vo NEW FACE 2015.01.17 5 VOL. 管理職ユニオン関西 TEL 06-6881-0781 http://www.mu-kansai.or.jp/index.html アルバイト・派遣・パート・関西労働組合 TEL 06-6881-0110 http://www.ahp-union.or.jp/ 〒530-0044 大阪市北区東天満１丁目１０番１２号 新日本天満ビル４階 ４０１号室 ２０１５年元旦 ＭＵ執行委員長 北村庄司 組合員の皆様、明けましておめでとうございます。本年も執行部共々、よろしくお願い いたします。 昨年は組合内部の問題に一応の目途が立つ議決を定期大会にて行うことが出来、解決半ばではあり ますが、本来の組合運営が円滑に行えるように今年は推進したいと思います。 自公優勢で終わった衆院選、安部政権での３本の矢。成長戦略での考え方での矢ではあるが、本当 に国民のことを考えているのか疑問が残ります。経済成長を考える上で社会保障の不備、労働可能人 口の分析が不可欠と思います。第一次ベビーブーム（団塊の世代）の出生の人が、多数の６５歳以上 の高齢者となり、また、少子高齢化による人口減、労働力減は待ったなしであります。このような現 状の人口年齢分布を労働力として捉え、社会保障の整備、雇用充実を行うことが経済成長に結びつく と思います。 上場企業の決算が増収増益とうれしい悲鳴を上げてはいるが、実際にその増収利益はどのように企 業側は処理をしているのでしょうか。賃上げなどを行っているのは一部であり、大半の労働者は恩恵 すらありません。経済の根幹を支えている労働者の社会保障不安、不安定雇用の払拭が必要です。働 き盛り、まだまだ現役で働ける、この労働人口が減れば生産能力低下、購買、消費も低下し、グロー バルな競争力も失せてしまいます。 そのためにも、若者、女性、高齢者、非正規労働者などの処遇・待遇改善や、働き甲斐のある職場 や適性職種の推進、それに見合う賃金報酬の充実・実現に向け取り組む必要があると思います。その 為にも共に歩み闘いましょう。 主体は組合員であり、自立、連帯、協働の組合思想を結成以来の考え方をもう一度認識して多難な 世の中を執行部と共に乗り切りましょう。 余談ですが、先日テレビ放映の中でノルウエーの社会保障の手厚さなどに改めて認識しました。国 民の税負担は大きいが、その納税分は必ず見返りとなり、使途が明確である。国民から 見ても納税分内訳が何に徴収されたかが明確であり、どこかの国とは大違いである。ノ ルウエーの強い経済、健全な財政、充実した社会保障下での安心感を私たち国民（労働 者）は持ちたいものです。 そのためにも我々一人一人が、様々な環境下で発言できるようになりましょう。 AHP 代表 池埜 足掛け 3 年にもなる組合でのゴタゴタに今年は決着がつくでしょう。 それ故に今年は事務所の運営について考えたいと思っています。最近、事務所や組合行事でも女性 の参加が増えてきてうれしいです。他労組の書記長からも「女性の参加が多いなぁ・・・」と羨まし がられたりもしています。私は女性ですが、普段は「男性」 、 「女性」と区別せずに「人間・一個人」 として生活し、お付き合いをしています。 ですが、女性は社会的弱者だと認識しています。弱者が生きにくい世の中は強者にとってもまたし かりだと思っています。私達・管理職ユニオン・関西、派遣パートの組合員は来やすく和やかな事務 所にしていくことを心がけていきましょう。 本年もよろしくお願いします。 3 ～闘争報告～ あんまり、アコギなことすんなよ！！組合員 O (株)ＧＨＰで清掃業務パートタイマー従業員をしている O です。(株)ＧＨＰは日本全国に約９０店 のラブホテルを展開している会社です。私は釜ヶ崎地域合同労組とアルバイト・派遣・パート関西労 働組合に二重加盟しています。 そもそもの発端は、今を遡ること 4 年前、面接時に時間給の虚偽説明されたことからです。実際の 時間給は大阪府の最低賃金なのに割増賃金を加味した平均時間給を採用時の労働条件として説明さ れました。こんなの、給与明細書を見れば嘘が発覚します。（今現在も、他の(株)ＧＨＰ店舗では採 用時に時間給の虚偽説明をしています）(株)ＧＨＰに対して、『おかしいぞ！』と声をあげたのは私 を含めて４名でした。しかし、他の三名は未払い賃金をもらって退社してしまいました。 ここで辞めてしまっていいものか？ 私は釜合労の稲垣委員長とあぱけんの大橋事務長に相談し ました。「職場に残って他の労働者たちの労働条件を改善してゆく･･･それが本来の労働組合活動で ある」 私は職場に残り、大橋事務長に導かれて、(株)ＧＨＰと団体交渉を重ねること１０回余り、 ４年間かけて数々の労働条件の改善を成し遂げてきました。 ①作業人数の適正化（少人数で過重労働させない） ②年次有給休暇の取得 ③サービス残業の廃止 ④スタッフ会費の天引き廃止 ⑤盆・正月手当の支給 某店長は、「うちの会社には有給休暇制度はありません」と迷言を吐きました。何も知らない労働 者を騙して働かせるやり口です。もともとラブホテル業界では徹底的搾取は当たり前のようです。 (株)ＧＨＰとは別のラブホテルで働いている私の友人は深夜勤務にもかかわらず時間給は８３８円 （大阪府の最低賃金）です。 労働条件が劣悪であっても収入がないと生きてゆけない。だから会社に逆らうなんてとんでもない。 もっと良い条件の職場に転職できる見込みがない。弱者の弱みにつけこんで使用者はやり放題なので ふかん す。これがラブホテル業界の実態ではないか・・・と、俯瞰できるのですが、まずは、目の前のこと を地道にやってゆこう、と、今日まで来ました。私の目標は、(株)ＧＨＰ全店舗の労働条件改善です。 大橋事務長、ならびに団体交渉の際、応援に馳せ参じてくださった組合員の皆さま、ほんとうにあ りがとうございました。私のほうは、仕事が公休のときは釜ヶ先の活動に忙しくて、あぱけんの応援 に参加できず、申し訳なく思っております。 最後に、私の情宣ツールである拙ホームページのＵＲＬを記しておきます。 http://kpgwork.web.fc2.com/ 4 ～解決報告～ 喫茶店・店長さん～未払い残業代等を支払わせた！ 会社は多少高級感のある喫茶店をチェーン経営している。当該 は喫茶店の店長として１７年間勤め上げ、一昨年４月に定年退職 となった後に契約社員として再雇用された。 当該は本当にお店を大切にしていて、長時間労働も厭わず働 き、ファンとなってくれていたお客さんも大勢いた。休みの日な どには、お客さんに誘われて一緒にランチすることも多かったと いう。多数ある店の中で、当該が店長を務めていた売上も常に上 位のほうであった。 ところが、昨年突然配置転換と店長からの降格を言い渡されたのである。理由ははっきりしない。 一つには、当該が、１ヶ月３００時間にも及ぶ長時間労働に加え、立ち仕事のために、足が内出血し て腫れあがる状況になったため、会社に対して人員補充を求めたことがきっかけとなったようである。 また、当該が、会社の会長が店のアルバイトの女性にちょっかいを出そうとしたことに抗議したこと も関係しているかもしれない。当該はプライドを持って仕事をしてきたこともあり、我慢できずに昨 年９月末をもって自己都合で退職した。組合に相談に来たのは、すでに退職届を出して有給休暇を消 化している時であった。