一般社団法人日本アスベスト調査診断協会に登録された者は厚生労働省

 平成26年6月の石綿障害予防規則の改正により、新たに「石綿を含有する張り付けられ
た保温材、耐火被覆材、断熱材」(以下、「石綿含有保温材等」という。)が規制対象となり
ました。
文部科学省からも各学校施設等における石綿含有保温材等の使用状況調査が平成26
年9月に依頼されており、平成27年2月27日までに提出するよう求められていました。
煙突に関しては調査を行う時点で、石綿が含有されている場合に吸い込んでしまい暴露
する可能性があります。また含有しているかを判断するのも難しいケースもあり、専門家
が対応するよう謳われています。
奥の方を確認し拡大して見てみると、、、
灰がたまっていると勘違いすると大変なことに
一般社団法人日本アスベスト調査診断協会に登録された者は厚生労働省の通達(基発0
423第6号)に記載のあるように石綿の事前調査について一定の知見を有しております
ので、調査から処理の相談まで対応致します。
Q1 煙突内の堆積物を撤去清掃は可能でしょうか?
堆積物に劣化した煙突用断熱材が混ざっている場合があり、採取分析をした結果で石綿
と判断された場合は石綿作業主任者が管理する作業でなければなりません
Q2 剥離堆積したアスベスト含有断熱材はどのように廃棄したらいいでしょうか?
厚さ0.15mm以上のプラスチック袋に入れ、石綿が入って
いることと取り扱い注意事項を表示しなければなりません。
袋は2重梱包し特別管理産業廃棄物管理責任者の下での
保管が必要です。また運搬及び最終処分は特別管理産業
廃棄物として取り扱わなければなりません
Q3 煙突の空気の流れが悪そうなのですが?
ボイラーを無理に稼動すると不完全燃焼で一酸化炭素中毒や、外に向けてアスベスト含
有断熱材が漏れ出る可能性があります。アスベスト含有物かどうか調査がまず必要です
Q4 アスベスト含有断熱材がある煙突ですが、
使用していないのでどうしたらいいでしょうか?
出来れば除去処理をした方が望ましいですが、
それが出来ない場合は煙突頂部を風雨降雪に耐
えられるような材質でふたをします。灰出し口など
も簡単に開かないよう施錠などの措置をし、空気
の流れを極力少なくします。そして煙突内アスベ
ストありとの表示をしておくといいでしょう。
Q5 除去工事はどのようにするのでしょうか?
煙突頂部と灰出口に隔離空間を作り、湿潤させ除去します。煙突を再使用する時はアス
ベスト無含有の断熱材を入れ復旧します
お問い合わせ先
一般社団法人日本アスベスト調査診断協会
北海道ブロック
住所 札幌市白石区本通4丁目南10-14
大協パール1F
電話 011-866-6800
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