『 物理・化学センサシステムで生活を見守り、匂い発生装置で生活に潤い

医療・福祉
大学発・技 術 P R レ ポ ー ト
1.研究室概要
1.研究室概要
大学名
研究領域
研究キーワード
窓口住所
窓口電話
窓口 FAX
研究者
斎藤 敦史
芝浦工業大学
職位
准教授
化学センサの開発・応用、センサ信号処理 窓口担当 産学官民連携推進本部
ガスセンサ、においセンサ、弾性波素子、有機薄膜、センサフュージョン
〒135-8548 東京都江東区豊洲 3-7-5
03-5859-7180 E-mail
[email protected]
03-5859-7181
URL
http://www.ce.shibaura-it.ac.jp/kyoin/#saito
2.技術
2.技術PR事項
技術PR事項
『 物理・化学センサ
物理・化学センサシステム
センサシステムで生活を見守
システムで生活を見守り、匂い発生装置で生活に潤いを!
で生活を見守り、匂い発生装置で生活に潤いを! 』
料理、食事、入浴、換気、そして就寝、外出等、人が室内で生活活動を行うとその内容に依存した室内の雰囲
気変化(ガス濃度、温湿度、明るさ等)が生じます。この変化をガス(匂い)センサをはじめとした異種複数のセン
サにより取得し、情報処理することで生活者の生活リズムや活動を識別する手法について検討しています。この
手法が実現できれば、視聴覚情報を用いずに高齢者の生活を見守ることが可能となります。
さらに、センサにより“匂い”が数値化きるようになると、“匂い”の合成や通信が可能になります。匂いを提示
する装置を“嗅覚ディスプレイ”と呼び、その実現により生活に潤いと安らぎを与えることも可能になります。
1.研究の概要
室内の雰囲気
生活活動に依存して変動
ガス,温湿度,明るさ
例えば...
料理 ⇒ 匂い発生,温湿度変化
就寝 ⇒ 消灯,ガス,温湿度の
安定化
図.一日の室内雰囲気変動
★SAWストリーミング
⇒ 固体表面を伝搬する弾性波と伝搬面上に
置かれた液体との相互作用.
90
80
※SAWとは: 弾性表面波(Surface Acoustic Wave)と呼ばれる
媒質の表面を伝わる波.水面の波や地震波など.
SAWのエネルギが
θ
液体中に放射
θ = sin V
R
L iq uid
A ir
−1
R
ID T
L
VR
VL:液体中での縦波速度
VR:レイリー波速度
R ayleig h SA W
12 8Y X -L iN bO 3
のエネルギの大きさにより,液体は振動,流動,
霧化,飛翔.
SAW
70
SAW 霧化器による
液体試料の強制霧化
強制霧化
液体試料の
ethanol
の霧化
z]
[H60
量
化50
変
答40
応
サ
30
セン
20
10
0
30%
40%
50%
60%
Duty比
70%
80%
90%
励振用バースト波のDuty比
による霧化量の制御
SAW
液体状態の匂い成分を適切な濃度で霧化.
気体状態で混合し,匂いを生成.
◆センサデバイス、センシングシステムの共同開発及びセンサ応用技術に関する共同研究を求めています。
2.希望する連携内容(
2.希望する連携内容(共同研究、試作品作りなど)
共同研究、試作品作りなど)と相談に対応できる技術分野
●代表論文:“室内環境変動測定に基く生活活動認識と認識精度向上のための局所情報取得方法”
電気学会論文誌 E Vol.131No..6pp223-229
●詳細は http://resea.shibaura-it.ac.jp
3.特記事項
Vol.1