相談の直接のきっかけは、組合で実施したホットラインがテレビ報道された ので、それを観てということ。 当該は最初一生懸命働き貢献してきたのに、塵くずのように捨てられたとの怒りで一杯。ともかく 一矢報いたいとの気持ちであった。そこで、組合で当該から色々事情を聞いていくと、退職金はわず か２５万円、残業代は正社員時代も再雇用後もほとんど受け取ったことがない、社会保険料も誤魔化 されているようだ、等いろんな問題が浮き上がってきた。中でも噴飯ものは、再雇用後の契約書に、 残業代を支払わないと明記していたことであった。残業代を支払わない会社は多々あるものの、その ことを堂々と契約書に明記しているのは、私も初めて見た。 団交は１０月初旬から１１月下旬にかけて計３回。未払い残業代の支払いを中心に据え、退職金規 定の確認や社会保険の誤魔化し等についても追及することとした。すでに退職後ということも影響し ていたのだろう。会社の対応は、正面衝突を避けて、さっさと終わりたいという感じ。残業代につい ては、過去２年分のタイムカードの提供に応じ、タイムカード通り支払うと約束。また、社会保険料 についても、さすがに誤魔化していたとは言わないものの、申告に誤りがあったことを認め、６５歳 から平均余命までに当該が蒙る損害（年金額が少なくなること）については補填すると約束。給与規 定についても提示してきたが、残念ながら退職金にかかる規定はなかった。ともあれ、以上のような ところを基本線として、丸める形の金額で和解成立となった。 （大橋） 5 報告者：きさらぎ葉月 去年の１２月２０日は、折しも激しい雨が降っていました。雨のせいで参加者が減っちゃうかもな ぁ、という心配をよそに、６０名近くの方が集まりました。会場の準備も、多くの組合員の協力を得 て無事終了。そして、今年も PLP 会館の水場を借りて、我が組合が世界に誇る（？）料理人の古賀 御夫婦が腕を振るっていただきました。私が準備の為に、会場へエレベーターで上がってくると、廊 下一杯に魚のあら煮のいい香りが充満していて、この香りだけでご飯が３杯はイケるな、と口からあ ふれ出るヨダレを飲み込みながら考えてしまいました。何はともあれ、料理人が腕を存分に振るえる のは食材の良し悪しも関わってくるわけで、今年も岡本氏の目利きに感謝をしなくてはなりませんね。 さて、北村委員長の乾杯の音頭で「大望年会」がスタート。皆まっさきに箸が伸びるのは、やっぱ り料理人古賀御夫婦の料理。お酒にとてもあって、おいしかったです。 見渡せば、奈良県某酒造の杜氏のコスプレをしてくる組合員の方がいらしたり、 （来年は、コスプ レもありですね。 ）サンタクロースもとい、当組合で大変お世話になっている、星野クリニックの星 野院長も駆けつけて料理に舌鼓を打たれていました。 皆、食事に夢中になっていましたが、大橋氏の司会で進行して行きました。星野先生や来賓の方に 挨拶をたまわり、AHP・MU それぞれの組合員からの解決と近況報告をしていただきました。去年と 比較して、今回は組合員の近況報告が充実していたように思います。今年も引き続き、それが維持で きると良いですね。待ちにまったくじ引き大会は、景品がとても豪華でした。中でも上等なのが、北 村委員長寄贈の、そして勤務の某ブランド品セーター（９号）！！皆はナポレオンを飲んで、そして 決戦は今だとばかりに、鼻息を荒く配られたクジの番号を睨みます。クジを引く本田氏のプレッシャ ーはいかばかりか、それをはかり知る事は出来ません。まぁ、その、引いた番号に偏りがあるのは仕 方ないっすけど、本田氏がまさか引き当てるとはね～。組合執行部に対する疑念が、一層濃いものに なった瞬間でした。 何はともあれ、大望年会はめでたくお開きとあいなり、時間の許す人は星野先生と一緒に事務所へ 帰って２次会に突入。私も参加しましたが、それはそれは楽しいひと時を過ごしたそうな。めでたし めでたし。 以上で、きさらぎ葉月からの AHP・MU 合同「大望年会」について 報告を終わらせていただきます。大望年会からしばらく経っての執筆 なので、出来事が多少前後しているかもしれませんが、ご容赦くださ い。最後に、ビンゴ大会で景品を、そして会場でのお酒を寄贈してい ただいた方や、去年に引き続き、皆が舌鼓を打った食べ物を支度して いただいた、 「組合の料理の鉄人」 こと古賀御夫婦にお礼申し上げます。 本当にありがとうございました！！ 6 望年会裏話 ひげ親父 親愛なる組合員の皆様、新年明けましておめでとうございます。今年も 何とぞよろしくお願い申し上げます。 さて、１２月２０日午後６時から行われた望年会、解決祝いパーティは５０数名の組合員の皆様 と日ごろお世話になっている医師、弁護士そして社労士の各先生方の参加をいただき大橋さんの名 司会で大いに盛り上がり活況のうちに午後８時にお開きとなりました。今日は、その裏話について お話をさせていただきます。 私は１２月１６日（火）～１９日（金）まで毎日、JR 天満駅の近くにある天満市場の鮮魚売り場 をのぞきにいきました。理由は、望年会に出す刺身とアラ煮の材料である魚を確保するためです。 ところが、１６日、１７日は北海道が低気圧で大荒れの天気続き、特に１６日は台風並みの暴風 雨、突風が吹き荒れました。ここ、近畿地方も１８日（木）は時化で漁に出られないという状態が 続きました。店の兄ちゃんに鮮魚の入荷状況を聞くとここ数日時化で天然物の魚の入荷がないとい うことと、養殖物は入るがとても値が高いということでした。その日、売り場に出ているのは養殖 物の鯛と烏賊ぐらいで後はクエがありましたが、一匹１万円ほどと高く、わがユニオンではとても 手が出せない代物です。 １９日（金）にも市場をのぞきましたが刺身に使える魚は養殖の鯛だけでした。仕方なしに鯛を 予約しようとしましたが、兄ちゃん曰く「養殖ものはいつでもある」 「明日早めにきたら」というこ とで、翌日の２０日（土）に最後の望みを託すことになりました。 いよいよ、２０日、望年会当日です。なんとかなるやろう最悪、養殖のもの鯛で行こうという開 き直りの気持ちで市場にいきました。すると、ならんでいました、 “天は我を見捨てず”です。９０ センチほどの立派な天然物のハマチが待っていてくれました。 売り場には形の良いあぶらの乗った上物の養殖のブリもありましたが、１匹で 7,000 円以上もし ます。某代表の「うちは、質より量やで」の言葉を思い出し、量を優先して兄ちゃんにハマチを３ 匹とカンパチ１匹を三枚におろして、頭と中骨はアラ煮に使うので残しておくよう頼んで、望年会 の時間まで預かってもらうことにしました。 午後、4 時頃から、会場横の炊事場で料理を始めました。組合員であり元板長の古賀さんの包丁 さばきはいつ見ていても見事なものです。あっという間に刺身ができあがりました。アラ煮は先 ず、魚の頭や中骨を水から沸騰させ次に醤油洗いをして臭みをとってから煮たてました。砂糖や醤 油の量は目分量ですが、出来上がりは皆さんが味わったとおり、とても上品にしあがっていまし た。流石ですね。なお、サラダは古賀さんの奥さんと私が作りました。念のため。 