「さいたま市被保護者等住居・生活・金銭管理サービス提供事業の業務の適正化 等に関する条例の一部を改正する条例(素案)」に対する意見募集結果 意見 番号 ご意見の概要 該当する ページ/条項 件数 ご意見に対する市の考え方 修正等の対応 第8条 第2項 被保護者等の適切な居住環境を確保する ためには、居室の面積を国が指針で示し ている7.43㎡以上とすることが必要であ 素案のとおり 3 ると考えています。 とします。 事業者には、入居者の居住環境に十分配 慮した上で施設を運営していただきたい と考えています。 事業者が守るべき居室 の床面積等の基準につ いて、努力義務だけで 2 は実効性が担保できな いため、素案は修正す べき。 第8条 第2項 このたびの条例改正は、厚生労働省社 会・援護局長が定める「無料低額宿泊所 の設備、運営等に関する指針」の床面積 の基準が改正されたことを踏まえ、本条 素案のとおり 1 例と同指針との整合を図るために行うも とします。 のであり、床面積の基準に関わる部分以 外の改正は行わないものと考えておりま す。 生活保護法による被保 護者等に対する居住環 境の改善について、国 の方針と同様に居住空 間を広げる条例改正で 3 あり、憲法が保障する 健康で文化的な最低限 度の生活を営む権利の 実現に資するものであ るから、素案のとおり とすべき。 第8条 第2項 1 ご意見のとおりと考えます。 居室の面積を7.43㎡と した場合、無料低額宿 1 泊所の運営に支障が出 るため、素案は修正す るべき。 素案のとおり とします。 第8条 第2項 国の指針において、居室の面積を7.4 3㎡以上とすることとしたのは、入居者 の適切な居住環境を確保するためと考え られます。 また、地域の事情によりこの基準を緩和 するためには、例えば、市域内にホーム レスが多いなど、施設の需要が多く、か つ、基準を緩和しなかった場合に、需要 に見合った居室数が維持又は整備され ず、住まいの確保が困難になる方が出て くるといった事情があることが必要と考 えます。 しかしながら、本市においては、施設入 居者数は横ばいであり、ホームレス数も 素案のとおり 1 増加していないことから、現状において とします。 も施設の需要は一定程度満たされている ものと考えられます。また、市では、施 設の入居者に対し、アパート等の民間賃 貸住宅への転居を支援する居宅移行支援 事業を実施しており、今後は、施設入居 者数の減少も見込まれます。 したがって、本市においては、居室の床 面積の基準を緩和することによって居室 数を維持又は整備する必要性は低いこと から、居室の面積を国が指針で示す7. 43㎡以上確保することとし、入居者の 居住環境の向上を図ることが相当である と考えます。 社会福祉法の第一種社 会福祉事業として運営 される救護施設等の1人 当たりの床面積の基準 が3.3㎡以上であるにも かかわらず、第二種社 第8条 5 会福祉事業として運営 第2項 される無料低額宿泊所 の居室の床面積の基準 を7.43㎡とする理由が 不明である。せめて 4.95㎡に留めるべき。 救護施設の設備基準は、厚生労働省令で 定める基準に従って都道府県(指定都市 及び中核市を含む。)が条例で定めるこ ととなっており、現在のところ、ご意見 のとおり1人当たりの床面積を3.3㎡以上 とすることと定められています。 しかしながら、本条例による規制の対象 は、被保護者等に対して住居等の提供に 併せて日常生活上必要なサービスや金銭 管理のサービスを提供する事業であり、 素案のとおり 1 無料低額宿泊所を運営する事業も対象に とします。 含まれるところです。 したがって、本条例において設備基準を 定める際に参考とすべきは、救護施設の それではなく、厚生労働省社会・援護局 長が定める「無料低額宿泊所の設備、運 営等に関する指針」であると考えます。 同指針を参考とした上で、被保護者等の 適切な居住環境を確保するためには、居 室の面積を7.43㎡以上とすることが必要 であると考えております。 国が定める指針では 「地域の事情によりこ れ(一居室の面積は 7.43㎡以上)により難 い場合は、居室の床面 積を1人当たり4.95㎡ 以上確保すること。」 4 と定めているが、素案 では4.95㎡とすること を認めていない。ま た、これを認めないこ ととする根拠も示され ていないため、素案は 修正すべき。 ■ 集計結果 意 見 提 出 者 数 5名 意 見 項 目 数 5件 修 正 項 目 数 0件
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