 ばか り。 私も き つい 」
子どもと親だけではその時期から抜け出すの
( 10 歳代 の 娘 が 不登 校 )
●我が子を愛しているのは当たり前
「 あ る時 、
『 自分 は愛 され て いな い』『犬 より
は 難 しい。周 りの サポ ート を 上手 に受 ける こと
が 大 事と 思っ た」
( 20 歳代 の 息子 が ひき こも り )
●1 人での子育て。苦しい時も多い
も 愛 され てい ない 』と メー ル して きた こと があ
「中学校の時不登校だった息子は高校生に
る 。し か し、わが 子を 愛し て いる のは 親と して
な っ て学 校に 行け るよ うに な って きた 。し かし 、
当 た り前 。恥 ずか しい けれ ど、子 ども に伝 わる
中学生の娘は学校には行けても教室には入れ
ように愛していることを伝えることが大事だ
な い 状況 。ま た、小学 生の 娘も 2 学期 から 学校
と 思 った 」
に 行 くの をぐ ずる よう にな っ てき た。夫は 単身
( 10 歳 代 の 息 子 が 不 登校 )
赴 任 で、私 1 人で 4 人 の子 ど もを 育て てい るが 、
不登校・ひきこもりの方の家族の集い 「家族の声」通信⑩
平成 27 年 1 月 15 日(木)発行
正 直 苦し い時 も多 い」
通巻第 10 号
い と 思う。多 くの 方に 参加 し ても らえ ると 良い
( 10 歳代 の 息子 ・ 娘 が 不 登 校 )
●周りに甘えることを知らずに
育ったのかもしれない
「 息 子か ら『小 さい 頃から 僕 はレ ール をひ か
れ て きた 』と 言わ れた こと が ある 。親 が悪 いよ
な と 思う 」
( 10 歳 代 の 息 子 ・ 娘 が 不 登 校 )
2 月定例会 の 学習会 は・・・
元 ひきこもり当事者
ひきこもり 当事者の
当事者 の 話
● う きは 市か ら元 ひき こも り の方 3名 と、 うき
は 市 社協 の職 員さ んを お招 き しま す。
う な こと を言 う。息子 は周 り に甘 える こと を知
● う きは 市社 協で はひ きこ も りの 方へ の相 談支
ら ず に育 った のか もし れな い。親の 愛 情不 足だ
援 や 、フ リー スペ ース の運 営 、中 間就 労支 援
っ た ので は・ ・と 思う こと も ある 」
( 内 職シ ェア ステ ーシ ョン Coco-Connne)な ど
( 20 歳代 の 息子 がひ きこ も り )
●集いに参加すると悩みを吐き出せる
「この集いに参加すると悩みを吐き出せる。
まだこの集いに参加できず悩んでいる方も多
に 取 り組 まれ てい ます 。
● 当 日は 元ひ きこ もり の方 か ら、 ひき こも って
い た 時の 気持 ちや 外に 出る こ とが でき たき っ
か け など 、お 話し てい ただ く 予定 です 。
編集後記
次回のつどいは・・
2 月 7 日 ( 土 ) 13:30~ 16:00
「“ ひ き こ も り ” と い う 言 葉 が 嫌 い 。 他 に
代 わ る 言 葉 は な い で し ょ う か 」と い う 声 も あ
り ま し た 。一 般 的 に 、こ の 言 葉 に マ イ ナ ス イ
会場:筑後市総合福祉センター
メ ー ジ を 持 つ 方 も 多 い か も し れ ま せ ん 。あ く
内容:学習会・交流会
ま で も“ ひ き こ も り ”と い う の は 状 態 の こ と 。
ひきこもり状態の方を 1 人の人として見つ
めていく姿勢が大事なのかもしれません。
2014 年 度 の 集 い の 予 定 ・ ・ ・( 対 象 : 不 登 校 ・ ひ き こ も り の 方 の 家 族 )
き
内
容
備考
№
と
1
4月5日(土)
13:30~ 16:00
軽食等を食べながらの交流会
※終了
2
5 月 10 日 ( 土 )
13:30~ 16:00
軽食等を食べながらの交流会
※終了
3
6月7日(土)
13:30~ 16:00
専門家等による講話・意見交換①
※終了
4
7月5日(土)
13:30~ 16:00
軽食等を食べながらの交流会
※終了
5
8月2日(土)
13:30~ 16:00
軽食等を食べながらの交流会
※終了
6
9月6日(土)
13:30~ 16:00
軽食等を食べながらの交流会
※終了
7
10 月 4 日 ( 土 )
13:30~ 16:00
専門家等による講話・意見交換②
※終了
8
11 月 1 日 ( 土 )
13:30~ 16:00
軽食等を食べながらの交流会
※終了
9
12 月 6 日 ( 土 )
13:30~ 16:00
軽食等を食べながらの交流会
※終了
10
1 月 10 日 ( 土 )
13:30~ 16:00
軽食等を食べながらの交流会
※終了
11
2月7日(土)
13:30~ 16:00
専門家等による講話・意見交換③
12
3月7日(土)
13:30~ 16:00
軽食等を食べながらの交流会
※ 6 月 ・ 10 月 ・ 2 月 は 専 門 家 等 に よ る 講 話 ・ 意 見 交 換 を 予 定 し て い ま す 。
不登校・ひきこもりの方の家族の集い 「家族の声」通信⑩