去年の望年会は形の良い、よこわとカンパチを１匹づつ計２匹を用意しましたが、忘年会の会場 に並べた瞬間にみんなが殺到して、私と刺身とアラ煮を料理してくれた古賀さんは、刺身一切れ、 アラ煮一口しか食べれないという、 “苦い経験”があったので、今年はそういうことの無いように綿 密に作戦を練って臨んだ結果、刺身、アラ煮とも満足するほどいただきました。料亭並みのおいし い刺身とアラ煮を作ってくれた古賀さんと奥さんに改めてお礼を申し上げます。次回もよろしくお 願いします。 追伸、今日は、ユニオン事務所と天満市場、天満市場と望年会場、望年会場と天満商店街の往復 で 2 万歩以上歩きました。本当に疲れました。 7 ～報告～ 無料街中生活労働相談会 ＆労働相談ホットライン 12 月 12 日（金）と 13 日（土）の 2 日間、働く 者のメンタルヘルス相談室主催、管理職ユニオン・ 関西と派遣パートユニオン・関西後援という形で、 無料街中生活労働相談会＆労働相談ホットライン を開催しました。無料相談会は天神橋筋商店街にあ る天三おかげ館、ホットラインは組合事務所という 形で、２ヵ所同時開催。とりわけ 12 日は平日とい うこともあって人の手配が大変でしたが、組合員の 皆さんの協力で何とか無事実施することができま した。どうもありがとうございました。 事前の宣伝では、大阪市内のコミュニティーセンターにチラシを置いてもらったほか、ティッシュ を 3000 個、チラシを 5000 枚配布。また、朝日、毎日、読売の各紙にもベタ記事ではありますが掲 載してもらいました。ただ、まさしく総選挙直前。当然ではありますが、テレビ局の取材はなし。全 体としてマスコミの取り上げ方は寂しいものでした。また、前回は商店街の入口にテントを出してや ったのですが、今回は商店街の中の空き店舗。周囲の店もそれぞれに工夫して目立つようにしている 中、どうやって目立たせればよいか難しいところでした。 当日は、大阪労働者弁護団のバックアップで、相談会には小谷成美弁護士、喜多鉄春弁護士、ホッ トラインには美和晃義弁護士、小山弘通弁護士に協力していただきました。また、組合に協力しても らっている社労士の方もボランティアで手伝いに来てくれました。そんなわけで、相談を受ける体制 は結構充実していたのですが、総選挙直前という時期も時期だけに残念ながら相談は極少数に留まり ました。しかしながら、組合事務所で相談が来るのを待っているという状態から抜け出し、積極的に 宣伝を行うとともに、地域に密着し、地域と連携していくという趣旨からは、良かったのではないか と自己満足しております。 さて、次回は 2 月 21 日（土） 、22 日（日）の 2 日間、無料街中生活労働相談会＆労働相談ホットラ インを開催する予定にしております。今回の反省も 活かしつつ、 次回はそれこそ 「行列のできる相談会」 を目指しております。組合員の皆さんも是非ご協力 お願いします。 8 ～報告～ ＭＵ＆ＡＨＰ三役合同会議（準備会） 12 月 20 日（土）午後 2 時から、ＭＵとＡＨＰの三役合同会議を開催しました。まず は準備会という位置づけで、ＭＵとＡＨＰの現状の確認や、組合運営、そして労働運動 の一角をどのように担っていくかなど、問題意識の共有から始めました。今後、ＭＵと ＡＨＰの組織統合も含め、全体としての方向性を議論するため、継続的に合同会議を 開催していく予定です。以下、準備会で出された意見を紹介いたします。 【現状認識】 ・ 労働運動全体として衰退が著しい。社会的に見ればほとんど影響力を失っている。ＭＵやＡＨＰ もそうした全般的衰退と無縁ではありえない。 ・ コミュニティユニオンに限って見ても、組合員数は減少傾向にあるという印象。ＭＵについてみ れば、この間 3 人の専従でやっていたことを仲村さん一人でやることになったことから多忙を極 め、拡大に力を入れてこなかったという影響もあるが、傾向的に組合員は減少している。ＡＨＰ もほぼ横ばい状態。 ・ 多くのコミュニティユニオンが抱える課題として財政難と後継者難がある。ＭＵについては、専 従費が大幅に削減されたことから、財政はさしあたり立て直した。ＡＨＰについては、相変わら ず解決カンパ依存で不安定である。会計上ストックはそこそこ積み上げてきたものの、実際には 事務所費等についてＭＵに依存している状態であり、自立は難しい。後継者育成については、現 在具体的に名前をあげて取り組み中である。従来以上に組織的に育成に努めていく必要がある。 ・ 組合員の中には仲村さんが永遠に元気であるという根拠のない思い込みがあるのではないか。現 実には徐々にペースダウンしていくことを想定せざるを得ず、早急に後継体制を作っていかなけ ればならない。 ・ ＭＵとＡＨＰは、様々な行動や企画を一緒に行っており、また機関誌・紙も統合した。今は形式 上別組織とはなっているが、実態は一つの組織として動いている。 ・ 【問題意識】 ・ 労働運動全体をどうするかという視点から、ＭＵとＡＨＰの方向性も考えて行かなければならな い。大阪でも、関西生コン支部や全港湾大阪支部、港合同の呼びかけで、組合の枠を超えて職種 別で連携を強化していこうという動きが出てきており、ＭＵも積極的に関与している。関西生コ ン支部の一般部門との連携強化についても、大橋が関生市内ブロックの一般ネットワークの会議 や団交にも参加するようになり、進めている。また、1 月からはＭＵとＡＨＰ合同で、毎月 1 回 のペースで、 「実践報告と検討会＆懇親会」も始めることにしており、これを元にＭＵとＡＨＰの 垣根を越えて職種別グループ化に乗り出したい。 ・ 今後のＭＵとＡＨＰの体制を考える場合、別組織として維持していくことは不可能だと思われる。 仲村さんがずっと同じペースでＭＵに専念できるのであればともかく、そうでないならばＭＵと ＡＨＰを組織統合した上で、仲村さんには継続して組合のまとめ役をしてもらいつつ、新しい専 従も補充し、仲村、大橋、新しい専従の 3 人体制を作っていくという形しか考えられない。 ・ 昨年ＭＵとＡＨＰの機関誌・紙を統合したが、その結果について組合員の意見を聞いてみるべき だ。単にＭＵの機関誌にＡＨＰの機関誌が吸収されてしまって、ＡＨＰの機関誌の良さがなくな ってしまったように思える。 9 報告～メタボ解消！ 遊歩会 茨木・隠れキリシタンの里探訪 12 月 7 日（日）午前 9 時 20 分にＪＲ茨木駅改札に 12 名が集合。そこからバスに乗って小一時間 ほど北摂の山間に入っていく。所々に小さな集落が点在しているものの、山また山。 「忍頂寺」でバス を乗り換え、一区間走り、ようやく「下音羽」のバス停に到着。数日前からの寒気のため山間の田ん ぼの水溜りには氷が張っていた。 さて、何時もは動物的方向感覚で的確に進路を指示するリー ダーのＯ氏だが、今回はしょっぱなからあやふや。一行はそれ でも何とか最初の目的地である高雲寺に辿り着き、キリシタン の墓碑を見学。まるで隠れるようにひっそりと佇む墓碑をよく よく見ると、うっすらと刻まれた十字が読み取れる。 高雲寺を後にして 10 分ほど歩くと、 「二見の郷」という道の 駅がある。ここで米粉を使ったパンや地元の食材を使ったチラシ寿司を売っているのだが、本当に美 味しそうなのだ。それぞれパンを買って頬張ったり、チラシ寿司を買ったり。冬の陽射しではあるが、 ほんのり暖かくなってきて一同ホッコリ。 さて、そこから第三の目的地であるキリシタン遺物資料館へ。