コンクリートの耐久性診断・補修方法の提案

コンクリートの耐久性診断・補修補強方法の提案
コンクリートの耐久性診断及び補修方法の提案を行います。
<概要>
1.現地調査
(1)外観調査
(2)鉄筋の調査
(3)コンクリートの調査
2.コアによる材料試験
2.1 品質診断
(1)圧縮強度・静弾性係数の測定
(2)中性化深さの測定
(3)水セメント比の推定
(4)残存膨張率の測定
(5)塩化物イオン量の測定
(6)機器分析(粉末X線回折、蛍光X線分析、EPMA等)
アルカリ骨材反応による被害を受けた橋脚
2.2 劣化診断
(1)アルカリ骨材反応の診断
(2)塩害の診断
3.予防診断
(1)骨材のアルカリ反応性試験
(化学法、改良化学法)
(2)骨材のアルカリ反応性試験
(モルタル・コンクリートバー法)
塩害による被害を受けた橋脚
4.補修方法の提案
調査診断結果を基に、補修方法の提案を行います。
配筋間隔 →
<診断評価例>
2
3
かぶり厚さ →
4
●:鉄筋
電磁波レーダ法による配筋状況の出力例
中性化深さ
表面
内部
コアによる中性化深さの測定例
30.0
▲
△
●
○
25.0
塩化物イオン量(kg/m3)
1
構造物A(全塩分)
構造物A(可溶性)
構造物B(全塩分)
構造物B(可溶性)
20.0
15.0
10.0
鉄筋の発錆限界=1.2kg/m3
5.0
0.0
0
塩化物イオン量測定状況
50
表面からの深さ(mm)
100