ところが、リーダーのＯ氏は、地図 を見ては迷い、迷っては地図を見ている状態。それまで絶大な権威を背景に好き放題してきたＯ氏だ ったが、その権威にも影がさしてきた。道すがらの田んぼや畑の周囲には猪よけのために電気鉄線が 張り巡らされている。一行は多数決によって、Ｏ氏がもし道を間違ったら、電気鉄線に鼻をつけると いうペナルティを科すことを決めたのである。それまで何度となく畑に突進しようとして手痛い目に 遭ってきたＯ氏である。電気鉄線の恐ろしさは身にしみて分かっている。Ｏ氏の顔色が見る見る蒼ざ めていくのが分かり、気の毒なほどであった。 ともあれ、活の入ったＯ氏の導きにより、一行は無事キリシタン遺物資料館に到着。1573 年にキ リシタン大名として名高い高山右近が高槻城主となり、付近一帯はキリスト教の一大中心地になった ということ。ところが、豊臣・徳川政権のキリスト教禁止によって高山右近はマニラに追放され、多 くの信者が死罪・流罪に処せられた。残った信者は表面上仏教を信仰しているように見せつつ、山奥 深く隠れるようにして信仰を保持し続けたということである。数多くの遺物が展示されてるが、 「木 製キリスト磔刑像」や「マリア十五玄義図」 、 「聖フランシスコ・ザビエル像」等状態は極めて良好で、 大切に保管されてきたことを偲ばせてくれる。一行は歴史の影に想いを馳せつつ資料館を後にした。 その後、畑の縁に腰をかけて昼食。ポカポカした陽射しの下、眼前一杯に広がる里山の風景を楽し みながら、各々「二見の郷」で購入したチラシ寿司や持参した弁当に舌鼓を打った。さて、最後の目 的地は将軍塚古墳。別名「鎌足塚」とも呼ばれており、一説では藤原鎌足の墓とされている。歩き出 してしばらくは里山の風景を楽しみながら、鼻歌でも歌いたくなるような気持ちであった。ところが、 歩けど歩けど目的地に着かない。山を下り、街が近づくにつれて猪よけの電気鉄線も見かけなくなっ てきた。それにつれて、リーダーのＯ氏の態度も横柄になり、またぞろ道に迷い始めたのである。そ んなわけで多少右往左往しながらも、さすがにＯ氏。最後はピタリと目的地に到達。鬱蒼と木の茂っ た小山の石段を登りきったところに石室がある。ひとしきり古墳を見学し、山を降りると、すぐ横手 は追手門学院前のバス停。一行はバスに乗り込み、午後 3 時にはＪＲ茨木駅に到着。ここで解散とな った。 10 大阪労働者弁護団 秋の連続基礎講座① 有期雇用の問題点とたたかい方 講師：井上建策弁護士 （報告Ｋ.Ｎ） 10 月に大阪労弁事務所にて秋の連続基礎講座がありました。いつ もならある程度間隔をおいて開催されるこの連続講座ですが、 秋の連 続講座は 10 月の一か月の間に第一回から第三回まで開催され、始ま ったと思ったら終了してしまったのでなかなか時間が取れずに参加 できた方は少なかったのではないかと思います。遅くなりましたが、 次回の連続講座が始まる前に、 前回の連続講座がどんな内容だったか 今月と来月にわたって簡単に報告させていただきます。 第一回は、１０月１日に「有期雇用の問題点とたたかい方」というテーマで井上建策弁護士を講師 に開催されました。この講座で井上弁護士が言われていたことは、有期労働契約により利益を受ける のは一方的に使用者の側であるということでした。有期労働契約も働き方の一形態としてあるおかげ で労働者も色々な働き方を選択することができるようになるともいわれますが、実際に考えてみると 労働者にとって有期雇用を望む現実的利点は何もなく有期労働契約が必要とされるのは主として使 用者の都合であるということです。それは、期間の定めのない無期労働契約の場合、労働者は２週間 前に予告すればいつでも退職することができるので、（民法 627 条）。短期の雇用を望む労働者もあ えて有期労働契約を締結する必要がないためです。反対に有期労働契約の場合には、労働者は契約期 間中は、一年を超えるか次回の更新をむかえるまではやむを得ない事由がないかぎり自由にやめるこ とはできないとされているため契約期間に拘束されることになります。一方、使用者にとって有期雇 用は大変使い勝手のよい雇用契約です。正社員の補充として臨時にもしくは継続的に必要とされる労 働力が確保でき、景気変動による労働力需要変化への対応や解雇制限から潜脱できるという利点があ るため使用者は率先して有期労働契約を結ぼうとし、非正規雇用が拡大することになるのです。以下、 井上弁護士が講義であげていた労働契約法改正後の現状の有期労働契約で生じる法律効果とその問 題点について触れてみたいと思います。 ・有期雇用の雇い止めの制限 有期労働契約は期間満了によって終了することが原則となっていますが、更新の拒否が実質上解雇 に近い意味を持つ場合はそれを放置するのは著しく不合理とされ、解雇権濫用法理の類推適用として 判例法理が形成されることになりました。判例法理で 2 つの類型とされているのが、長期にわたって 雇用契約の更新が繰り返されており期間の定めのない契約と実質的に異ならない状態となった場合 には、解雇に関する法理を類推適用するという東芝柳町事件（最判昭４９．７．２２）判例と契約期 間満了時に当該有期労働契約が更新されるものと期待することについて合理的な理由があると認め 11 られる場合には解雇権濫用法理が類推適用されるという日立メディコ事件 （最判昭 61．1．24）判例です。これは２年前に労働契約法が改正されたと き、労働契約法 19 条に法律の文言として表現されましたが、現在の裁判例 では、期間の定めのない契約と実質的に異ならない状態と解されるケースは ほとんどなくなってきているそうです。また解雇権濫用が類推適用されても、 法律関係は従前の労働契約が更新されたのと同様の法律関係となるとなっ ており雇用が継続されても期間の定めのない労働契約となるわけではありません。そしてこれに対抗 する措置として使用者側が労働契約書に不更新条項を挿入する例が増えてきているといいます。 ・不更新条項の問題 有期労働契約の更新を重ねたうえで、次期のための労働契約書に「契約の更新はこれを最後とする」 といった趣旨の条項を挿入し、労働者がそれに署名したことを理由に雇止めするやり方です。署名を 拒否すれば契約を更新されないから署名せざるを得ない、しかし署名すればそれを理由に次の期末に 雇い止めされることになります。真意に基づく署名なのかということになりますが、現時点では不更 新条項は有効と解されている方向に向かいつつあるそうです。 ・5 年の無期転換ルール 有期労働契約の通算期間が 5 年を超えるときに、労働者が有期労働契約を無期労働契約に転換する ことを申し込んだ場合に、使用者はそれを承諾したものとみなされるという改正された労働契約法第 18 条の規定です。しかし、契約と契約の間に原則 6 ヶ月の空白期間がある場合それ以前の期間は通 算されず、契約期間は再び最初から計算されることになるという抜け道がもうけられています。それ にこれが適用されるためには、労働者からの申し込みが必要です。申し込みがなかったら有期労働契 約のままになってしまいます。それに無期になるだけで労働条件も正規の労働者と同じになるわけで はなく転換後も従前の労働条件がそのまま適用されます。 ・不合理な労働条件の格差の禁止 改正労働契約法第 20 条に期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止の規定がもうけら れることになりました。 【労働契約法第 20 条】 有期労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件が、期間の定めがあることに より同一の使用者と期間の定めのない労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働 条件と相違する場合においては、当該労働条件の相違は、労働の業務の内容及び当該業務に伴う責任 の程度（以下この条において「職務の内容」という）、当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他 の事情を考慮して不合理と認められるものであってはならない。 この法律は非正規労働者と正規労働者との格差是正につながる法律で、正規労働者と同じ職務内容 でなくても不合理な差別を許さないと規定されていることで、待遇の差別を訴えやすくなっているそ うです。いまこの法律を根拠に非正規労働者と正規労働者との間の労働条件の格差を是正し、均等待 遇を実現しようとする動きがあり期待がもたれていますが、どこまで効果があるのかは今後の裁判の 行方をみて判断せざるを得ないところであるそうです。現在、郵政労働者 ユニオンが日本郵政グループで働く期間雇用社員と正規職員との間で格差 がある手当てや休暇などの労働条件の均等待遇をもとめて労働契約法 20 条裁判をおこしているところです。東京地裁と大阪地裁において郵政労働 者ユニオンの 12 名の組合員が裁判に立ち上がりましたが、これは、郵政の 12 職場にとどまらず、全国の非正規労働者の待遇改善にもつなげようと目指している裁判でもあります。 この講義のなかで、有期労働契約の最大の問題は、その雇用がいつ切られるかわからないというそ の身分の不安定性にあると思いました。今回契約を更新されても、次回更新される保証はなく、不安 定な身分のままでずっと働き続けなくてはいけないということは、多くの人が将来の生活の見通しが たたず、満足な生活設計もたてることができないような状態で暮らしているということです。また次 回の更新が使用者の裁量にゆだねられ、労働者がつねに雇用主の顔色をうかがわなくてはならない状 況では労働者の権利行使はどうしても弱くなってしまいます。現在、約 2000 万人に非正規労働者が 増加してきていますが、そのような社会構造の変化は、何らかの形で現状の正規労働者にも影響を及 ぼしていると思います。このまま非正規労働者が増え続けたら、ふと気づいたら管理職しか正規労働 者がいないというような事態も招きかねません。非正規労働者の問題は労働者全体の問題として捉え る必要があると思います。そして将来の有期雇用の５年間無期転換ルールを実行力のあるルールとす るためにみんなが申し込みしやすいよう無期雇用転換申し込み用紙の定形を用意することや、それに 対する雇用契約期間の上限設定や不更新条項などの妨害が講じられないように対策をすること、労働 契約法 20 条の非正規格差是正の運動を全体に波及させるように努めるなどそれぞれが取り組めると ころから、まず取り組んでいくという意識が少しでも現状を変えていく力になるのかもしれません。 今後、いろいろな人の取り組みで有期労働者の格差是正につながっていくことを期待したいです。 次回の機関誌では、労弁事務所で開催された第二回「ハラスメントに負けないために」、第三回「労 働災害について」の連続講座の内容を紹介します。 韓国と労働者連帯第８回 ２０１５年となりました。昨年は私としてはプライベートの方が忙しかった一年でした。仕事や韓国語教室に通う合 間に、この連載を書き続けましたが、婚活がメインの一年でした。高齢になってからの婚活？！は困難を極めました が、１年間の交際を経て１１月に無事ゴールインすることができました。二人とも職業を持っているので、男女がい かに協力し合って働いていくか、公私ともに関心を寄せているしだいです。 昨年２０１４年は世界でいろんなことがあり、目まぐるしい年でした。勤めている日通商事ではそこそこ平穏に過 ごすことができましたが、組合のなかでは皆さんご存知の事態が続いていましたし、アベノミクスで円安が急激に進 み、個人の資産運用では緊張を強いられることが多かった年でした。会社でも個々人の生活においても、かつてない ほど税金や国家財政リスクが注目された一年でした。勤めている日通商事は商社なので、外国為替や商品市況なども しばしば社内や取引先との会話で話題となりました。 齢（よわい）が進めば、健康管理も生活における重要度が上がってきます。個人的には体調が優れないことが多く て健康管理については大変でした。婚活を中心に据えた一年だったので、その他の様々な活動は無理をせずに健康管 理に徹したことが、良い結果につながりました。疲れが溜まっているときにも、会社はもちろん、個人の活動もほぼ 休むことなくこなすことができました。管理職ユニオンに加入していなかった頃は、日通商事では年休を取るのに「風 邪です」などと言わないといけなかったのですが、今は体調が悪くて休もうと考えたときでも「私用がある」と言う ことにしています。昔、休みをとらせてもらえなかった頃のくやしさが今も蘇ってくるので「風邪」とか「体調が悪 13 い」とかは言いません。 さて、前回まで進めてきた男女が協力し て互いの尊厳を守っていくという話の続 きでご紹介させていただいたとおり、マラ ラ・ユスフザイさんのことをとりあげます。 今回の寄稿前に事態は急展開しました。２ ０１４年１２月１６日にパキスタン北西 部のペシャワルで、パキスタン軍が運営す る学校を武装グループ（パキスタンのタリ バン運動ＴＴＰ）が襲い、銃を乱射、児童 や生徒ら１３０人以上が死亡し、１２０人 が負傷する事件がありました。 「女性の教育を受ける権利」を潰すための犯行をなくすために闘うことは男性にとっても幸せへとつながる道です。 マララさんの主張は政治的に利用される云々の話を超えて世界的な価値として共有されるべきです。マララさんの活 動や生い立ちについては、 「私はマララ」 （学研出版）に本人の執筆がありますので、是非とも読んでみてください。 マララさんのことを御存知ない方のためにウィキペディアの中にある彼女の来歴の部分を以下にコピペします。 スンニ派の家庭に生まれる。父親のジアウディン（en:Ziauddin Yousafzai）は地元で女子学校の経営をしており、 娘のマララは彼の影響を受けて学校に通っていた。マララという名はパシュトゥーン人の英雄であるマイワンドのマ ラライにちなんでつけられた [7]。彼女は数学が苦手だったが、医者を目指していた。2007 年に武装勢力パキスタン・ ターリバーン運動（TTP）が一家が住むスワート渓谷（英語版） （スワート県（英語版） ）の行政を掌握すると恐怖政 治を開始し、特に女性に対しては教育を受ける権利を奪っただけでなく、教育を受けようとしたり推進しようとする 者の命を優先的に狙うような状況になった。2009 年、11 歳の時に TTP の支配下にあったスワート渓谷で恐怖にお びえながら生きる人々の惨状を BBC 放送の依頼で BBC のウルドゥー語のブログにペンネームで投稿してターリバ ーンによる女子校の破壊活動を批判、女性への教育の必要性や平和を訴える活動を続け、英国メディアから注目され た[8][9]。マララは、イスラム世界における初の女性政府首脳である元パキスタン首相ベーナズィール・ブットーに刺 激を受けたと語っている[10]。 一方、アメリカのパキスタンに対する軍事干渉には批判的な見解を示し、2013 年 10 月にアメリカのオバマ大統領と 面会した際は、無人機を使ったアメリカのテロ掃討作戦をやめるよう求めた[11]。 2009 年、TTP がパキスタン軍の大規模な軍事作戦によってスワート渓谷から追放さ れた後、パキスタン政府は彼女の本名を公表し、 「勇気ある少女」として表彰した。そ の後、パキスタン政府主催の講演会にも出席し、女性の権利などについて語っていた が、これに激怒した TTP から命を狙われる存在となる。 2014 年、ノーベル平和賞受賞[5][6]。17 歳でのノーベル賞受賞者は史上最年少者[12]。マ ララは受賞において「この賞は、ただ部屋にしまっておくためのメダルではない。終 わりではなく、始まりに過ぎない」と表明した。 以上ウィキペディアからコピペですが、リンクが飛ばないのが紙面の機関誌の辛い ところですね。各自で検索されて、ぜひ全文と関連リンク先もお読みください。 マララさんの著書「私はマララ」のなかには彼女が銃撃に怯えながらも決して学校での学びを止めなかったこと 、 「女性の教育を受ける権利」を主張し続けたことが緊迫感のある文章で書かれています。 14 銃撃されたあと奇跡的に命を取り留める経緯が書かれたあたりは感動的です。 日本とパキスタンとでは距離が離れていますし、文化や宗教も違いますが、男女が助け合って働ける社会を考える ならば、パキスタンの現状、世界中に散らばるイスラム圏の状況をみてみることはとても学ぶべきことが多いと思い ます。日本においてムスリムの人たちに配慮した環境を作ることが喫緊に望まれているところでもありますし、時節 を得た話題です。次回から宗教にも若干言及しながら、マララさんの活動についてみていくと同時に、前回までで考 察してきました男女がセクハラとかを乗り越えて、お互いの尊厳を守りつついっしょに働いていける環境についてさ らに発展して考えていきます。 ＊マララさんの著書「私はマララ」のなかで、彼女のお父さんジアウディンさんについて衝撃の告白があります。世 界中のお父さんたちが自身のことで青ざめた、その衝撃の告白とは・・・。次号のお楽しみです。それではまた次回 お会いしましょう。 組合員 K ～金曜会発足！～「実践報告と事例検討＆懇親会」 午後７時開始で、３０分間は報告者からの話。その後参加者からの体験、アドバイスや意見交換を ３０分程度。８時を目途に参加者持ち寄りの飲食品で懇親交流をします。９時に終了予定。第１回は 昨日１６日に終えています。３回目２月の第２金曜日（２/１３）の報告者は未定、第４回目の報告者 は、郵便配達の非正規で働く K さんを予定しています。ぜひ参加ください。 第１回 １月１６日（金）午後７時～８時 組合員の実践報告とその検討会。 業種グループ：通信・ＩＴ・情報関連の集まりともします。 報告 S さん（４７才、タカハシスチール㈱勤務） 勤続４年。貿易部に中途採用、社長から能力不足を口実に退職勧奨をされ、解雇予告通知を受ける。親会社日鉄 商事コンプライアンス相談室に相談し、解雇通知は撤回される。その後、名古屋支店の業務部に転勤させられ、現 在、大阪支店の業務部ということであったが、現業作業者として勤務。 組合加入は、今年の１０月１８日。団交は、１月１９日 18 時 30 分～。採用時の貿易部または、関連会社の海外 事業を希望している。 第２回 １月３０日（金）午後７時～８時 組合員の実践報告とその検討会。 業種グループ：通信・ＩＴ・情報関連の集まりともします。 報告 S さん（５９才、㈱富士通ＭＣＳ勤務） 勤続３０年。金融分野を担当（主に信金・信組顧客を担当）するＳＥ(ｼｽﾃﾑｴﾝｼﾞﾆｱ） 。２０１５年６月２０日付で 定年となる。組合加入は、２００１年６月１８日。賃金差別（年収は当社大卒４年勤務者程度） 、東京配転、いじめ による体調不良（抑うつ）等の問題で過去４度、団体交渉を行ない、現在に至る。２００６年８月（抑うつによる 自宅療養後の職場復帰）以降、直接作業（売上に貢献する作業）を与えられず、間接作業も殆どない村八分状態が 続いている。現在、降格・定年後の継続雇用問題で団体交渉中。 組合側は定年後も現在の職場、職務で継続雇用することを要求しているが、会社側は現在の職務での評価が低い 事と現部署の要員維持が困難なことを理由に配転させようとしている。 15 社会問題研究会からの案内 ☆学習会『テキスト 岩波新書「働くこと」を問い直す 山崎憲著』で、報告と討論を行います。 １月２１日（水）午後６時３０分～８時３０分、ユニオン事務所 ☆上映会『スタンドアップ』（原題：North Country） ２月１８日（水）午後７時～９時、ユニオン事務所 2005 年のアメリカ合衆国の社会派映画。1988 年に行なわれた世界初のセクシャルハラスメント 訴訟「Jenson v. Eveleth Taconite Co.」を記したクララ・ビンガムとローラ・リーディの書籍をもとにした作品である。詳しいスト ーリは次号で紹介します。 ～メタボ解消！ 遊歩会～ 京都八瀬～南禅寺 雪の洛北を歩く 日時：2 月 8 日（日）10 時～ 場所：京阪出町柳（叡山電鉄改札前に 10 時） 静寂に包まれた八瀬。三宅八幡宮や蓮華寺、瑠璃光院などが散在する古都の里山。そこから高野川 を右手に見つつ、一乗寺を抜けて、南禅寺にいたる。うっすらと雪化粧をした寺社を巡る・・・まさ に京都見物の醍醐味です。是非、ご参加ください！ ≪3 月以降の予定≫ 3月8日（日） 奈良平城京跡を巡る 4月5日（日） 青春18切符 琵琶湖周遊の旅 無料街中生活労働相談会＆労働相談ホットライン 日時：2 月 21 日（土） 、22 日（日）の 2 日間。10 時～16 時。 場所：無料街中生活労働相談会－天三おかげ館 労働相談ホットライン －組合事務所 今回もチラシ 5 千枚、ティッシュ 5 千個作成し、宣伝していく予定です。配布への御協力お願いし ます。また、当日の設営等を手伝っていただける方、相談員として対応していただける方を募集して おります。是非、御協力ください。 16 ＭＵ取組み中の事案報告 解 決 事 案 O さん（６０代男性）㈱桂通商。未払い賃金支払いを求めた労働審判で昨年１２月に和解。岡田さんは２ｔトラック の運転手、古参の組合員であるが会社に対し組合加入を明らかにしてこなかった。残業代も請求しなかったが、組合 の学習会知った未払い賃金請求の知識（証拠確保）で、タイムカードがなかったため、日報のコピー確保と手帳に出 退時間を毎日記入してきた。思い切って労働時間を含む就業規則問題と未払い賃金で加入通知と団交申入れを行う。 昨年２月に１０年分の要求を内容証明郵便で会社に送る。週休２日制、有給休暇取得を確保したが、未払い残業分は 団交で解決しないため、労働審判で時効分を除いた２年分に近い金額で和解。和解条項には、残業なしのシフトに会 社が努力することも記載された。 現 在 取 組 み 事 案 Y さん、K さんら、日本フッソ工業。組合加入前に東京転勤に対して、２０１２年１月、当時の総務部長による１０ 時間、４時間、４時間と３回の面談によるパワハラ行為、新たな加入した組合員への総務部長によるパワハラ面談の 団交を続けたが、証拠のある組合員の件は認め、総務部長の降格（経済的実害なし）はしたものの、他の１名につい ては証拠がないという理由でパワハラはなかったとしている。大阪営業部分割に伴う昇格差別、東京から転勤の営業 員に対すれパワハラ問題。企業内には７名の連合加盟のＪＡＭ組織があり、管理職ユニオンも組合用掲示板を獲得し ている。 K さん（40 代女性）㈱電算。完全復職、職場環境改善。 I さん（40 代、50 代男性）上田清掃。産廃ゴミ収集車運転手、有給休暇不許可（賃金カット）をめぐって裁判闘争を 完全勝利をした。ワンマン社長が団交にも出てこず、賞与差別、評価のでたらめさなどで京都府労働委員会で過去６ 回係争。現在も賞与団交の不誠実で係争中。 O さん（40 代男性）上田（じょうだ）石油。会社都合で一方的にガソリンスタンド閉鎖。未払い賃金で、大阪地裁、 高裁勝訴で確定。会社、資産がなしで未払賃金支払わず。現在、抗議のビラまき行動展開中。 K さん（40 代男性）B 社。ＰＩＰ評価の結果として監査業務から外される。団交を重ね，再度ＰＩＰ評価をやらせ監 査業務復帰をめざすことと合わせ、社内応募も重ねるがＭＲ（営業）への配転業務命令が出た。団体交渉予定。 F（40 代男性）三洋電機。退職勧奨を拒否したら、出向→自宅待機→ﾘｸﾙｰﾄ傘下へ丸投げ出向→印刷会社へ出向→職 場環境問題で団交→出向解除→本社で隔離部屋→三洋関連会社へ出向。出向先でのパワハラなどで団交予定。 S さん（50 代男性）㈱ウｲザス。退職勧奨→撤回→配転、60 才後の継続雇用とその労働条件で交渉中。 S さん（富士通ＭＣＳ）評価査定。評価査定、６０才後の雇用問題で団体交渉中。 I さん 40 代男性）アスロ。退職勧奨、減給。団体交渉で撤回させ、さかのぼって回復をさせる。 H さん（40 代男性）ビーズ。職種変更。団交を理由を述べさせたが、元職復帰の回答は得られず。 O さん (50 代男性)インテリジェンス。評価問題。団交を説明をさせた。60 才後の雇用継続。 O さん（40 代男性）達新商事。就業規則変更。２年前の未解決問題（未払い賃金）と、経済的不利益につながる賃金 規則変更について団体交渉。 S さん（40 代男性）タカハシスチール。過去の退職勧奨→親会社のコンプライアンス委員会に申立で撤回→名古屋に 転勤→大阪へ転勤（倉庫業務） 。組合加入し、採用業務（海外貿易）に戻すための団体交渉を予定。 労 働 委 員 会 I さん（浪商学園）配転による経済的不利益変更。大阪府労委で最終陳述書提出し、命令待ち。 S さん（ウィザス）団交拒否・不誠実団交・不利益扱いの３事件併合。大阪府労委で係争中。 I（上田清掃）不誠実団交、京都府労委で係争中。 裁 判 F さん（40 代男性）カネカ。解雇。地位確認裁判、証人尋問終了→裁判官による和解。 K さん（40 代男性）コベコム。解雇。地位確認裁判、口頭弁論中。 S さん（20 代男性）退職後の損害賠償請求された事件。ほぼ勝ちの和解の話。反訴準備中。 17 K さん（50 代男性）北おおさか信用金庫。支店長降格・減給に対する地位確認･差額支払。係争中 K さん （40 代男性）オレンジ。配転・減給。訴状および仮処分訴訟提出。 ＡＨＰ取組み中の事案報告 新規取り組み事案 ＴＵさん（40 代男性） ㈱ＧＨＰグループの㈱クラブチャペルという会社に所属。会社はホテルの運営を行っている。 当該はホテルの清掃業務に従事。残業代未払いや有給休暇が取れないなどの問題があり、当該は労働条件の改善を求 めている。㈱ＧＨＰにはＯＫさんという組合員がおり、同じくホテルの清掃業務に従事しているが、4 年以上会社と 交渉を続けて様々な労働条件の改善に取り組んできた。当該はＯＫさんのブログを見て、ＯＫさんに相談し、当組合 に加入した。さしあたり、ＯＫさんが勝ち取ってきた成果をＴＵさんの職場にも広げるという方向で交渉していく予 定。現在団交日程を調整中。 現在取り組み事案 ＨＦさん（40 代女性） 某大手塾に勤務。事務職。長年本部勤務であったが、今年 4 月以降 4 回も配置転換された。 その上、従来ずっと 10 時～18 時の時間帯で勤務してきたにもかかわらず、突然 14 時～22 時の勤務を指示され、そ れに応じられないのであれば時給制で働くことになると言われた。当該は会社が追い出しにかかっているのではない かと考え、組合に相談。11 月 17 日に第 1 回団交。頻繁な配置転換の理由を問い質した上で、14 時～22 時の勤務が困 難であることを説明した。勤務時間帯については当面現状維持ということで会社も了解。その後、当該から勤務時間 を変更しないことが望ましいという診断書と、介護の必要から夜の勤務が難しいという事情を説明した書面を会社に 提出。その上で、12 月 17 日に第 2 回目団交。ここでもさしあたり現状維持ということで合意した。ところが、会社 側が組合との協議を無視して、勤務時間変更について当該に圧力をかけるようなことをしてきたため、強く抗議。現 在日程調整中の第 3 回団交でこの問題も含めて協議する予定。 ＹＧさん（50 代女性） ㈱Ａにてガソリンスタンド（軽油専門）で勤務していたが、11 月 7 日に即日解雇された。1 日 12 時間勤務であるが、一人勤務であったことから休憩も全くなく、残業割増も支払われていなかった。また、解雇 予告手当も支払われていない。当該は、解雇については争うつもりはないものの、全く誠意のない会社の対応に怒り を感じて組合に相談。11 月 27 日、第 1 回団交。組合からは、①未払い残業代の支払い、②解雇予告手当の支払い、 ③即日解雇のために消化できなかった有給休暇の買取りを要求し、会社は持ち帰って検討するということとなった。 その後、会社から回答がきたが、未払い残業代については、休憩が 1 時間あったとしてその分を差し引いて支払うと いう内容であった。12 月 17 日に第 2 回団交を開催したところ、会社社長が出席したが、ほとんど喧嘩腰で、事実上 決裂。1 月 6 日に労働審判申立て。 ＫＤさん（50 代女性） 退職後の未払い残業代請求の問題。当該組合員と会社、組合の日程調整がうまく行かず、な かなか団交の日程を入れられなかったが、10 月 20 日ようやく第 1 回団交。しかし、双方歩み寄りできないまま、と りあえず過去 2 年分のタイムカードの提供を決めて終了。今後タイムカードの提出を待って、法定どおりの形で未払 い残業代の支払いを求めていく予定。折り合わない場合には、労働審判も視野に入れる。 ＫＳさん（40 代男性） 神戸北郵便局。契約社員。郵便の配達業務に従事。軽微な交通違反を理由に訓戒処分を受け た。会社の懲戒細則と照らしても過重な処分であり、他の社員との公平性も欠いていることから、処分撤回を求めて 団交申入れ。7 月 29 日に第 1 回団交を実施したが、会社担当者である神戸北郵便局の総務副部長は、①近畿支社ない し本社で決めたことであって、神戸北には処分撤回権限がないとの対応。さらに、処分の根拠としている就業規則の 説明すら拒否する始末であった。そのため、団交は 10 分ほどで決裂。組合はその後、近畿支社と本社に団交を申し入 れたが、近畿支社は神戸北郵便局で対応するという対応でたらい回し状態。そのため、組合は 8 月 18 日不誠実団交 で労働委員会に救済申し立てを行った。その上で、神戸北郵便局とは 9 月 4 日、10 月 16 日、11 月 13 日の 3 回団交 を行ったが、一向に進展していない。この間、会社側が労働委員会の書証として就業規則や懲戒規定を提出してきた ことから、労働委員会については当初の目的を達成したと判断して取下げ。一方、神戸北郵便局と交渉しても一向に 埒が明かないことから、11 月 28 日に近畿支社と本社に対して団交申入書を送付した。ところが、12 月 5 日、またも や神戸北郵便局から団交応諾の回答。そこで、12 月 8 日に再度近畿支社と本社に対して団交申入書を送付したが、ま たもや神戸北郵便局から団交応諾の回答。さらに、あくまで近畿支社や本社は無視する姿勢らしい。そこで、1 月 8 日に、労働委員会に対し 2 度目の不当労働行為救済申立て。なお、1 月 22 日に神戸北郵便局と団交予定。 ＭＫさん（50 代女性）㈱Ａ。元々他の会社に勤めていたが、ヘッドハンティングによりＡ社に入社。当該の業務は飲 18 食店の出店や管理運営。ところが、昨年 7 月から突然業務を外され、飲食店店舗での雑用をさせられるようになった。 当該は退職に追い込まれるか、解雇されることを危惧して組合に加入。話を聞いてみると、会社の人事は全くでたら めで、情実人事そのもののようである。また、極めて長時間のサービス残業もある。組合から 2 月 4 日に会社に対し て組合加入通知書と団交申入書を送付したところ、翌日当該が社長に呼び出されて恫喝された。今年 2 月から団交を 始めたが、当該組合員が 4 月 1 日より転職することとなったため一旦中断。しばらく中断していたが、ようやく当該 組合員の生活も落ち着いてきたことから交渉再開となった。10 月 7 日、半年振りくらいに団交。組合から提供した未 払い残業代の根拠を説明した上で、固定残業代等の争点について整理した。もっとも、双方中々折り合いが付かない ことから、組合と会社側弁護士で今後の進め方等について調整した。その上で、12 月 5 日団交。現在組合から解決案 を提示し、会社が持ち帰って検討するということになったが、結果としては決裂。今後抗議行動を展開していく予定。 取り組み事案（具体的動きがあったケースのみ掲載） ＹＤさん、ＳＭさん、ＩＤさん（二人は４０代女性、一人は 30 代女性） 社会福祉法人が運営する老人ホームに勤 務。ＹＤさんは施設長、ＳＭさんは副施設長。ＩＤさんはパート看護士。前理事長がアル中で、女装癖の持ち主で、 セクハラをしていた。ＹＤさんは、前理事長がほとんど仕事をしなかったため過重労働となり、これに加えて、セク ハラ・パワハラも受けて、うつ病を発症。また、ＳＭさんもひどいセクハラを受けたこと等からうつ病を発症。二人 とも今年 1 月下旬より休職。そのまま退職するつもりだったが、法人側が、有給休暇の使用も認めず、二人がパワハ ラをしていたとか、権限を逸脱して勝手なことをしていたとか、乗っ取りを図っていたとか、様々な言いがかりを付 け、懲戒解雇するようなことを言ってきたため、弁護士に相談し、組合にも加入した。組合から二人の加入通知を出 す直前に、法人からＹＤさん、ＳＭさんを諭旨退職処分とするとの通知が届いた。4 月 16 日に第一回団交を開催し、 法人側に諭旨退職処分を撤回させた。組合は、法人に対して①セクハラ・パワハラの事実を認めて謝罪すること、② 労災申請への協力、③休職期間の延長を要求。5 月 16 日第 2 回団交を実施するが、決裂。5 月 19 日に、組合員の勤 務場所及び法人前理事長宅前にて抗議行動実施。その後、5 月 30 に事務折衝を行い、法人にセクハラ・パワハラにつ いて再調査を約束させるとともに、休職期間の延長を約束させた。その後も、事務折衝と団交を行なってきたが、セ クハラ・パワハラについては法人側が全否定を続けており、平行線となっている。そのため、7 月 7 日、組合は不誠 実団交で不当労働行為救済申立て（その後、裁判で争うこととしたため取下げ） 。8 月にはＳＭさんの労災申請を行っ た。ＹＤさんについても、1 月中に労災申請予定。また、昨年 11 月に、ＳＭさん、ＹＤさんの被害に対する損害賠償 請求提訴し、1 月 8 日に第一回裁判が行われた。今後、ＳＭさんやＹＤさんの体調も考えながら、行政への申入れや 抗議行動の展開等、全面的な争いを行っていくことを検討している。 ＭＺさん（50 代男性） 日通の孫請け業者として働いていたが、長時間労働のためにメンタル不調となり退職。その 後、日通に対し未払い残業代の支払いや安全配慮義務違反について裁判を起こし、2010 年 8 月に勝利和解。一方、Ｍ Ｚさんは労災申請を行っていたが、北大阪労基署が不支給決定。ＭＺさんはこの処分取消しを求めて行政訴訟を行っ てきた。10 月 20 日、証人尋問実施。12 月 24 日に最終準備書面を提出することとなっている。長い闘いも要約終盤 となり、2 月 25 日の判決を待つ。 19 1 月～2 月 活動予定 月 日 曜 日 1 21 水 29 木 30 金 31 土 31 2 内 容 場 所 時間 社会問題研究会 今回は学習会 ﾃｷｽﾄ岩波新書「働くこと」を問い直す 山崎憲著 ユニオン事務所 18:30 大阪労働者弁護団 新年会 チルコロ 18:30 ユニオン事務所 19:00 ＭＵ 第２回執行委員会 ユニオン事務所 10:30 土 ＭＵ臨時大会 ユニオン事務所 13:30 7 土 MU/AHP 機関誌発行作業日 お手伝いよろしく！ ユニオン事務所 12:00 8 日 メタボ解消！ 遊歩会ハイキング 京都八瀬～哲学の道～南禅寺 叡山電鉄 出町柳改札前 10:00 13 金 第 6 期沖縄意見広告運動事務局 協同会館アソシ エ 13:00 13 金 ユニオン事務所 19:00 14 土 ＡＨＰ 執行委員会 ユニオン事務所 10:30 18 水 上映会『スタンドアップ』（原題：North Country） ユニオン事務所 19:00 19 木 おおさかユニオンネットワーク春闘集会 エルおおさか 18:30 21～ 22 土 ～ 日 街中無料労働相談会＆労働相談ホットライン 天三おかげ館 組合事務所 10:00 ～ 16:00 25 水 北大阪労基署労災裁判 判決 大阪地裁 13:30 大阪労弁事務所 18:30 ユニオン事務所 19:00 ユニオン事務所 10:30 実践報告検討会 組合員 Ｓさん 懇親会（飲食物持参ください） 実践報告検討会 組合員Ｆさん 親会（飲食物持参ください） 20 時～ 20 時～ 懇 労弁 2.25「規制緩和」学習会 25 水 私達にとって ホワイトカラーエグゼンプションとは何か？ 〜安倍政権の労働の規制緩和の意図を問う〜 27 金 28 土 実践報告検討会 組合員Ｋさん 親会（飲食物持参ください） 20 時～ 懇 ＭＵ執行委員会 ※団体交渉協力者は、入口横のホワイトボードに記名ください。 20
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